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Posted by ブクログ
「水問題の解決はノーベル賞2個分の価値がある。水問題を解決した者は、ノーベル平和賞とノーベル化学賞を受賞できるだろう。」アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディ
日本で普通に住んでると深く考えるきっかけがない「水」。蛇口をひねれば水が出てくるという当たり前の現象を、客観的に考えさせてくれるきっかけを与えてくれる。客観的に見てみると、水は人間が生きる上で無くてはならない物質であり、巨大な市場となる。僕は農学部で農業関係を学んでいるが、水が農業にももちろん必要であるということを深く考えることは今までなかったし、水がなければ農業も工業も発達しないと気付かされました。
本書では、日本の上下水道事業の民間委託を推進する必要性、また水分野でも日本の技術力の強さが見られる。人口増加し続けるこの地球上において、人間に必要な水が多くの人々に行き渡るためにも、日本の技術力を海外で広めることは、目に見える国際貢献と言っていいのでしょう。
Posted by ブクログ
グローバルウォータージャパン代表の吉村和就氏の著書。
水がありふれたこの日本ではまったく実感がわかないであろう
水問題や水ビジネスについて解りやすく書かれている。
水に関する本を読むのはコレが初めてたが、この本を選んで
正解だったと思っている。
中でも最先端の技術である「海水淡水化」で突出する技術、世界一の上下水道を持ちながらそれを生かせない日本の現状には
憤りを感じた。現状、世界の水メジャー3社で世界の水関連ビジネスの8割は独占されている。今後110兆円市場になるといわれている水ビジネスに日本ももっと官民一体となって世界に進出できる
体制を整えて欲しい。
スイスで行われたダボス会議では「いずれ水は、オイルよりも投資価値が出てくる」といわれていたそうだがこの言葉が
納得できる内容が書かれていた。
Posted by ブクログ
世界では今、水ビジネスが注目されている。新興国での上下水道の整備、海水の淡水化、そして貴重になりつつある水資源の確保などだ。
著者は日本の水ビジネスの出遅れについて警鐘を鳴らしている。海水を淡水化する膜や水道管などのアイテムでは世界屈指の技術を持っているが、水道施設の管理などのソフト面が弱く、市場規模100兆円といわれる世界の水ビジネス市場の1%のシェアも取れていない。そして、世界に類を見ない素晴らしい日本の水も危機に瀕している…。
非常に現実的な思考の本だと思う。日本はもっと貪欲に、政府と民間企業が力を合わせて、世界の水ビジネス市場に挑戦していくべきだと強く共感した。
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