『瑠璃城』殺人事件
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『瑠璃城』殺人事件

小説・文芸
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1989年、日本。1243年、フランス。1916年、ドイツ――時代と国を超えて繰り返される密室殺人。図書館で胸を貫かれた女性、城から忽然と消えた6人の騎士、戦地で消えた4人の遺体。それらに隠れた、ある男女の恋の運命。不可能犯罪も輪廻転生したのか? 切ない思いと仰天トリックが全編彩る本格ミステリ。解説・辻村深月(講談社文庫)

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『瑠璃城』殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやーこれはおもしろいです。生まれ変わりがテーマ。時代を超えた3つの密室殺人、それぞれのトリックはさすがです。恩田「ライオンハート」とややかぶってしまいますが。読み終わって本自体に納得がいきました

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     1989年日本、1243年フランス、1916年ドイツ、時代も国も超えて繰り返される密室殺人、一組の男女の恋愛模様と逃れられない悲劇的な運命、『探偵』を名乗る不思議な存在という本格ミステリー、SFファンタジー、恋愛の要素が融合した『城』シリーズ2作目は豪快なトリックと繰り返される運命の結末が読み手を引き付ける面白さだった。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    城シリーズ2作品目。
    物語的には1作品目と特に関連は無い。

    型破りなトリック過ぎてうっかり笑いが出てしまう程だった。
    こんなんあり!?と思ってしまったけど、自分的には面白く読めたのでありと言うことで。
    ミステリーと言うよりは、ミステリーとSF要素を含んだファンタジー小説と思った方がいいかも知れない。
    ラストがとても爽やか。
    とんでも設定の衝撃が薄れるくらいに良いラストでした。

    0
    2014年01月13日

    Posted by ブクログ

    これ大好き。モロ好み。この作家さんが作る『世界』と『物語』が大好き。(なので、この作風が体質的に合わない人には苦手な作家さんになるだろうなぁ、というのも何となく判る)
    中世フランス、第一次世界大戦のドイツ、現代日本と生まれ変わりの輪廻を繰り返す3人の因縁と切ない恋愛。ミステリ+幻想・SF・ファンタジー…なんと言えば良いのか。ある意味少女漫画的。
    物理の北山の通り、トリックはとっても物理してましたな。ミステリ部分だけ取り出すとアレかもしれませんが、『物語』込みで楽しめました。また近いうちに再読したいわ-。

    0
    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    『名探偵音野順の事件簿』(東京創元社)などで知られる本格推理小説作家、北山猛邦の、デビュー2作目。

    『クロック城』につづく、そして、『アリス・ミラー城』、『ギロチン城』(いずれも講談社)とつづく、城シリーズの二作目でもある。

    ※シリーズ二作目だけど、前作と、お互いに関連性はないので、独立して読んで大丈夫です。

    読んでる最中に思っていたのは。

    「これ、レーベル違うんじゃない?」

    今回は、舞台が転々とします。

    ・1989年の日本
    ・1243年のフランス
    ・1916年のドイツ

    時代も超えて、舞台も変わる。

    そして、登場人物は同じ。

    時と場所は違えども、「転生」によって記憶を受け継いだ二人の男女が、果てしなくお互いを殺し合う物語。

    ほらほら。

    誤解を恐れずに言うと、この作品は、「ラノベレーベルで出した方が、売れただろう」。

    それほどに、それぞれの時代と国を生きる登場人物たちが、その掛け合いが、好感が持てて、楽しい。

    もしこれに、いい絵師の表紙、挿絵があれば。

    見事に「このラノベがすごい!」と注目を浴びただろうになあ、というのは、作家の問題では全くなく、単純に編集者の方の問題であるし、今の時代だから言えることだし。

    まあ、与太話です。

    では、肝心のミステリとしての部分はどうかというと。

    「物理トリックの北山」といわれるほどに、古典的とも言えるほどに計算されたトリックを練り上げる北山猛邦ならではの、「すべての時代での、物理トリック」の、その見事さよ。

    その物理トリックを成立させるための、転生の絶妙な使い方。

    時間と場所を飛び越えて初めて完成される、大胆なトリック。(ミステリはネタバレが怖いから突っ込んで書けないのが辛いのう)

    これは、既存のミステリの枠に収まらない、しかし純然たるミステリ。

    その上で、先にも書いたように、ラノベと言っても通じるほどに、愛すべき登場人物たち。

    そして、読み終わって思うこと。

    「これは、ラノベの範疇には収まらない」

    「見事なまでに本格ミステリである」

    「北山猛邦は、スゴイ」

    0
    2012年01月06日

    Posted by ブクログ

    生まれ変わりの運命に翻弄される男女と3つの時代で起きる不可能犯罪。
    前作に続いて、物理トリックを駆使した本格ミステリにもかかわらず、生まれ変わりの設定を加えることでファンタジーの要素まで含んでいます。
    地の文が単調に感じられる箇所があるものの、全ての繋がりが明らかになる終盤は見事で、ラストにはさらに一ひねりあって充実の内容です。

    0
    2011年10月23日

    Posted by ブクログ

    城シリーズ第2段。
    クロック城の後だったので、多少心構えが出来ていて
    「よしファンタジーだと思えば何でも有りだ」
    みたいな事を考えていた気がします。

    結果的に設定はファンタジーだったのですが
    放り投げっぱなしの設定が減ってたのですんなり入れました。
    (少なくとも無意味に放り投げられたような設定は控え目だったかと)
    (ゲシュタルトの欠片とか十一人委員会とかSEEMとかもう色々と)
    (クロック城、辛かったのです)

    むしろファンタジックな雰囲気が今回はしっくりきてたかと。
    時を跨いで起きる謎がうまく連動されていて
    ミステリー的な「どうやって?」という部分こそ飛び道具的でしたが
    「何故?」の部分の解説部分ですとんと腑に落ちてしまって
    あぁやられちゃったなぁーってなりました。
    これはまぁ私がファンタジーも大好物だからかもしれないんですが。

    その後どうなったのか、と気になる部分も有るんですが
    後は想像にお任せしますの部分も極々良心的だったかな。
    全体的に文章が前作より読みやすくなってる気がしました。

    0
    2010年01月21日

    Posted by ブクログ

    おお!
    なんて切ない本格ミステリーなんでしょ。
    読みやすくて数時間であっという間に
    読めました。
    どうやったらこんな小説のプロットを
    思いつくんだろうか。
    作家ってのは凄いね。

    0
    2009年11月25日

    Posted by ブクログ

    ファンタジー色の強いミステリー。
    ミステリー部分はちょっと薄いかもしれない。
    トリック部分に関しては、北山氏にしてはあんまり凝ってない方な気がする。
    ラストはちょっとハッピーではなくトゥルーエンドぽい感じで良かった。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    物語の設定はファンタジー色が強いですが、中のトリックは王道のトリックです。
    なので、1話通して安定して読めました。
    毎回タイトルと中身との差が好きです。初版は2002年発行なのに、敢てこのタイトルで行くトコは本格を意識していて良いですねv
    まだ北山作品を全部読んだ訳ではないので分かりませんが、生まれ変わりの循環をよく書く作家さんなのかな?『ファウスト』にも生まれ変わりネタの短編を書いてましたね〜

    0
    2009年10月04日

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