ユーザーレビュー 災害ボランティアの心構え 村井雅清 言わずもがな、村井さん。私もたくさん影響をうけています。きっとこの本だけでは思いを書き足りなかったんじゃあないかな。たくさんの人に「なんでもありや!」を伝えたいなぁと思います。 Posted by ブクログ 災害ボランティアの心構え 村井雅清 ◎ボランティアはどんどん前に出ていいんだ! と思わされた本。 ボランティアとは、黙って現地のボランティアコーディネーターの指示に従い、決められた範囲以外のことはやらず、自分で寝床や食事を準備して、規律を乱さず動くものだ、という風に思っていた。そして、その通りに活動していた。 「待つのもボランティア...続きを読む」という言葉を鵜呑みにしていた。周りにニーズを待って待機してイライラしている人にもそう言って諌めたりしていた。 しかし、すべてが外れているわけではないがすべてがその通りでもなかった。 筆者が言うには、 “今ボランティアに行くと迷惑をかけるという世論が、どういうわけか出来上がってしまった。それを変えるのはとても大変だ。ボランティアは押しかけていい。迷惑をかけてもいい。迷惑をかけた分の何倍もいいことをしてくれればいい。来てくれただけで、本当に喜ばれるのだから。” (関西学院大室崎教授の発言をニューズウィーク日本版4月13日号から引用したうちの一部分) だそうだ。これには驚かされた。 迷惑をかけてもいいとは一つも思わなかった。 無論、迷惑をかけないことが一番良いのだろうが、そしてボランティアセンターのコーディネーターが困らないようにするべきなのだろうが、もっとボランティアは前のめりになって、ボランティアセンターを形作るくらいの勢いでやってもよかったのではないかと思った。 やれることを、やれるように、やれる範囲でやるのが、ボランティアの在り方なのかもしれない。 Posted by ブクログ 災害ボランティアの心構え 村井雅清 【東日本大震災関連本 その2】 今回の東日本大震災で被災地NGO恊働センターが初期にどう動いたのか知ることができる一冊。野菜サポーター、まけないぞう、足湯などメディアでも紹介された取り組みについても触れている。 初心者でも被災地に押し掛けていい、できることはあるし、迷惑ではないことをしることがで...続きを読むきる。 そのほか阪神大震災の時の話やボランティアのあり方、災害をいかに乗り越えるか、災害ボランティアにマニュアルいるのか、海外の災害支援するCODEの活動に関しても書かれている。 ボランティアに行った人も、行きたいけど踏み切れない人も一度読んでみてほしい一冊。 Posted by ブクログ 災害ボランティアの心構え 村井雅清 3.11以降、NHKの取材番組で何度か著者らのボランティア活動を見た。場数を踏んだ絶妙の行動力、コーディネート力で支援活動を進める彼らの動きは、国や行政の動きとは全く性格を異にする。これこそボランティアの存在意義だと思った。「最後の一人まで支援する」という言葉がずしりと重く心に響いた。 Posted by ブクログ 災害ボランティアの心構え 村井雅清 阪神大震災の経験をふまえた上での東日本大震災のボランティアについての見解が書かれています。 ただボランティアということに関して言えば、正解はないので、ひとつの考え方として非常に面白い本だと思います。 Posted by ブクログ 村井雅清のレビューをもっと見る