弔い花 長い腕III
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弔い花 長い腕III

660円 (税込)

3pt

町の有力者の娘が殺害され近江敬次郎の罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。長い時を超えて張り巡らされた呪いがついに早瀬の町を焼き尽くすのか?! 全ての謎が鮮やかに解かれる怒濤の書き下ろし完結編!

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長い腕 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 長い腕
    638円 (税込)
    ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女子学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女子学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
  • 呪い唄 長い腕II
    902円 (税込)
    汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない――。そう考え、町にとどまった汐路は、一人の老人に引き合わされる。戦時中、近くに駐屯していたという元軍人で、終戦直後に姿を消した部下の行方を捜している、という。幕末に流行した「かごめ唄」が平成の世にまたはやり始め、童謡に乗せて、新たな罠が動き出す。横溝正史ミステリ大賞受賞作『長い腕』に、待望の続編!
  • 弔い花 長い腕III
    660円 (税込)
    町の有力者の娘が殺害され近江敬次郎の罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。長い時を超えて張り巡らされた呪いがついに早瀬の町を焼き尽くすのか?! 全ての謎が鮮やかに解かれる怒濤の書き下ろし完結編!

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弔い花 長い腕III のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み応えのある作品
    Iの長い腕は中々話に入っていけなかったが、呪い歌から壮大な相関図に引き込まれた。弔い花を読み終え切なさも感じつつ、汐路がリアルな女性として存在。
    作者はこの三部作、どの時点で構想を練ったのだろうか。圧巻

    0
    2018年09月04日

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。シリーズ物はだんだんつまらなくなっていくのが多いような気がするけれど、このシリーズはだんだん面白くなっていったと思う。テンポが良く、前二作に比べてとても読みやすかった。ただ、オチが何となくわかってしまうのが残念といえば残念だけれど。

    0
    2014年04月18日

    Posted by ブクログ

    前回は勝パートが主だった内容に思えたが、今回は過去、現在共にバランス良く後に繋がるという面白さもあった。 愚連隊退治は自警団と絡める為? ちょっと長かったかな。 完結のようだがまだ読みたい、スピンオフ的な物でも出して頂きたい。

    0
    2017年05月10日

    Posted by ブクログ

    愛媛県、早瀬町。
    この地がまだ江戸幕府の天領であった頃に起きた「喜助一家心中事件」の生き残り、敬次郎の復讐の呪いが、早瀬の旧家を襲う――――

    石丸さんを追いかけてきた全三巻。
    とうとう完結編を迎えた訳だが、私は、その、なんというか、その、まだ、信じたくない。
    今も、これを打つすぐ隣に「…怒涛の書き

    0
    2015年07月29日

    Posted by ブクログ

    やっと三部作を読み終わりました!簡潔に終わっているし、鶴太=敬次郎の呪いが結局は早瀬の庄屋を根絶やしにしてしまう悲しい最後。

    それと並行し、同じく自らの復讐に静かに暗躍する石丸さんの執念が、現代の敬次郎となって、最後までハラハラでした。

    個人的には生きて、主人公の島家の汐路ちゃんとくっついて欲し

    0
    2015年05月07日

    Posted by ブクログ

     三部作の完結編。主人公の島汐路が、江戸時代から繋がる宮大工の呪いとの戦いに終止符を打つ。建築に密かに仕組まれた呪いの正体を、現代、江戸時代、敗戦後の三つの時代を超えて解き明かす構成が秀逸。
     様々な伏線が一つに畳まれていくので、恐らく3部作を念頭にプロットされた小説だったと思う。1作目のホラー的な

    0
    2014年09月16日

    Posted by ブクログ

    「けいじろう」の幼少期、つまりは
    呪いが始まるきっかけが鮮明になって面白かった。
    石丸さんがあんな形で関わりがあったのも驚き。
    すっきりと終わる訳ではないけれど
    大きな区切りはついたので、終わったな。という
    感が大きく残ったのがよかった。

    0
    2014年06月27日

    Posted by ブクログ

    どうしても一作目のあの震えるような怖さ、凄味、に対して見劣りしてしまう感はあり残念。ですが、三冊を始めから読み返してみれば、伏線の回収はきっちりと成されている。素晴らしい。
    そして、過去の歪みの怖さとともに、現代人の社会の歪みに、寒気が走るのです。

    0
    2014年05月11日

    Posted by ブクログ

    『長い腕』の完結編。読者みんなが気になっていたであろうことが決着した。
    ひとつ前の『呪い唄』もそうだけど、狭い閉ざされた田舎の雰囲気を出すために、たとえば「姫御」という特有の言葉を使ってみたり、寄講という慣習を登場させたり、あるいは登場人物同士の因縁が説明されたりするのが、いかにも後づけの感じがして

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    2022.03.20

    石丸の正体が気になって、つい第三部まで読み進めてしまったけど、二部と比べて読みやすく、整理されていたと思う。
    けど前作まではあったスリルもまったくなく、スピード感も失速したままで、ただ惰性で読んでしまったという感じ。
    登場人物たちも、初期にはあった熱が無いというか、あっさりし

    0
    2022年03月21日

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