天の川の舟乗り

天の川の舟乗り

946円 (税込)

4pt

3.7

金塊を祭る金延村に怪盗マゼランを名乗る人物から届いた『祭の夜 金塊を頂く』という予告状。実際は金色に塗っただけの石なのだが、それが知れると観光客が来なくなると危惧した村の有力者の娘は名探偵音野順と推理作家の白瀬白夜に監視を依頼する。しかし、警戒する二人の前で起こったのは密室殺人で……空飛ぶ舟や湖の巨大生物が目撃されるこの村で何が起こっているのか? 大胆なトリックと切実な動機が胸を打つ表題作のほか、事件の影響で祭が廃止された村で観光客の遺体が発見される「マッシー再び」など4編を収録。引きこもりがちな名探偵が活躍する人気シリーズ第3の事件簿。/【目次】人形の村/天の川の舟乗り/怪人対音野要/マッシー再び/解説=青柳碧人

...続きを読む

天の川の舟乗り のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月30日

     音野順シリーズ第3弾。相変わらず卑屈で気弱だけど名探偵である音野順の推理は切れ味抜群でその名探偵をサポートする白瀬のワトソンぶりも面白かった。次は長編で読んでみたい。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    中編のボリュームがある表題作とか、引きこもり探偵の兄がこれぞ名探偵的な、颯爽とした推理を披露する、謂わばスピンオフの「怪人対音野要」とか、少し目先を変えた感じでしょうか。お話としてはともかく、ミステリとしてはちょっと評価に困るような「人形の村」以外は「物理の北山」らしい、豪快なトリックによる不可能犯...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月23日

     北山猛邦さんの作品の中でも、好きなシリーズだった名探偵音野順シリーズ。2009年刊行の第2作『密室から黒猫を取り出す方法』が最後だと思っていたが、まさか2021年に第3作が出ていたとは。書店で文庫版を見かけて知った次第である。

     作家の白瀬と引きこもり探偵の音野順というコンビは、何とか覚えていた...続きを読む

    0

天の川の舟乗り の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

北山猛邦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す