【感想・ネタバレ】長い腕のレビュー

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感情タグBEST3

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかスピード感があり読みやすくてスラスラよめた。
展開の速さは好みだった。

建築空間の歪みからくる精神異常も題材として面白い。

ただ、他のレビューにもありましたが、人物像がうまく浮かばない。
人物描写がちょっと足らないというか。

いつもはこんな感じとイメージを抱ける人物像が今回はなかなか頭の中で定着できなかった。

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2021年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歪みがある部屋にいると視覚情報との差異で三半規管に狂いが生じるという話は聞いたことがあります。
歪みがある家で長年暮らしていたら精神的におかしくなることもあり得る話に思えます。
この結果を望んで敬次郎が早瀬という地域に仕掛けを施したのか、西家の人がどれだけ病んでいたのか分かりませんが、兎も角、執念深くて気味が悪い作品でした。
そういえば、汐路の同僚が自殺した件は早瀬の事件と関連あったのか結論が出てないような・・・
続きがあるみたいなので、そこで言及があるのかな?

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2015年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

危ない単独行動に走ったり、松原孝と祥一郎に対しての汐路の強気な部分があまり好きになれなかったなぁ。裏を返せば両親を早くに亡くして頼らず生きてきた自信の表れなのだろうけど…。
家の歪みが人に害をもたらすという設定は興味深い。もっと深く知りたくなる題材。
完全解決で終わらないのも、敬次郎の一軒一代で終わらせない呪いの執念と強さを感じる。
謎めいた石丸さん、彼にも何だか暗い過去がありそうだ。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未知の世界が次々と展開していく。
読み出したら止まらない。
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ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃をうける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが……。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ! 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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2015年06月01日

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