増本康平の作品一覧

「増本康平」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの
     高齢者が引き起こす痛ましい自動車事故のニュースが増えてきた。超高齢社会に入ったわが国には未曾有の事態が出来することは避けられない。自分の家族や、自分自身にも老化の様々な弊害が感じられるようになった今、何ができるのだろうか。本書を手に取ったのもそんな心理からであった。
     加齢によって認知症が発生する...続きを読む
  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの
    たとえば、鍵を置いた場所を忘れるのは、置いた場所を忘れているのではなく置いた時に意識をしていないから。なるほど! 齢をとればとるほど、無意識の行動が増えている気がする。経験や知識でわかっているからいちいち考えずに動く。もう少し色々意識をもって行動しよう!と思う。納得ができる面白い本だった。
    勘違いな...続きを読む
  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの
    記憶力が向上したからといって”物忘れ”が直るとは限らない、”脳トレ”をしたからといって認知症の人の日常生活の不都合が改善するとは限らない。考えてみれば当たり前のことが確かにあまり気づかれていない。老化の影響はひとそれぞれだし、やり方を学習する力は意外と衰えてはいない。いろいろ考える材料になる。
  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの
    人の「記憶」する能力一般について書かれた本も多くあるだろうが、本書は、高齢化していくにつれて、記憶の能力が低下していくということを前提として、そのことを受け入れ、あるいは立ち向かっていくための知識や知恵を与えてくれる。

    これまで研究された理論や、実験、調査などの結果を根拠に記載されており、内容につ...続きを読む
  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの
    発達課題と記憶の関係について。感情のコントロールと認知機能についてなど読みどころが多い。

    歳をとると「習慣を変えることは困難」なのはワーキングメモリの衰えと関係がある、というあたりの解説が読んでいてちょっと怖くなる。

    あと「なぜ知識(意味記憶)は加齢で衰えないのか?」について。科学としては「衰え...続きを読む

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