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Posted by ブクログ
国家の管理下で、掃除がスポーツとして楽しまれている世界の物語。この掃除が、武道なのです。掃除は武道とスポーツの境界線を踏み越えようとしていて、それは国際化にまつわる問題もはらみ、架空の競技を取り上げながら、作者は新しいスポーツが生まれる過程を構築(あるいは再構築)していると思いました。
自分と向き合い、精進する主人公の様子に引き込まれます。設定はファンタジーといえますが、描かれているのは人間。彼らの葛藤を余すところなく読むことができます。生きるとはどういうことか――この主題に正面から取り組んでいて、感動すら覚えます。終盤ではスポーツと政治の問題に鋭く切り込み、深く掘り下げる意図を感じました。2巻目以降にも期待です!
Posted by ブクログ
この人は架空の「なにか」を書くのがうまいよな。「掃除」といいつつそれは一般的な掃除とは全く異なるものだった。スポーツとしての「掃除」。でもこの人の文章からは本来存在しないはずの掃除の競技風景が鮮烈に思い浮かぶようだった。観客として競技を観戦しているかのような、実際に自分自身が舞台で舞っているかのような、空想でありながらもそのリアルさはすごい
しかし今巻では完結しない……のかぁ…。終盤に差し掛かってからは薄々感じてはいたけど。結局最初から最後まで作中の謎はまだほとんど明かされてはいないわけで
なにはともあれ「部活」がもう一度やりたくなる。そんな一冊
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