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世の中の「あえて言語化されてこなかったこと」の核心に迫る! 脳科学者・中野信子氏と開発者・川田十夢氏――共に言語のスペシャリストであり、かねてから親交のある2人による、「言語化」をテーマにした初の書籍! ときに専門家として、ときに当事者として、 仕事/恋愛/家族/老化・死/芸術/発明/宗教 この7つのテーマに真正面から向き合い、あらゆる知見と心の内を、 豊かな言葉選びで惜しみなく言語化していきます。
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Posted by ブクログ
今までの中野信子氏の著作のなかでは一番彼女の心の襞を表出させているように思えた。家族、死、宗教を取り上げたこともあると思う。
家で読みながら何度も「面白い!」と楽しく読めました。 ちょうど、恋愛とは???となってた時期に本屋で見つけて、「恋愛についてなんか言語化されてるかも、今求めてる感覚やヒントがあるかも!」と思い奇跡の出会いだと思いました。 脳科学者の中野さんと、開発者の川田さんは(当然ですが)自分なんかが知らない...続きを読む世界を知っている人なので、知らない言葉や知識にも触れられたので、読みながら自分の部屋に窓が増え、差し込む光が部屋を照らすような感覚を経験しました。 そういう意味で楽しくて「眠れない」本でした笑
脳科学者中野信子先生と開発者川田十夢さんの知的対談集。 川田さんという方を全然知らず、そして本書の経歴を読んでも正直自分には何をやってる人なのかよくわからなかったのですが(笑)お二人の会話がとにかくキレッキレ。 本書の前に読んだ本で「生き延びることに理由はあるのか」を考えさせられるというような感...続きを読む想を書いたのですが、本書には生き延びるの前に「生きるのに何の意味があるのか」というそもそも論のような話が出てきました。 そしてその答えが「ナンセンス」 私たちはたまたま生きている、そしてお前自身の意味くらいお前で決めろと(笑)(p95〜) それでいいのか、いいんだ、と眼を開かされたような爽快さ。 表情を見ればわかったはずのことが、声なら通じたはずのことが、字になると伝わらなくなってしまう(p135) ブンブン頷きました。確かにそういうことある。 当たり前を疑っちゃう姿勢っていうのは、宗教とものすごく相性が悪い(中略)当たり前を疑う能力がもうちょっと認められてもいいんじゃない(p200) 笑いを禁じることは、思考停止している人を駒として使うには、すごく効果的な方法(p207) よく、可笑しくなくても顔を笑顔に作るとあとから気持ちがついてくるなどといいますが、笑いって生きていく上でとても大切なものだと自分も思っていました。 本書の宗教の章は笑いや祈りの話も含めて書き留めておきたいような大切な話だと思いました。 そしてお二人とも家族と宗教の問題でご苦労されているのだなと知りました。 家族で宗教が違うというのは信仰の深さや教義などにもよるかもしれないですが中々しんどいのは確かで(p191)場合によっては家庭が地獄になるでしょう。自分は親が入ってた宗教の関係者に結婚してからも何年もつきまとわれて大変だったことがあり、身につまされながら読みました。 マーダーミステリー体験なんてあるんですね(p138)楽しそうだなぁ 中野先生の女であることのルサンチマン(p166)こんなものではないでしょう。とても深いに違いない(とても不快に違いない…) このシリーズ続きそうですね もしも出たら追いかけたいですね あと「バイオレンス豆腐」には爆笑しました。センス!
対談形式であるが読みやすい。背景の違う二人の考え方が似ていることが面白い。話は多岐に渡るが色々と考えさせられる
知識、言語力、言語化力、コミュニケーション能力がある天才2人の会話。各章ごとにテーマはあるが、その枠を超えた対談形式。 自分も3人目とし加わりたいと思ったが、会話について行けずダンマリ状態になること必至! 特に宗教に関しては、かなり踏み込んだ会話もなされており、興味深いです。 天才が故に早熟であり、...続きを読む生きにくさみたいなモノを感じたのだろうなと感じました。
“第1章仕事”の初めの方で川田氏が「そこに居続けるために話をする人と次に行くために話をする人」について語ったとき、中野氏は「マイナスを0にする言語と0をプラスにする言語」と受けて、それは川田氏の言ったことの言い換えか具体例だと思うが、もう少し「そこに居続けるために話をする人と次に行くために話をする人...続きを読む」のことも聞きたかった。 “第6章発明”の映像記憶と言語による記憶のところでは、わたしは常々視覚表現をハードにしていると文章表現が難しくなり、文章表現ばかりしていると視覚表現が滞るようなことを経験していて、それはもしかしたら脳の機能として、映像や画像を扱うのと言語を扱うのはちょっとぶつかるのかもしれないと素人ながら思った。 “第7章宗教”のところでは二人とも全然そうは見えなかったのにあまりにも厳しい環境で、よくぞ生き延びてくれたと思う。 わたしもかつて家族ではないが、ある宗教関係者に勧誘を拒否したら中野氏とまったく同じことを言われたことを思い出した。 二人ともそうなのだが、ことに中野氏は、宗教を拠り所にしている人にも全方位的に表現が配慮されていて、読んでいて気持ちよかった。
中野信子氏の本音ベースの話を知りたい人におすすめ。 【概要】 ●各分野における中野氏と川田氏のキャッチボール ●仕事、恋愛、家族、老化・死、芸術、発明、宗教における言語化 【感想】 ●中野氏は著書によって遠慮しているものも見かけるが、この本は本音ベースの発言が多いと思う。そこを引き出している川田...続きを読む氏の上手さなのだろう。 ●中野氏の一般的な家庭環境で過ごしていない点も垣間見ることができる。 ●AIに関する話題も出てくる。生成AIが出現してからというもの、世の流れに乗っかってAIなら何でもできるという人たちが増えているが、そのようなブームをズバッと切ってくれている。私はAIが万能ではないと思っていてこのような考え方に大賛成である。読んでいて気持ちがいい。 ●中野氏のような会話ができる人が周囲にいれば楽しいだろうなと思う。 ●最後に書かれている、続きのシリーズが出るなら引き続き読みたい。
各章で二人の思考や実体験から仮説とその言語化が溢れ出ていた。 私が特に面白いと思った章は2,3章の恋愛と家族についてだ。 自分も同じような経験を持っており、その経験を言語化しきれずにいたが、対談を読むことを通して重荷が降りたように感じる。 対談の興味深いところを知識や新しい視点として取り入れるつもり...続きを読むで買った本書だが、私には精神安定剤のような、お守りのような一冊になった。
わたしの今月度1番推した本。 本は栄養であると感じていて、栄養の塊を体現していた。 言語化することをテーマに対談形式で会話をしていく深夜のリスナーになりきって読めた。思考がとっ散らかっていることを前提に、一章一章肯定して整理せずただ認知していくようである。これらを置いてけぼりに感じることわ、何のこと...続きを読むだかわからないのであれば、「置いてけぼり」や「わからない」を認知し、楽しむことをお勧めしたい。言語化できないものがいくつかあって、それらを表現される快感は頭の良い方からしか得られない。本を読んで、わからね~!と思う経験は今すごく少なく、この感覚はある、ない、なんて楽しむことができた。 以下、ネタバレ。 泣きながら迎えた日々を共有できる日と思っていなかった。叫び出したくなるような、感覚が研ぎ澄まされて全てに涙が出る謎の若い日を客観視できた日が脳が変わるタイミングだったのだろう。それを知れてよかった。 自分の経典を自分で作る、という言葉は大袈裟ではなく、わたしの人生で大きな意味を持つ言葉になった。言葉には強い力がある。それらがすべて受け止めることができた大切な1冊になったとおもう 。
言語化とはどういう作業をすることなのか、別分野の専門家2人の対話によって話が深められていた。 第6章 発明の「新しいアイデアは半目で生む」は同じことを実生活で感じたことがあったので、同じ人が他にもいて安心した。 同章で、川田さんが中野さんの読解力について3つの象限で解説している。中野さんには「空間...続きを読むに対する読解力」「時間に対する読解力」「人間に対する読解力」があるとのことだった。ここで言う読解力とは、五感で物事を感知し、情報を取り出し、それらを繋げ読み解いていくことなのだと思う。読解力という言葉の認識も広がり、これらの読解力を私も身に付けたいと思った。 両著者、自身の家庭に対する反抗のようなものを感じ、その理由が分からず読み進めていくと最後の章(第7章 宗教)にその答えが書いてあった。この章は特に興味深く、また何度も読みたいと思った。
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眠れない夜に、言語化の話をしよう ー脳科学者はため息を言語化し、開発者は深呼吸を可視化するー
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