中條高徳の作品一覧
「中條高徳」の「陸軍士官学校の人間学 戦争で磨かれたリーダーシップ・人材教育・マーケティング」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中條高徳」の「陸軍士官学校の人間学 戦争で磨かれたリーダーシップ・人材教育・マーケティング」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
●:引用
●「統率」とは、「集団をまとめて率いる」ことですが、そのためには「統御(部下を心服させる)」と「指揮(然たる命令)」の二つの要素が必要不可欠なのです。
●組織の指揮官は、他人が見ていない時でも部下を慈しむ心、部下に信頼されるような人格を磨くことを忘れないでください。
●それほど多くのことを指揮官は考える必要はありません。大切なのは、あくまでも次の二点なのです。 「方向性を明確にする」 「人材や資金といった経営資源の調達」
●企業優先の意識が知らず知らずのうちにアサヒにはびこり、大切な消費者の顔が見えなくなっていたのです。プロダクト・アウト(企業の論理によるものづくり)から、マーケッ
Posted by ブクログ
・指揮官は高邁なる徳性を備え、部下と苦楽を共にし、率先躬行、軍隊の儀表としてその尊信を受け、剣電弾雨の間に立ち、勇猛沈着、部下をして仰ぎて富嶽の重きを感ぜしめざるべからず(『作戦要務令』)・・・指揮官たる者、気高く優れた精神を持ちながらも、部下への思いやりを忘れず、皆の手本として尊敬を集め、どんな困難にも率先して立ち向かい、部下に対して富士山のような崇高さと威厳を感じさせなければならない。ただ威張り散らし大きく見せようとしても、誰もついてきてはくれない。自らを律し、周囲に配慮し、苦しいことには率先して対応することにより、真の偉大さ、気高さが身につくもの。優れたリーダーになろうとすれば、部下と共
Posted by ブクログ
タイトルや表紙の写真からすると、陸軍士官学校の生活や教育などの体験記がメインの本であるような感じがするが、実はアサヒビールの歴史の本だったという、なんかイメージからかけ離れる本。アサヒビールが「生」を打ち出してからのマーケティング戦略に、いかに陸軍士官学校で学んだ兵法を取り入れてきたか、を述べる本。分かりやすいリーダーシップ論。
本書で述べられているマーケティングに関する要点としては、「プロダクト・アウト(企業の論理によるものづくり)から、マーケット・イン(消費者ニーズに応えるものづくり)へ」(p.98)という部分がポイントになってくると思う。.さらに戦略的な部分で印象的なのは、『孫子』に