作品一覧

ユーザーレビュー

  • 公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方

    Posted by ブクログ

    日本の税収が大幅にダウンする中で突出して目立ってきているのが公務員人件費。民間企業であれば業績に応じて賃金カット、賞与カットがなされるにもかかわらず、それをされないのが公務員。2010年度決算では税収の40%が人件費にもっていかれる。公務員お得3セットと称される高価な退職金、安定的な年収、恵まれた共済年金。パブリックセンターも含めれば1000万人を数える公務員。巻末には著者独自の不況時代の公務員のあり方、今後の提案が示されている。危機に瀕している日本を救うのは公務員。まずは隗より始めよである。

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    2012年08月13日
  • 財務省解体論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    財務省○○本は既に溢れんばかりに刊行されており目は相当に肥えてしまっている。案の定これといった目が覚めるようなものもなかった。民主党の右往左往とともに財務省を論じる手法は従来の範疇。とりたてて目新しいものではない。財務省関連の本を何冊か読んだ人には物足りないかもしれない。著者はテレビでおなじみの福岡さん。彼らしい切り口で終始冷静に淡々と述べられている。

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    2013年01月17日
  • 公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方

    Posted by ブクログ

    具体的な自治体の事例の紹介は面白かった。自治体によって、職員数の割合などが大きく違うのだということが改めてわかった。ただ内容は公務員の人件費カットの一点張りであまり参考にすべきところがなかった。職員の数を減らし、人件費もかけずにすむようにもっと根本的なところを考えていかねば真の公務員改革にはならないと思う。

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    2011年07月17日
  • 公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     税収37兆円のうち、35兆円を占める公務員の人権費の削減について論じた本。

     タイトルと内容からして、典型的な公務員バッシング本だと思っていたが、そうでもなかった。

     バブル崩壊以降、民間企業の給料が下がり続けた(1998年で467万円だった平均年収が2009年には419万円まで減少)のに、公務員の平均年収は2009年時点で712万円と大きく開いている。さらに、平均2500~3000万円(霞が関幹部は7000~8000万円)、月25~30万円超の共済年金など恵まれた待遇があることを示す。

     このような給料の官民格差が開いた背景には、公務員給与を決める人事院が参考にする年収が、従業員

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    2011年06月18日
  • 公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方

    Posted by ブクログ

    結論ありきで書かれているような感はあるが、真っ当なことが述べられている。

    終章で鳩山政権のネックを予測しているが、まさしくそれらでつまづいてしまったようで…

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    2011年06月15日

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