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Posted by ブクログ
アメリカの警察組織は日本以上に複雑である。日本の場合、ただ一つ国の警察しかない。それに対してアメリカでは1万を超す警察組織がある。全国の市町村に独立した自治体警察、またそれとは別の州警察、さらに州によるが自治体と州の中間の郡警察がある。アメリカの警察としてFBIが有名であるが、この組織は上記にあげたもの異なり、国(連邦)レベルの警察、つまり完全に独立した警察組織である。このように日本とアメリカでは同じ警察といっても、組織の性質や関係が違う。
加えて、アメリカには保安官(シェリフ)と呼ばれる独自の組織が存在する。これは西部開拓時代からあり、公選制の導入、制服や車が警察とは別物であるなど、警察組織にはない特徴を持つ。ちなみに、先ほどあげたFBIの歴史は意外にも浅く、前身の組織NBCIが1896年、BOIが1908年、その後1935年FBIと改編される。連邦警察にはATFやDEAなどがあるが、いずれもFBIのあとにできた組織である。以上から、連邦警察は保安官と比べて歴史が短いことがわかる。
FBIの長官としてジョン・エドガー・フーバーが有名である。フーバーは第二次世界大戦が近づくと、敵国スパイの摘発、また第二次世界大戦後の赤狩りに加担する。さらに政府の舞台に介入して、大統領の秘密を握るなど、フーバーは亡くなるまでアメリカを裏で操った。このようにアメリカの警察は各組織で独自の文化、習慣を保持している。
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