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知の巨人が考える老後の「生きがいとお金」。
人生100年時代を迎え、「定年後」の時間が断然、長くなった。
「年金が足りない」「受給開始年齢が引き上げられるのでは」「貯金が底をつくかもしれない」――そんな不安の声は尽きない。
そうしたなか、大ヒットの超ロングセラー『思考の整理学』著者で、95歳にして現役で「株投資」を続けている外山滋比古氏は説く。
「もっと前向きに、老後のお金の話をしよう」
不安が消えない時代にだからこそ、上手にお金と付き合いながら、面白がって生きる。年金、貯蓄、相続、仕事、副業、趣味、そして投資――「第2の人生」を楽しく生きるためのヒントがここにある。
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Posted by ブクログ
平成に証券会社が潰れたように、令和では銀行が潰れるのではと思っています
政府が躍起になってNISAや新NISAを後押ししているのに、それが現れているような気がする
銀行は、高値安定が見込める企業に投資してそれによって自己保身する
ただ、それ以外の企業にも融資しなければならないから、NISAや新NISAによって集めた資金をそれらに回し、銀行が潰れるリスクを軽減しようとする意図があるように見える
ただ外山さんの本を読んで、銀行に投資の代行を依存しているのではなくて、自分が「この会社」「この事業」を応援するという考えのもとに主体的に投資しなければいけないと思い知らされた
Posted by ブクログ
先に96歳で亡くなられた著書の晩年の作品。これから定年を迎える世代にはとても共感できる内容で、逆に働き盛りな人から見ればがんばって働けば到達できる境地と、歳を重ねることに楽しみを覚えるかもしれない。
本の内容は、老後のお金のこと、老後の生き甲斐のことと大きく2つのテーマがある。
生き甲斐については、人に喜ばれるリスクを取らない仕事を自分の持つ趣味の中から身近な人達と論議しながら見出す事と説いており、自然と自分のこれまでの人生の棚卸しと、これからの可能性を検討しながら読み進められた。
お金のことについてはある意味最大の関心事であり、仕事とも密接に関係するが主に投資についての社会的貢献についても考えさせられた。自分も投資については失敗を重ねてきたが、自身が儲かった投資は社会にとっても有益なものであったと言えるのではないか、と考える。儲かるよう思考し挑むことはそういう意味で自分の価値を高めるものではないか、とも思う。
作者に劣らず長生きし、世の中の行く末を見続けて行きたいと思う。
Posted by ブクログ
「株投資」を積極的に進めていて、「我が意を得たり」の思いだった。
人生をイキイキと生きていくためには、「リスク」は当たり前。
興味のあることや、信頼出来る人がいい、といったことには、先ずは実践してみる。その中で、学んでいく。そんなことをずっとやって来ていて、自分なりに刺激的な人生を歩んで来たと思う。「株」しかり! 面白い。ハイリスクは避けてやってます。
〈本から〉
知識が思考の邪魔をする。これはやはり真実である。定年後の人生を面白くするためにも、知識に縛られない思考が大切になるのだと思う。リスク回避ばかり考えていては、結局は貯金と年金を頼りにするしかなく、退屈で社会の重荷になる老後がまっているだけだ。
あるべき順序は、まず実験なのである。実験、思考、知識という順に段階を踏んでいくことで、人間は賢くなる。実験を繰り返す精神によって考える力が育まれ、そこからまだ見ぬ新しい知識が生まれる。重要なのは、実験が〈失敗〉を伴うものであるという点だ。試行錯誤を繰り返すことからこそ、本当の思考力が身についていく。
Posted by ブクログ
”定年後のお金をどうするのか、生きがいをどこに見出すのか。この二つは、切っても切れない関係にある。"
あとがきの、この言葉がすべてである。
私は、定年までにいかに現金を貯めるか、そして定年後はいかに支出をおさえて生活するか、という視点で老後を考えていたが、そんな未来像ははっきり言えば「絶望」だった。生きてはいけるけど、楽しそうじゃない。
筆者は、定年後もなにがしかの方法で収入を得て、現役時代の貯蓄と年金を切り崩しながら、ではない老後を提案している。
たとえば定年後は、自分の好きなことや趣味を仕事にしてもいい。それまでの貯蓄や年金があるのだから、現役時代のように月30万円かせぐ必要は必ずしも、ない。
だから、月曜から金曜まで毎日8時間働くことに縛られる必要もない(そういう生活を望むマゾヒスティックな人も中にはいるだろうが)。
自分は、村上春樹のように早朝から仕事をして、午後は自由に過ごす生活を目標にしている。
会社勤めをしながらだとなかなか実現はむつかしいが、定年後に自分で仕事をするのならば、こんな働き方もできそうだ。
34歳になる年に、このような考え方に出会えたのは幸運であった。目標とする働き方、ライフスタイルを構築していく時間があと26年もある。
人生の後半が、希望のあるものに思えてきた。
Posted by ブクログ
93才の新書。しかも話題は投資とコミュニティー。違う人種なのではないかと疑うばかりの一冊です。
これまで読んだ彼の著作に比べると、よりエピソードが豊富です。投資経験が中心で、時代の違いからもその銘柄を参考にする事はできません。
ポイントは、彼が何の株を買ったのかよりも、世間と逆張りを選んでいる、ということです。
貯金するだけで年利5%が当たり前の成長期に、あえて株式投資を選ぶ。ある程度のリスクを取りに行く大学教授。。。面白すぎます。
その世代ごとの当たり前に安住しない。失敗を恐れずリスクをとったほうが面白い。
面白い方を選ぶ。このせりふを90才にして言える、そんな大人になりたいものです。
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