飛浩隆の作品一覧
「飛浩隆」の「紙魚の手帖」「SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
残酷描写といえば…で、再読。
初めて読んだ飛浩隆作品がこれでした。
デジタル世界に構築された仮想リゾート。今では当たり前にイメージできる娯楽のありかたが、2002年の刊行時に既に詳細に描き出されている、ばかりか、もう行き着くところまでいってしまっている。
そこでやれることは(悪い意味で)やりつくし、あげくサービス自体が崩壊。AIたちが呼ぶところの「大断絶」によって現実世界からのゲストが途絶え、放棄されて、すでに一千年が経っている。凡人の想像の2歩先を行く物語のはじまり。
とにかく何もかもが美しい。
見捨てられたリゾートで、自律するAIたちが生きている。清らかさの裏で倫理の壊れたリゾートの風
Posted by ブクログ
飛浩隆先生。SFなんだけど、簡単にそうくくってしまうのが勿体ないような中編集。
「デュオ」主人公はピアノ調律師。チューニングハンマーを武器に闘う調律師なんているんだ…!それもジョークではなく、洗練された戦術とゆるぎない殺意をもって。音楽の描写も凄い。バイエル8番がこんなにも不穏で、読み手をざわつかせ昂らせることってある?
個人的な「癖に刺さる」という意味でも稀少な一編。
表題作「象られた力」。圧倒的。宇宙世界に生成された多層の文化と、その破壊。文章の美しさ、映像を惹起する力が凄まじい。多文化のひびきに酔い、人々と図像のふるまいに魅了され、そして善悪を超えた圧倒的な力に平伏すしかない。
きわ