『クロック城』殺人事件
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『クロック城』殺人事件

小説・文芸
858円 (税込)
600円 (税込) 10月29日まで

3pt

終焉をむかえつつある人類の世界。探偵・南深騎(みき)と菜美の下に、黒鴣瑠華(くろうるか)と名乗る美少女が現れた。眠り続ける美女。蠢く人面蒼。3つの時を刻む巨大な時計。謎が漂うクロック城に2人を誘う瑠華。そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし遺体が次々と現れた。驚愕のトリックが待つ、本格ミステリ。(講談社文庫)

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『クロック城』殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     世界の終わりを舞台にした本格ミステリー。巨大な3つの時計が掲げられた『クロック城』と呼ばれる変わった建物に行くことになった主人公たちが遭遇した連続首なし殺人を捜査していくストーリーの中に、『スキップマン』『真夜中の鍵』という、謎めいた存在や、世界の終わりを阻止するために暗躍する『SEEM』『十一人委員会』という組織との攻防などのアクション要素あり、終盤の予測がつかない展開などが気になって読み進めた。また「なぜ首を切断したのか」「離れた場所から外に出ずにどうやって移動したのか」の真相には驚かされた。

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    作中を通じてどこか悲しげな、寂しげな雰囲気があるが、これも世紀末ものの特有のものなのか(?)
    トリックも面白く、読者としての納得感もある

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    メフィスト賞受賞作にして、北山猛邦デビュー作。トリックも、強烈な真相も楽しめた。SFあるいはファンタジー的世界観だが、そこはあまりミステリとは関わらなかったり。それでもSF部分もなかなか面白いのだが。文章も読みやすい。これはファンになりそう。

    0
    2021年04月11日

    Posted by ブクログ

    北山猛邦さんの作品を読んだのは星座、さかさま少女に次いで3冊目ですね
    そして本作がデビュー作ときた

    終末世界で終日土砂降りの中、壁に大量の人面が浮き出ているクロック城で連続殺人が発生、しかも首を切断されている…眠り姫、謎の組織の登場とストーリーに没入するのに時間がかかりましたが、まぁ入ってしまえばあっという間に読み進めていけましたね!

    トリックが露呈してからも続く犯人との攻防は緊迫感にあふれており、城の全貌に説明がつけられた時はかなりの驚きと不思議な感じをまといつつもまぁ納得できました

    スマホをはじめとする通信機器類が登場しない作品も良いものですね♫

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    世界の終わりに3つの時を刻む大時計が備え付けられた『クロック』城で殺人事件が起きた。
    2体の屍体には首がなかった。そしてその首は、眠り続ける美女・未音の部屋に飾られていた。
    事件を解決することも犯人が逃げることも意味がないかもしれない。どうせ世界は終わるのだから。

    想像していなかった世界線でのストーリーに戸惑いつつ、読み進めるうちにどんどん深みへハマっていった。
    壁の人面瘡、首を切られた屍体、移動した首、3つの大時計。一見関係なさそうな全ての事柄を全て回収するラストは圧巻。二転三転する推理ショーも胸熱で犯人あってたのに途中危うく騙されそうになってしまった。オリジナリティ溢れる結末も良かった。

    少し前の作品だが初読み作家さんだったので、とても新しく感じた。さすがメフィスト賞受賞作。もっと評価されて良い昨日だと思う。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    人類終焉間際という世界観!そこに探偵の元に救いを求める少女がやって来るというハードボイルドな話になるかと思いきや…という特殊本格ミステリ。クロック城という異様な館に異様な住人たち、更に主人公も闇のある男に加え相棒の美女もキャラが強い。終盤の畳み掛ける様な展開は賛否あるかもしれないが個人的には記憶に残った。

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    ちょっと前の、あったのかもしれない、違う世界線の話かもしれない、人類史が終わる寸前の世界。
    クロック城と呼ばれる謎の建物。
    直径10メートルの巨大な時計が3つ並び、左右の時計の針は真ん中の時計と10分づつ前後にずれている。
    SFチックな館の噂、存在の不明な登場人物、眉唾な計画や組織、それらが収束してどういう展開、結末になるのか、序盤では全く想像できず。。。
    本格ミステリーとして読んでいましたがファンタジーとして取り掛かった方がすんなりとはいってきそう。

    ノベルズ版では後半の謎解き部分や館の見取り図?館の図が袋綴じになっていたし、帯には"本文208頁の真相を他人に喋らないでください"との記載がそのくらいにネタバレ厳禁なトリック。なるほどわかる気がする。勘のいい人はトリックに気付いてしまうかも。
    真相が暴かれてからさらに深層へ、そんなふうに思わせる物語の展開の仕方で後半は駆け足で読み切りました。
    気になることは解明されず、、、一応城シリーズとしては続きますが話が繋がっているわけではないようなのでもやもや、、、最後の有栖川さんの解説はまさに解説という感じで理解が深まって面白かった♪
    .
    にしても当時22歳の方が書いたとは、脱帽です。

    0
    2023年07月28日

    Posted by ブクログ

    再読。と言っても最初に読んだのはかれこれ十年以上は前なので内容はほぼ忘れていた。それでも肝心のトリックや最後辺りのシーンは覚えていたので、それだけ印象に残っていたということだろう。世界観や設定、用語の数々が絶妙な中二設定ではあるが最終的には見事な新本格ミステリとなっている。昔読んだ時はその大胆なトリックに驚いた記憶がある。

    0
    2022年01月25日

    Posted by ブクログ

    物語の舞台が終わりかけている世界で、素敵に好みのミステリでした。面白かったです。
    この音世界を終わらせないためにSEEMと十一人委員会がそれぞれ別の方向性で支配している…磁気異常と降り続く雨の世界観も好きでした。
    びしょ濡れでやってきた瑠華から「家に住む〈スキップマン〉を退治して」という依頼を受けた探偵の南深騎といつも側にいる菜美が訪れる『クロック城』。外壁にある10分ずつずれた3つの大時計が印象的です。
    クロック城で暮らす瑠華の家族や親族、博士の助手、執事親子もなんだか変わっている人ばかり、加えて世界の崩壊を止める〈真夜中の鍵〉を探す十一人委員会の第三の天使・クロスとその助手までいる。
    世界観も好きだし、起こる事件も凄惨だし、SEEMも十一人委員会も乗り込んでくるしクロック城は崩壊するし…で盛りだくさんでした。
    でも真相…事件の真相もだし、菜美の正体もびっくりで哀しくなりました。ゲシュタルトの欠片、かぁ。。
    それにしてもセロトニン異常ってここまで影響大きいものなのかな。気をつけよう。未音、場を支配してたな。
    この世界設定が好きだったので、これより後の城というタイトルが付いたシリーズもこんな感じなのかなぁ。読みます。

    0
    2021年10月13日

    Posted by ブクログ

    思ってたのと違ってファンタジーだった。けれど雰囲気とトリックは好き。ただ次回作に続くのかと思ったら違うようで謎なまま終わった部分が気になるので消化不良。森博嗣さん味を感じた。

    0
    2021年05月04日

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