踊るジョーカー

踊るジョーカー

712円 (税込)

3pt

類稀な推理力を持つ友人の音野順のため、推理作家の白瀬白夜は仕事場の一角に探偵事務所を開設する。しかし当の音野は放っておくと暗いところへ暗いところへと逃げ込んでしまう、世界一気弱な名探偵だった。依頼人から持ち込まれた不思議な事件を解決するため、音野は白瀬に無理矢理引っ張り出され、お弁当持参でおそるおそる事件現場に向かう……。大量のトランプが散らばった密室での殺人事件、見えないダイイング・メッセージ、令嬢の婿取り雪だるまコンテストで起きた不可能犯罪など五つの難事件を収録。キュートでコミカル、しかし心は本格ミステリ。名探偵音野順、第一の事件簿。

...続きを読む

踊るジョーカー のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    気弱で人見知りで消極的でネガティブな探偵と、彼を名探偵に仕立てようとする推理作家。この組み合わせに心踊る。
    真相はわかりやすいが、それはミステリ的構造が美しいから。推理の筋道が整った本格ミステリ。何もかも好みでした。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月19日

    寝る前に1話ずつ読めるような短編のミステリーが読みたくてこれをチョイス。
    気弱すぎて心配になってしまう音野が探偵。
    トリックが結構アクロバティックっで、一瞬よく分からない私のような読者のために、図解がついていたのがありがたかった。
    三作目まで出ているシリーズのようなので、順次読んでいきたい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月03日

    気弱な探偵とそれを世に引き出そうと頑張る作家のワトソンという組み合わせが、解説にもありますが無理なくいいコンビになっています。
    確かにこれを読むと、古典をまた読みたくなる。不思議な魅力がありました。
    気軽に読めて重苦しくなく、その上事件性やトリック、解決法が古典ミステリ的で、あっという間に読んでしま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月15日

    主人公二人のやりとりが目の前に浮かび上がるような、素敵な空気感を
    創り上げている作品。

    ミステリなのに、笑えてほっこりできて、
    かなり好みの作品。

    北山さんの別の本も読もう。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    初めての北山猛邦先生の凄惨な殺人がないし、登場人物のキャラがはっきりしているので、かなり読みやすい本でした

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月20日

    気弱な名探偵と推理作家による本格ミステリ
    お弁当を持参する気弱な探偵がかわいらしく殺人事件なのにほのぼのしました

    探偵と助手、そしてトリックを重視したミステリ。やっぱりこういうミステリが一番好き
    Howが好きな人にはおすすめな短編ミステリだと思います
    これからも読んでいきたいシリーズです!
    おもし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月23日

    読み終えて一言。ザ・本格ミステリ。名探偵と助手のコンビ。面白い展開。鮮やかなトリック。気弱な探偵という新しさはあるものの、まるでミステリの入門のような本書。古典ミステリが苦手な人もこれをまず読んでみるのはいかがだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月07日

    結構本格的な推理小説なのだが、キャラが立っていて読みやすかった。
    音野の気弱さと、周りの人々のバランスが丁度いい。上手くフォローして動かしているようで、なんだか抜けている印象の白瀬。岩飛警部はなんかやたら粗野に見えて、最初苦手意識を持ったのだが、読んでいるうちに音野とのやり取りが癖に。
    気弱でおどお...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月03日

    音野順可愛いよ、なにこの生き物。ぷるぷる。

    ひきこもり探偵といえば、鳥井だったけれど、応援したくなる名探偵音野順!

    早く来賓用の椅子を用意してください白瀬さん。

    ミステリとして云々はおいといて、鳥井・坂木コンビのような成長物語になるのか、音野が成長するにつれて白瀬が壊れる展開だともえる。
    白瀬...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月10日

    とっても読みやすい。解説にもあるように、軽く読めるのに古典ものを読んでるみたいな満足感。探偵と助手の関係性も新しいのに古典的。
    時間泥棒はトリックもオチも全部読めてしまったけど。

    0

踊るジョーカー の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

北山猛邦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す