国家と教養(新潮新書)

国家と教養(新潮新書)

814円 (税込)

4pt

「教養」とは、世の中に溢れるいくつもの正しい「論理」の中から最適なものを選び出す「直感力」、そして「大局観」を与えてくれる力だ。では教養を身につけるためにはどうしたら良いのか。教養の歴史を概観し、その効用と限界を明らかにしつつ、数学者らしい独創的な視点で「現代に相応しい教養」のあり方を提言する。大ベストセラー『国家の品格』の著者が放つ画期的教養論。

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国家と教養(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    非常に刺激的だった。
    ・教養の変遷という視点からではあるが、人類史における大きな流れや転換期をストーリーとして理解しやすくなる。歴史の一テキストといっても良いかもしれない。

    ・各イデオロギーにはそれぞれのデメリットがあるが、教養がその打開策になりうるというのは個人的に大きな発見だった。

    ・これま

    0
    2021年11月21日

    Posted by ブクログ

    民主主義は一人一人がしっかりしないといけないからたくさん教養を身につけたい。
    1ページでも多く本を読みたい。

    0
    2021年09月13日

    Posted by ブクログ

    本書で言う「教養」とは、いわゆる雑学というものではない。
    欧米のグローバリズムに流されないために、日本人が日本人としての価値判断を持つことの大切さが書かれている。
    面白かったよ。

    0
    2021年04月25日

    Posted by ブクログ

    グローバルスタンダードの背後にあるアメリカの意図を知ったのは衝撃的だった。
    アメリカに言われたから郵政民営化を行った事は知ってはいたが、民営化する事で惰性ではなく金儲けを考えられるように郵便局が変わったと感じていたからだ。
    日本から資産が大量に離れていると知れたのも、この本を通してだった。
    この本を

    0
    2020年11月15日

    Posted by ブクログ

    言うまでもなく『教養のススメ』的な内容なのですが、知識と教養があるはずのエリートたちがなぜ戦争を防げなかったのか?などの問題提起もあり、教養の両側面について述べた良書だと思います。個人的には中間部分の教養の歴史についての記述がおもしろかったです。人類の歴史をたどっていると言っても言い過ぎではなく、人

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    自分の内面を高めてくれたり、高められそうな本に出会えた時ほど、幸せを感じられる時はない。
    この本には、ありがとうと言いたい。

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    国家を正しく導くためには真の教養が必要で、日本もドイツも偏った教養のために破滅の道を突き進んだ、という。また、第二次大戦前のアメリカの日本へのオレンジ作戦など、私の知らない記載が多く、目を疑った。世界には偏った教養ばかりで、真の抵抗は生まれなかった。▼「教養が哲学や文学に偏るのは危険で、人文教養・社

    0
    2019年11月28日

    Posted by ブクログ

    【情報を論理的に体系化したものが知識とすると、これからの教養は書斎型の知識でなく、現実対応型のものでなくてはなりません。現実対応型の知識とは、屍のごとき知識ではなく、生を吹き込まれた知識、情緒や形と一体となった知識です】(文中より引用)

    主に日本、そして欧米における教養の歴史を振り返りながら、現代

    0
    2019年10月11日

    Posted by ブクログ

    西洋史が大半を占めていますが、とても勉強になりました。また、教養=読書の重要性を改めて再認識しました。
    将来の日本を担う子供たちへ、今後も読書を強く勧めていきたいと思います。

    0
    2019年04月21日

    Posted by ブクログ

    語りおろし的な、さーっと読める本だが、なかなかに本質をついていて、現代人必読の書。
    藤原氏の辿ってきた戦後の生育体験、アメリカでの学究生活からの知見、今までの日本の大学生に接してきた経験、豊富な読書体験などに裏打ちされた話はどの世代が読んでも有益だと思う。
    ドイツの教養主義の誕生を歴史的背景から考察

    0
    2019年04月07日

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