むかしのはなし
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むかしのはなし

627円 (税込)
438円 (税込) 1月9日まで

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三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集!!

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むかしのはなし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっぱ三浦しをんさんの作品好きだなぁ。
    昔話を題材にして今風にオマージュされた作品だった。
    読解力の乏しいわたしには理解しきれないのもあったけど、最後の地球滅亡のやつとかは中篇になってて面白かった。
    自分だったらどうするかなぁとか、自分の価値観を超えて想像もできない展開を楽しんで読めた。

    もっかい

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    「現代にむかしばなしを作るなら」をテーマに著された短編作品群。それぞれ、まくらとして実在の昔話(浦島太郎など)のあらすじが描かれ、本編が始まる、という形。昔話を現代風にリファインした、というより、そもそも昔話はなぜ現代にまで受け継がれてきたのか、というところに着目して物語が描かれている。なので昔話そ

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    むかしむかし〜のお話が今で言うなら、、もしくは昔からのお話で伝えたい事はずっと今でも変わらない。という事なのかな。
    私は一度読んだだけじゃちょっと理解できなかったけど、もう一回読みたいと思えるようなお話でした。

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    しをんさんは関係性を語る魔術師であると、この短編集を読んで確信。
    「僕」なり「私」なりが、彼ないしは彼女に対してどう感じているか、どういうことがあってこうなったか。疑いもなくスラスラ頭の中に入ってきて納得させられる力があります。

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

    短編集かと思ったら実は各話が少しずつリンクしている。日本の昔話に着想を得たSFチックなストーリーで、伏線やオマージュの部分を探しながら読むのが面白い。

    0
    2021年06月24日

    Posted by ブクログ

    “むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。”

    幼い頃におばあちゃんが語ってくれた桃太郎のお話。”むかしむかし”と始

    0
    2020年08月30日

    Posted by ブクログ

    最初は、三か月後に巨大隕石が衝突するから、地球を脱出する、という設定に、若干なじめなかった。
    どう考えても、地球外へ出ても生き延びられる可能性が考えられない。
    スペースコロニーみたいなものを作ったにせよ。
    そこも、いつか設備に欠陥が出て、阿鼻叫喚の状況に陥る未来が、どうにも描けてしまって…。

    それ

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    2020(R2)7.5
    連作短編集?
    それぞれの短編は独立してるけど、ある状況を共通の設定にし、かつ、日本の昔話のエッセンスを現代の物語に取り入れて「現代版 日本の昔話」に仕立てている。
    ちょっとトリッキーな構成が、僕の「三浦しをん観」をいい意味で裏切ってくれて新鮮だった。

    一気に読み終えた。

    0
    2020年07月06日

    購入済み

    大人の「おとぎ話」

    大人の話と言えば、エロティックなもの。加えて乱暴な、暴力的な諍いものが大概だろう。いわゆるえげつない話しである。そうした先入観があるから、読んでいても大して面白いとは思われない。突飛な作り話でバカバカしいと思う。でも、大人が集まればたぶん似たような話しをするだろうから…
    この小説に出てくる人物も、

    0
    2018年08月21日

    購入済み

    むかしのはなし

    今、入院中です。私の場合たぶん手のほどこしようがない。延命処置をしている。痛み止めしかくれないし、その量が増していくだけ。あとは、覚悟するだけ。自分が生きれ、生かされた時代に感謝。

    1
    2014年01月26日

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