深いの検索結果

  • ミケランジェロ
    5.0
    ダヴィデ、システィーナ礼拝堂天井画、「最後の審判」などで知られるルネサンスの巨匠ミケランジェロ。彫刻や絵画のみならず、建築、素描、詩篇にいたる超人的な芸術活動の核心には何があるのか。八九年に及ぶ波瀾の生涯をたどりつつ、代表的な作品を精緻に読み解き、そこに秘められたメッセージを解明していく。レオナルドの対極に位置する「混沌(カオス)」を生きる芸術家として再発見し、ミケランジェロ像を刷新する。
  • 千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気
    4.0
    実は性格が悪かった『竹取物語』のかぐや姫。夫への独占欲と嫉妬心にもがき苦しんだ『蜻蛉日記』の作者。華やかな女性遍歴ののち、人間の業に苦しみ、中年男性として成熟していく光源氏。『大鏡』が描く、胆力があり薄情な権力者・藤原道長。「どのみち死ぬなら、やってみる」というチャレンジ精神を思い起こさせてくれる『今昔物語集』の人々。人間の姿を生き生きと描き、千年たってもまったく色褪せることのない平安時代の文学作品は、現代の私たちに役立つ知恵と勇気の宝庫だ! 今をよく生きるための古典文学入門。
  • ロシアの昔話
    4.7
    アファナーシェフらによる原話から選びぬかれた「おおきなかぶ」から「魔法の馬」まで、ロシアの大地から生まれた昔話全33話を、美しい訳文と力強い挿絵でおくります。個性あふれる動物が活躍するお話、素朴で単純なお話、ふしぎな魔法にみちたお話など、ロシアの人々の豊かな知恵や勇気やユーモアが詰め込まれた1冊です。世界で知られる絵本画家マブリナのカラー挿絵が19ページ分展開されており、見どころ満載です。

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  • 風神の手(新潮文庫)
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    あの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった――。藤下歩実は母の奈津実とともに遺影専門の写真館・鏡影館を訪れた。病を抱えた母の撮影のために。そこに飾られた一枚の写真を目にして、母はひどく動揺した様子を見せる。小学五年生の男子二人組、入院中の高齢女性。川沿いの町に暮らす人々が発した幾重もの嘘が、思いもよらぬ場所へと流れ込み……。奇跡の本当の意味を知るミステリ。(解説・香山二三郎)
  • ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験 最強と最凶の分かれ道
    3.0
    中学受験に映し出されるのは「親の姿」 過熱する中学受験の受験者(首都圏)が、2023年には 5万2600人(私立+国立)に上った。 少子高齢化が進む日本において、異常な盛り上がりを見せており、 “受験沼”にハマる家庭が増えている。 本書は、指導歴30年を数えるベテラン塾講師が、「最強」と「最凶」の 中学受験のあり方を、塾・学校関係者の証言を交えて解説するもの。 「なぜ今受験にハマる親が増えているのか?」 「最凶となる塾選びとは」 「第一志望に合格すれば成功なのか?」など――。 コロナ禍を経て様変わりする中学受験の最前線を解説するとともに、 初期段階から入試本番までを詳解することで、「理想の中学受験」の在り方を提唱する。 【本書冒頭より】 親がこれまで勉強を忌避してきたのに、 わが子の中学受験でその「苦役」を どうして押し付けようとするのでしょうか。 わが子の中学受験に映し出されるのは、「親の姿」。 あなたはわが子の中学受験を通じて、 「最強」の親になれますか?  あるいは、「最凶」の親に堕するのですか?
  • 性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悶
    3.7
    ※電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 唯一の超大国として、最も進んだ科学技術を誇るアメリカ。だが、キリスト教の倫理観に縛られ、二億挺を超す銃が野放しにされるなど、「性」と「暴力」の問題については、前近代的な顔を持つ。それはなぜか――。この国の特異な成り立ちから繙き、現在、国家・世論を二分する、妊娠中絶、同性愛、異人種間結婚、銃規制、幼児虐待、環境差別、核の行使などの問題から、混迷を深めるいまのアメリカを浮き彫りにする。
  • 日本哲学入門
    3.3
    西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版! 【哲学を知るための10講】 第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死 【本書のおもな内容】 ・日本最初の哲学講義はいつ行われた? ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る ・経験と言葉のあいだにあるもの ・言葉の創造性を考える ・人間の生のはかなさと死に迫る ・心によって生かされた身体とは ・田辺元が生み出した「種の理論」 ・「自然」という言葉の歴史 ・和辻哲郎の「風土論」 ・美とは何か、芸術とは何か ・移ろうものと移ろわぬもの ・光の世界と闇の世界
  • 華のかけはし―東福門院徳川和子―(新潮文庫)
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折(ようせつ)、夫帝の突然の譲位。次次と襲いかかる荒波を持ち前の天真爛漫(てんしんらんまん)さと芯の強さで乗り越え、彼女は両家の対立を超えた存在となってゆく。歴史上唯一、皇后となった徳川の姫の、稀有(けう)な生涯を描いた大河長編。『華の譜』改題。(解説・近藤サト)
  • 帆神―北前船を馳せた男・工楽松右衛門―(新潮文庫)
    4.3
    「俺は日本の船すべてに俺の発明した帆を掛けさせたい」。江戸後期、播州高砂の漁師から廻船問屋を営む海商にまで上り詰めた松右衛門は、千石船の弱点である帆の改良に取り組む。船が速くなれば、流通が盛んになり民の生活が潤(うるお)う。仕事とは世のため人のためにするもの――。松右衛門は試行錯誤の末、板のように強く羽のように軽い「松右衛門帆」を発明する。日本海運業の革命児を描く歴史長編。(解説・高島礼子)
  • 謎とき 世界の宗教・神話
    3.7
    歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる! 「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』…… 個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた! 各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き! 【本書の内容】 なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優 ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美 イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽 ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健 ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂 ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義 古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩 玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠 北欧神話の巨人とは?――松本涼 『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠 日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広 人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔 構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき 【本文より】 この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。 なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。 だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。 ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。 というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より
  • イメージをカタチにするロゴデザイン 65のヒントで見つかる自分だけのアイデア
    値引きあり
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ロゴを作りたい!ぼんやりとしたイメージはあるけど、具体的なデザインが思い浮かばない」本書はそんな方に向けた、わかりやすく実践的なロゴデザインの解説書です。 「ポップ」「エレガント」「伝統的」「スタイリッシュ」といったイメージ別にロゴの見本を掲載。それぞれのデザインのテクニックやポイントもしっかりと解説します。 本書にはロゴデザイナーである遠島啓介氏がデザインする250以上のロゴを掲載。ページをめくるたびに素敵なロゴが目に入ります。ロゴの基礎知識や、「擬人化」や「反復」「誇張」などのよく使われる手法についても紹介。 1冊でロゴづくりの基本がすべてわかる!ノンデザイナーでも「イメージ」に合ったクオリティの高いロゴが作れるようになります。
  • 君たちはどう生きるか
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どう生きていこうか」と考えたり、「どう生きていくのが正しいだろうか」と考えるのは、人間である証です。今の時代にこそ読んでもらいたい名著が児童向け文庫で登場!
  • 日本の歪み
    4.0
    この社会の 居心地の悪さは どこからきたのか? 明治維新と敗戦、憲法、天皇、 経済停滞、少子化、巨大地震… 「考えたくなかった」 戦後日本の論点を徹底討論! <本書の内容> 右も左も、いまだに外圧頼り。 内発的に自分たちの価値を肯定し、守るということができていない(東) 天皇が生物学を勉強したのは、正気を保つためにやっていたんでしょう(養老) 日本人は戦争による被害も、人災ではなく天災のように捉えてしまう(茂木) 「シビリアン・コントロール」なんて、 自分の国の言葉にもできないようなものが身につくはずがない(養老) 戦後、この国は、人の心を安定させるものを、かなり潰してしまった。 新興宗教が強いのも、コミュニティの貧しさと関係している(東) 「九条」に限らず、日本は整合性をつけることへの欲望がない(茂木) 日本経済が30年も停滞している理由は、 もう作らなくていい、壊さなくていい、という暗黙の民意なんじゃないか(養老) 被害の記憶を伝えたいなら、震災の日だけでも実際の津波の映像を流したほうがいい(東)
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか
    4.3
    ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。 元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。 為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。 私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。 「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。 スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。 私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。 「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。 ◆目次案 1章 ことばは世界をカテゴライズする 2章 ことばと身体 3章 言語能力が高いとは何か 4章 熟達とは 5章 学びの過程は直線ではない
  • 特捜検察の正体
    4.2
    「まさか、特捜検事が相手の話をまともに聞こうとせず、脅しやだましによって、あらかじめ用意した供述調書に無理矢理サインさせるとは思わなかった」(村木厚子・元厚労省事務次官)  村木厚子、角川歴彦、小沢一郎、カルロス・ゴーン、堀江貴文、鈴木宗男らの弁護を担当した、検察が最も恐れる「無罪請負人」が、冤罪を生み出す日本最強の捜査機関の「危険な手口」を詳細に解説する。 手口1 ストーリー優先の証拠集め 手口2 供述調書は検事が「作文」 手口3 別件捜査で相手の弱みをつく 手口4 客観的事実にはあえて目をつむる 手口5 不都合な証拠を隠蔽・改竄・破棄 手口6 マスコミ捜査で犯罪者に仕立てる 手口7 長期勾留で心身ともに追い込む 手口8 家族や部下を人質にして揺さぶる 手口9 ニセ情報を与えて、記憶を捏造 【本書の内容】 はじめに 序 章 特捜事件とはなにか 第一章 修正不可能! 検察官ストーリー強要捜査 第二章 裏司法取引 第三章 「人質司法」という拷問 第四章 マスコミ情報操作で「犯罪者」を作り出す 第五章 裁判所を欺く姑息なテクニック 第六章 特捜検察は変わっていない 第七章 さらなる暴走を食い止めるには あとがき
  • 弔いの文化史 日本人の鎮魂の形
    3.3
    日本人は天災や戦争によって非業の死を遂げた者をどのように弔ってきたのか。『古事記』『日本書紀』を起点に仏教説話集『日本霊異記』の世界に分け入り、念仏結社を作った源信、女人救済を説いた蓮如らによる弔いの作法を歴史的に辿る。さらに死者の霊を呼び寄せる巫女の口寄せ、ムカサリ絵馬や花嫁・花婿人形の奉納など現在も続く風習を紹介し、遺影のあり方をも考察。古代から東日本大震災後まで連なる鎮魂の形を探る。
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生
    4.4
    日本人はなぜ、こんなにもポテチが好きなのか?〈アメリカ〉の影、〈経済大国〉の狂騒、〈格差社会〉の波……。ポテトチップスを軸に語る戦後食文化史×日本人論 /『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ─コンテンツ消費の現在形』で注目の著者、待望の新刊!
  • 事実はどこにあるのか 民主主義を運営するためのニュースの見方
    3.7
    デジタル情報の総量はこの20年で1万6000倍になったが、権力者に都合の悪い事実は隠され、SNS上にはデマや誤情報が氾濫する。私たちが民主主義の「お客様」でなく「運営者」として、社会問題を議論し、解決するのに必要な情報を得るのは、難しくなる一方だ。記者はどうやって権力の不正に迫るのか。SNSと報道メディアは何が違うのか。事件・事故報道に、実名は必要なのか。ジャーナリズムのあり方を、現場の声を踏まえてリアルに解説。ニュースの見方が深まり、重要な情報を見極められるようになる一冊。
  • 【超完全版】YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法
    値引きあり
    4.5
    1巻1,045円 (税込)
    プロデュースしたYouTubeチャンネルの総フォロワー数が7000万人超の仕掛け人が初めて語る動画マーケテイングのすべてがここに! 今、文化の中心的な存在のひとつに動画があります。もはや動画という文化は、言語における英語のような存在です。もし英語が話せたら、世界中のどこでもアクセスしてビジネスが可能です。それに対して、もし日本語しか話せないと、行ける場所やビジネスできる範囲が非常に狭まります。それはとてももったいないことです。「今の時代に動画マーケティングは自分には必要ない」と今の時代に考えるのは、「英語なんて話せなくてもいい」と言っているようなものです。 動画文化を学ぶことで、YouTube だけではなく他のあらゆるメディアでも成果を出せるということがわかれば、もはやYouTube を始めない理由はどこにもありません。 ゼロからでも大丈夫です。本書では初心者の方はもちろんのこと、これから圧倒的にフォロワー数を増やしていきたい人たちに向けても、ステップ形式で誰でも実践できるように解説しております。 ◎本書の内容 第0章 あなたが今からでもYouTubeを始めるべき明確な理由 第1章 新時代の動画マーケティング・マインドセット 第2章 爆伸びチャンネルにするための最高の準備 第3章 本質的な価値を提供する至高のコンセプトメイキング 第4章 爆発的なヒット動画を生み出す神企画の作り方 第5章 最短で登録者数を10万人にするシン成長戦略 第6章 思わず二度見する超サムネイル理論 第7章 世界進出するための海外への市場拡大プラン ※本書はプロデュースするYouTubeチャンネルが高確率で人気チャンネルとなる著者の再現性の高いプログラムを書籍化したものです。
  • 我が身を守る法律知識
    3.8
    この一冊で、あらゆる法的トラブルを予防できる知識が身につく! 市民、ビジネスパースン、学生、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊! 法的紛争・危険を防止するためには、個別的、断片的な知識・情報も必要ですが、より重要なのは、それらの基盤になる法的なものの考え方や感覚を身につけることです。それが身についていさえすれば、個別・断片的な知識・情報を超えた範囲の事柄についても、おおむね適切に対処することができるからです。  本書は、普通の日本人が一生の間に出あう可能性のある各分野の法的紛争を網羅し、そうした紛争に巻き込まれないための予防法、そして万一トラブルが起きたときの対処法となる法律知識・情報・基本的な法律論を、わかりやすく、正確に、かつ興味深く読めるようなかたちでまとめ上げた、コンパクトながら、実用性と密度の高い一冊です。著者は、33年にわたり膨大な民事訴訟を手がけてきた元裁判官・現大学教授で、民事訴訟法の権威でもあります。  具体的には、まず、第2章で、遭遇することが最も多く、結果も重大なものとなりがちな交通事故関係につき、損害賠償の実際と過失相殺、危険性の高い行為、保険の内容、事故対応、保険会社との交渉、訴訟等の事柄を、基本的な前提知識をも確認しつつ論じます。 第3章では、民事訴訟の数が非常に多い「不動産関連紛争」一般につき、使用貸借と賃貸借、土地・建物購入、建物新築と欠陥住宅紛争、競売物件、隣人間紛争等の各側面から説きます。 第4章では、痴漢冤罪を含め、刑事事件関係全般について、若者や子どもをも含めた普通の市民が注意しておくべき事項について述べます。 第5章では、親族法の領域につき、離婚事由や手続、これに伴う各種の給付・親権者指定、夫婦間の子の奪い合い、国際結婚、不貞慰謝料等の事柄を語ります。 第6章では、近年非常に紛争の増えている相続法の領域につき、相続人と相続分、相続放棄、各種の遺言、遺産分割、遺留分侵害額請求、相続税対策の落とし穴等の事柄を、いずれも、できる限り詳しく、わかりやすく、また、正確に解説します。ことに第6章は本書の大きな目玉であり、具体的な例についてのかなり突っ込んだ記述をも含みます。相続法は近年大改正された分野の一つであり、また、読者にとっての必要性も高いと思われるからです。 第7章と第8章では、それ以外の多様な紛争・危険防止策について、前者では、雇用、投資、保証といった経済取引の、後者では、医療、日常事故、いじめ、海外旅行、高齢者をねらった犯罪といった日常生活上の紛争・危険の各観点からくくった上で、重要と思われる事項をピックアップしてゆきます。
  • 普通という異常 健常発達という病
    3.4
    ADHDやASDを病いと呼ぶのなら、「普通」も同じように病いだーー 「色、金、名誉」にこだわり、周囲の承認に疲れてしまった人たち。 「いいね」によって、一つの「私」に束ねられる現代、極端な「普通」がもたらす「しんどさ」から抜け出すためのヒント ●「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう見ているか気になって仕方がない」 ●「いじわるコミュニケーション」という承認欲求 ●流行へのとらわれ       ●対人希求性が過多になる「しんどさ」 ●本音と建て前のやり取り ●社会のスタンダードから外れていないか不安 ●ドーパミン移行過剰症としての健常発達 ●親の「いいね」という魔法 「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。――「はじめに」より
  • 地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問
    値引きあり
    4.2
    1巻1,045円 (税込)
    「地政学が最強な理由」を挙げたらキリがないほどだが、その際たる例が「“圧倒的教養”が身につく」点だ。 経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学……。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学を学ぶということは、同時にそれらすべての学問の知見を一気に身につけるに等しいのだ。 いま世界のビジネスエリートたちが、こぞって地政学を学んでいる。 それはなぜか? まさしく、「地政学が最強の教養である」ことに気付いているからだ。 日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで。 基本も最新情報も、地政学を全網羅。 ビジネスエリートになるための入門書、登場! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 一睡の夢 家康と淀殿
    値引きあり
    4.0
    【電子書籍特典】 北國新聞に掲載されていた中編『夢路はかなき』を、電子版のみ特典として収録。 先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説! 時は「大坂の陣」の数年前――。いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。 己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?
  • 西山太吉 最後の告白
    4.3
    2022年5月に返還50周年を迎えたものの、今も米軍基地問題で揺れ続ける沖縄。 その原因について「沖縄返還で日米同盟の姿、そして日本の国の形が根底から変わってしまったからです」と、元毎日新聞記者の西山太吉は語る。 西山は政府の機密資料「沖縄返還密約文書」を日本でただ一人、取材の形でスクープしたジャーナリストだ。 さらに、西山は続ける。 「岸信介の安保改定、佐藤栄作の沖縄返還、安倍晋三の安保法制定、この一族に共通する 政治手法と我欲が、国民にウソをつき、自民党をここまで劣化させた元凶だ」 統一教会問題でその名が取り沙汰された岸信介と安倍晋三。 この一族が日米同盟や沖縄返還で見せた政治手法と我欲とは何か、そして自民党を劣化させているとはどういうことなのか? その真意を西山が評論家・佐高信に語る中で見えてきた、日本政治の衝撃の裏面史とは。
  • ルポ 虐待サバイバー
    4.6
    田中優子氏・茂木健一郎氏推薦! 第18回開高健ノンフィクション賞で議論を呼んだ、最終候補作 生活保護支援の現場で働いていた著者は、なぜか従来の福祉支援や治療が効果を発揮しにくい人たちが存在することに気づく。 重い精神疾患、社会的孤立、治らないうつ病。 彼ら・彼女らと接し続けた結果、明らかになったのは根底にある幼児期の虐待経験だった。 虐待によって受けた“心の傷”が、その後も被害者たちの人生を呪い続けていたのだ。 「虐待サバイバー」たちの生きづらさの背景には何があるのか。 彼ら・彼女らにとって、真の回復とは何か。 そして、我々の社会が見落としているものの正体とは? 第18回開高健ノンフィクション賞の最終選考会で議論を呼んだ衝撃のルポルタージュ、待望の新書化! 【推薦】 虐待は人の一生をどう変えてしまうのか。 本書は現場からの生々しい報告だ。 ――田中優子氏(法政大学名誉教授) 著者の根本態度は信頼できる。 まさにこの時代に読まれるべき大切な一冊。 ――茂木健一郎氏(脳科学者) 【目次】 はじめに 第一章 虐待のち、生活保護  1 どのような人が生活保護を受けているのか  2 たったひとり、生活保護に流れ着く 第二章 心に深く刻まれた虐待の傷あと  1 解離性障害――繰り返される記憶の空白  2 パニック障害――抱えてきた恐怖があふれでる  3 燃え尽き症候群――治らないうつ病の正体  4 精神科治療が見落としてしまうもの 第三章 愛着関係を理解する  1 愛着関係は心が健全に発達するための基盤  2 愛着関係の恩恵を受けられない人たち 第四章 目には見えない虐待を見る  1 発達障害だと思われた男の子  2 人からのやさしさを「拒絶」する心理  3 思春期がない女子中学生  4 本質的な問題が見落とされてしまう理由 第五章 虐待理解を阻むもの  1 なぜ、児童虐待は起こるのか  2 「支援者側の心理的問題」を考える 第六章 回復――虐待された理由を知る  1 「自分の子どもを好きになれない」という母親  2 回復とは、自分を深いところで理解すること  3 古い生き方が壊れ、新しく生きはじめる  4 「被虐待者」の回復から教わったこと おわりに 参考資料・参考文献
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』
    3.8
    予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ第1弾! 「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。 【著者紹介】 竹田青嗣(たけだ せいじ) 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。著書に、『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『ハイデガー入門』『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著)『完全解読カント『純粋理性批判』』(いずれも講談社選書メチエ)などがある。 西 研(にし けん) 1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。 【目次】 まえがき――自由のゆくえ 緒論 第一章 意識 第二章 自己意識 第三章 理性 第四章 精神 第五章 宗教 第六章 絶対知 おわりに
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    4.3
    1巻1,045円 (税込)
    母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。(解説・藤田香織)
  • 教養の語源英単語
    4.2
    シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作! 歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる! 誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。 【本書の内容】 ・ブリテン島は「刺青をした民族の島」 ・二重語のふしぎ「stoolとchair」「hideとconceal」 ・capital(首都)から生まれたcahpter(章) ・deerは「動物一般」を指す言葉だった? ・「Venus(ヴィーナス)」から生まれたネガティブワード ・パンドラの箱は「pan(全ての)神からのdora(贈り物)」 ・「流れる」イメージの「fly、flow、float、flight」 ・聖書は「立会人の第三者」 ・酢(vinegar)は「酸っぱい(aigre)ワイン(vine)」 ・護摩とGodは同じ語源 ・demon(悪魔)は「人間の運命を振り分ける者」 ・hell(地獄)とhelmet(ヘルメット)の共通点 ・Occident(西洋)とaccident(事故)の共通点 ……ほか 【本書の構成】 序章 英語の歴史とその変遷 第1章 ギリシャ神話の世界観 第2章 古代人の宗教観と世界観 第3章 古代国家の社会制度 第4章 文字と文化 第5章 学問とスポーツ 第6章 季節と行事 第7章 芸術と創造 第8章 医療と健康 第9章 戦争と道路 第10章 人々の暮らしと労働
  • 試験に出る現代思想
    3.0
    入試問題「倫理」厳選23問で、現代思想に入門する! 現代思想入門は、この一冊でカンペキ! フロイトからフーコー、デリダ、ドゥルーズにアーレント、サンデルまで。センター試験・共通テスト「倫理」厳選23問を入口に、20世紀以降の哲学の流れと見取り図を示す。基本知識のみならず、フェミニズムやケアの倫理など最前線の思想もまるわかり。学びなおしに役立つ、好評『試験に出る哲学』シリーズ第3弾!
  • 日本の歴史(1) 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代
    完結
    4.1
    東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる、最強学習まんがが誕生! まんが本編は充実の201ページ、さらにカラー写真や記事も完全収録した電子書籍版。第1巻は「日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代」。
  • メディアが報じない戦争のリアル 日本の「戦争力」を徹底分析
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    危機意識が乏しい日本人こそ知るべき日本の「戦争力」 ロシアによるウクライナ侵攻により、軍事に無関心だといわれる日本人も、これまでになく国防意識が高まっている。中国が日本を侵略することはあるのか。北朝鮮からミサイルは飛んでくるのか。有事の際に問われるのは日本の「戦争力」である。単純な軍隊による戦力だけではない、地政学的な位置づけから防衛に関する政治力まで、国を守るべき「戦争力」をあらためて問う。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • はじめてのハムスター そだてかたブック
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡 世界一幸せなハムスターをそだてよう! <マンガ付・ふりがな付> いちばんわかるハム飼いスタートガイド ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡 いちばんかわいくて、いちばんわかりやすい ハムスター飼育書の決定版です! ☆ころころ、もちもち、ふわふわの 動物キャラクターを得意とする イラストレーター・ふじもとめぐみさんが 大好きなハムのマンガ&イラストを描きおろし ☆種類も毛色もひと目でわかるハムスター図鑑 ☆必要なグッズやお世話のハウツーを 写真たっぷりビジュアル解説 ☆ハムの気持ちやハムのひみつ、 ハムと仲良くなる方法もわかる ☆病気・ケガ・事故の予防&対処もよくわかる ☆文字大きめ&ふりがな付で 小学校低学年のお子さんでもすらすら読める <目次> PART1 ハムスター博士になっちゃおう PART2 ハムスターを迎える準備 PART3 お世話名人になろう PART4 ハムスターと仲良くなろう PART5 ハムスターの命を守ろう <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 働く悩みは「経済学」で答えが見つかる 自分をすり減らさないための資本主義の授業
    3.3
    ◎マルクス、ケインズ、ガブリエル先生が、いきなり教室にやってきて、みんなの悩みに答え始める! 経済学というと「需要曲線」・「供給曲線」といったことばかりが思い浮かびますが、「経済学者」がやってきたことは、目の前の事象から今どんなふうに社会が回っていて、どうしていけばいいのかを考える、ということ。 「仕事が楽しくない……」「真面目にやっている人が損する社会になってない?」「デジタル化で、経済はどんなふうになるの?」「同じ仕事をしているのに、転職したら年収があがって、なんとなく不思議な感じ」「会社に行くと疲れる」などなど、身近な疑問に、古今東西の経済学者が答えます。 ◎マルクス先生、ケインズ先生のホンネを聴け! マルクス・ケインズなどが本音ベースで持論を解説。 その背景を知ることで、その本当の意味が見えてくる――。 経済学をはじめとする社会学・哲学の著名な学説をざっと知りたい方にもおすすめです。 登場する経済学者・社会学者・哲学者の一例: マルクス、アダム・スミス、ケインズ、シュンペーター、ヴェブレン、ハイエク、ヒューム、ベンサム、カント、、デリダ、デュルケーム、リースマン、ボードリヤール、レヴィ=ストロース、ダニエル・コーエン、マルクス・ガブリエル、斎藤幸平 協力:UNIVERSITY of CREATIVITY
  • 考証 鎌倉殿をめぐる人びと
    3.8
    複雑な時代背景、人間模様を解きほぐす! 平安末期から鎌倉時代の複雑な時代性や人間模様を、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証チーフが解きほぐす! 本書では、頼朝の源家、義時・政子の北条氏はもちろん、三浦義村・畠山重忠といった御家人から後鳥羽上皇、公家まで、キーパーソンの人物プロファイルを完全網羅。さらに、政治・文化や武士の生活、宗教に関する最新研究から、「武士の世」の驚きの実像を浮かび上がらせる。ドラマの主人公・北条義時が駆け抜けた時代をより深く理解するための歴史教養が詰まった一冊。
  • ヤマケイ文庫 北海の狩猟者 羆撃ちと山釣りに明け暮れたある開拓者の記録
    5.0
    大正5(1916)年に養老牛温泉(北海道中標津町)を踏破し、旅館養老園を開いたことでも知られる開拓者・西村武重。 彼は道東の山野を跋渉して狩猟、渓流釣り、登山、植物採集、鉱石発掘などに明け暮れた。 本書は、飼牛を襲って牧場を荒らす羆狩りや痕跡を追って何日も山野を彷徨する単独羆猟の話、山女魚釣りの極意、アイヌ民族との交流、人跡疎らだった時代の知床半島探検など、壮年期の西村が体験した貴重な記録。 ■内容 羆との闘い  ・原始林の王者  ・牧場荒らしの大羆を倒す  ・標津岳の羆狩り  ・親子羆を追う  ・羆狩りと猟犬  ・恐怖の大羆 ◆北海の狩猟者  ・根室原野の昔ばなし  ・山小屋の一夜  ・密林の住人たち  ・北辺を釣る ◆知床半島の大自然  ・未開の別天地 ◆解説 久保俊治(猟人) ■著者について 西村 武重(にしむら・たけしげ) 1892(明治25)年2月、香川県綾歌郡造田村(現まんのう町)生まれ。 1896(明治29)年、4歳で北海道札幌市篠路に父と移住。1916(大正5)年、養老牛温泉踏破。 永年ヒグマ撃ちを経験してきた。1972(昭和47)年、勲六等単光旭日章授与。 1983(昭和58)年、死去。 著書に『ヒグマとの戦い』『北海の狩猟者』(いずれも山と溪谷社)、『原野とヤマベ――秘境知床』(釣の友社/1969年)、『養老牛の今昔』などがある。
  • 20歳の自分に教えたい現代史のきほん
    4.0
    なぜロシアはウクライナに軍事侵攻したのか? それに対してアメリカや中国はどう動くのか? 日本はどんな対応をするのか? 世界のパワーバランスは? 経済はどうなる? 日々のニュースを見ていて次々と疑問が浮かぶ、そんな経験があなたにもあるのではないでしょうか。 実は、それらの疑問は少し前の歴史ををさかのぼることで解決できます。つまり現代史を知ればいいのです。 なぜなら、現代史に残るできごとは、毎日報道されるニュースから始まっているから。いまのニュースの発端は現代史のできごとの延長線上にあります。 「東西冷戦」や「イスラム情勢」「世界の軍事力」「世界経済」など、いまさら恥ずかしく聞けない現代史のきほんを、池上さんがやさしく解説します。現代史を理解するだけで、日々のニュースは各段に面白くなります。 知識を得ることは、画像の解像度が高まることに似ています。ひとつひとつのニュースは点でしかありませんが、視点を世界に広げることで、それは線になり、さらに歴史から見ることで、面に拡大していきます。地理から歴史からニュースを見ることで、点だったニュースが面の一部として理解できるようになる。知識を得るごとに解像度が増し、世界の見え方はどんどん鮮明になります。そんな「現代史を学ぶ意義や楽しさ」を実感できる1冊です。
  • 資本主義全史
    3.9
    資本主義の歴史とは「過去」と「現在」 そして「未来」の歴史である 西欧で生まれた資本主義が、拡大し、そして暴走している。資本主義はなぜ限界にむかっているのか。資本主義と持続可能な世界は両立するか。ポスト資本主義とは何か。本書では世界史の流れの中で、資本主義の変遷をたどることより、これまで自明のものとしてあった資本主義の本質をつかむ。予測不可能な未来を切り開くために必須の教養が身につく一冊。
  • 人生百年の教養
    3.7
    自分の人生と戦い続けるためにーー老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。 読書、音楽、外国語、老い……、ドストエフスキー研究の第一人者が多角的な見地から真の「教養」に迫る。 ●時を経た「再読」が、老いてからの可能性を教えてくれる ●教養人の知識は、つねに「哲学」に裏付けられている ●苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉となる ●大江健三郎と村上春樹から考える「教養の継承」 ●難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十ページの二度読み ●英語を学ぶことで失うもの、母語の重要性 ●検索エンジンでの複数の語をぶつけあって生まれる「知」 ●豹変を恐れるな、隣人の「愛」を模倣せよ ●老いをどう乗り越えるかーーエネルギー源としての「忘却」 本書の内容 序章   人は信念とともに若く 第一章  「教養」、すこやかな喜怒哀楽 第二章  少年時代 「私」という書物1 第三章  青春時代 「私」という書物2 第四章  「私は外国語が苦手」 第五章  モンタージュ的思考 第六章  実践の技法 第七章  俯瞰的思考 第八章  老いの作法
  • 嵐吹く時も(新潮文庫)
    4.4
    1巻1,045円 (税込)
    天売・焼尻島を眼前に望む北海道苫幌村唯一の商店は、中津順平が行商から興した店だった。妻のふじ乃は美貌と陽気な性格で店を側面から支え、娘の志津代は賢明に成長しつつあった。順平の留守のある日の深更、志津代は、庭から逃げる男を見た。月を経てふじ乃は男児を出産。この時から中津家の人々の人生は、暗転しはじめる。三浦文学の源流、二組の祖父母をモデルに人生の輝きと儚さを描く。(解説・難波真実 ※久保田暁一氏の解説は収録しておりません。)
  • 緋の河(新潮文庫)
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    釧路に生まれた秀男は、色白小柄で人形のように愛らしく、幼少期から「女になりかけ」とからかわれた。父に殴られ兄に蔑まれ教師に抑圧されても男らしくなどできず、優しい母と姉、初恋相手の同級生男子が支えだった。やがて家を飛び出し、札幌、東京、大阪の夜の街、そして芸能界へ道を切り拓いていく。自分らしく生きるため逆境で闘い続けた先駆者が放つ、人生の煌めき。心奮う傑作長編。(解説・仲野徹)
  • ヤマケイ文庫 人間は、いちばん変な動物である~世界の見方が変わる生物学講義
    4.4
    ベストセラー『絶滅の人類史』(NHK新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)著者、更科功氏推薦!! 人間とは、いったいどういう生き物なのか? 動物行動学の泰斗である著者が、生物としての「人間」を、 容姿・言語・社会などの話題をさまざまに展開しながら、わかりやすい言葉で語る。 ドーキンスの利己的な遺伝子、ダーウィンの進化論、チョムスキーの生成文法、 ヴァ―・ヴェーレンの赤の女王説など、生物学の基本的な理論も、本書を読めばユーモアを交えた解説で楽しく理解できる。 著者が京都精華大学で行った最晩年の講義であり、今を生きる「人間」必読の一冊。 2010年10月に発刊された『ぼくの生物学講義』日髙敏隆(昭和堂)を改題・再編集のうえ文庫化。 「この現代、日本も含めて世界中でいろいろなことが起こっています。 よく考えてみると大昔から人間は戦争をしていて、いつになっても止まらない。 でも、戦争というのをする動物は、ほかにはいないんですね。それはなぜなのか。 どうしたらいいのかっていうことを、ちゃんと考えなくちゃいけないだろうと。 そのためには、生物学の一端として、人間というのはどういう動物なんだということを、 ちょっと考えてみる必要があるだろうというので、この講義をすることにしたわけです。」(本文より) ■著者について 日髙 敏隆(ひだか・としたか) 動物行動学者。1930年東京生まれ。 東京大学理学部動物学科卒業。理学博士。 東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長、 京都精華大学客員教授を歴任。2000年に南方熊楠賞受賞、2008年に瑞宝重光章受章。2009年11月没。 主な著書に『チヨウはなぜ飛ぶか』『春の数えかた』『人間はどういう動物か』『世界を、こんなふうに見てごらん』など、 主な訳書にコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(共訳)などがある。 広く深い教養をバックボーンに、誰にでもわかる平易な言葉で、動物行動学および生物学の魅力を長く伝えてきた功績は大きい。
  • 神様 2011
    4.1
    1巻1,045円 (税込)
    くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めて――。 1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった――。「群像」発表時より注目を集める話題の書! 2011年。わたしはあらためて、「神様2011」を書きました。原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくありません。それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて書きました。――<「あとがき」より>
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」
    4.3
    草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、“情に厚い”親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。
  • 人間の絆(上)(新潮文庫)
    3.7
    幼くして両親を失い、牧師である伯父に育てられた青年フィリップ。不自由な足のために劣等感にさいなまれて育ったが、いつしか信仰心を失い、芸術に魅了されてパリに渡る。しかし若き芸術家仲間と交流する中で、自らの才能の限界を知り、彼の中で何かが音を立てて崩れ去る。やむなくイギリスに戻り、医学を志すことになるのだが……。誠実な魂の遍歴を描いたS・モームの決定的代表作を新訳。
  • だんまり、つぶやき、語らい じぶんをひらくことば
    4.3
    ことばを、  ・だんまり  ・つぶやき  ・語らい  の三つの層で考えてみるというお話に入ろうと思います。  最初にひとつだけ質問させてください。  みんな、ことばって好きですか? 好きなひと、ちょっと手を挙げてくれます?  はい。ありがとう。  嫌いなひとは?  あら……。そうか、どちらでもないひとが圧倒的に多いみたいですね。  ことばが嫌いなひとがものすごく少ない。これ、ちょっと驚きです。  ぼくはですね……じつはことばが苦手、というか、嫌いな人間なんです(笑)。  それで、いまの若い世代の人って、ぼく以上に嫌いなのかなって思っていたんで、虚を衝かれました。  でも、みなさん。だれかとしゃべる、ひとと話すことって、読むとか書くよりしんどくないですか?  しゃべりたくないときでも、黙っていると場から浮いてしまうんじゃないか。  メールが来たらすぐ返さないと、なんか悪くとられてしまうんじゃないか。もうつきあってもらえなくなるんじゃないか  とか、いろいろありそうですね。  しゃべりたくないときには黙っている、しゃべりたくなったら口をひらくのがいちばんラクだと思うのに、なぜかいつもしゃべらないといけないような空気みたいなものがある。ぼくはそれを敏感に感じるほうです。  ことばって面倒くさいじゃないですか。  じゃないですかって、挙手をみるかぎり、みなさんのほとんどがそう思っていないようですから、ちょっと困るところではありますが(笑)、ぼくは、ことばってすっごく面倒くさいものだと思っているんですね。  というのは、たいていの場合、ことばのほうが過剰か過少であり、ピタリ、ズバリはまずない。そのアンバランスというか、チグハグさにひとは苦しみ悶える。……  2020年10月15日、コロナ禍のなか愛知県立一宮高等学校でおこなわれた講演の記録。碩学のあたたかい語りかけと生徒たちの真摯な応答に読者はいつしかわが身をふりかえることだろう。
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    3.6
    祝ノーベル賞(生理学・医学)受賞! mRNAワクチンを開発した研究者カタリン・カリコ氏に迫る力作。カリコ氏と親交のある、山中伸弥教授のインタビューも掲載! なぜ、驚異的なスピードで新型コロナワクチンは生み出されたのか――。 東西冷戦下のハンガリーで、娘のぬいぐるみに紙幣を隠し渡米。当時、遺伝子研究が活況な中で、日の目を見なかったRNA研究に心血を注いだ。数々の挫折を経験しながらも、自らの信念を曲げなかった――。 カリコ氏へのインタビュー、研究者となるきっかけとなったハンガリー時代の恩師への取材を通し、氏の生い立ち、ワクチン開発の裏側、さらにはRNA研究の未来について描いたノンフィクション。
  • 日本酒テイスティング カップ酒の逆襲編
    4.0
    ラベルに記載されるたった2つの情報で、日本酒はざっくり把握できる―― いまや驚くほどのバリエーションを取りそろえるようになったカップ酒に始まり、スパークリング、生もと(きもと)・山廃(やまはい)、アル添酒、熟成酒まで、「4合瓶2000円未満」のおすすめ銘柄29種類を、利き酒世界一に輝いたソムリエがテイスティング。 おすすめの飲み方、料理との合わせ方まで紹介します。家飲み時代の必携書!
  • 読者はどこにいるのか 読者論入門
    4.3
    文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深く豊潤な世界へと読者をいざなう。
  • 還暦からの人生戦略
    3.8
    「人生百年時代」となり、還暦以降の時間をどう使うかが大きな問題となってきます。漫然と死に向かって時間が過ぎるのを待つのか、生あるうちにできることを追求するのか――。誰しも、自分の生涯を充実したものにしたいと思うはずです。それには、還暦をすぎた時点でお金、人間関係、教養などの棚卸しをして、この先に備える必要があります。また、死にもいっそう近づくことから、確固とした死生観を持ちたいものです。知の巨人と言われる佐藤優さんが、最高の人生にするための“還暦後の設計図”を提示します。
  • 依存症ってなんですか?
    4.3
    自覚しづらい依存症。『酔うと化け物になる父がつらい』で話題を呼んだ作者が、その謎を探るノンフィクション・エッセイ!
  • 戦争の中国古代史
    3.8
    群雄割拠! 殷・周・春秋戦国時代に繰り広げられた古代中国の戦争を軸に、「中華帝国」誕生の前史を明らかにする画期的入門書。 「中国」形成史、あるいは華夷思想の形成は国内外の学会でホットなテーマである。また秦の滅亡から漢王朝成立までの過程は、近年日本で活発に研究が発表されている。本書ではこれら最新の研究の成果を随所に取り入れていく。  そしての戦争やその意義だけでなく、軍制、長城などの軍事施設、兵器、軍事にまつわる儀礼や思想、軍事に関わった人物、末端の兵士の状況など、軍事全般を各時代ごとに見ていくことで、文字通り「戦争の中国古代史」を総合的に描き出していくことにしたい。    ――「まえがき」より 【本書の構成】 序章:戦争の起源 第一章:殷王朝 旬に憂い亡きか 第二章:西周王朝 溥天の下、王土に非ざる莫し 第三章:春秋時代 「国際秩序」の形成 第四章:戦国時代 帝国への道 第五章:秦漢王朝 「中国」の形を求めて 終章:「中国」の行く末
  • 他がままに生かされて
    値引きあり
    4.3
    「きっと、弱い自分を認められるはず」 弱さを強さに変える。毎日を必死に生きる人々にエールを。 ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESで、作品の作詞作曲を手掛けるフロントマン、山中拓也。 彼が紡ぐ、人間の本質を表す言葉は、なぜ多くの若者を虜にするのか。そして、いかに生み出されるのか。 生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術、友人の死etc. そこには数多の挫折や失敗があり、周りにはいつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在があった。 山中拓也は、これまでもこれからも、他に生かされて我がままに生きていく。 そんな彼の半生や人生観。過去と未来のこと。今の時代に伝えたいことを綴ったエッセイ。 故郷・奈良の思い出の地巡り、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録する。 2021年に30歳という節目を迎える、人間・山中拓也のすべてをさらけ出した一冊。 山中拓也の吐く言葉は、何よりも弱くて強い。 【出版社からのコメント】山中さんは多くを語りません。ただ、発する言葉選びは丁寧で重く、心を打ちます。初めて生のライブを見た時は、その迫力に、音に殴られるような感覚を覚えました。ああ、この音と言葉が組み合わさり、多くの人々を虜にしているのだ、と腑に落ちました。純粋に言葉だけを紡いでもらったら、どれだけ純度の高いものが生まれるだろう? 言葉を生業にする者として圧倒的な好奇心を抱き、出版をお願いせずにはいられませんでした。
  • 大河ドラマの黄金時代
    4.6
    『花の生涯』『黄金の日日』『独眼竜政宗』……その舞台裏にも、熱いドラマがあった! 大河ドラマ第1作『花の生涯』から『太平記』まで。草創期からドラマづくりに携わってきたプロデューサー、ディレクターらドラマ部OBたちの貴重な証言の数々を織り込んだ、迫真のドキュメント。1963年から91年までの28年間、制作現場では、泥臭くも熱い物語の集積があった。現場での意気込み、思わぬ障害、撮影上の工夫、スターたちの知られざるエピソード……大河とあわせて金曜時代劇などNHK大型時代劇も取り上げ、両者の熱気があいまって「黄金時代」が作られたことを明らかにする。テレビというメディアにまだ若々しい息吹が感じられた時代の「青春」の記録でもある。類書にはない迫力、緻密な描写、胸を締めつけられる懐かしさ……大河ファン待望の1冊。 〈目次〉 1:大河ドラマの誕生『花の生涯』『赤穂浪士』 2:試行錯誤??『太閤記』~『竜馬がゆく』 3:制作体制の確立??『天と地と』『樅ノ木は残った』~『国盗り物語』 4:金曜時代劇の冒険??『文五捕物絵図』『鞍馬天狗』~『壬生の恋歌』 5:新しい歴史ドラマ??『勝海舟』『元禄太平記』『黄金の日日』~『徳川家康』 6:ふたつの三部作??『山河燃ゆ』~『真田太平記』 7:復活と飛躍??『独眼竜政宗』~『太平記』
  • 土葬の村
    4.1
    これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。 村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか? 日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。 入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は九九・九%を超える。 土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか。 筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を三十年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。 それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。 剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。 日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。 【本書の内容】 はじめに 第一章 今も残る土葬の村 第二章 野焼き火葬の村の証言 第三章 風葬 聖なる放置屍体 第四章 土葬、野辺送りの怪談・奇譚 おわりに
  • 旧約聖書物語 上
    4.2
    イギリスの高名な詩人が,『旧約聖書』から重要な事柄を選んで,子どものために書き下ろした壮麗な物語.創世神話にはじまり,イスラエル人のエジプト脱出を率いたモーセ,勇士サムソンとデリラ,預言者サムエルとサウル王,そしてダビデ王の登場まで,試練に苦悩する人間の姿に迫る.下巻に丁寧な解説を収録.〈さし絵・桂川潤〉

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  • U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面
    4.1
    Uは私だ。植松聖を不気味と感じる私たち一人ひとりの心に、彼と同じ「命の選別を当たり前と思う」意識が眠ってはいやしないか? 差別意識とは少し異なる、全体主義にもつながる機械的な何かが。 「A」「FAKE」「i ‐新聞記者ドキュメント-」の森達也が、精神科医やジャーナリストらと語りあい、悩み、悶えながら、「人間の本質」に迫った、渾身の論考!
  • 左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学
    3.7
    コロナ禍が日本社会に与えた影響は計り知れない。特に経済では消費税増税と重なり大不況となっている。日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れて良いと思っている現実。「高プロ」も愛国教育も、支配エリートの新「帝国主義」への布石だと喝破する松尾匡氏は日本のマルクス経済学者の白眉である。 松尾氏はこの悲惨な現実を読み解くにはマルクスの「疎外論」が重要だと説く。 本書では「生きているだけで価値がある」生身の具体的人間を主人公にして、制度や決まり事などの社会的なことが、その主人公からコントロールできなくなって一人歩きする事態を批判する。 ツールであったはずの制度や決まり事などの社会的なことが自己目的化し、生身の個人を手段化して踏みにじる、こうした事態を「疎外」と呼んで批判したのがマルクスの「疎外論」というわけです。 「支配階級」や「搾取」も「疎外論」から読み直すことを従来提唱してきた松尾氏は、生身の個々人のもとに経済のコントロールを取り戻すことが大切であり、社会全体で生身の個々人みんなの事情にマッチするように、社会全体の設備投資もコントロールする必要があると述べる。 まさにブレグジットの「コントロールを取り戻せ」です。 本書は、この考えのもと、レフト1・0、レフト2・0の思想を乗り越えレフト3・0の経済学の真髄を示す全く新しい社会変革の書である。
  • 経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史
    4.3
    経済学は、なぜ人間の生から乖離し、人間の幸福にはまったく役立たなくなってしまったのか? 経済学の堕落の跡をたどると同時にその再生の可能を探る。「科学的客観性」「ヴァリューフリー」を標榜し、いつしか「人間の心」を失ってしまった経済学。19世紀後半ドイツにおいて始まった経済学「科学化」の動き。ハイエク、「ゲーム理論」、さらには「シカゴ学派」の「ゴッドファーザー」シュルツへと至る、極端な経済の自由化と「脱倫理化」の強化。そして「クズネッツ曲線」をめぐる「新自由主義」の欺瞞。その一方での、上記の流れに抗して「人間の顔をした経済学」を目指した、ポランニー、イリイチ、あるいはウォーラーステインら世界システム論者などにによる、経済学における「社会的公正」理念復権への模索。経済学の歩みを「自由」と「正義」という二つの相対立する思想の相克の歴史と捉え、21世紀の「来たるべき経済学」の可能性を探る。
  • 認知症グレーゾーン
    3.5
    人の名前がとっさに出てこない、会話の中で「あれ」「それ」が増えた、「めんどうくさい」と感じることが多くなった……それ、年のせいでなく、「認知症グレーゾーン」かもしれません!? 約20年かけて徐々に脳に変化が起こって発症する認知症。認知症になってしまったら治らないが、認知症グレーゾーンのうちに気づき、対応すれば、未然に防ぐこともできる。新型コロナによる外出自粛で認知症が急増する中、認知症予防の第一人者が教える最新脳医学からのヒント。
  • 何のために本を読むのか
    3.9
    価値観が大きく変わる時代、つぎのような力が必要になります。「古くならない“真の教養”で生き方の芯を太くする力」、「折れない心と体をつくりキープする力」「変化に適応する力」そのためには、ニュースやSNSよりも読書が最適です。ではどう読めばいいのか?齋藤先生が名著37冊を題材にくわしく紹介します。
  • ぼくの映画人生
    5.0
    生い立ちから映画論まで、縦横に語った決定版! 映画とともに生き、道なき道を切り拓いてきた著者・大林宣彦監督が、70歳を機にその半生と映画論を語った「自伝のような一冊」。生い立ち、自主製作時代、尾道三部作、これからを生きる人へのメッセージ……すべての人の背中を押す、勇気の書。長年親交のあった赤川次郎氏が、惜別の想いを込めて綴った文庫版解説「『ふたり』の思い出」を収録。 2020年7月31日劇場公開予定・大林宣彦監督作品「海辺の映画館―キネマの玉手箱」と併せて読みたい一冊。 解説 赤川次郎 装幀と絵 和田 誠
  • BUTTER(新潮文庫)
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。若くも美しくもない彼女がなぜ――。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。(解説・山本一力)
  • 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~
    4.0
    根の国=死と再生の地、熊野 大和朝廷に恐れられた熊野の真の姿とは! 日本書紀編纂から一三〇〇年。 熊野三山のご神体は、巨木であり、巨岩であり、滝である。 自然を崇拝する原始宗教が色濃く残る熊野は、神話において出雲との共通項が多く、どちらも死を連想させる。 日本書紀にイザナミの埋葬地と記されている熊野、花の窟。 オオクニヌシは、木の国(紀伊国)から、スサノヲの治める根の国へ行った。 死と再生の地である「根の国」こと熊野の姿に、熊野に深い縁を持つ5人の筆者が迫る。 スサノヲの熊野とアマテラスの伊勢 ~暮らしの中に生きる記紀神話~ 池田雅之(早稲田大学名誉教授) 熊野神話と出雲神話 ~太平洋文化と日本海文化から読み解く~ 三石学(みえ熊野学研究所運営委員長) 魂のゆりかごに還る  中上紀(作家) 熊野から日向神話の里へ 桐村英一郎(三重県立熊野古道センター理事) 熊野と渡来 ~彼方から寄り来るもの~ 秦まゆな(日本文化案内人)
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    4.0
    「わび・さび」「数寄」「まねび」……この国の<深い魅力>を解読する! 独自の方法論で日本文化の本質を見通す「松岡日本論」の集大成! お米のこと、客神、仮名の役割、神仏習合の秘密、「すさび」や「粋」の感覚のこと、「まねび」と日本の教育……断言しますが、日本文化は廃コンテキストで、一見、わかりにくいと見える文脈や表現にこそ真骨頂があるのです。(「はじめに」より) <本書のおもな内容> ・なぜ日本はヤマトと呼ばれるのか ・神さまをカミと呼ぶようになった理由 ・日本人のコメ信仰にひそむ背景 ・日本人が「都落ち」にダンディズムを感じる理由 ・日本人が七五調の拍子を好むわけ ・世阿弥が必要と考えた「物学」の心 ・今の時代に求められる「バサラ」と「かぶき者」 ・「伊達」「粋」「通」はなぜ生まれたのか  ほか <本書の構成> 第一講:柱を立てる 第二講:和漢の境をまたぐ 第三講:イノリとミノリ 第四講:神と仏の習合 第五講:和する/荒ぶる 第六講:漂泊と辺境 第七講:型・間・拍子 第八講:小さきもの 第九講:まねび/まなび 第一〇講:或るおおもと 第一一講:かぶいて候 第一二講:市と庭 第一三講:ナリフリかまう 第一四講:ニュースとお笑い 第一五講:経世済民 第一六講:面影を編集する
  • オペレーションZ(新潮文庫)
    3.9
    1巻1,045円 (税込)
    大手生保会社が資金繰りのため国債を投げ売りする事態が発生、国債価格が暴落した。国債頼みの政治は、誰かが終わりにせねばならない……。国家予算を半減すべく、江島隆盛総理のもと若手財務官僚が集い、極秘作戦(オペレーション)が始動する。しかし他省庁や与党守旧派が抵抗し、世論も猛反発、メディアの攻撃が渦巻くなか、総理はついに国会を解散する大博打を打つ――。息もつかせぬ緊迫のメガ政治ドラマ!
  • なんのために学ぶのか
    4.2
    内容は、「学びで得た喜び」や「学びの本質」、「挫折からの学び」、「池上流勉強法」、「オススメ書籍」、「学びの正体」へと多岐にわたる。 学びとは、つまるところ「人を知ること」であり、「自分を知ること」、ひいては「よりよく生きるための人間力」そのものであることに気づかされる。 子どもから大人まで、すべての世代におすすめの1冊!
  • コウペンちゃんとおべんきょうする『幸福論』 アランとおともだちになろう【電子特典付】
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子特典:あなたに贈る101個目の言葉&イラスト付き 】 コウペンちゃんといっしょに、アランの『幸福論』をたのしくおべんきょうしてみよう! アランの言葉は、よろこびがいっぱいになるおまじないみたい! 幸せが、いっぱいつまっている本なんだよ~。 ※本作品には、紙書籍に付属している「シール」は含まれておりません。あらかじめご了承ください。
  • 転職の「やってはいけない」
    3.2
    人手不足といわれる転職市場。「今、転職すれば引く手あまた」は本当なのか? 話題の「出戻り社員」にデメリットはないのか? これまでに3000人以上の転職を見てきた人材紹介のプロが、転職市場の内情や企業の本音をもとに、転職で「やってはいけないこと」を徹底解説。求人サイトや人材紹介会社の活用法から会社選び、面接突破の極意まで、転職成功の秘訣を大公開!
  • 定年前後「これだけ」やればいい
    3.9
    60歳を過ぎても楽しく働ける人は、こんなことをやっていた! 3000人の再就職を見てきた人材紹介会社の社長が、定年前後うまくいく人の共通点を10の習慣にして解説。84歳にして現役ビジネスマンである著者の年代別キャリアアドバイスや、定年前後の転職成功者の事例も紹介した、ベストセラー『定年前後の「やってはいけない」』待望の実践編。
  • 天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成
    4.0
    天皇の発言ほど重く受け止められる言葉はない。近代国家となった明治以降、その影響力は激増した。とはいえ、天皇の権威も権力も常に絶対的ではなかった。時代に反する「お言葉」は容赦なく無視され、皇位の存続を危うくする可能性もあった。そのため時代の空気に寄り添い、時に調整を加え、公式に発表されてきた。一方で、天皇もまた人間である。感情が忍び込むこともあれば、非公式にふと漏らす本音もある。普遍的な理想と時代の要請の狭間で露わになる天皇の苦悩と、その言葉の奥深さと魅力。気鋭の研究者が抉り出す知られざる日本の百五十年。
  • 伽羅(きゃら)の橋
    4.3
    1巻1,045円 (税込)
    介護老人保健施設の職員・四条典座は、転所してきた認知症の老女・安土マサヲの凄惨な過去に驚く。太平洋戦争の末期、マサヲは自分の子ども二人と夫を殺したというのだ。事件の話は施設内で知られ、殺人者は退所させるべきだという議論になる。だが、マサヲが家族を殺したと思えない典座は彼女の無実を確信、“冤罪”を晴らすために奔走するが――!? 傑作本格ミステリー!
  • 小学生からの知育大百科 2018完全保存版
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「受験激変!」 新学力は家庭で育つ わが子の進路はこう変わる 【目次抜粋】 はじめに 1章 夢の進路編 2章 勉強対策編 3章 しつけ編 4章 食育編 5章 運動・住まい編 ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史1 大正から激動の昭和へ
    完結
    4.3
    歴史学習の現場で年々重要度を増している近現代史に焦点を当て、第一次世界大戦から現代までを、全3巻でじっくりしっかり描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』、第1巻「大正から激動の昭和へ」。 1914年に始まった第一次世界大戦は、大きな被害を出しながら4年余り続き、社会のあり方を変えました。この戦争の間に、ロシアでは社会主義革命が起き、ソビエト社会主義共和国連邦が成立します。 世界の変化を受け、日本でも自由や権利の拡大を求める社会運動が広がります。しかし、あいつぐ恐慌で経済が苦しくなるにつれ軍部の力が増し、日本はドイツやイタリアなどファシズム諸国に近づいていきます。 日本史と世界史がひとつの流れでスラスラ読める! 新学習指導要領(2020年度導入開始)の、高校必修科目「歴史総合」の先取りにも最適です!
  • 東大教授の「忠臣蔵」講義
    3.8
    「大石は遊廓を総揚げしていない」「討ち入りのとき、赤穂浪士たちは太鼓を持っていなかった」「吉良は浅野の美しい奥方に横恋慕してはいなかった」――。  時代劇や小説に埋もれた真実を、テレビでおなじみの山本先生が、根拠となる史料を丁寧に引きながら、ライブ講義形式で解説。事件の発端から切腹までの流れを、その背景や当時の常識、史料に残された証言、浪士たちが遺した手紙、間取り図や地図なども多数紹介しながらひもといていく。史料によって伝えることが大きく違う赤穂事件。その最も真実に近い姿を浮き彫りにする待望の一冊。 あなたの「忠臣蔵」観が大きく変わる決定版! 索引付き。 [紹介している図版例] ・江戸城、「松之大廊下」あたりの間取り図 ・浅野内匠頭が切腹した田村邸間取り図 ・大石内蔵助が渡した割符金 ・赤穂浪士の江戸潜伏先一覧 ・吉良邸と美作屋善兵衛の店があったところの当時と現在の地図 ・箱根から日本橋石町までのルート ・討ち入り時の吉良邸屋敷図 ・討ち入り時の赤穂浪士の配置と武器一覧 ・細川邸での切腹絵図を再現 ・当時と現在の地図多数紹介   …ほか多数。 [もくじ] 第1章 刃傷松の廊下 ~ドラマはここからはじまった 第2章 赤穂城開城 ~揺れる赤穂藩 第3章 江戸急進派と大石内蔵助 ~討ち入りか、浅野家再興か 第4章 御家再興運動の挫折 ~脱盟していく同志たち 第5章 討ち入り前夜 ~時は至れり 第6章 吉良邸討ち入り ~決戦の時 第7章 赤穂四十六士の切腹 ~その後の赤穂浪士たち 終 章 泉岳寺墓所にて
  • 縄文の思想
    4.4
    縄文人のリアルな思想、彼らの他界観や世界観など生き方を律した思想が、海辺や北海道、南島という日本列島の周縁に生きた人びとの、弥生時代以降の歴史に光を当てることで明らかに。縄文は単なる失われた過去ではなく、周縁の人びとの生を律する思想として、上記の人びとのなかに脈々と生き続けてきた。考古学、神話学、民俗学を綜合し、もうひとつの日本列島人の歴史を描くこれまでにない縄文論。
  • 改訂版 世界一わかりやすい 京大の英語 合格講座 人気大学過去問シリーズ
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京大対策のエキスパートによる至上講義を“紙上”で再現! 本書は、大手予備校・駿台予備学校で京大をはじめとした最難関大学志望者の授業を担当している原田健作先生による「京大英語」の対策書です。 <特長その1> 京大の入試過去問を詳細に分析し、出題形式別に徹底解剖! 近年出題された「条件英作文」の対策を増補追加!(別冊に収録) <特長その2> 得点差がつき、解くたびに実力がつく極上の良問を厳選!(タイプが似た京大以外の過去問も収録) <特長その3> “未知の単語の意味の類推”、“日本語としてこなれた和訳のつくリ方”、“英語的発想にもとづいた英訳のつくり方”など、実践的な解法を伝授! 「読解編」では、複雑な英文の構造を徹底的に分析し、高得点を取るための非常に高い実力が身につきます。 「作文編」では、生徒の答案例をもとに、“使える表現”と“使えない表現”をはっきり峻別し、点数を稼ぐコツも伝授します。 「別冊」は、本番会場でも役に立つ「重要事項のまとめ」を掲載。切り離して活用しよう。 この一冊に、最小の労力で最大の成果を上げるための「戦略・戦術」が凝縮されています。 ※この本は小社より2010年に刊行された『世界一わかりやすい 京大の英語 合格講座』の改訂版です。 ※本作品には、紙書籍に付属している「赤色チェックシート」は含まれておりません。あらかじめご了承ください。
  • タロットの秘密
    3.8
    タロットカードは、なぜ謎めいた存在になったのか。最新の研究成果を盛り込み、タロットカードが占いのために使われるようになった歴史や背景を解明する。また、絵の図像の文化的背景から、「鏡リュウジ流」解釈までを丁寧に解説し、具体的な占い方までを紹介。これ一冊で、タロットのすべてがわかる。タロットはもちろんのこと、西洋魔術やオカルト、ユング心理学に興味を持つすべての人、必携の本格的入門書。
  • 人生に意味はあるか
    3.7
    本気で考え始めると、抜け出られなくなってしまいそうで、何となく、怖い。そんな気がして、あまり考えないようにしてきた、という方も、少なくないようです。……そんなあなたがこの問題について真剣に考え抜き、そして、心の底から納得できる「人生のほんとうの意味と目的」を探し求める旅に出るための、ガイドブックのような本です。――<本文より>
  • 戦争と平和(一)
    4.2
    1~4巻1,045~1,210円 (税込)
    19世紀初頭、ナポレオンのロシア侵入という歴史的大事件に際して発揮されたロシア人の民族性を、貴族社会と民衆のありさまを余すところなく描きつくすことを通して謳いあげた一大叙事詩。1805年アウステルリッツの会戦でフランス軍に打ち破られ、もどってきた平和な暮しのなかにも、きたるべき危機の予感がただようロシア社交界の雰囲気を描きだすところから物語の幕があがる。
  • 日本人の9割が知らない遺伝の真実
    3.9
    1巻1,045円 (税込)
    ◆ゲノム編集、クローン技術、iPS細胞……、21世紀は遺伝子の世紀だともいえそうだ。 いま注目の「行動遺伝学」からわかってきた、遺伝と環境、才能と努力、本当の関係! ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘玲)を読んで面白いと思った人はさらに面白がれる! ◆行動遺伝学の第一人者が明らかにする! 教育学では、遺伝と学力の関係を無視してきたが、「知能指数は80%遺伝」という衝撃をどう捉えればいいか? 身長や体重など身体的な特徴だけではなく、IQや性格への遺伝的影響も大きいことがわかってきた。ならば、勉強することには意味がないのか? しかし、遺伝的なものが自発的に発現するとは限らず、教育環境も重要である。 ◆「ヒトは生まれてから成人に向かうにつれて、さまざまな環境にさらされて、さまざまな経験を積むなかで、だんだんと遺伝的な自分自身になろうとしている」、すなわち「年をとるほど遺伝の影響は大きくなる」という現象なども見いだせる。
  • ヤマケイ文庫 果てしなき山稜 襟裳岬から宗谷岬へ
    4.5
    単独で、冬の襟裳岬から厳冬の日高山脈を越え、果てしなくつづく北見山地を進み、6ヶ月後に宗谷岬を目指す。現在は写真家として大成した著者が、若き日に実行した無謀とも思える壮大な山行の記録。1995年に白山書房より刊行された名作を文庫化。 もくじ 旅立ち ◎厳冬の日高山脈 1襟裳岬~猿留川林道 ・襟裳にて 2猿留川林道~楽古岳 ・襟裳にて― 山に入った時のみ、誰にも気取らなくて済む 3楽古岳~神威岳 ・襟裳にて 4神威岳~コイカクシュ札内岳 ・新得にて 5コイカクシュ札内岳~カムイ岳 ・新得にて 6カムイ岳~日勝峠 ・新得にて 7日勝峠~狩勝峠 ・新得にて ◎雪解けの石狩山地 8狩勝峠~十勝岳 ・旭川にて 9十勝岳~大雪山旭岳/・旭川にて-i ・旭川にて-ii ・旭川にて-iii 10大雪山旭岳~石北峠 ・旭川にて-iv/11石北峠~北見峠 ・旭川にて-v ◎新緑の北見山地 12北見峠~宗谷岬
  • 社会は情報化の夢を見る
    4.4
    新しい情報技術が社会を変える!――私たちはそう語り続けてきたが、本当に社会は変わったのか?「情報化社会」の正体を、社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補。
  • 私の戦後追想
    4.0
    記憶の底から拾い上げた戦中戦後のエピソードをはじめ、最後の病床期まで、好奇心に満ち、乾いた筆致でユーモラスに書かれた体験談の数々。『私の少年時代』に続くオリジナル編集の自伝的エッセイ集。
  • P+D BOOKS 遠い旅・川のある下町の話
    3.0
    1巻1,045円 (税込)
    川端康成の珠玉の「青春小説」二編が甦る! 昭和33年に月刊誌「平凡」に連載されたものの、その後長い間単行本化されずに埋もれていた『遠い旅』は、青春を彷徨する若者の人生を描いた作品。 『川のある下町の話』は、恵まれない大衆の生活の重みと苦しみが渦巻く町で、必死に生きる若者たちの姿を描いた群像小説で昭和28年の作品。 川端青春小説が奇跡のカップリングで、いまここに甦る!
  • ヤマケイ文庫 定本 山村を歩く
    4.0
    雑誌『旅』の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、全国の有名無名(当時)の山村を訪ね歩いた紀行文32編を収録。 好評のヤマケイ文庫『定本 日本の秘境』『旅に出る日』に次ぐ、文庫化第3弾。 第一部 山村の組曲 秩父、阿武隈山地、栗山郷、足和田、奥只見ほか。 第二部 アルプスの見える村 日本アルプス山麓の各所 第三部 推理する山旅 祖谷渓、秋葉街道筋、白神ほか。 1974年(昭和49)に河出書房新社より刊行した単行本の文庫化です。 底本は、1981年(昭和54)刊行の河出文庫版。
  • 首都感染
    4.4
    二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現! 中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の"東京封鎖"作戦が始まった。
  • リツ子 その愛・その死
    5.0
    1巻1,045円 (税込)
    敗戦のあとさき、惑乱と混濁と窮乏の時代状況下、最愛の妻リツ子が結核に倒れた。あどけない息子を抱え、看護、食料調達、借銭、医者探しに奔走する夫。救いを求める魂の叫びも病魔には届かず、リツ子はしだいに衰弱の度を深めてゆく……。全てをむしりとられ、全てをなげうって懸命に生の再建を目指す夫婦の姿を通し、裸形の魂の美しくも凄絶な昇天を捉えた昭和文学の記念碑的長編。
  • ヤマケイ文庫 新編 越後三面山人記
    4.5
    日本の狩猟文化研究の第一人者、東北芸術工科大学教授兼狩猟文化研究所所長・田口洋美氏の若き日の意欲作、隠れたロングセラーを文庫化。 朝日連峰の山懐、新潟県の三面川(みおもてがわ)中流の深い谷間にあった三面集落。 今は三面ダムの底に沈んだこの山里の狩猟文化・山村習俗を、四季折々の山の民の暮らしを追うかたちで詳細に記録した、著者若き日の意欲作。 第一章 狩りの日の出来事 第二章 降りしきる雪の中で-冬- 第三章 山の鼓動とともに-春- 第四章 むせるような緑に抱かれて-夏- 第五章 時雨れる雲ノ下で-秋- 第六章 山人の自然学 ※農山漁村文化協会刊行の単行本を文庫化しました。
  • 世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで
    4.1
    キリスト教の呪縛、オリエンタリズム、国民主義的歴史、世界システム論……「歴史」はどう書き変えられたか!? 「世界史」はどのように創られたのか。キリスト教的歴史観の成立と変遷、国民主義的歴史の誕生など、西欧的世界観・歴史観を根本から考える。(講談社現代新書)
  • 本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方
    4.0
    周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。 この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。 本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。 プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。
  • ママのイライラ言葉言い換え辞典
    3.7
    怒りをぶつけるイライラ言葉のポジティブな言い換え方法を、娘二人を東大現役合格させた著者が教えます!上手に叱れるママになれば、驚くほど子育てがラクになる!
  • 十の願い【特別版】
    4.4
    1巻1,045円 (税込)
    老いた養母と小さな煙草屋を営む乃坂は、毎日くる創馬という男に、密かな恋心を抱いていた。想いを伝えるつもりなどなく、他愛のない話の中で男からの優しい気持ちを感じるだけで幸せだった。そんなある夜、創馬から突然の土地買収を告げられる。混乱する乃坂に追い討ちをかけるような養母の死。一人になった乃坂は、ただ傍にいたい。それだけの想いから同居を条件に買収を受けると話す。それが乃坂にとって、甘く切ない日々の始まりとは知らずに……。
  • 自壊する帝国
    4.2
    1巻1,045円 (税込)
    ソ連邦末期、世界最大の版図を誇った巨大帝国は、空虚な迷宮と化していた。そしてゴルバチョフの「改革」は急速に国家を「自壊」へと導いていた。ソ連邦消滅という歴史のおおきな渦に身を投じた若き外交官は、そこで何を目撃したのか。大宅賞、新潮ドキュメント賞受賞の衝撃作に、一転大復活を遂げつつある新ロシアの真意と野望を炙り出す大部の新論考を加えた決定版!
  • 日本のロック名盤ベスト100
    3.3
    本邦初!これが真のオールタイム・ベストだ!日本のロック「オールタイム・ベスト」1位~100位を、著者独自の「五つの指標」と「レコードじゃんけん」で完全ランキング。5位は矢沢永吉『ゴールドラッシュ』、4位はイエロー・マジック・オーケストラ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』、3位はザ・ブルーハーツ『ザ・ブルーハーツ』、2位はRCサクセション『ラプソディー』・・・・・・栄光の1位に輝いた名盤とは!? (講談社現代新書)
  • 悲しみの涙は明日を生きる道しるべ [絵本は人生に三度]手帖III
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 支える人が支えられ、支えられる人が実は支えている、この心の不思議を読み解くエッセイ集。
  • 現代語訳 古事記
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    日本人なら誰もが知っている古典中の古典『古事記』を、実際に読んだ読者は少ない。名訳としても名高く、もっとも分かりやすい現代語訳として親しまれてきた名著をさらに読みやすい形にした決定版。
  • 生霊の如き重るもの
    3.8
    天魔は跳び"屍蝋"は滴る。怪異が其処に……。刀城言耶、揺籃の時代。奇っ怪な分身、"生霊"の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。それが現れるとき、当人に死の影が指すと恐れられる謎の現象である。同家を訪れた刀城言耶は、そこで不可解な復員兵の死に遭遇するのだが……。表題作他、全五編を収録した"学生時代の事件簿"と言うべき"刀城言耶"シリーズ第二短編集。
  • 河合隼雄セレクション 「出会い」の不思議
    4.0
    雑誌「中央公論」に3年間連載し好評を博した「巻頭言」36本に加えて、これまで新聞・雑誌に発表し、単行本に未収録のエッセイを集め、あらたに編集しなおした同名書籍の文庫版を電子化したもの。言葉との出会い、人との出会い、本との出会い、子どものこころとの出会い、新しい家族との出会い、こころの不思議との出会いと、6つのテーマを「出会い」というキーワードでつなぐ。文庫版巻末解説は、長男で臨床心理学者の河合俊雄氏。
  • 月明かりの闇 フェル博士最後の事件
    3.0
    現場に到着したフェル博士の目の前で、死体は広々とした浜辺の真ん中に横たわっていた。背後から鈍器で殴られたらしく、頭の右側がつぶされている。濡れた砂には被害者自身の足跡が残るのみ……犯人は宙に浮いた状態で凶器を振るったとでもいうのか? 南部の邸宅で起きた謎めいた殺人事件。当主一族に伝説として残る百年前の惨劇が現代に再現された!名探偵フェル博士の慧眼が、最後の最後に見抜いた意外な真相とは。
  • スーパーの野菜売り場でパートやってます。 買い物が楽しくなる!お仕事コミックエッセイ
    3.5
    スーパーの青果売り場で個性の強いパートのおばさん達に囲まれて、今日も野菜カット! ラッピング! 品出し! 野菜にまつわるお役立ち情報や、スーパーの裏話が満載。働く女子のお仕事応援コミックエッセイ!

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