【感想・ネタバレ】長い腕のレビュー

あらすじ

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女子学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女子学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

心当たりがありすぎて、石丸さんのかっこよさも吹き飛ぶ怖さだった。
もうまず、個人的に、主人公の故郷が愛媛ってあたりが…
なぜあえてそこにしたんですか、川崎先生…?
その上、「歪み」なんていう、一時期全国でも問題になったくらい身近なものが事件の発端(は言い過ぎか?)。
現実と小説の区別はちゃんとつけているつもりなのに、どうにも不安が拭えない。
とりあえず、実家に帰ったら、ちょっとビー玉まいてみようと思う…

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2015年07月16日

Posted by ブクログ

最近テレビで見た『ミステリと言う勿れ』の登場人物と同じ名前の主人公(汐路)ということで、ふと思い出して久しぶりに手にとった。
改めて読むと、強引かと思う展開もあるが、総じておもしろい。ミステリーとしての仕掛けを楽しむというよりは、雰囲気を楽しむ作品。不気味さ、陰湿さ、澱み、そして歪み。
本書の単行本初版が2001年の刊行らしく、インターネットやPCなどについての記述が古いのは当然として、その古さに苦笑しつつ、SNSが浸透した「いま」、歪みは増しているんじゃないだろうか、と、スッと背筋が寒くなる。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

佳多山ミステリ新書から。表紙の感じとかタイトルからは、スーパーナチュラル系のホラーかと思っていた。どことなくそれをにおわせるような事件で幕を開けるけど、なかなか敵の正体が見えてこない。その引っ張り方がうまい。スリリングなサイコホラーとして最後まで楽しめました。

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2021年10月26日

Posted by ブクログ

これまた会社の方に貸して頂いた一冊。

全然知らない作家さん。本屋さんでも見かけた記憶が無い。
でもジャンルがミステリということで期待大!

電車で起きた殺傷事件、空港で起きた落下事故、会社で起きた転落事故、そして自身の両親が起こした心中?

時間も場所もバラバラな事件を、あるキャラクター「ケイジロウ」というキーワードで結ばれているのでは?と気づいた主人公 汐路 は、真相解明に乗り出す。

伏線の貼り方も、ミスリードの持っていき方もなかなか好み。主人公はゲーム制作会社で働いていたという設定だったが、ちょうど最近息子とマリオカートで遊んでいた為、一文一文説得力があり、面白かった。

最後はハラハラドキドキ場面もあり、なかなかに盛り上がった。

ミステリはやっぱり面白い!

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2018年09月02日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかった。ようやく読めた。
テーマが「歪み」だそうで、家の歪みの話は勉強になった。ゲーム制作の部分も。錯覚の部分が家の歪みと繋がった。
とてもおどろおどろしい、暗い、負の感情や狂気がいっぱい詰まったミステリー。主人公は気が強すぎて、小説の登場人物としてあんまりみりょくてきではない。いい人ポジションの石丸もどこかおかしい。救いは中学生の祥一郎?と、お父さんが作ってくれた山桜の板の机。
読んでいて暗い気持ちになるのは間違いないけど、次がどんどん読みたくなる、スリリングで先の読めない展開や問題解決におけるテンポ?腑に落ちる感、文章の淡々とした感じはかなり好み。西英子はとても怖かった。
続編もぜひ読みたい。物語としてとても面白いけど、読んでいる間暗い気持ちになるのは爽やかな本を同時に読めばなんとかなるかな…

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2016年11月25日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
ネットの世界と、田舎の現実とがうまくマッチしていると思う。
主人公の女の人と、その友達とかさらに友達なんかのスペックが高すぎて笑う。

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2016年02月13日

Posted by ブクログ

ゲーム業界の過酷な労働やゲーム開発の裏話などが楽しい。
ネットストーキングや盗聴など、実際に起きている事件も
組み込んで解決策まで教えてるから、いいお手本にもなるだろう。
主人公汐路が冷静にトラブルを処理し、的確に調査を進めていく。
都合のいい結果だけを安易に受け入れず、様々な事象を収集、分析、
析して、そこから答えを導き出しているということ。
散りばめられた謎と伏線。高まる緊張感。
期待を裏切らずに回収される伏線。
いやぁ~もう大満足でしょう!捻じれって恐ろしい!
続編も出てるみたいだからチェックです。

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2015年07月29日

Posted by ブクログ

田舎に残る古臭さと、インターネットの普及で広がった現代っぽさが融合した不気味なミステリ作品。
独特の雰囲気と展開があって面白かった。
それにしても、家って大事なんだなあ。

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2015年06月02日

Posted by ブクログ

物語の主軸ではないが、ゲームソフト制作会社で働く人たちの描写がとても興味深い。その恐ろしいほどの体力と精神力、行動力に、まずは驚かされる。

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2018年05月03日

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なかなか面白く、なかなか構成もよく出来ていて、それでいてなかなか感動させる小説。最後まで読んだ後に最初に戻ると、これはこんな意味だったのかと心が震えた。表紙はものものしいが、いい。

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2015年12月02日

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呪い花 長い腕Ⅲ  恨みを呑んで死んだ喜助一家の生き残り、近江敬次郎(鶴太)の怨念か。早瀬村の事件は続く。
※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

喜助一家の悲劇の源、御用林を切ったのは宇賀屋敷の者だった。苗字帯刀を許された村の有力者たち(東家・西家・古倉・宇賀・藤・島)が墓を暴き確かめたところ鶴太の遺骸がなかった。村人が探索の許しを訴えた時、代官は任期も残すところ後6日、喜助の不幸を想い匿っていた鶴太を逃がしてやった。
明治の東京で鶴太は名工に育っていた。

長い腕Ⅲに入る

Ⅰ話で意味深に登場し、Ⅱ話の最後をきっちり決めた石丸×源田のコンビ。石丸はいい感じの汐路の理想の上司で二人はなんとかなるのかと思ったがそうでもない。

石丸は何者か。
彼も大工筋の血を引いていた。
石丸佐吉は、明治の東京で敬次郎と因縁の対決をしていた。だが対戦場所に敬次郎は現れず見事な彼岸花の彫り物を届けてきた。
繊細なしべが伸びているヒガンバナをどう彫ったのか、それが名手の技なのか。驚いて負けを認めた。

5年前、石丸は採用した島汐路を指導することになった。

石丸の友人源田は内装業者で依頼があった汐路の姉の家の盗聴器を外した。同行した石丸は早瀬の村に入り既視感を持った(ここには来たことがあるような)

島汐路は庄屋の生まれであった。近江敬次郎が現れて建てた屋敷の二階を仕事部屋にしている。だが島家の不幸はすでに起きていた(Ⅱ話)埋蔵金に集まった人たちを葬った深い陥穽、地中のトンネルに落ちて多くの人が死んでいた。早瀬村は呪われた地だと噂が広がった。

時代の長い腕は登場人物の歴史を抱えて伸びてくる。
敬次郎の足跡をたどると、早瀬村は名工が建てた家が多く残るところだった。

敬次郎の彼岸花に敗れたのは石丸幸太郎の祖父だった。

幸太郎は祖父から話に聞いていた敬次郎が建てた早瀬の家が見たかった。今まで父と祖父から大工の技をたたき込まれていた。
祖父の佐吉は「早瀬は恐ろしいところだ」と言っていたがその訳は。
幸太郎は確かめようと早瀬村に向かった。

山で二人の美女に出逢った、あれは幻だったのか。二人は不幸な結婚を控えた早瀬の庄屋の娘だった。
入った村は不穏な気配がした。島家の当主は敬治郎の名を出して、建てた屋敷を見たいという幸太郎に、早く村から出るようにといった。

日本は戦争に負けた。海軍を除隊したばかり幸太郎は早瀬で陸軍軍人だった長谷川(Ⅱ話)にであった。
敗戦で荒れた暴徒の群れが村を荒らしていた。
物騒な愚連隊が徘徊していた。長谷川と協力して村を守る作戦を立てる。
ここからはアクション劇。作戦は成功して愚連隊は壊滅した。
幸太郎は敬次郎の建てた屋敷を見てその見事な腕を確かめ祖父の言葉の謎が解けた思いがした。
幸太郎は萩代の不幸な婚約を知って共に村を出た。

今、汐路は愛車カプチーノで宇賀と石丸がいる村の製材所に向かっている。(Ⅱの事件で)亡くなった友人のエリカの婚約者の香川が早瀬を舞台にした「呪われた地」を書いて出版した。
それが広まり「早瀬刈り」の騒ぎを生んだ。暴走族がバイクで走り汐路たち村人を苦しめる。
上京して香川を訪ねた汐路はニュースソースが宇賀家の落ちこぼれ英世だということを知る。

宇賀とそれに繋がるような石丸の不審な行動の訳を知るために、カプチーノが近づいていく。

汐路はここで真実と向き合う。
敬次郎はどうして人々を呪いにつないだのか。彼は屋敷を建てることで純粋に腕を見せるために庄屋屋敷を建てたのだろうか。呪いは。汐路は、石丸は。
なぞは最後に解ける。

早瀬村の出来事はここで終わった。
作者は多くのエピソードを巧みに絡ませて時の流れを作った。
明治の東京。敗戦後の早瀬。早瀬の今昔。関わった人びとの歴史。いまだに残る狭い村の悪習。絡まった人の欲や悪意。などで起きた無惨な出来事は上手く収束した。

複雑な関係は家系図が助けてくれた。

三部に分かれた複雑な話の進行、入り乱れたストーリーを読んで頭の緩んだねじが締まり、日ごろの霧が少しは晴れたような、、、。
ほかの作品も読んでみたい。



書影が合本版になっていますが単本で読みました。

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2026年02月04日

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人の精神を狂わせる理由。奇妙な事象は呪いのせいなのか?はたまた人為的なのか?着眼点がなかなか面白かった。
個人的には、遠い過去から現在に続く謎を辿る面白さを感じました。
三部作だけれど、この1作目がなんやかんや好きです。
主人公の様な身軽な暮らし方や佇まいに憧れた時もある。アウトドアコートにトレッキングシューズの出で立ちは自分もお気に入りでした。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短いしさくさく読める。
前半はゲーム制作って大変なんだな…とか、今じゃ同じグッズを大量に持ってることも普通(?)なんだよ…とか、思ったりした。
主人公は行動力と思い切りの良さが半端ない。フッ軽。だからこそ展開が早いんだな。あと先考えてぇとも思うけど。
石丸さんいい人〜と思ってたけど後半にいくにつれウン?となった。いい人すぎて怖い。なんでそこまでしてくれるの?なんでそこまでするの?主人公に多大な恋愛感情や弟子愛みたいなのがあるなら、まあ分かるけども、それもなさそうだし。
いろいろと人怖な話でした。
一点。HNケイジロウとケイジロウというアニメキャラクターについて、あれは偶然同じ名前のものがあって被害者がそれを見つけたのか。それとも近江敬次郎に準えて意図的に生み出されたものなのか。続編があるようなので、そこで解明されるのかちょっと気になるところ。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

コンピュータ・ゲーム制作会社に勤務する主人公は今手がけるプロジェクトを最後に退職する予定だった。
退職が迫ったある日、会社で二人の女性が屋上から転落死。
とあることから、故郷である四国の田舎町で発生した女子中学生による猟銃射殺事件との関連性に気づいた彼女は真相に迫る。

ミステリーとしては甘いところも散見されますが、ストーリー自体は面白くスムーズに読めました。
結末はかなりこじつけっぽく、終盤の主人公の元上司の行動が理解出来ないのが残念。

このお話のテーマは”歪み”とのこと。

いろんな意味での歪みが事件を引き起こす・・・って事なのね。

前半はゲーム制作会社の内情がよくわかり興味深い。(ミステリーには関係ありませんが)

時代の先端のゲーム会社や携帯電話やパソコンと昔の風習が色濃く残る田舎とそこに暮らす人々のコントラストが面白かった。

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

お初の作家さんです。
川崎草志さんがゲーム会社に勤務されているようで、ゲーム制作やネットワークについて細く描かれています。
物語の前半はゲーム制作現場が舞台なので、現代的な内容ですが、中盤で主人公が田舎に戻った辺りから、古めかしい村の因習だったり、人間関係だったりで、グッと横溝テイストが深まっていきます。
面白かったのですが、主人公の汐路のキャラにハマれませんでした…。

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2022年07月04日

Posted by ブクログ

川崎草志 長い腕 
読み終わりました。

なかなか良かったです。
手に入れたいきさつはミステリーベスト◯◯で知って入手。
読んだのはかなり経ってから、しかも横溝正史を初めて読んでから4冊読んだ後でした。

これは横溝正史ミステリ大賞受賞作でした。
横溝正史の作風に近いと感じました。
私の職歴をカスル内容もあり大変興味深く読みました。

題名は他でもよかった気がしました。
長い腕の怪人が襲ってくる話ではなかったよ。
次回作気になります。

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかスピード感があり読みやすくてスラスラよめた。
展開の速さは好みだった。

建築空間の歪みからくる精神異常も題材として面白い。

ただ、他のレビューにもありましたが、人物像がうまく浮かばない。
人物描写がちょっと足らないというか。

いつもはこんな感じとイメージを抱ける人物像が今回はなかなか頭の中で定着できなかった。

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2021年09月06日

Posted by ブクログ

「歪み」が人に与える影響が恐ろしい。
物語の導入部では、ゲーム業界の制作現場の様子が詳細に描かれていて、とても興味深かった。
なぜ、石丸が汐路のためにあそこまでのことをしたのか。また、早瀬で起こる殺人事件の原因も全てが明らかになったわけではなく、続きが気になる。

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2021年08月03日

Posted by ブクログ

面白い所と面白くないというか、無理がある所があったかなという印象。歪んだ家に住むと大変な事になるんだね。

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2021年03月22日

Posted by ブクログ

前半、ゲーム業界や企業の内情などがあまりにも冗長で文庫本なのになかなか進まず。
ちょっと辛い‥と思い始めた中盤から田舎の村へ帰省した辺りから面白くなる。
前半がもう少しコンパクトだったら、良かったかな。

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2020年08月27日

Posted by ブクログ

ゲームクリエイター島汐路の会社で他プロジェクトチームの二人が心中した。汐路の故郷愛媛の早瀬町では教師をしている従妹が受け持っている女生徒が猟銃で殺され加害生徒が行方不明。松山空港ではあるミュージシャンのファンの女の子たちが手すりから転落死数十名が死亡という事故が起きる。
気になった汐路が調べてみると愛媛の早瀬では率にするとズバ抜けて殺人事件の発生率が高いのだ・・・。
というとっかかりのお話。

ゲーム制作会社の雰囲気や、のちに出てくる大工のお仕事など興味深いトピックはそこここに散りばめられているのだが、作中死亡するのが若い女の子ばかりである点などは言及されていない。そこに何か含みを持たせるつもりはなかったのかなぁ・・・なんて思ったりして。
何と言いますか、主人公の島汐路さんが同性から見ると魅力がない。勝気な美人というだけってのがなぁ。
例えば体術のエキスパートであるとか、天才鍵師であるとか、あるいは美貌を武器に相手を手玉に取れるとかそういう理由があるなら無謀な行動に出るのも勝算あってのことと思えるのですが、フツーのゲームクリエイターで少々PCの知識がある程度なんですよ。こんなことするかな。
テーマは好き。なるほどそういうことってあるだろうし、そこをつくとは・・・・という喜びとともに、え、あそこは?ここは?あれ?あれ?というほったらかしな部分も目についた作品でした。
そういうところを気にしないのならば楽しめると思います。

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

著者の経歴が、元IT企業に勤めていた、というのが変わっていたので読んでみました。お話自体はまあおもしろかったのですが、ところどころ無理があるような気がしました。

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2018年08月15日

Posted by ブクログ

第21回(2001年) 横溝正史ミステリ大賞受賞
ゲーム業界のことが非常に詳しく描かれていて、話の筋に深くかかわらない部分がちょっと多い感じがしました。一方で、古い日本家屋についての部分はとても興味深かったです。思っていたより面白みに欠ける部分もありましたが、色んな意味でミステリー小説な感じでした

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2017年12月03日

Posted by ブクログ

ストーリーの世界観に入り込める作品。
「歪み」がもたらす事件に伏線が張られているのですが、その伏線が回収しきれない「消化不良」感があります。
風呂敷を広げて過ぎているが、その風呂敷から出てくるネタは食いつきたいコンテンツなのでそれが楽しみでもあります。
私は主人公の汐路に私は感情移入できませんでした
冷静かと思えば感情的、執着がなくクールなのに執着を見せたりと、彼女の人格が決まっていない感がある。

彼女の上司である石丸圭一の絡み方を見ていると彼がキーマンになってくるのか…?
先が気になります。

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2017年09月02日

Posted by ブクログ

テーマは歪み。バラバラだった全ての事象が一つへ収束していくように情報を散りばめる技術は、東野圭吾の劣化版のような感じ。東野圭吾が別次元にいるのだが。家屋の微妙な歪みが住人にストレスを与え続けてキチガイをつくる。先祖代々まで祟るを顕現。ゲーム会社での一幕が専門的過ぎていらないかなー。あまり興味もないし、本筋に然程エフェクトしてる感じではなかった。西優司をもっと描かないと!八つ墓村の気持ち悪い感じが欲しくなっちゃう。

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2017年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歪みがある部屋にいると視覚情報との差異で三半規管に狂いが生じるという話は聞いたことがあります。
歪みがある家で長年暮らしていたら精神的におかしくなることもあり得る話に思えます。
この結果を望んで敬次郎が早瀬という地域に仕掛けを施したのか、西家の人がどれだけ病んでいたのか分かりませんが、兎も角、執念深くて気味が悪い作品でした。
そういえば、汐路の同僚が自殺した件は早瀬の事件と関連あったのか結論が出てないような・・・
続きがあるみたいなので、そこで言及があるのかな?

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2015年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

危ない単独行動に走ったり、松原孝と祥一郎に対しての汐路の強気な部分があまり好きになれなかったなぁ。裏を返せば両親を早くに亡くして頼らず生きてきた自信の表れなのだろうけど…。
家の歪みが人に害をもたらすという設定は興味深い。もっと深く知りたくなる題材。
完全解決で終わらないのも、敬次郎の一軒一代で終わらせない呪いの執念と強さを感じる。
謎めいた石丸さん、彼にも何だか暗い過去がありそうだ。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

前半はゲーム制作会社が舞台で、中盤ではインターネットに関する話が出て来ます。重要な部分もありますが、だらだらした感じで少々苦痛でした。もう少し簡略化して欲しかったです。
後半になると、やっとミステリーらしい展開になります。歪んだ家が歪んだ人間を生む真相は恐怖感と臨場感があり、読み応えがありました。
ただ、真犯人がどうやって事件を起こしていたのかは説明不足で腑に落ちませんでした。

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2015年12月04日

Posted by ブクログ

新聞の広告で、今月続編が出るらしいこの本が長く売れ続けている感じに載っていて、続編買う前にまずはこちらを読んでおこうということで買ってみた。
こんな昔の本、BOOK-OFFで買えばいいのに、普通に買ってしまって、大したこと無いけどちょっと損したかも…。
ゲーム製作会社で働くの主人公が、会社で出くわした同僚の変死事件と、故郷の町で起きた女子中学生による殺人事件とに共通のキーワード「ケイジロウ」を発見し調査を始めることに、というお話。
話は大きく前半のゲーム業界の活写と後半の閉鎖的な田舎町の描写に分れ、いずれもそれぞれの雰囲気や佇まいを表わして、横溝正史ミステリ大賞受賞作ということらしく、特に後半はそういうおどろおどろしい雰囲気は良く出てた感じ。
ただ、主人公がこの話に首を突っ込む動機も弱く、色んな話が絡まりながら終盤に差し掛かっても何に向かって進んでいるのか分り難くて、スラスラとは読み進める割に気持ち的には読み難い。
歪んだ家に住み続けていたら末代に亘って歪んでしまうってのが時代がかっているが、最後はかなりバタバタと畳まれた印象。

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2018年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未知の世界が次々と展開していく。
読み出したら止まらない。
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ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃をうける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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2015年06月01日

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