“キレる人・キレる自分”に振り回されない。
本書では、“キレる”という感情について、「なくすべきもの」とネガティブに捉えず、脳科学的に分析しながら具体的な対処法・活用法を考察していきます。ここ最近、高速道路での悪質なあおり運転(ロードレイジ)、児童虐待、モンスターペアレント等、怒りを抑えきれずに社会的な事件につながるケースが数多く起こっています。
そこで、「“キレる”という感情は、人間にはそもそも備わっているもの」という視点に立ちつつ、怒りの正体を科学的に分析しながら、“キレる人”や“キレる自分”に振り回されずに怒りの感情を活用して、上手に生きていく方法を探っていきます。
Posted by ブクログ 2022年08月06日
DV、パワハラ、あおり運転など、理不尽に相手にキレられたり恐怖を感じたりする時、キレた相手の脳の状態やメカニズムを知ることで、被害を最小限に食い止めることができるという。逃げること、距離をとること、自分も上手にキレてみせて「カモにはならない」と示すことなど、状況別の対処法が書かれている。誰もがキレに...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月16日
本書は、脳科学者から見た「キレる」。
「誰も傷つけないキレ方は大きな武器」
「キレる人」「キレる自分」に振り回されずに、上手に「キレる」を運用していく方法を探っていく。具体的な対処法も示してくれている。
↓
第一章 損するキレ方、得するキレ方
第二章 キレる人の脳で起こっていること...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月03日
【本書のポイント】
❶キレなければ…
→搾取され、マインドコントロールされてしまう。
❷オキシトシン=愛情ホルモン
→愛着から生まれる激しい怒りもある。
→愛情と絆を強めようとする働きが、排外性と弱者への攻撃を同時に強めてしまう。
❸キレる自分との付き合い方
★不安になったり、突然キレたりする場合
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月21日
「適切な場合で、適切な相手に、適切にキレることです。」
価値観やレベルの違う人との関係性や散々自己中心的な事言ってくる人とかに対して、キレることも自己防衛だったりする。その場合、当然この先も理解し合えない、し合えなくてもいいかな。キレられた方も自分のなすべき事をしっかり考えて欲しいね
「いい人は怒ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月12日
すぐキレる人がなぜキレるのかを知りたくて読んだ。ドーパミンによる正義の制裁、納得。私自身は身内に厳しくなりがちなので、今後イラッとした時はオキシトシンに支配されているな〜と、自分を俯瞰して見るようにしたい。
私はグッと我慢して堪えることをあまりしないので、正しくキレられているのかな。
結構キレ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月29日
自分も結構気性が荒いタイプだし、怒ったりすることもある。流石に人を殴ったり罵声を浴びさせたりすることはほとんどないけど。
ただ、脳科学の話と日常のエピソードを交えながら、キレる人との付き合い方や自分をコントロールするための知識を学べる本でした。
一つ大事なのは、キレることが完全な悪ではないし、今...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月29日
キレていじめてくる人、搾取してくる人などに、どのように対処すべきかといったことを、脳科学の観点から詳しく解説しています。会社の人間関係をうまくやっていくために役立ちそうな知識が盛りだくさんでした。
思春期の男の子がキレるメカニズムや対処法についても、ホルモン物質とからめて説明していて、男子育児中の...続きを読む