無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
愛媛県、早瀬町。
この地がまだ江戸幕府の天領であった頃に起きた「喜助一家心中事件」の生き残り、敬次郎の復讐の呪いが、早瀬の旧家を襲う――――
石丸さんを追いかけてきた全三巻。
とうとう完結編を迎えた訳だが、私は、その、なんというか、その、まだ、信じたくない。
今も、これを打つすぐ隣に「…怒涛の書き下ろし完結編!」と見えるが、見なかったことにしたい。
確かに完結篇にふさわしい、伏線の回収具合だったが、1巻からの読者の中には、ふとよぎった人もいるのではないだろうか。
最後の、親子のやり取り。
これは、どこかで読んだことがあるぞ、と。
喜助・敬次郎親子を彷彿する最後のやり取りは、「二人の叶えられなかった幸せな日々」と「連綿と続く呪い」のどちらをも思い起こさせる。
もしかして、島以外の全てのお屋敷の血が途絶えたわけではない今、呪いはまだ終わってはいないのではないか。
そんな気持ちにさえさせる、最後ではなかったか。
―――なんて、そんなことを考えてしまうのは、私がいまだに石丸さんについて納得していないからだ。
幸せになってほしかったのに。
本当に、石丸さんの幸せを追い続けて駆けてきた三部作だったのに。
現実も物語も、想い通りにはいかないものだなぁ…
Posted by ブクログ
やっと三部作を読み終わりました!簡潔に終わっているし、鶴太=敬次郎の呪いが結局は早瀬の庄屋を根絶やしにしてしまう悲しい最後。
それと並行し、同じく自らの復讐に静かに暗躍する石丸さんの執念が、現代の敬次郎となって、最後までハラハラでした。
個人的には生きて、主人公の島家の汐路ちゃんとくっついて欲しかったけれど、そこはご先祖同様叶わずに終わってしまい、なんだか事件解決したものの、悲壮感が残りました。
実際身近に居ないのでわかりませんが、親兄弟が居なくなったら、自分だけで強く生きようとは思えないものなのでしょうかね〜。本当に血が途絶えてしまう事を、死んだ家族は望まないと思うけどなぁ〜っと思いを馳せてしまう。
Posted by ブクログ
『長い腕』の完結編。読者みんなが気になっていたであろうことが決着した。
ひとつ前の『呪い唄』もそうだけど、狭い閉ざされた田舎の雰囲気を出すために、たとえば「姫御」という特有の言葉を使ってみたり、寄講という慣習を登場させたり、あるいは登場人物同士の因縁が説明されたりするのが、いかにも後づけの感じがして気になった。
1作目の執筆時には、続編を考えていなかったといえばそのとおりだけど、書かれていないのとも含めて世界観をつくり込めるかどうか、作家さんの力量が問われるひとつだと思う。
設定や、ストーリー自体はおもしろかったし、3作目のラストシーンは好き←1作目から一気読みしてようやく気づいた。
Posted by ブクログ
2022.03.20
石丸の正体が気になって、つい第三部まで読み進めてしまったけど、二部と比べて読みやすく、整理されていたと思う。
けど前作まではあったスリルもまったくなく、スピード感も失速したままで、ただ惰性で読んでしまったという感じ。
登場人物たちも、初期にはあった熱が無いというか、あっさりしすぎているような?
最後まで読み終えてもいまいちピンとこず…。なんかスッキリしなかった。ふーんで終わってしまった。さすがに第三部までは長かった。二部で完結してて欲しかった。やーっと読み終わったー!という感じ。もはや義務。
「長い腕」が結局一番面白く読めました。
二部も三部もやはり付け足し感は否めない。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸