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ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女子学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女子学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
心当たりがありすぎて、石丸さんのかっこよさも吹き飛ぶ怖さだった。 もうまず、個人的に、主人公の故郷が愛媛ってあたりが… なぜあえてそこにしたんですか、川崎先生…? その上、「歪み」なんていう、一時期全国でも問題になったくらい身近なものが事件の発端(は言い過ぎか?)。 現実と小説の区別はちゃんとつけて...続きを読むいるつもりなのに、どうにも不安が拭えない。 とりあえず、実家に帰ったら、ちょっとビー玉まいてみようと思う…
最近テレビで見た『ミステリと言う勿れ』の登場人物と同じ名前の主人公(汐路)ということで、ふと思い出して久しぶりに手にとった。 改めて読むと、強引かと思う展開もあるが、総じておもしろい。ミステリーとしての仕掛けを楽しむというよりは、雰囲気を楽しむ作品。不気味さ、陰湿さ、澱み、そして歪み。 本書の単行本...続きを読む初版が2001年の刊行らしく、インターネットやPCなどについての記述が古いのは当然として、その古さに苦笑しつつ、SNSが浸透した「いま」、歪みは増しているんじゃないだろうか、と、スッと背筋が寒くなる。
佳多山ミステリ新書から。表紙の感じとかタイトルからは、スーパーナチュラル系のホラーかと思っていた。どことなくそれをにおわせるような事件で幕を開けるけど、なかなか敵の正体が見えてこない。その引っ張り方がうまい。スリリングなサイコホラーとして最後まで楽しめました。
これまた会社の方に貸して頂いた一冊。 全然知らない作家さん。本屋さんでも見かけた記憶が無い。 でもジャンルがミステリということで期待大! 電車で起きた殺傷事件、空港で起きた落下事故、会社で起きた転落事故、そして自身の両親が起こした心中? 時間も場所もバラバラな事件を、あるキャラクター「ケイジロ...続きを読むウ」というキーワードで結ばれているのでは?と気づいた主人公 汐路 は、真相解明に乗り出す。 伏線の貼り方も、ミスリードの持っていき方もなかなか好み。主人公はゲーム制作会社で働いていたという設定だったが、ちょうど最近息子とマリオカートで遊んでいた為、一文一文説得力があり、面白かった。 最後はハラハラドキドキ場面もあり、なかなかに盛り上がった。 ミステリはやっぱり面白い!
ずっと読みたかった。ようやく読めた。 テーマが「歪み」だそうで、家の歪みの話は勉強になった。ゲーム制作の部分も。錯覚の部分が家の歪みと繋がった。 とてもおどろおどろしい、暗い、負の感情や狂気がいっぱい詰まったミステリー。主人公は気が強すぎて、小説の登場人物としてあんまりみりょくてきではない。いい人ポ...続きを読むジションの石丸もどこかおかしい。救いは中学生の祥一郎?と、お父さんが作ってくれた山桜の板の机。 読んでいて暗い気持ちになるのは間違いないけど、次がどんどん読みたくなる、スリリングで先の読めない展開や問題解決におけるテンポ?腑に落ちる感、文章の淡々とした感じはかなり好み。西英子はとても怖かった。 続編もぜひ読みたい。物語としてとても面白いけど、読んでいる間暗い気持ちになるのは爽やかな本を同時に読めばなんとかなるかな…
おもしろかった。 ネットの世界と、田舎の現実とがうまくマッチしていると思う。 主人公の女の人と、その友達とかさらに友達なんかのスペックが高すぎて笑う。
ゲーム業界の過酷な労働やゲーム開発の裏話などが楽しい。 ネットストーキングや盗聴など、実際に起きている事件も 組み込んで解決策まで教えてるから、いいお手本にもなるだろう。 主人公汐路が冷静にトラブルを処理し、的確に調査を進めていく。 都合のいい結果だけを安易に受け入れず、様々な事象を収集、分析、 解...続きを読む析して、そこから答えを導き出しているということ。 散りばめられた謎と伏線。高まる緊張感。 期待を裏切らずに回収される伏線。 いやぁ~もう大満足でしょう!捻じれって恐ろしい! 続編も出てるみたいだからチェックです。
田舎に残る古臭さと、インターネットの普及で広がった現代っぽさが融合した不気味なミステリ作品。 独特の雰囲気と展開があって面白かった。 それにしても、家って大事なんだなあ。
物語の主軸ではないが、ゲームソフト制作会社で働く人たちの描写がとても興味深い。その恐ろしいほどの体力と精神力、行動力に、まずは驚かされる。
なかなか面白く、なかなか構成もよく出来ていて、それでいてなかなか感動させる小説。最後まで読んだ後に最初に戻ると、これはこんな意味だったのかと心が震えた。表紙はものものしいが、いい。
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川崎草志
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