「上から目線」の時代

「上から目線」の時代

770円 (税込)

3pt

なぜ2000年代後半から「上から目線」という重苦しい言葉が、社会のあらゆる場面で使われるようになったのか? その背景を目線の始まり、社会の変化、日本語の構造にまで踏み込んで解明。「コミュニケーションが困難な時代」には対立の尖鋭化が目線となって表れる。さらに、「コミュニケーションが困難な時代」の新しいコミュニケーションスタイルを提案する。「上から目線」の時代を真正面から取り上げた快著誕生!

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「上から目線」の時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本語の特性として元々ある非対称性、
    話し手と聞き手、ボケツッコミのような関係性は完全に対等な関係では成立しない
    人間は本来、対等であるべきなのだが日本語の会話は台頭ではうまく行かない。それは主導権の取り合いになって何も生まれない(平行線・論点のすり替えなど)
    まずはお互いが対等であると心の中で自覚

    0
    2022年06月29日

    Posted by ブクログ

    共通の空気の無い、困難な感覚。
    世界観のぶつかり合い。
    上下を設定しないと、会話が成り立たない日本語。
    それぞれがなるほどと思わせるのだが、何故か全体を通して膝を叩く感じがしない。
    ちょっとしっくりしない。

    0
    2013年07月06日

    Posted by ブクログ

    近年は「こころの時代」ともいわれるほど、「生きにくい」社会だと思う。高度経済成長からグローバル化社会に突入し、日本経済自体も成長路線から停滞路線へ、個々の価値観も多様化している。本著ではこの価値観の多様化が、会話のテンプレートを崩壊させ、コミュニケーション不全が安易に「キレる」というコンクリフトを起

    0
    2012年05月23日

    Posted by ブクログ

    同僚の発言が上から目線だと感じるけど、では何をどうすればそうじゃなくなるのか分からなかったので、ヒントになればと。
    彼は決して気持ちまで上からなのではないのは分かるんだけど、言葉の選び方が悪いのかなと思った。


    だ、である調には助詞が必要だという部分は、なるほど!と腑に落ちた。

    0
    2015年12月03日

    Posted by ブクログ

    上から目線について知りたくて読書。

    相手が上から目線だと感じる現状はよく体験する。

    どうして上からだと感じるのだろうか。
    自分の立場や言動を守るための心理的な表れの1つだと思う。弱い自分を悟らせないための虚勢なのかもしれない。

    相手を国籍や年齢、地位、経験などで見下すことで自分を守っている。そ

    0
    2015年02月10日

    Posted by ブクログ

    日本社会を取りまく「困難」の空気。そして日本語に潜在的に潜む「上下」の関係。私自身が普段の人との関係の中で近頃感じていたことがこの本には書かれていました。
    なるほどーという感じであっという間に読み終わりました。

    0
    2015年01月11日

    Posted by ブクログ

    上から目線の現代
    「上からだな」。
    そんなことを言われたことが何度かある。
    私自身は誠実に対応していたつもりだったが、受け取った側にとってはそうではなかったようだ。
    こらえつつも、そういうあんたの方が「上から」じゃないか、そう感じたものだ。
    そんなやり取りの中、一体「私」と「あなた」の間には何が起き

    0
    2015年03月18日

    Posted by ブクログ

    「上から目線」に対応するコミュニケーションの方法として,[1]価値観論争をやめる,[2]個人の立場から語る,[3]利害の結節点に立つ,[4]聞き流しの術を身につける を提案している.どれも正鵠を射ている.

    0
    2012年08月02日

    Posted by ブクログ

    上から目線とは「現場、実態も分からないのに勝手なことを言う指導者」「分からない人に対して、偉そうにもの言う態度」に対する批判めいた言葉である。日本全体の空気が、この批判を恐れていると著者は言う。
    政治の世界で、現与党の民主党を見てみると「小沢的 ビール箱演説の演出」 「鳩山的 ”国民の皆様方の・・・

    0
    2012年04月08日

    Posted by ブクログ

     「上から目線」がなぜ生まれるのか、また、それは何なのかを解説した著作。やや論旨が追いにくいが、本書で少しだけ触れられているインターネットの影響をもっと掘り下げてもよいように思う。proとconが直接リンクされるネット化された知識社会であるが故に、お互い相容れない議論が生まれ、「上から目線」という一

    0
    2012年02月28日

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