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Posted by ブクログ 2015年06月17日
国家の管理下で、掃除がスポーツとして楽しまれている世界の物語。この掃除が、武道なのです。掃除は武道とスポーツの境界線を踏み越えようとしていて、それは国際化にまつわる問題もはらみ、架空の競技を取り上げながら、作者は新しいスポーツが生まれる過程を構築(あるいは再構築)していると思いました。
自分と向き合...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月14日
再読。以下は初読時の感想やけど、今回は素直に面白かった。初読時と同様、苦手なキャラが多いのは変わってないけど。
三崎さんらしい、あり得ないのにリアリティのある舞台設定や、主人公の樹や偲のキャラクターは魅力的。
グイグイと引き込まれるリーダビリティもあるのだが、それ以外のキャラの魅力が僕には今ひとつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月28日
とても面白かったです。
三崎さんがスポーツ小説を書かれると、こんな世界になるのですね。
「掃除」というスポーツを通して、物語の世界がゆっくり浮かび上がってくるのが楽しかったです。まだまだわからないところも多くてわくわくしました。
掃除に打ち込む樹と偲の変化も、青春だなぁと思います。ふたりを取り巻く...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月17日
この人は架空の「なにか」を書くのがうまいよな。「掃除」といいつつそれは一般的な掃除とは全く異なるものだった。スポーツとしての「掃除」。でもこの人の文章からは本来存在しないはずの掃除の競技風景が鮮烈に思い浮かぶようだった。観客として競技を観戦しているかのような、実際に自分自身が舞台で舞っているかのよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月21日
架空世界の日本で、高校生が「掃除」というスポーツに打ち込む話。
これは…SF?…異世界青春ものというか。
少年漫画のようで、面白いです。
藤代樹は高校2年生。
高校だけに限られている特殊なスポーツ「掃除」を部活で行っている。
箒のような「長物」で、羽根つきの羽根を小さくしたような「塵芥」を自在に操...続きを読む
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