長い腕

長い腕

小説・文芸
638円 (税込)

3pt

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女子学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女子学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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長い腕 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 長い腕
    638円 (税込)
    ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女子学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女子学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
  • 呪い唄 長い腕II
    902円 (税込)
    汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない――。そう考え、町にとどまった汐路は、一人の老人に引き合わされる。戦時中、近くに駐屯していたという元軍人で、終戦直後に姿を消した部下の行方を捜している、という。幕末に流行した「かごめ唄」が平成の世にまたはやり始め、童謡に乗せて、新たな罠が動き出す。横溝正史ミステリ大賞受賞作『長い腕』に、待望の続編!
  • 弔い花 長い腕III
    660円 (税込)
    町の有力者の娘が殺害され近江敬次郎の罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。長い時を超えて張り巡らされた呪いがついに早瀬の町を焼き尽くすのか?! 全ての謎が鮮やかに解かれる怒濤の書き下ろし完結編!

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長い腕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心当たりがありすぎて、石丸さんのかっこよさも吹き飛ぶ怖さだった。
    もうまず、個人的に、主人公の故郷が愛媛ってあたりが…
    なぜあえてそこにしたんですか、川崎先生…?
    その上、「歪み」なんていう、一時期全国でも問題になったくらい身近なものが事件の発端(は言い過ぎか?)。
    現実と小説の区別はちゃんとつけているつもりなのに、どうにも不安が拭えない。
    とりあえず、実家に帰ったら、ちょっとビー玉まいてみようと思う…

    0
    2015年07月16日

    Posted by ブクログ

    埼玉のゲーム会社から退職することを決めた島汐路。退職の直前、手掛けたゲームのチェックを行っている最中に、同僚2人が会社のビルから身を投げた。幼少の頃に故郷愛媛の早瀬で、父と母が崖から転落死したことを思い出す。それらに共通する"ケイジロウ”とは一体…。

    導入部分で、電車の中でナイフで乗客を刺し殺したり、空港で何十人もが死んだりと、サイコホラーなのか?と思っていたが、割と最初の方でそういうわけでなさそうになり、そこからはかなり回りくどい経路を経てミステリとなっていく作品。

    話の内容としては、紆余曲折と言うか、寄り道獣道で割と本質を見失いながら、一応は関係なさそうだった話も拾っていくストーリー展開のため、なかなか面白く読める。一方で、最初の殺人だとかは結局なんだったの?という疑問が残ったままというのはいただけないところ。

    また、味方だと思っていた人が何をやっているのかわからないし、いざというときに連絡してみたら行方不明など、読んでいて主人公と同じ不安が味わえるところはよく出来ている。

    最後はフワッと終わり、爽快感をえられる作品ではないが、プロセスを楽しむ類の作品だろう。ストーカーなどがでてこなくなったのはそういうこと?みたいな。

    ところで、主人公汐路をずっと男だと思って読んでいて、愛媛で姉と再会したところで文章があやふやになり、実は女性でしたというのが判明するまで、約半分かかった。まあ会社のシーンで男女が強調されていたら、別のことを考えてしまうので最終的には良かったが、何らかの意図があったのだろうか。

    導入の事件がきちんと拾われなかったので不満を感じる人は少なくなさそうではある。CamelとEL&Pもくどかったがストーリーと関係はなかった。

    まあ、犯人はとか考えずに、昔の宮大工の話がこうつながってくるかと、スナオに楽しむのが良い作品。出来が良いかと言うと良くはないけど、個人的には好きな話だ。

    あと、帯にオチを書くな。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    最近テレビで見た『ミステリと言う勿れ』の登場人物と同じ名前の主人公(汐路)ということで、ふと思い出して久しぶりに手にとった。
    改めて読むと、強引かと思う展開もあるが、総じておもしろい。ミステリーとしての仕掛けを楽しむというよりは、雰囲気を楽しむ作品。不気味さ、陰湿さ、澱み、そして歪み。
    本書の単行本初版が2001年の刊行らしく、インターネットやPCなどについての記述が古いのは当然として、その古さに苦笑しつつ、SNSが浸透した「いま」、歪みは増しているんじゃないだろうか、と、スッと背筋が寒くなる。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    佳多山ミステリ新書から。表紙の感じとかタイトルからは、スーパーナチュラル系のホラーかと思っていた。どことなくそれをにおわせるような事件で幕を開けるけど、なかなか敵の正体が見えてこない。その引っ張り方がうまい。スリリングなサイコホラーとして最後まで楽しめました。

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    これまた会社の方に貸して頂いた一冊。

    全然知らない作家さん。本屋さんでも見かけた記憶が無い。
    でもジャンルがミステリということで期待大!

    電車で起きた殺傷事件、空港で起きた落下事故、会社で起きた転落事故、そして自身の両親が起こした心中?

    時間も場所もバラバラな事件を、あるキャラクター「ケイジロウ」というキーワードで結ばれているのでは?と気づいた主人公 汐路 は、真相解明に乗り出す。

    伏線の貼り方も、ミスリードの持っていき方もなかなか好み。主人公はゲーム制作会社で働いていたという設定だったが、ちょうど最近息子とマリオカートで遊んでいた為、一文一文説得力があり、面白かった。

    最後はハラハラドキドキ場面もあり、なかなかに盛り上がった。

    ミステリはやっぱり面白い!

    0
    2018年09月02日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった。ようやく読めた。
    テーマが「歪み」だそうで、家の歪みの話は勉強になった。ゲーム制作の部分も。錯覚の部分が家の歪みと繋がった。
    とてもおどろおどろしい、暗い、負の感情や狂気がいっぱい詰まったミステリー。主人公は気が強すぎて、小説の登場人物としてあんまりみりょくてきではない。いい人ポジションの石丸もどこかおかしい。救いは中学生の祥一郎?と、お父さんが作ってくれた山桜の板の机。
    読んでいて暗い気持ちになるのは間違いないけど、次がどんどん読みたくなる、スリリングで先の読めない展開や問題解決におけるテンポ?腑に落ちる感、文章の淡々とした感じはかなり好み。西英子はとても怖かった。
    続編もぜひ読みたい。物語としてとても面白いけど、読んでいる間暗い気持ちになるのは爽やかな本を同時に読めばなんとかなるかな…

    0
    2016年11月25日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    ネットの世界と、田舎の現実とがうまくマッチしていると思う。
    主人公の女の人と、その友達とかさらに友達なんかのスペックが高すぎて笑う。

    0
    2016年02月13日

    Posted by ブクログ

    ゲーム業界の過酷な労働やゲーム開発の裏話などが楽しい。
    ネットストーキングや盗聴など、実際に起きている事件も
    組み込んで解決策まで教えてるから、いいお手本にもなるだろう。
    主人公汐路が冷静にトラブルを処理し、的確に調査を進めていく。
    都合のいい結果だけを安易に受け入れず、様々な事象を収集、分析、
    解析して、そこから答えを導き出しているということ。
    散りばめられた謎と伏線。高まる緊張感。
    期待を裏切らずに回収される伏線。
    いやぁ~もう大満足でしょう!捻じれって恐ろしい!
    続編も出てるみたいだからチェックです。

    0
    2015年07月29日

    Posted by ブクログ

    物語の主軸ではないが、ゲームソフト制作会社で働く人たちの描写がとても興味深い。その恐ろしいほどの体力と精神力、行動力に、まずは驚かされる。

    0
    2018年05月03日

    Posted by ブクログ

    なかなか面白く、なかなか構成もよく出来ていて、それでいてなかなか感動させる小説。最後まで読んだ後に最初に戻ると、これはこんな意味だったのかと心が震えた。表紙はものものしいが、いい。

    0
    2015年12月02日

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