箸墓幻想

箸墓幻想

924円 (税込)

4pt

邪馬台国の研究に生涯を費やした考古学者・小池拓郎が殺される。浅見光彦は小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ。古代史のロマンを背景に展開する格調高い文芸ミステリ。

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箸墓幻想 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内田康夫作品を読んで思うのは、内容が濃いということ。
    今回の作品もまた濃いなぁと思いました。
    そして楽しめました。
    浅見光彦の推理は当たり前に、女性との絡みもまた
    楽しみのひとつ。
    今回の舞台は、奈良。
    古墳、邪馬台国、卑弥呼などとても興味深い内容でした。

    0
    2019年02月12日

    Posted by ブクログ

    男女の妄執 ー
    それは太古の昔も、戦中戦後の乱世も、そして現代も変わることなく繰り返される。まるで輪廻の如く…
    箸墓古墳を舞台に繰り広げられる壮大な古代ロマンとミステリー。

    「格調高い文芸ミステリー」と銘打ってあるだけのことはあります。

    0
    2012年07月29日

    Posted by ブクログ

    ビジネス本という訳ではないですが、推理小説で「連想力」と「考える力」が鍛えられるのでは?と感じました。

    まぁ、内容が好きな歴史に絡ませて書かれていたのですんなり読みやすかったのもありますが(笑)

    0
    2011年10月09日

    Posted by ブクログ

    個人的に文章が大好きな作家さんです。
    私はいつも最後の方まで犯人がわかりません。笑

    なんだかんだでもてている主人公浅見がいいキャラしてます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「この『神の手』の評価に翳りが生じた。『神意』どころか『人為』を疑われたのである。」

    箸墓幻想は毎日新聞日曜版に平成十二年四月二日から六十三回にわたって連載された新聞小説です。

    単行本としては平成十三年八月三十日に毎日新聞社から刊行されました。

    発売日当日には、新聞全国紙各紙に全面広告というミ

    0
    2013年07月22日

    Posted by ブクログ

    奈良を主な舞台にした浅見シリーズの歴史ミステリー、と言うべきか。
    一言で言えば、邪馬台国を研究していた学者の死の謎と背景を探し解いていく話。
    話自体は面白いが、話のラストが、ちょっと私好みのものではなく、歴史的な部分で明らかにおかしい点が存在し、何より被害者の周りの人間関係が複雑すぎること極まりない

    0
    2017年10月20日

    Posted by ブクログ

    TVで沢村一樹さんが演じる浅見光彦が最後だと知ってドラマを見た後に、原作を買いました。
    やはりこの長編をTVドラマに納めるのはかなり無理があるなぁと。たまに原作よりドラマや映画の脚本の方がよい場合がありますが、今回はやはり原作の方が良かったです。
    作者もこの話を連載している時に箸墓古墳などにまつわる

    0
    2012年09月16日

    Posted by ブクログ

    5月-18。3.5点。
    古墳発掘と、戦中戦後の悲恋の物語。結構面白かった。邪馬台国論争に興味が湧いた。哀しい結末。

    0
    2011年05月31日

    Posted by ブクログ

    浅見光彦の苦手な理由がわかった。
    美形でやたらモテる上に、女性にひどいことをしている。
    実家も権力持ってるし、上流階級な上に、コンプレックス持っているというのは口だけで、実際の発言や行動を見ているとまったくそれが見えない。

    そして、犯人を心配するフリをしながら、決して救わないこと(行動する優先順位

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    自作解説によれば、新聞連載した小説だそうで、連載途中に、考古学界で、例の大スキャンダル事件が発覚した。そのおかげで本書のトリックというかシナリオにリアリティが付加された。。。的なコメントがありました。その時点では発覚していないまでも、そういう空気があったんでしょうかね。これも著者に言わせれば、予感の

    0
    2009年10月04日

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