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ものするひと
柴崎友香(作家)「生活と、書くこと。世界と、言葉で遊ぶこと。絡みあって、隙間があって、移り変わっていく。 ひそやかに楽しくて、ひりひりと幸福で、ずっと読んでいたい」 姫乃たま(地下アイドル)「ああ、『滋味掬すべき作品』ってこれのことだったんだ」 雑誌の新人賞を受賞後、警備員のバイトをしながら、小説を書いている杉浦紺(30)。 “先生”でも“天才”でもない、若き純文作家の日常をのぞいてみませんか? ◎巻末対談 「ものするひとたちのリアリティ」 滝口悠生(作家)×オカヤイヅミ もの・する【物する】ある動作をする。ある物事を行う。「言う」「食べる」「書く」など種々の動作を湾曲にいう語。(『広辞苑』第七版より) 綿矢りさ、朝井リョウなどの人気作家15人に、理想の「最期の晩餐」を聞いた話題作 『おあとがよろしいようで』のオカヤイヅミ、初のオリジナル長編作。 -
落陽(祥伝社文庫)
明治四十五明治天皇崩御――直後、渋沢栄一ら東京の政財界人は御霊を祀る神宮造営を計画、その動きは巨大なうねりになっていく。一方、帝国大学農科大学の本郷高徳らは、「風土の適さぬ東京に神宮林にふさわしい森を造るのは不可能」と反論、大激論に。東都タイムスの記者瀬尾亮一は、対立を追う同僚に助力するうち、取材にのめり込んでいく……。献木十万本、勤労奉仕のべ十一万人、完成は百五十年後という造営事業を成し得させた天皇と日本人の絆に迫る著者入魂作!年七月、天皇重体の情報を掴んだ東都タイムスの瀬尾亮一は、宮中の大事が初めて庶民の耳目に晒される状況に記者魂を揺さぶられる。快復を願う万余の人々が宮城前に額ずく中、天皇は崩御。直後、渋沢栄一ら東京の政財界人が「御霊を祀る神宮を帝都に創建すべし」と動き始める。一方、帝国大学農科大学講師の本郷高徳は、「風土の適さぬ地に、神宮林にふさわしい森厳崇高な森を造るのは不可能」と反論。しかし、曲折の末に造営が決定すると本郷は、取材をする亮一に“永遠に続く杜”造りへの覚悟を語った……。直木賞作家が、明治神宮創建に迫る書下ろし入魂作! -
1本5000円のレンコンがバカ売れする理由(新潮新書)
霞ヶ浦のほとりのレンコン農家に生まれ、民俗学者となった若者が実家の農家を大変革。目玉は1本5000円と超破格の値段のレンコンだ。マーケティングと民俗学の知識を応用した戦略で、そのレンコンはニューヨーク、パリ、フランクフルトなどの高級和食屋で使われるだけでなく、注文を断るほどの「バカ売れ」に。「ブランド力最低の茨城県」から生まれた、日本農業の方向性を示す「逆張りの戦略ストーリー」。 -
始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎
【秦は「ベンチャー的体質」ゆえに中華統一できた】初の中華統一を成し遂げた秦は、もともと「田舎の小国」に過ぎなかった。しかし、既得権者も少数だったため、リーダーが「抵抗勢力」を封じ込めることができた。「技術革新」にいち早く対応し、新たな社会体制を構築できたのだ。一方の六国は、フットワークが重く、テクノロジーがもたらす「新しい秩序」に背を向けたことで、秦に敗れた。【法家は歴代帝国に引き継がれた】秦が社会体制変革を行なう際に、理論的支柱となったのが「法家」の思想だった。これにより、国内の全リソースを「君主」一人が管理・収奪するシステムを作り上げる。秦の滅亡後も、法家は形を変え、歴代国家に引き継がれた。結果、人類史上、中国大陸でだけ、繰り返し統一帝国が興ることとなった。中国大陸の帝国が、広大な領土を中央から一律に支配し続けたのは、「始皇帝の遺産」を引き継いだからなのだ。そして、法家は現代中国でよみがえりつつあるように見える。【『キングダム』で通奏低音のように流れる法家】原泰久氏の漫画『キングダム』では、法家改革後の秦と、旧式の社会体制である六国の対比が見事に描かれている。本書では、『キングダム』という物語に流れる地下水脈を、25点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。 -
恥(シェイム)…生きづらさの根っこにあるもの
「シェイム(恥)」という感情は、感じること自体が恥や痛みにつながるため、たいていは自分の中でも隠されています。 隠された感情だからこそ、有害な力をまき散らします。 シェイムが心の奥に居座っていると―― *ちょっとしたことで自己否定感に襲われる *怒りがエスカレートして止まらなくなる *自分を傷つける行動から抜けられなくなる *過度に自分を抑えたり、過度にがんばってしまう それならいっそ、隠れていた<シェイムくん>に登場してもらいましょう。 シェイムの正体を知ることで、破壊力を弱めることができるのです。 本書は「恥」「罪悪感」といった自意識感情を専門に研究している、岩壁茂先生の語りによって、わかりやすく構成されています。 自分のためだけでなく、臨床で感情を扱う方にもおすすめです。 -
わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方
コピペやフェイク紛いの「エセ情報」が、インターネットやSNS、さらには新聞や日常会話にまで溢れている。安易な「わかりやすさ」を売りにするバラエティ番組は、事態をさらに悪化させている。私たちは、どうすればホンモノの「情報」や「知識」を得られるのか? ニュースの世界における「わかりやすさ」の開拓者が、行き過ぎた“要約”や、出所不明の“まとめ”に警鐘を鳴らし、真の情報探索術を伝授する。日本で最も「わかりやすい」解説者がその罠について論じた、池上流・情報処理術の決定版! 【目次】序章 「わかりやすさ」への疑問/第一章 その「わかりやすさ」、大丈夫ですか?/第二章 ネットの「真実」の向こう側/第三章 「知る力」を鍛える/第四章 「わかりやすさ」のその先へ -
ドングリの謎 ──拾って、食べて、考えた
「ボルネオで世界最大のドングリを拾う」長年の夢を叶え学校に戻った僕を、同僚や生徒からのたくさんの質問が待っていた。ドングリって何? 「ドングリの木」があるの? 果実なの、種子なの? ドングリについている帽子みたいなやつって何? なぜドングリからは虫が出てくるんだろう? 生物教師が拾いながら、食べながら考えた「ドングリの謎」。楽しいイラスト多数。 -
人生パンク道場(角川文庫)
相談1 顔のきれいな若いどす黒い女に騙されるおじさんが許せない。相談2 フリーター 金たまらず。相談3 昔の彼と別れて後悔。相談4 引きこもりの幸せ。相談5 彼の話ばかり。相談6 阪神ファン。相談7 息子の進路。相談8 酒。相談9 女遊び。相談10 男女。 相談11 趣味。相談12 内定。相談13 1限目に間に合わない自分に喝を入れてほしい。相談14 想像の中で人を殺していいか。相談15 酒をやめられない。相談16 頼まれごとを断りたい。相談17 善意による迷惑。相談18 片想いに悩んでいる。相談19 バンドのメンバーの中で彼と別の男を好きになってしまった! 相談20 愛人になるべきか。 など、日常の不安に満ちたバラエティに富んだ質問に、目からウロコのお答え。爆笑エッセイ。 文庫化にあたり、新たに3つの質問に答える書き下ろし収録! -
やせるおかず 作りおき
※これは電子書籍版です。 50代のダイエット、大成功の証明レシピ! 52歳で、食事法のみで73キロから1年後に26キロ減の47キロに! 3年たっても、リバウンドなし。 洋服は15号→7号サイズ。 体脂肪率は48%→22%。 久々に会った人から、別人と間違われる激やせぶり。 ストレスが少なかったから努力した感はナシ。 料理研究家である著者が、ダイエット中、 実際に食べていた「やせる作りおき」レシピを1冊にしました。 冷蔵庫を開けたらすぐ「やせるおかず」。 あとは、ごはんやパンを減らす、食べ順を守る。 これだけで、 お腹いっぱい食べてるのに サクッサクッとやせられます! 【ご注意】※この作品はカラー版です。 .※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
すっとこ介護はじめました!
介護施設のリアルを描いたエッセイコミック。 雑誌の休刊などで仕事がなくなり、経済的に困窮した49歳の漫画家が始めた仕事は、介護施設の認知症棟の介護ヘルパー。周囲の若い女性職員たちに虐げられ、未経験の仕事に悪戦苦闘しながら、次第に喜びを見つけ、成長していく姿を、軽妙な絵柄とノリでコミックにしました。職探し、仕事内容、待遇、施設の人たち、そして介護福祉士合格まで、実際に3年間働いたエピソードや裏話が満載です。 この作品の容量は、84.7MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
虚構推理短編集 岩永琴子の出現
<2020年1月アニメ放送開始!> <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!> <シリーズ累計300万部突破!> 【放送情報】 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30~ MBS 1月11日より毎週土曜26:38~ BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00~ dアニメストア、GYAO!ほかにて配信! 【CAST】 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓 【STAFF】 原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS 【MUSIC】 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン エンディング:「LAST DANCE」宮野真守 私たちは概ね嘘で出来ているのですけれど、理(ことわり)だけは通しているのです。お読みになればお解になれます。 ――京極夏彦、歓喜! 全てが嘘なのに面白い。怪異【不合理】を虚構【不真実】でねじ伏せる、定石破りの屁理屈推理バトル! 井上真偽、驚嘆――! 妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。その悩みは、自身が棲まう沼に他殺死体を捨てた犯人の動機だった。――「ヌシの大蛇は聞いていた」 山奥で化け狸が作るうどんを食したため、意図せずアリバイが成立してしまった殺人犯に、嘘の真実を創れ。――「幻の自販機」 真実よりも美しい、虚ろな推理を弄ぶ、虚構の推理ここに帰還! 【虚構推理シリーズ】 『虚構推理』 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 『虚構推理 スリーピング・マーダー』 -
イラストでわかる 超訳 百人一首
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――バレないよう我慢していたつもりだけど、顔に出ていたんだなぁ。 みんなに「好きな人できた?」と聞かれるよ。 ……これはいま流行っている歌の歌詞ではありません。 今から千年以上前の平安貴族が詠んだ和歌です。 和歌というと分かりにくい言い回しと約束事があって、現代人にはなかなか理解しづらいもの。 でも、ちょっと現代風に訳してみれば、意外と「その気持ち、わかる!」と感じられるものばかりです。 本書では百人一首のすべての歌に現代訳(超訳)とイラストをつけ、誰もがその世界を楽しめるようになっています。 ――ときに切なく、ときに甘く。 ――ときに寂しく、ときにうれしい。 そんな豊潤な百人一首の世界を、ぜひお楽しみ下さい! 本書では1番歌の天智天皇から100番歌の順徳院までを順番に紹介。 超訳と解説、思わず情景が浮かんできそうなかわいらしいイラストを添えています。 また、冒頭では掛詞や枕詞といった、百人一首を理解する上で欠かせない基礎知識も解説。 これ一冊で百人一首の世界にたっぷり浸ることができます! ※本書の超訳およびイラストはデフォルメされたものであり、必ずしも史実に基づくものではございません。 -
甲子園という病(新潮新書)
甲子園はいつもドラマに事欠かないが、背後の「不都合な真実」に光が当たることは少ない。本来高校野球は「部活」であり「教育の一環」である。勝利至上主義の指導者が、絶対服従を要求して「考えない選手」を量産したり、肩や肘を壊してもエースに投げさせたりするシステムは根本的に間違っている。監督・選手に徹底取材。甲子園の魅力と魔力を知り尽くしたジャーナリストによる「甲子園改革」の提言。 -
スノーデン 監視大国 日本を語る
国谷裕子「アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当のことでしょうか」/スノーデン「答えはもちろんイエスです」。2013年のリークで世界を震撼させた元アメリカ情報局員のスノーデン。そして2017年、日本関連の秘密文書が新たに暴露され、そこには大量監視システムXKEYSCOREがアメリカ政府から日本政府に譲渡されていることが記されていた。安全のためと称し増大する一方の国家による監視活動に対して、市民によるコントロールをどのように及ぼしていくべきか。スノーデンと日米の識者、プライバシー権に関する国連特別報告者が対策とヴィジョンを語る。 【目次】刊行にあたって エドワード・スノーデンのメッセージ/第一章 米国国家安全保障局による大量監視の実態と日本 エドワード・スノーデン、国谷裕子/第二章 9・11以降の監視強化の動きとACLUの戦い スティーブン・シャピロ/第三章 日本の監視の現状 出口かおり/第四章 大量監視とプライバシー保護のための仕組み ジョセフ・ケナタッチ/第五章 デジタル時代の監視とプライバシー ジョセフ・ケナタッチ、スティーブン・シャピロ、井桁大介、出口かおり/あとがき 浮かび上がった情報格差の深い溝 国谷裕子/付録1 スノーデン氏のメッセージ原文/付録2 ジョセフ・ケナタッチ氏の監視システムに対する保護措置に関するスライド資料 -
心の体質改善「スキーマ療法」自習ガイド
なぜか、人とぶつかってしまう。 いつも自分は後回し、我慢ばかりしている。 どれだけがんばっても、これでいいと思えない。 ……そんな「生きづらさ」の背景にある「心の体質」を改善するのが、認知行動療法の進化型である「スキーマ療法」です。 治療の場では、熟練したセラピストによる認知行動療法の段階を経たあと、じっくり時間をかけて取り組むものなのですが、そのエッセンスは「自習」も可能。 本書は、日本におけるスキーマ療法の第一人者・伊藤絵美先生の道案内で、イラストとともに自分を振り返っていく自習書です。 生き方を変えるヒントを探している方はもちろん、クライエントにスキーマ療法をわかりやすく説明するためのテキストにもおすすめ。 -
日航機123便墜落 最後の証言
消えない撃墜説も含め、事故から33年となる今もその原因を巡る議論は続く。事故調査にあたった米運輸安全委員会など日米双方を徹底取材。多くの証言を軸に事故の最深部を描く。 -
無理なく! ケガなく! フィットネスジム超入門
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、店舗数が大幅に増加している24時間ジムの選び方から使い方までがわかる完全ガイド。プロが考案した目的別の効果的なトレーニングメニューを多数収録。さらに、外食と自炊、両方の食事方法や、買って損しないウェア&グッズについても解説。 -
縄文人の死生観
土器に納められた生後間もない赤ちゃんの遺体。妊娠線が刻まれた臨月の女性土偶。抱きあって合葬された親子の墓。顔にイヌを乗せて埋葬された女性――。縄文の墓や遺物は、精一杯の生を送り、ときに病魔や死の恐怖と闘った何千年も昔の人びとの姿を雄弁に物語る。そしてその背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? スピリチュアルブームや散骨葬など、現代日本人の死のあり方をも照らし返す、墓の考古学。 *『生と死の考古学 縄文時代の死生観』を改題し文庫化したものです。 【目次】 まえがき──墓を研究するということ プロローグ──発掘調査の現場から 第一章 縄文時代の墓とその分析 第二章 土中から現れた人生──ある女性の一生 第三章 病魔との戦い──縄文時代の医療 第四章 縄文時代の子供たち──死から生を考える 第五章 縄文の思想──原始の死生観 エピローグ 文庫版あとがき -
大ウンコへん
サナダ虫を自らの体内に飼っていた著者が、医師の立場から日本と日本人が抱える問題を考える。 増える医療過誤、患者の顔を見られない医者、医師の持病は「うつ病?」、病院格差、地域格差、研究医と臨床医など医療現場と医師の「ヘン」を鋭く指摘していく。 一方、日本人は清潔症候群ともいえる「キレイ好き」から生まれる様々な障害や病気、抗生物質はじめ薬に頼りすぎることは危険で、食事や生活で自然治癒力や免疫力を高めようと提案する。 未婚やセックスレスによる激しい少子化はやがて日本人さえ消滅させかねないと警鐘を鳴らす。 -
平松っさんの心理学
食品会社の新入社員・池田くんは、ある日仕事で失敗してしまう。困っている池田くんの前に現れたのがヨレヨレ・ボサボサ・サラリーマンの平松っさんだった。平松っさんは広範な心理学の知識を有しており、池田くんの悩みを解決してくれる! 超実践的知識満載の心理学漫画! -
ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎 2020
日本を、東京を代表する通勤路線の山手線は、グルグル回って90年以上。1周1時間ちょっと、長年29駅で営業してきたけれど、まもなく30駅になります。2020年の東京オリンピックを控え、東京全体が変化していく中で、新駅開業で山手線はどう変わって行くのか? そしてこの10年ほどでどう変わってきたのか? 副都心線が東急東横線と相互直通を開始し、上野・東京ラインも開業。秋葉原や日暮里の乗車人員は増える一方で、渋谷は減少。山手線ではホームドアの整備が進み、6扉車がなくなり、新型車両が導入されつつあるなど、東京での生活に常に話題を提供してくれる山手線の路線・運転・各駅のエピソードを広く採り上げます。 -
決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金
小泉純一郎は政界引退後、原発ゼロを強く訴え、東日本大震災の救援活動後に原因不明の病に伏した元アメリカ兵のために「トモダチ作戦被害者支援基金」を設立した。政治の表舞台から身を引いたはずなのに、なぜそんな活動をつづけるのか──。「変人」と呼ばれた元総理が36年7か月の政治遍歴を辿りつつ、とことん自問自答した。若き日の挫折、「雑巾がけ」の毎日、師匠や盟友との出会いと別れ、角福戦争の裏側、連戦連敗の教訓、総理の座から見えた景色、抵抗勢力との暗闘、忘れられない外交場面、そして家族、未来……「決断のとき」に小泉純一郎が貫いてきたものとは。喜寿を前にして世に問う、初の回想録。 【目次】序章 ルポ・「涙」のアメリカ訪問記 常井健一/第一章 仁 小泉純一郎/第二章 義 小泉純一郎/第三章 礼 小泉純一郎/第四章 智 小泉純一郎/終章 「信」を問う 常井健一/小泉純一郎 関連年表 -
ヨーロッパ文化と日本文化
イエズス会宣教師ルイス・フロイス(一五三二‐九七)は、三十五年間日本での布教に努め、長崎で没した。その間当時の日本の社会を細かく観察し、ヨーロッパのそれと比較・対照して記録した。筆は、衣食住、宗教生活、武器から演劇、歌謡等多方面におよぶ。貴重な史料であるだけでなく、現代の我々に様々な問題をよびさまさずにはおかない。 -
はじめしゃちょーのユーチューバーな日常
はじめしゃちょーは超フリーダムなYouTuber。現在チャンネル登録者数は4,200,000人超、動画の総視聴回数2,870,000,000回、日本一のYouTuberである! 街で写メを撮らたり小学生に自宅襲撃されたりしながらも、動画を撮って、編集して、カードゲームして、アップロードして…そして友人たちと遊ぶ! そんなはじめしゃちょーの毎日を描いた漫画、この作品だ。 -
考える障害者(新潮新書)
往々にして世間は障害者を汚れなき存在のように扱う。一方で、表には出てこないが、「厄介者」扱いする人もいる。そんな両極端の捉え方ってなんかヘンじゃないか――身体障害者芸人として20余年活動してきた著者は、偽善と建前を痛烈に嗤い、矛盾と盲点を鋭く衝く。「24時間テレビ」「バリバラ」「乙武氏」「パラリンピック」から「やまゆり園事件」まで、本音度100パーセントで書き尽くした、前代未聞の障害者論。 -
日本人と象徴天皇(新潮新書)
日本人が今では当たり前の存在として受け入れている「象徴天皇」。それは、「戦犯」と「現人神」の間で揺れ動いていた天皇の存在を、戦後社会の中に正しく位置づけるべく、関係者が苦心して「血肉化」した結果だった。戦後巡幸、欧米歴訪、沖縄への関与、そして続く鎮魂の旅──。これまで明かされなかった秘蔵資料と独自取材によって、二代の天皇と日本社会の関わりを描いた戦後70年史。 -
たべたいの(新潮新書)
生ハムは、ピザやパスタにトッピングされ、オーブンに入れられてもまだ「生」なのか。ラブホテルで頼むピザのサイズはSMLどれが正解なのか。賞味期限切れの牛乳はいつまで「チャレンジ」できるのか。謎めく才女の脳裏に食を巡る疑問、懸念、記憶の数々が渦巻き続ける。自分の納豆の食べ方は普通ではないのか。イメージDVDにつきものの魚肉ソーセージとはどうつきあうべきか。「食べ物」が壇蜜を語り出す――。 -
文章予測 読解力の鍛え方
文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった!「予測」とは文章を書いた筆者との「対話」。書き手との「対話」を楽しみながら、読解力を飛躍的に伸ばそう。小説・新聞・論文・エッセイ等、幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でもきっと「読み上手」になれる! 人の心を動かす名文の力、分かりやすい文章の秘密を「予測」を通して解明する、作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。 第1章 文章理解とは? 第2章 予測とは? 第3章 問いの予測とは? 第4章 答えの予測とは? 第5章 予測の表現効果とは? -
カラミティヘッド
北アイルランドはベルファストの刑事レーチェルブラックは、北アイルランドの英国よりの独立を間近に要人警護等、忙しい毎日を送っていた。そんなある日大学准教授霧島八重子から共通の知人である考古学教授ジェレミー・ファーガスと彼の研究に関する謎めいたメッセージを託された。翌日八重子の研究室を訪ねたレーチェルはそこで、八重子の首無し死体を発見した! -
日本の暗黒事件
巨悪。凶行。陰謀。残虐。日本を震撼させ、戦後体制を変えた「暗黒事件」を忘れてはならない。「よど号」犯の北朝鮮亡命と連合赤軍事件、田中角栄とロッキード汚職、かい人21面相によるグリコ・森永事件、史上最悪の山一抗争、謎(なぞ)多きイトマン事件、前代未聞のテロ集団・オウム真理教、救いなき「少年A」……。その最前線で事件の真相に挑み続けてきた著者が、取材秘話を明かしながら、今、「わるいやつら」の闇を衝く。 -
東大卒貧困ワーカー
東大卒、元アナウンサーの筆者が、介護退職した後に見たのは、奴隷労働にも等しい「派遣・非正規」の実態だった。徹夜での12時間労働、日給1300円の仕事、研修名目で3ヶ月間無給等々、人の弱みにつけこむ求人が、今も堂々とまかり通っている。さらに資産家のふりをさせる詐欺紛いの「替え玉」派遣まで登場――徹底した現場主義による潜入取材で見えてきた、知られざる労働現場の真実。 -
コモリくん、ニホン語に出会う
「皆さんは国語の授業が好きでしたか?」 帰国子女という言葉すらなかった時代。 コモリくんは書き言葉で話す、周りとちょっと違う小学生。そのためにみんなと“仲間”になり切れず、国語(特に作文!)が大嫌いになったコモリくん。 そんな彼は日本語と格闘し、海外で日本文学を教える側になり、ついには日本を代表する漱石研究者にまでなってしまう。 米原万里氏ら多くの作家も笑賛した、自伝的エッセイの名著。 言葉という不思議なものを巡る冒険の書。 解説は『日本語が亡びるとき』の水村美苗氏。 ※本書は二〇〇〇年四月、大修館書店より刊行された『小森陽一、ニホン語に出会う』を改題し、加筆・修正をしたものが底本です。 -
生涯現役論
今の自分は10年後の自分より10歳若い。老け込んでいるヒマなどない──。プロ野球史上最も長く現役を続けた「球界のレジェンド」と、投資ファンドの代表、航空会社の経営者、大学教授の三足の草鞋を履く最強ビジネスマンが語り合う。下積みを厭わない。地道な努力を続ける。「好き」を追求しつづける。異なる世界で生きてきた二人の姿勢は驚くほど共通している。人生100年時代に贈る、勇気と希望の仕事論。 -
うつ病休職
「仕事がきついので、会社を休みたい」とクリニックに駆け込む人々。マニュアル通りの問診で「うつ病」と診断する医師。診断基準の変化や新型薬の普及で、うつ病やそれを理由に休職する者が増大、こうした状況に企業も困惑し、社会問題化している。しかし、それは本当に“病気”と言えるのか? 医学ではなく労務上の問題ではないか? あやふやな診断が社会に与える影響は? 精神科医が「うつ病休職」の正体に迫る。 -
パニック障害、僕はこうして脱出した
歌手・円広志が15年以上に及ぶ、パニック障害との闘病を赤裸々に告白。15年前、テレビ収録中に発症したパニック障害。一時はテレビ番組もすべて降板して療養に入り、ひどい時は外出すらできなくなった著者。しかし、周囲の支えと、本人の辛抱強い療養生活もあり、徐々に仕事復帰を遂げ、いまでは以前と変わらぬように仕事をこなせるまで回復。本書ではその闘病生活とともに、「パニック障害は必ずよくなる」というメッセージが同病の方へのエールとともに語られます。また、病気とのつき合いの中で考えた「幸せの意味」「ストレスとの向き合い方」などにも触れ、働き盛りの中高年への応援メッセージとなっている。(以下、著者からの言葉)50歳までは生きられないだろう・・・病状のひどいときは、そんなふうに思い、将来についても絶望していた。でもそんな僕も、還暦を過ぎた。まだ、体調の悪い日もときどきあり、病気とのつき合いは続いているが、だいぶよくなった。仕事も以前のようにこなしている。そう、パニック障害は必ずよくなるのだ。この本でそのことが、皆さんにわかってもらえたら僕はうれしい。
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