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日本人は物まねがうまく、「創造」は苦手である。しかし時代はオリジナリティの高い仕事を要求する。新しいモノを作り出すために必要な頭の動きをシステム化し、数式を解くように物事を作り出す画期的思考法!
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Posted by ブクログ
久しぶりに再読。創造を才能と考えずに、システマティックなアプローチで捉える考え方は、面白いです。後は、面倒と思わずに実践できるか❓がキーですね
これは良書!システム構築にかかわる人全員に読んで欲しい本。ここ数年、「深く考えるための具体的方法」を探っていますが、これは非常にいい指南書です。 思いを言葉に、言葉を形に、形をモノに すなわち、 願望を目的に、目的を手段に、手段をアクションプランに というように、非常に漠然とした「願望」を、最終的な...続きを読むTODOであるアクションプランに落とし込むためのプロセスが記載されています。他にも日米比較、あるいは大企業と中小企業を対比した仕事の進め方の特徴から生じる失敗の傾向など、実にためになる本です。 この非常に漠然とした「願望」は、システム構築においてはお客様の漠然としたシステム化要望だったり、あるいは情報化戦略の目標だったり、プロジェクト目標だったりします。これを、うまく機能要件化及び非機能要件化していくプロセスについて指南してくれます。 考えるときに使う図や手法は、ピラミッドストラクチャーとかKJ法とかいろいろありますが、この本に書いてある方法が一番現実的だと思いました(今のところ)。実践はまだしていないので、とりあえず今の感想です。明日から実践してみます。
・問題解決にはシステム的に決められた方法が存在すると主張 ・TRIZ(問題解決理論)を用いた問題解決の方法を紹介 自分の課題 ↓(抽象化) 体系化された一般課題 ↓(思考演算子)…挿入付加、分割、変形など 体系化された一般解 ↓(具体化) 自分の特殊解 ・日本人は...続きを読む干渉設計(インテグレイテッド)が大好きで、アメリカ人は独立設計(モジュール)が大好きという話は説得力があり面白い ・著者は「JST失敗知識データベース」の作成に関わった1人
畑村先生本をいくつか読んでいたためか、すんなりと読めて、良い復習ができた。説明図をどう作ったのか、という説明がもっと丁寧であれば、より良い。
さらっと流し読みに近いですが、分かりやすかったです。 表面的なことだけの内容とも言えますが、確かに自分にも言えることでもあり、また、創る者として部下に教えるならこういう方法で伝えれば良いのではないかというヒントになった。 失敗の理由と観点が大変ありがたく、今後気を付けようと思いました。 当たり前のこ...続きを読むとですが、気付かされてくれたといえことに評価4。
なにげなく手にとったが、とても斬新な経営学の教科書に思える。技術経営のキーワード。要求仕様を意識して設計すること。これすなわち目的を明確に意識して方策を考えること。ソフトでもハードでも一緒。
創造するという行為は私たちが想像するよりももっと簡単なこと、というのがこの本のとりあえずの出発点。 著者は「創造」を「自分で目的を設定して、自分にとっての新しい作品や作業を、新たに造ること」と定義し、その「創造」を行うために助けになる考え方、思考アプローチ方を紹介している。 キーワードは要求機能...続きを読む、思考演算、モジュラー、インテグレイテッドなどになるだろうか。 ただし、「何を考えたらよいのかわからない」という状態の手助けにはならない。何からの実現したいものが定義されていた場合にそれをいかに実現していくのかというアプローチの紹介である。「何を考えたらよいかわからない」という方は別の本をあたったほうがよいだろう。 文体は軽く読みやすい本である。個人的には若干無理なカタカナ表記(キッカケ・ナントカなど)が目に触るが気にならない人は問題ないだろう。
(自分用メモ) システム設計の考え方を咀嚼したくて手にとってみた。 なるべく専門外の人にもわかるように…と、一般的日常的な事例をもとに解説されているので、取っ付き易い。が、私自身はもっと突っ込みたかった、というか、ここでさらっと流されている、要件定義/設計について学びたいというのが第一の目的だったの...続きを読むで、もう少し別の本を読んでみたほうがいいかな、という印象。 家事を事例として多用しているところは良いとして、出せば出すほど、この人は家事を日常的にしない人なんだろうなぁ、、とバレてしまうところはご愛嬌。目の付け所はさすがプロなんだけど、現場にいないことがバレてるよ。おじさんやししょうがないな(笑)
困ったことを乗り切ること、それこそ創造である。著者が本書の最後で述べるこの一言にすべてがあるような気がする。乗り切るための良い材料として、過去の失敗例を集めて分析し、システムの中でどこが失敗の原因になったのかをこれでもかと真剣に取り組んでいるのがこの本の特徴だと思う。これから対処しなければならない問...続きを読む題が発生した時に、システムで考えて楽しみながら乗り越えられる力を身につけたいと思う。
[ 内容 ] 誰でも繰り返し創造ができる思考の過程をシステム化。 東京大学で実践されている最先端講義をすべて公開。 [ 目次 ] 第1章 創造は要求から(試しに創造してみよう 思いを言葉にしよう ほか) 第2章 思考方法はワンパターン(簡単な思考演算を用いると、新たな設計解が導ける 「凍結させる」...続きを読むの思考演算子を使う ほか) 第3章 システムは可視化できる(要求機能を整理しないと、創造したいものの全体像がわからない ジャガイモ皮剥き器の要求機能をあげよう ほか) 第4章 真似ができない創造化(干渉設計よりもわかりにくい複雑設計が続々と生まれた 人智を超えるような複雑な設計で失敗する ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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