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Posted by ブクログ
(読んだ当時の記憶より)
異世界に迷い込んでしまった主人公がどうにか元の世界に戻ろうとする話。
中世ファンタジーではなく、民族的で独特な感じの世界です。
タイトルから、最初は主人公が小さくなって冒険するのかなと思いましたが、どうも30センチ定規のことのようです。
じょ、定規??定規がキーアイテム???と困惑する自分。
そんな神器みたいな位置に定規を持ってこられても。
ですがこの作品は、滅茶苦茶な法則のユーモラスな世界を主人公と一緒の目線で見る事が出来ます。定規がいくら凄くてもなあ…!と思いながら読んでいたのに、後半の展開は緊迫感がありどきどきしながら楽しませて頂きました。
ファンタジーとして異色ではありますが、テーマの扱いが上手くて面白かったです。異色作品だぞ!と心構えをしてから読むのが一番楽しめそうな気がします。本棚に並べておきたい、良い作品です。
Posted by ブクログ
連載ではなく単行本として出版された本のはず…なんというかどのような読者を想定して書いたのだろうか?
三崎亜紀ファンでこれまでの作品を読んできたのであれば、出てくる要素と過去作とのリンクを少し楽しめると思うのだが、内容はヤングアダルト向けのファンタジーっぽい印象(昔NHKの夕方放送されてた少年少女を主人公にしたドラマのような雰囲気)なので読んでいて「自分は読者層の話なのか?」と考えてしまった。
また、三崎作品初の人にとっては「地味なファンタジー」として見えるような気がする。
「日常から少しずれた世界」よりも濃くファンタジー要素に近づく作品は「失われた町」などにもあったけれど、では"何を伝えたいのか"がいまいちよくわからなかった。
後半になるにつれて、地味さの原因でもあるのだが現実では「見えないもの」をモチーフとして扱っているように読めてくる。
「童話」として捉えると(上記で感じてた違和感なども払拭して)すごくしっくりくる。
巻き込まれた主人公が、翻弄されつつ目的に向かっていく。その途中で登場人物の思惑が見え隠れするのだが、それも少しぎごちなく臭わせる。
なんか下手なのかなんなのか、登場人物に対して「いや、それ後々こうでしたとか言い出す何か言葉を今飲み込んだでしょ?」とツッコみたくなるセリフや場面が多かった。
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