上川あやの作品一覧

「上川あや」の「変えてゆく勇気」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から
    4.4
    1巻858円 (税込)
    幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は、27歳のとき「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになった。今、さまざまな困難を抱える人々の声を聴き、見過ごされがちな問題を可視化するために発言を続ける。誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッセージ。

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ユーザーレビュー

  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

    Posted by ブクログ

    長らく読みたい本リストに入っていながらそこに安定してしまっていた一冊。読めばいい本であることがわかっていたからかな。そしてそのとおり、さわやかな、勇気がわいてくるようないい本だった。
    上川あやさん。彼女が世田谷区議選に出ると報道され話題になった頃は、ちょっとした衝撃だった。自分も彼女のような性同一性障害の人の気持ちをそれなりにわかるつもりでいたから。この本では、そんな彼女が勇気をふりしぼっておそるおそる選挙活動を始めた頃のことから始まる。そしていったん時間が巻き戻って、子どもの頃からのことが書かれる。
    大学くらいまでの彼女の環境がけっこう恵まれていたのだなと思った。男の子と見なされることに違和

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    2023年12月02日
  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

    Posted by ブクログ

    幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は、二七歳のとき「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになった。
    今、さまざまな困難を抱える人々の声を聴き、見過ごされがちな問題を可視化するために発言をつづける。
    誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッセージ。 孤立を恐れず声を上げて、主張する勇気と手段を与えてくれる本です。

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    2022年12月23日
  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

    Posted by ブクログ

    ジェンダーの問題でなくても、弱い立場の人に寄り添い続けるという姿勢がかっこいい上川さん。政治に対する考え方が参考になった。
    トランスジェンダーの当事者として自分のことだけでもたくさん困難があったのに、さらに政治家になって社会を変えたい、自分以外の人のためにも働きたいと思えたところをとても尊敬する。

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    2021年01月06日
  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

    Posted by ブクログ

    世田谷区議として活躍しておられる上川さんが性同一性障害と向き合い、乗り越えていかれた半生。
    セクシャルマイノリティーだけではなく、様々な問題に真摯に取り組まれていらっしゃる様子が詳細に書かれていました。
    とても素晴らしい議員さんだなと感じた1冊です。

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    2013年09月21日
  • 変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

    Posted by ブクログ

    2003年、世田谷区議会議員選挙に出馬し、当選した上川あやさん。
    生まれたときから自分の性に違和感を感じていました。
    「性同一性障害」の自覚を持つまで、自分を肯定することができず、悩み苦しみます。

     親、兄弟、学校の友達……。本当に大切な人たちだから、本当の私を知ってほしい。でも、大切な人だからこそ、口にはできなかった。
     もし一番大切な人から否定されてしまったら、自分の居場所はどこにもなくなる。そのことが、心の底から恐ろしかった。

     自分で自分のことがわからない。苦しくてたまらないのに、自分で手に入れられる情報は限られていた。男性に生まれて男性に惹かれる私は、同性愛者なのかな? と思い、

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    2010年09月29日

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