【感想・ネタバレ】『クロック城』殺人事件のレビュー

あらすじ

終焉をむかえつつある人類の世界。探偵・南深騎(みき)と菜美の下に、黒鴣瑠華(くろうるか)と名乗る美少女が現れた。眠り続ける美女。蠢く人面蒼。3つの時を刻む巨大な時計。謎が漂うクロック城に2人を誘う瑠華。そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし遺体が次々と現れた。驚愕のトリックが待つ、本格ミステリ。(講談社文庫)

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 世界の終わりを舞台にした本格ミステリー。巨大な3つの時計が掲げられた『クロック城』と呼ばれる変わった建物に行くことになった主人公たちが遭遇した連続首なし殺人を捜査していくストーリーの中に、『スキップマン』『真夜中の鍵』という、謎めいた存在や、世界の終わりを阻止するために暗躍する『SEEM』『十一人委員会』という組織との攻防などのアクション要素あり、終盤の予測がつかない展開などが気になって読み進めた。また「なぜ首を切断したのか」「離れた場所から外に出ずにどうやって移動したのか」の真相には驚かされた。

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2024年06月09日

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とても面白かった。
作中を通じてどこか悲しげな、寂しげな雰囲気があるが、これも世紀末ものの特有のものなのか(?)
トリックも面白く、読者としての納得感もある

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2024年05月09日

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メフィスト賞受賞作にして、北山猛邦デビュー作。トリックも、強烈な真相も楽しめた。SFあるいはファンタジー的世界観だが、そこはあまりミステリとは関わらなかったり。それでもSF部分もなかなか面白いのだが。文章も読みやすい。これはファンになりそう。

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2021年04月11日

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北山猛邦さんの作品を読んだのは星座、さかさま少女に次いで3冊目ですね
そして本作がデビュー作ときた

終末世界で終日土砂降りの中、壁に大量の人面が浮き出ているクロック城で連続殺人が発生、しかも首を切断されている…眠り姫、謎の組織の登場とストーリーに没入するのに時間がかかりましたが、まぁ入ってしまえばあっという間に読み進めていけましたね!

トリックが露呈してからも続く犯人との攻防は緊迫感にあふれており、城の全貌に説明がつけられた時はかなりの驚きと不思議な感じをまといつつもまぁ納得できました

スマホをはじめとする通信機器類が登場しない作品も良いものですね♫

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2026年10月03日

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世界の終わりに3つの時を刻む大時計が備え付けられた『クロック』城で殺人事件が起きた。
2体の屍体には首がなかった。そしてその首は、眠り続ける美女・未音の部屋に飾られていた。
事件を解決することも犯人が逃げることも意味がないかもしれない。どうせ世界は終わるのだから。

想像していなかった世界線でのストーリーに戸惑いつつ、読み進めるうちにどんどん深みへハマっていった。
壁の人面瘡、首を切られた屍体、移動した首、3つの大時計。一見関係なさそうな全ての事柄を全て回収するラストは圧巻。二転三転する推理ショーも胸熱で犯人あってたのに途中危うく騙されそうになってしまった。オリジナリティ溢れる結末も良かった。

少し前の作品だが初読み作家さんだったので、とても新しく感じた。さすがメフィスト賞受賞作。もっと評価されて良い昨日だと思う。

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2026年09月29日

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ネタバレ

昔読んだときはこの世界観が苦手であまり良い印象のない作家さんたけど、今回読んでみるとこの世界観が良い感じだ。世界観は独特でSFのようだけど、ミステリの部分もちゃんとしているし良くできていると思う。袋とじのに入ってからの二転三転する展開も良かったし、108円だしちょっと買ってみようって買ってみて良かった。

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2026年01月19日

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人類終焉間際という世界観!そこに探偵の元に救いを求める少女がやって来るというハードボイルドな話になるかと思いきや…という特殊本格ミステリ。クロック城という異様な館に異様な住人たち、更に主人公も闇のある男に加え相棒の美女もキャラが強い。終盤の畳み掛ける様な展開は賛否あるかもしれないが個人的には記憶に残った。

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2025年04月22日

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ネタバレ

4.7評価

冒頭20ページくらいで作品の世界観に没入
終末感は好みの設定

いま読んでもまったく色褪せていない物語
やはり名作か

時計の針を伝うというメイントリックは既視感アリ
悪くないですけど
(黄金の羊毛亭によるとルパン3世の映画のせいとのこと。なるほど。その他にもあった気がする)

解決は多重推理のどんでん返し
犯人は裏ボス?主人公?やっぱり裏ボス?

首を切った理由は特筆事項
これとメイントリックは本書の二大ポイント

綺麗に収束しないファンタジー要素と、いわゆる厨二要素がマイナス0.3pt
世界観にはあってるんだけどなあ

シリーズ追い確定

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2024年01月05日

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ちょっと前の、あったのかもしれない、違う世界線の話かもしれない、人類史が終わる寸前の世界。
クロック城と呼ばれる謎の建物。
直径10メートルの巨大な時計が3つ並び、左右の時計の針は真ん中の時計と10分づつ前後にずれている。
SFチックな館の噂、存在の不明な登場人物、眉唾な計画や組織、それらが収束してどういう展開、結末になるのか、序盤では全く想像できず。。。
本格ミステリーとして読んでいましたがファンタジーとして取り掛かった方がすんなりとはいってきそう。

ノベルズ版では後半の謎解き部分や館の見取り図?館の図が袋綴じになっていたし、帯には"本文208頁の真相を他人に喋らないでください"との記載がそのくらいにネタバレ厳禁なトリック。なるほどわかる気がする。勘のいい人はトリックに気付いてしまうかも。
真相が暴かれてからさらに深層へ、そんなふうに思わせる物語の展開の仕方で後半は駆け足で読み切りました。
気になることは解明されず、、、一応城シリーズとしては続きますが話が繋がっているわけではないようなのでもやもや、、、最後の有栖川さんの解説はまさに解説という感じで理解が深まって面白かった♪
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にしても当時22歳の方が書いたとは、脱帽です。

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2023年07月28日

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ネタバレ

再読。でも、全く内容を覚えてなかった...
でも、首を切った理由だけは覚えていたから、そこはとても印象に残ってたんだなぁ、と。
この世界はどういう結末を迎えるんだろ。
世紀末的な世界観が必要だったのかは、疑問ですが面白かった。

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2023年12月11日

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再読。と言っても最初に読んだのはかれこれ十年以上は前なので内容はほぼ忘れていた。それでも肝心のトリックや最後辺りのシーンは覚えていたので、それだけ印象に残っていたということだろう。世界観や設定、用語の数々が絶妙な中二設定ではあるが最終的には見事な新本格ミステリとなっている。昔読んだ時はその大胆なトリックに驚いた記憶がある。

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2022年01月25日

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物語の舞台が終わりかけている世界で、素敵に好みのミステリでした。面白かったです。
この音世界を終わらせないためにSEEMと十一人委員会がそれぞれ別の方向性で支配している…磁気異常と降り続く雨の世界観も好きでした。
びしょ濡れでやってきた瑠華から「家に住む〈スキップマン〉を退治して」という依頼を受けた探偵の南深騎といつも側にいる菜美が訪れる『クロック城』。外壁にある10分ずつずれた3つの大時計が印象的です。
クロック城で暮らす瑠華の家族や親族、博士の助手、執事親子もなんだか変わっている人ばかり、加えて世界の崩壊を止める〈真夜中の鍵〉を探す十一人委員会の第三の天使・クロスとその助手までいる。
世界観も好きだし、起こる事件も凄惨だし、SEEMも十一人委員会も乗り込んでくるしクロック城は崩壊するし…で盛りだくさんでした。
でも真相…事件の真相もだし、菜美の正体もびっくりで哀しくなりました。ゲシュタルトの欠片、かぁ。。
それにしてもセロトニン異常ってここまで影響大きいものなのかな。気をつけよう。未音、場を支配してたな。
この世界設定が好きだったので、これより後の城というタイトルが付いたシリーズもこんな感じなのかなぁ。読みます。

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2021年10月13日

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思ってたのと違ってファンタジーだった。けれど雰囲気とトリックは好き。ただ次回作に続くのかと思ったら違うようで謎なまま終わった部分が気になるので消化不良。森博嗣さん味を感じた。

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2021年05月04日

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ネタバレ

時計を渡って移動した、というのは3つの時計の時間のズレを上手く利用しているなとは思ったが、そんなに驚かなかった。
やはり“なぜ首を切ったか”が本書で一番注目すべきところだろう。
時間を知るため、という単純明快な幼い理由だからこそ、より首切りの残酷さが際立っている。



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2021年04月06日

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とりあえず読み終わってまず考えたのは、本格ミステリとは一体どこまで示すのだろうか、ということだ。
本著は裏表紙のあらすじに本格ミステリを謳っているのだが、他の本格派とはかなり毛色が異なる。

まず設定だが、終焉をむかえつつある人類の世界、が舞台だ。これは件の裏表紙あらすじから抜粋させて頂いた。
主人公はゲシュタルトの欠片と本作内では呼ばれる見えざる者が見えてしまう探偵、南深騎。彼は一般人が可視出来ないゲシュタルトの欠片を退治することを仕事としている。
そんな南深騎と行動にするのがどこにでもいてどこにもいない謎に包まれた少女、菜美。

ある日二人の元に瑠華という少女が訪れる。
彼女は自宅であるクロック城に住まうスキップマンと呼ばれるゲシュタルトの欠片を退治してほしいと依頼する。

彼女が世界の終焉を止める鍵だと命を狙う武装集団のSEED、逆に彼女を守って世界を救おうとする十一人委員会、あらゆる組織、人間が渦巻くクロック城で首なし遺体が発見されて惨劇が始まる。
犯人は誰なのか、世界の終焉を止める鍵とは何なのか、殺人事件の犯人探しに留まらないミステリーがラスト怒涛の数十ページで展開される。

ストーリーを語るならこんなところだろう。
ここまで読んで伝わる人には伝わると思うが、私は初めて本作を読んだときに西尾維新の戯言シリーズを思い出した。
異型な世界において繰り広げられる突飛なミステリー。世界観だと言われては何とも言い難いが、かなり独特だと思う。ちなみに本作を読んだ50代の母は何がなんだかと首を傾げていた。
本格ミステリーだと思って読むとうぅん、となるかもしれない。

だが謎解き自体は理路整然としていて本格的で作者の得意とする物理的トリックが余すところなく使用されている。
果たして舞台が終焉を迎える世界であることに意味はあったのかと聞かれれば口籠る部分もあるが、SF要素の何でもありな世界観を舞台が証明しているのだろう。
ありえない世界な上でのありえない人間たち、感情、一般人には理解出来ない亜種な世界を楽しんで欲しい。

個人的には最後の謎解きのまどろっこしさがあまり好きになれない。伏線回収を詰め込み過ぎて情報の過多にキャパオーバーした。

ただ全体的には世界観、トリックもよく出来ていると思う。有栖川有栖のあとがきを読むと何だか読後の違和感を嚥下させられる感じがする。流石ベテラン。

ところでその有栖川有栖のあとがきに北山氏は叙述トリックが嫌いとあるのだが他作で叙述トリックを拝見したような……(笑)

最後に本作の感想や紹介から逸れてしまったが、好き嫌いは分かれるものの1回読んでみるべき作品だとは思う。特にメフィスト賞の系譜が好きな人は是非。

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2017年10月21日

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ネタバレ

正直トリックは途中でそれ以外無くね?って思ってたからあんまりびっくりはしなかった
まず舞台がよーわからんし、人間を越えた存在も出てきて何がなんやらって感じで、普通の舞台設定でやったらだめなん?って思っちゃう
物理トリックが好きだから☆☆☆だけどそれ以外は好みではないかな

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2026年10月12日

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ミステリとしてはストーリーも展開もとても面白い作品でした。ただ世界観が独特で好みが分かれるところかも。私としてはごく普通の世の中でこの事件が起こった方がより凄惨さがあって面白かったかなと…

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2026年10月10日

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ネタバレ

『石球城』が面白くてシリーズ1作目を読んだわけですが、これは確かに欠点が美点を上回ってしまう作品かもしれません。ファンタジー要素はミステリーの成立のために必要か?と言われると多少は必要ですが、詰め込みすぎて大渋滞を起こしています。美点である物理トリックと首切りの動機は独創的と読んで差し支えのないもので、クロック城が象徴する「時間」ばかりに気を取られていると盲点になりがちな「空間」のトリックに思わずアッとなりました。

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2026年10月10日

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ネタバレ

時計を使った大胆なトリックと最後の二転三転での怒涛の畳み込みで、最後までハラハラしながら飽きることなく読める作品でした!

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2026年09月15日

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ネタバレ

ミステリらしい館の舞台装置を活かしたトリック。しかも、シンプルなので納得感高い。クビを切った理由も面白い。
ただ、他の部分は結構無理やり感強い。あと伏線が充分じゃない気がして(おそらく最後の推理の応酬のため)、推理の楽しさがあんまりなかった。
特殊な設定もほぼミステリ部分には関わらなくて、ただのミステリだと弱いからフックとしてガワを被せた感じ。その雰囲気は嫌いじゃないけど、一作でいいかなという感じ。

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

世界観も登場人物の名前も、あまり入り込めない感じだった。
ただトリックは面白くて、なるほど〜と興味深かった。

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2025年12月20日

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鍵となるトリックは気に入りましたが、何か入り込めませんでした。

これから読む方は、途中のページをパラパラ見ないでくださいね。
ネタバレしちゃいますから。

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2025年11月07日

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文学界の一芸入試ことメフィスト賞作品
たまたまなのですがこの本を読む前に
「クロックタワー」というゲームやりましてね
なんというか時計に対して明確な図があった僕はあまり驚けませんでした
でもトリック自体より推理と否定の応酬が見ものじゃないかな

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2025年07月27日

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全体的に漂うダークで世紀末感
そんな中での物理トリック
相反する二つの要素を絡みあった本作品・・・
皆さん読んでください!
世紀末感が・・・

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2024年10月15日

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初めてこの著者の本を読んだが、あまりにもゴチャっとしすぎていて、感動が少なかった。物理的な大仕掛けも、あまり面白味はなかった。リーダビリティは高いのだが。

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2023年12月29日

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北山猛邦のデビュー作にして、メフィスト賞受賞作品。

過去、現在、未来。三つの巨大な時計が時を刻む館で起きた殺人事件。

謎の近未来設定。不器用すぎる主人公。そして例のトリック。北山作品「らしさ」に溢れた一作。

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2023年03月22日

購入済み

不思議な世界観

北山さんの不思議な世界観は大好き。
でもこの本は不思議過ぎてちょっと掴みどころがなくてモヤモヤした感じで終わってしまった…

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2022年02月04日

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ややSFが入ってて好みとは少し違った。
表題の時計の使い方は上手かったと思うし、自分の予想と方向性が合ったのは嬉しかった。

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2021年08月13日

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非現実なファンタジー色の強い世界観で、本格ミステリの世界を展開する。どこまでがルールで迷いつつ読み進むがどこか危うい。トリックは何となく読めたけど、この世界観だから良いのかもしれない。

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2020年01月03日

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物理トリックの名人でもある北山猛邦先生のデビュー作にして、メフィスト受賞作品!

「終わりを迎えつつある世界」、世にも奇妙な建物「クロック城」、謎だらけの組織「SEEM &十一人委員会」などなどとても珍しいストーリー構成となっております。

ミステリーとしての首無し死体などはとても高評価ですが、作文全体に漂う暗い感じが私としてはやや苦手意識を感じました。また、専門用語が多く少し苦労しました(笑)

しかし、メイントリックは大変素晴らしいです。物理トリックが如何なるものかを印象付けられました。

また、最後の最後に大どんでん返しもあり、終盤にかけて怒涛の展開もかなり緊張しながら楽しみました。
まだ未読の方は是非ご覧になって下さい!

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2019年02月09日

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ネタバレ禁と解説で大好きな有栖川さんが言っているので、トリックについては触れないことにする。

1999年、世界の終焉を間近に控えた物語。
明日滅びるかもしれない不安を抱える世界で、南深騎は菜美とともに探偵としての仕事を続けている。
彼にしか出来ないある技を武器にして。
瑠華という少女から依頼を受け訪れたのは、巨大な時計が3つ並んでいる「クロック城」。
未来、現在、過去を現しているという時計は、それぞれ時間がズレている。
世界を救う鍵となるのか、それとも世界を滅ぼす弾きがねとなるのか。
正体不明の「真夜中の鍵」をめぐって対立する十一人委員会と武装集団SEEM。
そして、存在しているのに存在していはいない菜美。
確立した世界観は少しも崩れることなく物語を貫いている。
深騎と菜美の関係性も、物語を進めていくうえで重要な意味を持っている。
終端での探偵役と真犯人との対決は読みごたえがあった。
語られる事件の結末と経緯。
探偵と犯人の攻防により、真実は二転三転してその様相を変えていく。
少し苦手かも…と思いながら読み始めたけれど、最後まで楽しめた物語だった。

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2017年04月17日

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