作品一覧

  • 投資で変わる日本経済 ――「アマチュア資本主義」を活かす途
    3.5
    1巻880円 (税込)
    賃金が上がらない。ハンコがないと書類も回せない。停滞から30年も抜け出せない。日本は資本主義の落第生なのか?――新型コロナウイルス感染拡大によって、日本経済の脆弱さが浮き彫りになったが、それはバブル崩壊以降、問題を先送りし続けてきた当然の帰結だ。長期停滞の原因は日本の「アマチュアな資本主義」であるとし、データで検証。さらにデジタル化や人材育成への投資の必要性を説き、日本らしさを活かした非市場的な「豊かさ」への新たなアプローチを模索する。日本経済の閉塞感を打ち破るための一冊。
  • ジョーンズ マクロ経済学I―長期成長編
    5.0
    1巻3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今こそ、経済の発展と成長を考えよう! なぜ世界には、豊かな国とそうでない国があるのか? どうすれば経済は成長し、豊かな国になれるのか? マクロ経済学において経済成長についての理解は、過去25年間で大いに改善され、最も活発に研究される分野の1つになったにもかかわらず、学部レベルの教科書にはなかなかそれが反映されてこなかった。 本書はこの魅力的な分野の成長についての最近の研究成果を、学部レベルの読者にやさしく解説するという初めての試みであり、マクロ経済学全体を理解する流れの中で経済成長理論を理解することができる。 マクロ経済学における金融政策の最新の成果は、続巻の『ジョーンズ マクロ経済学2) 短期変動編』で学ぶこととなる。
  • ジョーンズ マクロ経済学II―短期変動編
    5.0
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界金融危機後の新しい経済政策のモデルを学ぶ 経済成長の分野の優秀な若手の経済学者による、はじめてのマクロ経済学の大型テキスト。世界経済危機はなぜ起こったのか? それはグローバル経済にどのような影響を与えるのか?  最近25年間で最も発展したマクロ経済学の分野である金融政策の最近の研究成果を、学部レベルの読者にやさしく解説するという初めての試みであり、マクロ経済学全体を理解する流れの中で金融理論を理解することができる。民間銀行間の資金の貸借が行われる短期金融市場の利子率をコントロールすることで現実に実施されている先進各国の中央銀行の金融政策を分析するなど、IS/LM分析に代わるIS/MPモデルを提示するなど、世界金融危機後の新しい経済政策のモデルを学ぶことができるテキスト。
  • 生産性とは何か ──日本経済の活力を問いなおす
    4.3
    1巻825円 (税込)
    バブル崩壊後、日本経済が停滞を脱することができないのは、生産性向上をなおざりにしたからである。アベノミクスでも成長戦略は後回しにされ、日本は世界から取り残された。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その上で、市場の新陳代謝、既存企業による開発や多角化、経営能力の向上など、生産性向上策について最新のデータをもとに論じる。日本経済が活力を取り戻すための新たな方策を提言する一冊。
  • 生産性とは何か ──日本経済の活力を問いなおす

    Posted by ブクログ

    2023年6月に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版(以下、実行計画)」は、長期に渡る日本経済の低迷の主要な原因を、日本の雇用システムに求めている。
    これまで我が国では、「企業は人に十分な投資を行わず、個人は十分な自己啓発を行わない状況が継続してきた」とし、そういったことが理由で「我が国の賃金水準は、長期にわたり低迷してきた」としている。そして、「問題の背景には、年功賃金などの戦後に形成された雇用システムがある」とし、いわゆる「日本型雇用システム」の改革を、訴えている。具体的には、①リスキリングによる能力向上支援②個々の企業の実態に応じた職務給の導入③成長

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    2024年06月07日
  • ジョーンズ マクロ経済学II―短期変動編

    Posted by ブクログ

    Ⅱでは短期変動と政府・中央銀行による経済政策が扱われている
    IS-LM分析の代わりに、IS-MP分析が使われている
    リーマン・ショック後の世界金融危機についてモデルを使って分析した二つの章がある
    Ⅰ同様、クリスタルクリアな説明で分かりやすい
    分厚い本だが小説のように割とさくっと読める
    日本でも経済政策は行われている
    本当に正しい政策が行われているか、ひとりひとりが主体的に判断しなければならない
    政府に騙されないためにも、経済学を学ぶのは重要だ

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    2021年10月26日
  • ジョーンズ マクロ経済学I―長期成長編

    Posted by ブクログ

    マクロ経済学の教科書
    中級レベルだが、クリスタルクリアな分かりやすい説明なので初学者がいきなり挑戦してもよいかも(ただしミクロの知識は必要)
    Ⅰでは長期成長が扱われている
    著者は経済成長論の専門家らしい
    基礎的なモデルであるソロー・モデルのほか、アイディアによる経済成長を分析するローマー・モデルの解説がある
    経済成長には研究開発への投資とそれによるイノベーションが重要ということがよくわかる
    日本は人口減少時代に入ったので、今後の経済成長はさらに難しくなるだろう
    環境問題から脱成長を唱える声も大きくなりつつある
    いずれにせよ低成長時代の経済を考えるためにも経済学の知識は必須だろう

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    2021年10月26日
  • ジョーンズ マクロ経済学I―長期成長編

    Posted by ブクログ

    初級向けではイチオシの洋書マクロ教科書。
    アメリカの教科書あるあるの説明が詳しくてまどろっこいので、二神さんのマクロ経済学のほうが授業の副読本としては良いかも。

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    2020年06月20日
  • 生産性とは何か ──日本経済の活力を問いなおす

    Posted by ブクログ

    なかなかわかりにくい概念、「生産性」を真正面から論じた新書にしては硬派な本。正直難解な部分もあるが、アベノミクスの実態を論じた最終章はわかりやすかった。安倍首相に読んでほしい。

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    2019年10月24日

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