『瑠璃城』殺人事件

『瑠璃城』殺人事件

649円 (税込)

3pt

1989年、日本。1243年、フランス。1916年、ドイツ――時代と国を超えて繰り返される密室殺人。図書館で胸を貫かれた女性、城から忽然と消えた6人の騎士、戦地で消えた4人の遺体。それらに隠れた、ある男女の恋の運命。不可能犯罪も輪廻転生したのか? 切ない思いと仰天トリックが全編彩る本格ミステリ。解説・辻村深月(講談社文庫)

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『瑠璃城』殺人事件 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    いやーこれはおもしろいです。生まれ変わりがテーマ。時代を超えた3つの密室殺人、それぞれのトリックはさすがです。恩田「ライオンハート」とややかぶってしまいますが。読み終わって本自体に納得がいきました

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    Posted by ブクログ 2014年01月13日

    城シリーズ2作品目。
    物語的には1作品目と特に関連は無い。

    型破りなトリック過ぎてうっかり笑いが出てしまう程だった。
    こんなんあり!?と思ってしまったけど、自分的には面白く読めたのでありと言うことで。
    ミステリーと言うよりは、ミステリーとSF要素を含んだファンタジー小説と思った方がいいかも知れない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月10日

    これ大好き。モロ好み。この作家さんが作る『世界』と『物語』が大好き。(なので、この作風が体質的に合わない人には苦手な作家さんになるだろうなぁ、というのも何となく判る)
    中世フランス、第一次世界大戦のドイツ、現代日本と生まれ変わりの輪廻を繰り返す3人の因縁と切ない恋愛。ミステリ+幻想・SF・ファンタジ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月06日

    『名探偵音野順の事件簿』(東京創元社)などで知られる本格推理小説作家、北山猛邦の、デビュー2作目。

    『クロック城』につづく、そして、『アリス・ミラー城』、『ギロチン城』(いずれも講談社)とつづく、城シリーズの二作目でもある。

    ※シリーズ二作目だけど、前作と、お互いに関連性はないので、独立して読ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月23日

    生まれ変わりの運命に翻弄される男女と3つの時代で起きる不可能犯罪。
    前作に続いて、物理トリックを駆使した本格ミステリにもかかわらず、生まれ変わりの設定を加えることでファンタジーの要素まで含んでいます。
    地の文が単調に感じられる箇所があるものの、全ての繋がりが明らかになる終盤は見事で、ラストにはさらに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月21日

    城シリーズ第2段。
    クロック城の後だったので、多少心構えが出来ていて
    「よしファンタジーだと思えば何でも有りだ」
    みたいな事を考えていた気がします。

    結果的に設定はファンタジーだったのですが
    放り投げっぱなしの設定が減ってたのですんなり入れました。
    (少なくとも無意味に放り投げられたような設定は控...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月25日

    おお!
    なんて切ない本格ミステリーなんでしょ。
    読みやすくて数時間であっという間に
    読めました。
    どうやったらこんな小説のプロットを
    思いつくんだろうか。
    作家ってのは凄いね。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ファンタジー色の強いミステリー。
    ミステリー部分はちょっと薄いかもしれない。
    トリック部分に関しては、北山氏にしてはあんまり凝ってない方な気がする。
    ラストはちょっとハッピーではなくトゥルーエンドぽい感じで良かった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    物語の設定はファンタジー色が強いですが、中のトリックは王道のトリックです。
    なので、1話通して安定して読めました。
    毎回タイトルと中身との差が好きです。初版は2002年発行なのに、敢てこのタイトルで行くトコは本格を意識していて良いですねv
    まだ北山作品を全部読んだ訳ではないので分かりませんが、生まれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月23日

    異なる時間線式のパラレルワールドやリインカーネーション、ループワールドとSF・ファンタジー系のギミックが満載で、ミステリと思って読むと少し肩透かしな感じがする。表看板の物理トリックもあるのだけれど小粒な印象な拭えないし、終盤には様々な伏線が次々と回収されていくタイプの、物語的な仕掛けが用意されている...続きを読む

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