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Posted by ブクログ
超高学歴の二人の女性が不倫について語り合っているが、流石に引用している資料というか、話の糸口にしている本が素晴らしく感心した.結婚制度自体の欠陥を隅に置きながら、不倫の妥当性を論じている感じがした.このような女性だからか、伴侶に対する言動がある意味で温厚で、皮肉ぽい所もありながら正当に評価している点は素晴らしいと感じた.不倫を糾弾する空気に関して、宗教的な背景も含めて的確な議論をしていたと思う.キリスト教と儒教の違いも考慮に入れた議論は、納得できるものがあった.「結婚生活においては利他的であることが秘訣だ」との文言は、数多くの機知に富んだ語句のなかで最も良かった.
Posted by ブクログ
P75
愛が終わらないという保証はないわけです。それなのに、私たちがなぜ、率先して結婚という束縛される枠組みを選択しようとするのかということについては、よく考えなければならないですよね。生活安全保障や子育て、同志的関係を維持することが目的なんだとしたら、性愛は別の自由意思として切り離せばいいのに、なかなかそうはならない。
P183
今まで生きてきた家の呪縛から逃れるために、新しい人生を始めるという意味が結婚にはすごいある。
P243
自分が見込んで信じた男は「真実の愛」なんか持ち合わせてなくて、単なる性愛どろどろの男に過ぎなかった、みたいなことは。
P253
愛は、心を傾けるという行為のみで価値があるのだと私は思う。人間の歴史は愛の不可能性を指し示しているが、それを知りつつも愛するという行為は無意味ではないのである。
以前読んだ中野信子さんの『不倫』がよかったので
こちらも読みました。
モヤモヤすることを賢い女性2人が言語化してくれます。三浦瑠麗さんのあとがきが良かったです。
Posted by ブクログ
脳科学者・中野信子さんと国際政治学者・三浦瑠麗さんの不倫に関する対談。
三浦瑠麗さんは、松原千明さんの訃報に際し、「テレビが不倫しても成立していた家族を壊した」とし、「聞いていれば松原さんの気持ちも分かるのに。(松原さんは)『家族としては大丈夫なんです』と仰ってるのに(リポーターは)『信じてるんですか?』とかバカな質問をしておろかだなと。それに比して、彼女の素晴らしさが際立った」と語っていた。
僕は常日頃、芸能人だろうと政治家だろうと、他人の不倫なんてどうでもいい、と思っているので、その記事読んでとても痛快だった。
そしたら中野さんとこんな本を出しているじゃないですか。
なんで、不倫はメディアやネットであんなに激しく叩かれるのか?
愛と倫について、大人の女性が、かなり小気味よく奔放に、そして大真面目に議論しています。
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