本当は謎がない「古代史」

本当は謎がない「古代史」

770円 (税込)

3pt

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「日本人の起源」「邪馬台国」「聖徳太子」「万世一系」の結論が明らかに!
日本の古代史ほど奇説・珍説が大手を振ってのさばっている国もない。有史以降については、『日本書紀』『古事記』に書いてあることを普通に読んで、皇国史観的な見方を排除していけば、おかしなことは書かれていないのだ。世界各国の歴史を見るのと同じように、自然体で日本の歴史を考察してみると、「謎」といわれていることのほとんどは「謎」ではない。「古代史の謎」とされるものは本当に「謎」といえるほどのことなのか。いますべての真実が明らかになる。

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本当は謎がない「古代史」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月06日

    普通に考えると、古代史に謎などない。謎があるといってるのは、古代史をビジネスにしたがってる連中のしわざ、という本。おもしろかった。

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    Posted by ブクログ 2012年01月07日

    学者から小説家まで諸説飛び交う古代史について、今と同様、一定の合理性をもって、すなわち天皇を始め政権をになった人物も血統やバックの大物の影響だけでなく、相応の年齢・経験があり、能力や人望のある人物が政権についたと考えていけば謎が謎でなくなるという見方は新鮮。

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    Posted by ブクログ 2011年04月04日

    『紀記』の記述は、年代を補正すれば結構正しいという説に基づき、日本の古代史を概観していく。その結果明らかになるのは、邪馬台国の勢力と、現在の皇室につながるヤマト王権は、何ら関係を持っていないということ。だから、邪馬台国が九州にあろうが、畿内にあろうが大した問題じゃないと切り捨てている。九州説も、畿内...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月19日

    古代史を中心に現代の日中韓の関係まで触れる。

    邪馬台国が大和政権と結びつかないと断定するところ以外は、空想的で突飛な説よりも、妥当性の高い説を採ろうとしている姿勢が感じられ、納得感がある。古代史を概観するにも適している1冊だ。

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    Posted by ブクログ 2013年08月21日

    それなりの知識のある古代史ファン向けの内容。
    自分は中学の日本史の授業で習った程度の知識しかなかったため、
    表面をなぞるくらいしか出来なかった。
    著者の意見もまたひとつの見解にすぎないのだろうが、
    少なくとも古代のことは文献や遺跡から推測するしかなく、
    我々が「こうだ」と思っている歴史が
    ただの解釈...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月05日

    ここに書かれている説の全てが本当だとは到底思えないが、邪馬台国が単に魏とコンタクトを取ったから知名度がたかいだけで、その実は単なる地方勢力の一つに過ぎず、実際には現代に連なる日本の歴史においてはさほど重要な存在ではなかった、という説は、多分その通りなのではないかと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年10月02日

    歯切れのよい八幡先生の歴史観。
    ロマンや思い込みとかでなく古代を現実的に考えようとする姿勢は面白い。

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    Posted by ブクログ 2011年08月06日

    あまりにも単純に、シンプルに、古代史を(記紀の記述をもとに)そのまま読めば謎なんかないよ、というタイトルまんまの一冊。その割には年代を都合よく修正してあるような気がしないでもないけど、あまりこねくり回さずに読みとく方向性もありよね、という考えには賛成。邪馬台国論争についてもあっけないほどシンプルに結...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月07日

    著者は記紀に書かれていることは、ほとんど信用して、一般の通説を批判。
    また最近の纒向の発見などから邪馬台国畿内説が有力になっていることに対して、邪馬台国は九州にあったとしている。その点は説得力ある説明だった。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年07月19日

    一部牽強付会ではないかと思うところがなかったとは言えない。
    けれど、司馬史観や、「新しい歴史教科書を作る会」よりは、よっぽどバランスの取れた歴史観で描かれた、常識的で、イデオロギー色が薄く、現実に寄り添った歴史本だと言えると思う。

    歴史を学ぶ意義について、私と著者の意見は一致している。

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