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Posted by ブクログ
京大のキャンパスで神出鬼没なバー「三号館」にお題代わりに謎を持ち込んでカクテルを飲むと謎の答えに気づかされるお話
連作短編日常の謎もの
収録作は以下5編
・クローバー・リーフをもう一杯
・ジュリエットには早すぎる
・ブルー・ラグーンに溺れそう
・ペイル・ライダーに魅入られて
・名無しのガフにうってつけの夜
「四季報」なんて単語が入っているので「株に関する謎か?」と思ったけど、京大の学生による日常の謎だった
もしかして4冊で一年間の物語の予定とか?
腐れ学生とまでは行かないけど、森見登美彦がよく書くキャラクターの風味を感じる
主人公もそうだし、憧れの女性の描写もそれっぽく思ってしまう
ただ、「江戸川乱歩」をもじった「加茂川乱歩」は、森見さんならもう一捻り加えてくるかもとも思う
謎に関しては、偶然性に頼り過ぎな謎が結構ある
まぁ、日常の謎に限らずミステリはそんなの多いですよねー
あと、バーの女性店長を「マスター」と呼ぶのは違和感がある
かといって、「バーメイド」「ミストレス」という表記をされると、それはそれで違和感を持つ人も多そうですね
まぁ、この作品ではそんな知識のなさそうな大学生視点で描かれているので、地の文でもマスターと呼んでいても「そう呼ぶでしょうねぇ」としか思わないかな
「モンティ・ホール問題」は、スタンダードな条件だと変えた方が有利ではあるんだけど
些細な条件で確率って変わるからねぇ
事前情報の有無や情報を知っているかどうかで変わってしまうものは、果たして確率論としてどうなんでしょうね?
ストーリーに関して、バーの存在がファンタジー的なものかと思いきや、そんなオチとは
ただ、理屈は説明できても、そんな営業形態にする動機がよくわからない
あと、ペイル・ライダーの前提要件が明らかにファンタジー要素を含むんだけど、これも現実的な説明ができるなんだろうか?
それとも、これも心理的な思い込みによるものなんですかね?
とりあえず、続きを読む
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