バスジャック

バスジャック

440円 (税込)

2pt

今、「バスジャック」がブームである――。バスジャックが娯楽として認知されて、様式美を備えるようになった不条理な社会を描く表題作。回覧板で知らされた謎の設備「二階扉」を設置しようと奮闘する男を描く「二階扉をつけてください」、大切な存在との別れを抒情豊かに描く「送りの夏」など、著者の才能を証明する七つの物語。この短編集の中に、きっとあなたの人生を変える一編があります。

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バスジャック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    友人から三崎亜紀さんと言う素晴らしい作家さんがいるという話を少し前に伺ってました。
    街の書店でブラブラしながら本を見ていると、たまたま目についたのがこの『バスジャック』でした。
    すごいタイトルだなぁと思いながらも三崎さんが素晴らしい作家さんという友人の印象があったので早速読ませてもらいました。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    短編集。どの話も不条理な出来事が語られている点では共通しているが、長さは3ページ程度のものから100ページぐらいのものまで色々ある。結末もブラックなものもあればハッピーエンドもあって、それぞれ違った味を楽しめるバラエティパックだ(逆に言うと、1冊の中でも好き嫌いが分かれるかもしれない)。

    短編にし

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    短編集。全体的にナンセンスという言葉が思い浮かぶ。とくに表題作。もはやアトラクション。コンペのようでもある。いずれにせよ乗り合わせたくはない。「二階扉をつけてください」一階に設置できるよう改良すべきではないのか。「雨降る夜に」ホッとする話。「動物園」SFとファンタジーの中間にある仕事小説風。綺麗なだ

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    短編集。現実からほど近い不思議なお話ばかりで、思わずぞっとするものから温かい気持ちになれるものまで様々な雰囲気を味わえる。
    一番好きな話は「送りの夏」で、個人的にはこの小説があるだけでこの本を買って良かったと思った。この話がなければ★3つかな。生者と死者の境界線が淡い場所での少女のひと夏の物語。大事

    0
    2020年05月17日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    基本的には現実味の無い舞台設定の物が殆ど。
    タイトルの『バスジャック』はテンポは良いが特に何か感じるほどじゃなかった。
    ただ、意外にも最後の話は現実には有り得ないとしても少しじんわりと暖まる話だった。

    0
    2018年11月11日

    Posted by ブクログ

    読書会の為に再読しました。
    三崎ワールドは長編にも短編にも確かにあります。非日常も続けば日常になる、って確か他の作品に出てきた言葉ですが、三崎ワールドを上手く表現してあるなぁと思います。
    読書会では表題作を紹介したのですが、お話はやっぱり「動物園」と「送りの夏」が好き。動物園は日野原さんの能力表出の

    0
    2018年06月23日

    Posted by ブクログ

    「世にも奇妙な物語」が好きな方にはオススメ
    表題作のインパクトが強い
    日常によくあることを少しずらしてさらにそれが日常になった世界を描かせたら随一
    この著者の作品を読むきっかけになった作品

    0
    2018年03月18日

    Posted by ブクログ

    『となり町戦争』がおもしろかったので、その作者の二作目。購入したのはだいぶ前なので、かなり積読していた。外れの少ない短編集。好きなのは…

    「二階扉をつけてください」町内会の回覧板に書かれたその言葉。わからないままつけた二回扉に隠された秘密。SFチックで後味が少し悪い。笑

    「バスジャック」バスジャ

    0
    2015年11月02日

    Posted by ブクログ

    回覧版で知らされた『二階扉』なる設備をつけるべく奮闘する男の話『二階扉をつけてください』、バスジャックがブームとなり形式化しつつある世界を書いた表題作『バスジャック』などの七つの物語。


    突如不条理な世界で繰り広げられる三崎ワールド全開の短編集。
    一番目の話が、戸惑いつつもコメディタッチだったのに

    0
    2015年09月24日

    Posted by ブクログ

    叙情的な季節感を醸しながら語られる不思議な短編集。その中にあって、二階扉〜とバスジャックの2篇はブラックユーモアテイストで読み手を飽きさせない。
    作者は情景描写がとても素敵ですね。
    お気に入りは、送りの夏かな。小6の少女が大人過ぎだけど。

    0
    2015年03月04日

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