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家族とは、自然に「ある」ものではなく、「なる」ものではないか。人間の一人一人が持つ希望や悩み。そこには、家族の数だけドラマがあり、笑いもあれば涙もある――。一貫して「家族」のあり方を描いてきた著者の作品から、選び抜かれた7編を収録。ときに切なく、ときにあたたかく。多くの読者の涙を誘った「家族」シリーズのベスト版。
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Posted by ブクログ
さすがベスト版、家族の言い訳とダブるお話が2つありましたが、どれも心温まる珠玉の短編でした。世の中にあるであろう色々な家族の日常を優しく表現されており、何度か胸の奥がグッとくる瞬間がありました。ベスト版オススメです!
家族のかたちは人それぞれだけど、 どんな家族にも必ずしも温かさはあるということを この本を通じて感じさせられた。
所々泣きそうになりながら読んでいました。 家族の温かさが伝わり、 父と母に"ありがとう"と伝えようと思う。 そんな小説だと思います。
初めて読む作家さんでしたが、「家族」に関する著書が多い作家さんのようですね。 そして、本書は「家族」シリーズのベスト版ということで選び抜かれた7篇の短編集。 家族の数だけ家族のかたちがあるんですよね。ずっと仲良くいられたら良いけれど、色々事情があって別れ別れになってしまうのは仕方がないのかもしれ...続きを読むません。でも子供が辛い思いをするのはやっぱり読んでいても辛いです。 どのお話もラストには涙が込み上げて来てしまいました。『いちばん新しい思い出』『後出しジャンケン』『最後のお便り』は特に涙涙でお気に入りの作品です。
2024.08.17〜08.18 「いちばん新しい思い出」がよかった。家族、それぞれ、事情があって、それぞれのかたちがある。 ただ、大人の勝手な事情で子供に辛い思いをさせるのは、ダメだよ。今回、出てきた子供たちって、みんな良い子に育っていきそうで、良かったけどね。
みんな普通に生活してるけど、そりゃいろんな家族のかたちがあるよな。 私も世間では良い家族だけど、、、
読んだ後に心がほわっとします。 一つ一つの短編の文量が少なく、手軽に読めますが、通勤電車で読むのはおすすめしません。 人前で涙目になりたくない人は、こそっと独りの時に読みましょう。
森浩美さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。 いつものように本屋さんで物色していると、 家族だからこそ、伝わらないこともある。 という帯の文面が目に入りました。 なるほど、一理あるなと思って手に取り、更に読んでみると、 「家族」シリーズ、待望のベスト版!! 全64作ある家族をテーマに描い...続きを読むた感涙作から7作を厳選。 と書いてあり、これはちょっと読んでみようと、そのままレジに向かいました。 収録されている7作品を読むと、いろいろな家族(夫婦、母と息子、父と娘、姉妹など)の関係が描かれており、どの作品からもほろりとさせられましたが、母と息子(子供から大人まで)の関係が最も多く、私が好きな作品もそうでした。 とりわけ、 「ママ、みーつけた」 「最後のお便り」 の2作品にはやられました。 やはり、母への想いは(理屈ではなく)命あるものの本能なのでしょうか。
過去に出版された作品のセレクト集。 その点が残念ですが、良作の集まりなのでうるっときます。 電車など人の多いところで読むのは要注意です。 貸
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