短篇作品一覧
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-「よろしい」 ベルンハルトはこたえた。 「ならば、戦争をはじめようじゃないか」 第二次世界大戦で勝利した大ドイツ帝国は、抗戦を続ける英国を追って北米に侵攻。ここに日英同盟対ドイツの第三次世界大戦が勃発した。インド洋では独東方艦隊と伊東洋艦隊、日本遣印艦隊と英ロイアル・ネイヴィーが激突。日英同盟は独伊連合が死守するソコトラ島への侵攻作戦を開始、熾烈な戦車戦が。一方、日本からアメリカへと北太平洋を渡る支援船団に、ドイツ海軍が放つ〝海の狼〟Uボートが襲いかかる。北米陥落の危機に、日英同盟はついにパナマ運河侵攻作戦を発動する!! 架空戦記史上に屹立する未完の大作「レッドサンブラッククロス」――著者最大のシリーズの本篇1~11と、外伝ほかの中短篇27篇、著者インタビュー、高梨俊一による解説を収録した合本版。 収録作品 〈本篇〉 1 合衆国侵攻作戦/2 迫撃の鉄十字/3 反撃の旭日旗/4 作戦グスタフ発動/5 第二戦線崩壊/6 インディアン・ストライク/7 バーニング・アイランド/8 死戦の太平洋1/9 死戦の太平洋2/10 パナマ侵攻1/11 パナマ侵攻2 〈短篇〉 戦艦〈ヒンデンブルグ〉の最期/勇者の如く倒れよ/予備士官/塹壕にて/新戦艦建造に関する往復書簡/少し遠い場所/九九九艦隊計画概論/ある中尉の戦死/戦艦/標的は〈大和〉/飛鳥の征けぬ空はなし/交戦規則/海底戦隊〈隼〉/七二七高地の争奪/市民討論/法務大佐かく語りき/フリードリヒ大王最後の勝利/主力戦闘戦車論・断章/喪失第一号/宇宙英雄ヴァルター・ケーニヒ/ルール・ブリタニア/最後の一人まで/夜桜は散った/乗艦命令/オデュッセウスの霊廟/看過せず/ペリカンはいつも血を流す (インタビュー)佐藤大輔、仮想戦記を語る/(解説)高梨俊一
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-宮尾文学の原点ともいえる2作品を収録。付録は檀ふみインタビュー、川村湊の解説、プライベート写真ほか創刊を飾る企画満載! 『櫂』は大正から昭和初期にかけての土佐の花街を舞台にした、自伝的作品。宮尾が恥としてきた家業、生い立ちをモチーフに土佐の風土や気質を織り交ぜながら、練り上げられた文体で情愛を込めて書き上げた。 『岩伍覚え書』は父親の死後に見つかった日記を基に書かれた短篇集で、「三日月次郎一件について」「すぼ抜きについて」「満州往来について」「博徒あしらいについて」の4作品を収録。 付録は、著者と親交のあった女優・檀ふみインタビュー、当全集の監修者でもある文芸評論家・川村湊の解説、特集・写真で見る 高知の今昔、連載・宮尾登美子写真館、高知観光案内、DVD紹介などの企画で人気女流作家の根幹を探っていく。 ※この作品にはカラー写真が含まれます。
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4.6※収録作品(単行本に収録したインタビューや文庫解説等は含みません) レイテ海戦の大戦果はソ連軍の北海道侵攻を招き、日本は南北分断国家となった……。激動の時代を戦艦〈大和〉そして超大型護衛艦〈やまと〉として戦った一隻の艦と、歴史に翻弄されながらも未来へと歩み続ける軍人一族・藤堂家を軸に、日本の戦争と戦後を描く戦記巨篇。 急逝した著者の初期代表作三巻を合本、初期短篇「晴れた日はイーグルにのって」を併録。 ※収録作品(単行本に収録したインタビューや文庫解説等は含みません) 征途 I 衰亡の国 II アイアン・フィスト作戦 III ヴィクトリー・ロード 晴れた日はイーグルにのって
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4.8帝国軍人として同盟との不毛な戦いに赴くラインハルト。その傍らには赤毛の友がしたがっている。貴族との暗闘、宮廷の陰謀、双璧との出会い……ふたりの若き日を描く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集1「世界はマッチングで廻っている」桜庭一樹×斜線堂有紀、木下龍也×俵万智・対談:安堂ホセ×鳥飼茜/特集2 ガザの言葉(仮)/創作:山下澄人、向坂くじら、早助よう子、小川哲 ◎創作 向坂くじら「いなくなくならなくならないで」 高校時代に死んだはずの親友・朝日。時子はずっと会いたかった彼女からの電話に驚喜 するが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。才あふれる詩人、注目の初小説! 山下澄人「わたしハ強ク・歌ウ」 ママが書いたノート。パパが残した数冊の本。ママのパパが書いた紙の切れ端。それらをつか ってわたしはこれを書いた。野蛮にして異次元の〝自由〟へ――山下澄人の新たな地平。 早助よう子「天一坊婚々譚」 「ひとつ花嫁のエキスパートになってやりましょう」。山育ちの十四歳の私は、先生も生徒も おかしな人ばかりの都会の花嫁学校で、クラスメイトに思いを寄せてしまい――。 * 【緊急企画 ガザへの言葉 #CeasefireNOW】 ◎特別掲載 アダニーヤ・シブリー 田浪亜央江 訳「かつて怪物はとても親切だった」 ◎エッセイ 村田沙耶香「いかり」 町屋良平「私の虐殺」 滝口悠生「隔たりと連絡」 小山田浩子「私のプラカード」 大田ステファニー歓人「生きるために」 【特集1 世界はマッチングで回っている】 ◎対談 鳥飼茜×安堂ホセ「さらす、隠す、しれっと消える」 ◎共作 桜庭一樹×斜線堂有紀「かわいそうに、魂が小さいね/その春に用がある」 俵万智×木下龍也「キングと天使」 ◎創作 遠野遥「AU」 山下紘加「わたしは、」 紗倉まな「やっぱりなしでもいいですか」 樋口恭介「あなたがYouなら私はI、そうでないなら何もない」 ◎エッセイ 冬野梅子「自虐サ終のお知らせ」 水上文「想定されもしないマッチング、あるいはクィアな未来について」 ◎論考 瀬戸夏子「超資本主義社会における恋愛至上主義について」 ◎特別企画 花田菜々子+福尾匠+葉山莉子+あわいゆき「回り続ける世界のためのマッチングブックガイド」 * 【特集2 さよなら渋谷区千駄ヶ谷2-32-2】 ◎エッセイ 山田詠美「トウキョウに上京して」 長野まゆみ「ある晴れた日」 中原昌也「カレー、カンヅメ、本と映画の記憶は忘却の彼方に」 武田砂鉄「ベストタイミング」 ◎企画 2月14日、移転を聞きつけて、千駄ヶ谷散歩へ 星野智幸「幽霊はどこにいる?」 青山七恵「格子の向こう側」 宇佐見りん「あの日のABC」 柴崎友香「東京の真ん中の、なんでもない、名づけようのない場所」 * 【モノコン2023文藝×monogatary.com】 ◎選考経過 ◎有手窓 大賞受賞作「白山通り炎上の件」受賞の言葉 ◎選評 金原ひとみ「巣鴨のOGになりたすぎる件について」 * 【特別寄稿】 佐藤究「F-104との邂逅『幽玄F』もう一つのエピローグ」 * 【短篇】 小川哲「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」 * 【連載】 島本理生+岩崎渉 「トランス」 【最終回】 絲山秋子「細長い場所」【第5回】夜明けの斜面 皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第3回】 町田康「ギケイキ」【第44回】 この装幀がすごい!【第13回】ゲスト 布施琳太郎/川名潤・佐藤亜沙美 山本貴光「文芸的事象クロニクル」2023年12月~2024年2月 【季評】 文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で つながりと文学」2023年12月~2024年2月 * 【書評】 高橋源一郎『DJヒロヒト』【評】町屋良平 町屋良平『生きる演技』【評】鳥羽和久 九段理江『しをかくうま』【評】山口未花子 いとうせいこう『東北モノローグ』【評】瀬尾夏美 千木良悠子『はじめての橋本治論』【評】中村香住 ボリス・グロイス編 乗松亨平監訳 上田洋子/平松潤奈/小俣智史訳『ロシア宇宙主義』【評】木澤佐登志 * 文藝チャレンジ 読者投稿企画、はじめます。 第62回文藝賞応募規定 著者一覧
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4.42021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作! メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」。日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。2度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。 ●プロローグ ●一章 金魚とカワセミ メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。 ●二章 東京タワーとアーツ・センター 30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。 ●三章 トマトジュースとバタフライピー 漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。 ●四章 赤鬼と青鬼 パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。 ●エピローグ 水彩画の大家であるジャック・ジャクソンの元に、20代の頃に描き、手放したある絵画が戻ってきて……。
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-80年代に発表された、西岸良平の名作短篇集『SFシリーズ ミステリアン』と『SFロマン タイム・スクーター』の豪華合本です! 不思議な魅力を持つ、ちょっぴり変わったヒロイン・広美の正体はなんと宇宙人!! 地球を愛し始めた広美は、侵略を企む別の宇宙人との戦いに挑む!! ほか、思わずホロリと涙がにじむ名作を、数多く収録します!!
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4.2小説家になろうサイトで700万PV突破! 本年度第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位 ファルクラム王国の中流貴族キルステン家の令嬢に転生したカレン。前世日本人女性で30代で死亡したという記憶がある以外、とくにチート能力などもない、いわゆるモブ転生。……生まれ変わったけど、なにをすればいいの? お告げや使命は? それでも温かい家族に囲まれて幸せに暮らしていたが、14歳の頃、なぜか兄姉弟の中で自分だけ母親の記憶から忘れ去られてしまった。その原因が母の浮気の末にできた子供だったからとわかり、浮気相手が平民だったことから、家を出て平民として暮らすことに。そして2年が過ぎた16の春。ここでまた転機が。皇帝の愛妾となった美貌の姉に呼び戻され、カレンは結婚をすすめられる。平民に落とされた妹を貴族籍に戻そうという姉心であったが、いわゆる政略結婚だ。婿候補は2人いた。侯爵家の次男で容姿端麗・将来有望な騎士ライナルトと妻に先立たれた地方領主のコンラート老伯爵。果たして、カレンの選択は……? 連載版に加筆修正を加えた450ページ超の大ボリュームで贈る第1巻。
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4.0僕の両目は舞城王太郎の言葉を駆け抜けるためにある。 ーー木下龍也(歌人) 遠くで小さく光るあの七つ星は世界が爆発して出来た超新星。 ドカンって音は、読み終わるころにやってくる。 言葉が並んで爆発した星を、七つ並べてもっかいドカン! <収録作> 奏雨 「人は空想なんかしない。連想するんだ」と雨の日の名探偵。 狙撃 俺はマークスマン。弾は当たる。時々消える。 落下 「や…ヤブヘバス!」と父が慌てふためき、飛び降りは続く。 雷撃 積乱雲と呼ばれた女の子。石につきまとわれる男の子。 代替 俺がお前になって、お前はどこいったんだよ? 春嵐 ストーミー・エヴリデイが素敵な散歩を招くまで。 縁起 妻の海の邪悪な豚が息子をさらいにやってくる。
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-ジョン・ソーンダイク博士は、20世紀初めに数多登場したシャーロック・ホームズのライヴァルたちの中でも最も人気を博した名探偵である。当時最新の科学知識を犯罪捜査に導入、顕微鏡をはじめ様々な実験器具を用いて証拠を調べ、事件の真相をあばいていく法医学者ソーンダイクの活躍は読者の喝采を浴びた。また短篇集『歌う骨』では、最初に犯人の視点から犯行を描き、次に探偵が手がかりを収集して謎を論理的に解き明かす過程を描く「倒叙ミステリ」形式を発明した。真相解明の推理のロジックに重きを置いた作風は、現在も高く評価されている。本全集は、ソーンダイク博士シリーズの中短篇42作を全3巻に集成、初出誌から挿絵や図版を収録し、完全新訳で贈る、探偵小説ファン待望の決定版全集である。 第1巻は、「アルミニウムの短剣」他の有名作を含む記念すべき第一短篇集『ジョン・ソーンダイクの事件記録』(1909)と、倒叙形式の発明でミステリ史における里程標的短篇集『歌う骨』(1912)に、作者自身による名探偵紹介「ソーンダイク博士をご紹介」を収録。
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3.9江戸の町で人外のものを狩り鎮める、謎めいた美しき男がいた――。 「江戸版陰陽師」ここに開幕! 江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。 専ら人外(にんがい)のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。 満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。 見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。 見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、 どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。 遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(「桜怪談」)。 短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。
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4.8父と兄の原因不明の死のせいで伯爵位を継承するため、戻りたくもなかった故郷のイギリスへ帰ってきたクレーンは、強烈な自殺願望に襲われる。追いつめられた彼は超常的な力に救いを求め、能力者(プラクティショナー)のスティーブン・デイを頼るが、デイにはクレーンの家族を憎む十分な理由があった。彼の家族は暴君であったクレーンの父親によって破滅させられていたのだ――。KJ・チャールズ、待望の新シリーズ開幕! 短篇「刺青(タトゥー)に纏(まつ)わる間奏曲」も収録。
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3.8麻之助、ついに後妻をとる――!? 江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、好評連作短篇シリーズ「まんまこと」第8弾。 かつて恋女房を亡くした麻之助。 彼のもとに、縁談が3つもやってきた! しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。 麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。 果たして、麻之助の縁談の行方は……。 他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。 文庫解説・大矢博子 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-エスピオナージからミステリ、ミリタリー、ポリティカルフィクションまで、著者の現代小説を集成した合本愛蔵版。長篇三作と、短篇「幻虎の吠える丘」を収録。 一等陸佐のもとに届いた、かつての上官である退役陸将補の訃報。彼はその死に、存在を秘匿された対敵諜報部門の関与を疑うが……。(『東京の優しい掟』) ゲーム・ディベロッパーの僕は、勤めているゲームソフト会社の社長から、独立を目論む者を突き止めて欲しいと頼まれる。何かが会社に起きている。裏切り者は誰なのか? ゲーム業界の中で新たな〝ゲーム〟が始まった。(『虚栄の掟 ゲーム・デザイナー』) 内憂外患に煩悶する青年将校が、母国再生のために叛乱を決意。果たして首都占領は成功するのか?(『平壌クーデター作戦』)
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4.6宇宙世紀0153年、ウッソが戦った知られざる記録――「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」。 宇宙世紀0090年、ジュドーがアムロがシャアが! イデオンに乗るミネバを追う――「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンテス」! 長谷川裕一だから描けた、初期の傑作短篇集……ここに復活!
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-瞬が死んだ。 幽霊になって現れた親友は生前の記憶を亡くしていて、 かずやは瞬とともに“瞬の死の謎”を探る旅に出る――。 ひと夏の切ない青春を描いた描き下ろし50Pの表題作「友人の式日」ほか、webアクション掲載後即話題となった読切「ななしの恋人」&商業未発表作品を収録! ※収録作の短篇「幽霊屋敷ラブロマンス」「フランケンシュタインの友人」は他社から電子配信されているものを書籍化にあわせ修正・再録したものです。
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3.9魅惑の筺(ハコ)、あけてみる――? ポップなのにダーク。カラフルでいてリリカル。『午前3時の無法地帯』のねむようこがはなつ、きらめく10の物語。雨の夜に震えるカラダを温めてくれた彼にラブ…「恋するビアンカ」のほか、デビュー作「ナイトフルーツ」や単行本描き下ろし「ポリヘドロン」を含む、初短篇集。
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4.0人間、エルフ、ドワーフたち異種族が入り乱れるこの大陸で、北方諸国は南のニルフガード帝国の侵攻を受けた。ゲーム化で世界中にさらなる話題を呼んだ、ポーランド発傑作ファンタジイ、開幕篇!
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4.9ねこ漫画の黒船到来!! あなたをたちまち虜にする猫と人のキュートでエキセントリックな関係を描いた 全8編を収録。 猫の社会進出が進み共に働き、戦い、共存せんとするーー!が カワイイネコチャンにメロメロなのは変わらない!? ファンタスティックな世界観に中毒者続出の巨弾新鋭・青化による初短篇集。
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4.3「この子たちに選択肢を与えてあげられるのは世界で一人、私だけだ」 大手化粧品メーカーで働く新田茜は、ある日従姉妹のさやかの影響で、中学受験回避のための小学校受験に興味を持つように。 テレビ局記者の夫を持ち、世間的にはパワーカップルと呼ばれる茜たちだが、お受験の世界はさらに上の富裕層との戦いだった。 仕事と家庭の両立、協力してくれない夫、かさんでいく教育費、思い通りにならない子供たち。 悩み葛藤しながらも、5歳の娘・結衣を名門小学校に合格させるため、茜はどんどん小学校受験にのめり込んでいく。 その先に見えるものとは――。 東京で過酷なお受験に翻弄される家族の物語! ※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「新田茜の子離れ」を収録(電子版には収録されません)。 ※電子書籍版巻末には、特別短篇「新田総介の人生」を収録。
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4.0過酷な運命を乗り越えた転生令嬢カレン。新皇帝ライナルトとの挙式を控えたある日、異形の少女によばれて辿り着いたのは似て非なる場――転生人カレンが存在しないifの世界だった。大切な人たちの元へ戻るため、カレンの新たな冒険が始まる。書き下ろし短篇付
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3.7武士とは、何だったのか? 千年に亘る戦いの系譜を一冊に刻みつけた、驚愕の傑作歴史小説。 〈螺旋プロジェクト〉中世・近世篇。 負け戦の果てに山中の洞窟にたどり着いた一人の武士。死を目前にした男の耳に不思議な声が響く。「そなたの『役割』はじきに終わる」。そして声は語り始める。かつてこの国を支配した誇り高きもののふたちの真実を。源平、南北朝、戦国、幕末。すべての戦は、起こるべくして起こったものだった――。〈巻末付録〉特別書き下ろし短篇 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作) 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
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5.0第三次世界大戦勃発! ヒトラー率いる独帝国の野望を打ち破り、全人類の運命を絶望の淵から救うため秘匿艦隊が出撃する。大ベストセラー『紺碧の艦隊』を遥かに凌ぐスケールと斬新な発想で描かれる、待望の新シリーズ第1弾! 短篇『地政学講義/悪夢の構図201X年 A』も収録。
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4.0小説が躍動する登場人物命名法、読者を満足させる〈九合目の理論〉、書き出しとタイトルのパターンとコツ、本を持たない蔵書術――短篇の名手にして古典名作案内「知っていますか」シリーズの著者が、来し方を振り返りつつ、培ってきた実践的テクニックとアイデアを大公開。創作を志す人々必読の知的興奮に満ちた全10章!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第60回文藝賞+短編部門受賞作発表/創刊90周年連続企画4:対談 山田詠美×宇佐見りん 【創刊90周年+第60回文藝賞発表記念企画】 ◎特別対談 山田詠美×宇佐見りん「人間のややこしい部分をこそ、言葉に」 「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞した山田詠美と、「かか」で第56回文藝賞を受賞した宇佐見りん。満を持しての豪華初対談! ◎特別再録 元「文藝」編集長 坂本一亀「「文藝」復刊まで 一九六〇年九月〜一九六一年十二月日記」 【文藝賞発表】 ◎受賞作 小泉綾子「無敵の犬の夜」 ◎優秀作 佐佐木陸 「解答者は走ってください」 図野象「おわりのそこみえ」 ◎受賞の言葉 小泉綾子/佐佐木陸/図野象 ◎選評 角田光代/島本理生/穂村弘/町田康 ◎受賞記念対談 町田康×小泉綾子「無鉄砲さこそが愛おしい」 ◎受賞記念インタビュー 佐佐木陸「フィクションの枠を飛び越えるスピードと怒り」 図野象「誰も知らない瞬間を書く」 【短篇部門】 ◎受賞作 西野冬器「子宮の夢」 ◎優秀作 才谷景「海を吸う」 ◎受賞の言葉 西野冬器/才谷景 ◎選評 柴崎友香/松田青子 ◎受賞記念インタビュー 西野冬器「現実を解体し幻想で遊ぶ」 才谷景 「生身のまま死と生を行き来する」 ◎選考経過 ◎第61回文藝賞応募規定 【第60回文藝賞発表記念企画 特集 短篇を書く技術】 ◎対談 小山田浩子×津村記久子「書く衝動をためらわない」 ◎エッセイ 書くための3作 柴崎友香「書くことで存在する」 松田青子「読めば読むほどいい」 青山七恵「治らないうちに」 山崎ナオコーラ「なにが短篇小説だ」 町屋良平「短編小説はなにより自由だが、小説家はその自由こそが怖ろしい」 大前粟生「橋と摩天楼と発火」 ◎論考 倉本さおり「要約できない物語たち――短篇小説の現況をめぐって」 【創作】 姫野カオルコ「はい、子供は純真で無邪気です」 【新連載】 皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図II」 19世紀ロシア。若手詩人は中世バルトが舞台の小説を発表するが――ハンザの物語、新章開幕。 【短篇】 池澤夏樹「カフェ・エンゲルベッケンでハムザ・フェラダーが語ったこと」 滝口悠生「ロッテの高沢」 金子薫「独白する愛の犠牲獣」 【連載】 山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第5回】 絲山秋子「細長い場所」【第3回】第三の庭 千早茜「虎」【後篇】 古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」【第4回】 島本理生+岩崎渉「トランス」【第8回】 町田康「ギケイキ」【第42回】 山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年6月~8月」 この装幀がすごい!【第11回】 ゲスト 首藤凜/川名潤・佐藤亜沙美 【季評】 水上文「たったひとり、私だけの部屋で 物語とその役割 2023年7月~8月」 【書評】 佐藤究『幽玄F』【評】マライ・メントライン 中村文則『列』【評】大島育宙 安堂ホセ『迷彩色の男』【評】MOMENT JOON ミシェル・ウエルベック 野崎歓・齋藤可津子・木内尭訳『滅ぼす』【評】樋口恭介 日比野コレコ『モモ100%』【評】向坂くじら 山下紘加『煩悩』【評】平岡直子 児玉雨子『##NAME##』【評】小川紗良
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4.3戦争、奴隷制、禁酒法……背景を理解すれば、作品がもっとよくわかる 「黒猫」のプルートはなぜ黒いのか? 書記バートルビーはなぜ「しない方がいい」と思うのか? 度重なる戦争の歴史、色濃く残る奴隷制の「遺産」等、アメリカという国、そこに暮らす人々の特異な歴史的・文化的・社会的背景を踏まえて短篇小説を読み解く。これまで主にマイノリティや越境者の文学に注目してきた著者が、メルヴィル、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、サリンジャー等、アメリカ文学の「王道」といえる作家に挑む、アメリカ文学入門の新・定番! 〈目次〉 暴力と不安の連鎖―ポー「黒猫」 屹立する剥き出しの身体―メルヴィル「書記バートルビー‐ウォール街の物語」 英雄の物語ではない戦争―トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」 共同体から疎外された者の祈り―アンダソン「手」 セルフ・コントロールの幻想―フィッツジェラルド「バビロン再訪」 存在の基盤が崩れるとき―フォークナー「孫むすめ」 妊娠をめぐる「対決」―ヘミングウェイ「白い象のような山並み」 人生に立ち向かうためのユーモア―サリンジャー「エズメに‐愛と悲惨をこめて」 美しい世界と、その崩壊―カポーティ「クリスマスの思い出」 救いなき人生と、噴出する愛―オコナー「善人はなかなかいない」 言葉をもたなかった者たちの文学―カーウ゛ァー「足もとに流れる深い川」 ヴェトナム戦争というトラウマ―オブライエン「レイニー河で」 愛の可能性の断片―リー「優しさ」
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3.9「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」 「最後の鑑定人」と呼ばれ、科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら他の誰にも鑑定できない」と言わしめた男・土門誠。ある事件をきっかけに科捜研を辞めた土門は、民間の鑑定所を開設する。無駄を嫌い、余計な話は一切しないという奇人ながら、その群を抜いた能力により持ち込まれる不可解な事件を科学の力で解決していく。孤高の鑑定人・土門誠の事件簿。 『永遠についての証明』『水よ踊れ』で業界の注目を集める新鋭が正面から挑む、サイエンス×ミステリ! ※電子版特典として、巻末に短篇「見えない引き金」が入っています。
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4.0本格ミステリ界にその名を轟かせる似鳥鶏の新境地は、“メタ・フィクション”! 私たちの知る「小説」は、様々な「決まりごと」の上に成り立っている。 無意識下の常識を逆手に取った、ルール無用の超次元小説! ▼各話紹介▼ 「立体的な藪」……いつものように殺人に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ“伏兵”が推理を始め――!? 「文化が違う」……異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションで、最大の敵は、言葉の“イメージ”だった!! 「無小説」……「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、禁断の×××小説! 「曰本最後の小説」……新法が成立し、検閲が合法化された「曰本」。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、あらゆる手を尽くして作品を書き続ける。 ※紙書籍版カバー裏には、特別書き下ろし短篇「噛みつき小説」を収録。 ※電子書籍版巻末には、特別書き下ろし短篇「夫の日記帳」を収録。
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3.0シンガーUruが自身の楽曲を元に書いた短編集、デビュー記念日に発売! ライブ会場での朗読やファンクラブ会員限定で発表している自身の曲を素に書かれた短篇物語「しあわせの詩」「鈍色の日」、そこに書き下ろし「セレナーデ」を加えて刊行いたします。 また、物語の元になる「セレナーデ」はドラマ日曜劇場『マイファミリー』の主題歌としても話題を呼ぶニューシングル「それを愛と呼ぶなら」のカップリングとして収録されます。 ■収録作品■ 「しあわせの詩」 私は病院で不思議な光を浴びてから、体に異変を感じるようになる。夫と息子の3人の幸せな日々に、予測できない奇妙な運命が待っていた。 「鈍色の日」 僕が自死を決意した日、実家で暮らす母から荷物が届いて――。 「セレナーデ」 摂食障害で悩んでいる、高校三年生の葵。ある出来事を境に、恋人の隼人、幼馴染の陽との関係が崩れていく。瑞々しい青春群像劇。 ※電子特典として、巻末にUruからのメッセージを収録しています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子 ◎創作 【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】 町屋良平「生きる演技」 【文藝賞受賞第一作】 安堂ホセ「迷彩色の男」 【文藝賞受賞第一作】 日比野コレコ「モモ100% 」 山下紘加「煩悩」 ◎特集・WE LOVE 藤本和子 【座談会】 岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵 「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」 【エッセイ】 柴田元幸「お寿司を食べる人 」 井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」 * 【短篇】 尾崎世界観「電気の水」 滝口悠生「恐竜」 * ◎創刊90周年連続企画3 【鼎談】 村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」 ◎連載 絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像 古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】 山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】 朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】 島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】 柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】 町田康「ギケイキ」【第41回】 【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文 文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光 ◎書評 金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ 桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル 王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子 若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美 カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依 市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗 第61回文藝賞応募規定
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4.8そうだ。 不思議が起こるべきなのだ。 光る息子の指。人語を話す猿。人の形をした心残り。 不条理な世界で「俺」は、優しさを発揮しなければならない。 唯一無二の“奇譚”語り。舞城ワールド最新作! 「ママの体に光入った」幼い息子がそう告げたあと、半年以上触れていなかった妻の妊娠が発覚。一体何が!? 表題作「畏れ入谷の彼女の柘榴」に加え、人語を話す猿に導かれ行方不明者を捜す「裏山の凄い猿」、特別な家で育ったきょ うだいの気付きを描く「うちの玄関に座るため息」の全三篇を収めた奇譚小説集。 『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』に連なる、シリーズ最新短篇集がついに文庫化!
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4.0タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。 大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。 幸せとはなんなのだろう。 逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤! ※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「高杉隆の初恋」を収録(電子版には収録されません)。 ※電子書籍版巻末には、特別短篇「目黒奈々子の後悔」を収録。
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4.5■『NieR:Automata』の世界を遊び尽くすための完全攻略本。 ■全ストーリー攻略に加え、やり込みプレイに役立つ各種データや攻略TIPSも掲載。 ■本編のネタバレを含む禁断のキャラクター解説+ヨコオワールドを紐解く世界年表。 ■まとめて読みたいアーカイブやウェポンストーリーのほか、本書でしか見られない設定資料も多数掲載。 ■ディレクター・ヨコオタロウ氏による短篇小説、小説家・映島巡先生による書き下ろし小説2篇を収録。
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3.7人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。 ――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化! ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。 同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。 鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。 スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。 「一人称単数」の世界にようこそ。 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.2「大佐に手紙は来ない」「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」など、世界文学最高峰が創りだした永遠の物語。著者の多面的な魅力を凝縮した新訳アンソロジー。
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4.6アッパー系溺愛ホスト×開発済み褐色極道 泣く子も黙る武闘派ヤクザの波純(はじゅん)。 「あるホストが組のシマで薬を売っている」という噂が回り調査を任されるが、 実は波純とそのホスト・衣散(いばら)は超ラブラブのカップルで!? 波純は7つ年下の衣散のおねだりにめっぽう弱く、 組員が見ている監視カメラの前でイチャ甘えっちをするはめに……。 他、ホン・トク発行の同人誌4本を特別収録! 巻末に電子書店でしか読めない描き下ろしイラスト収録♪ ※この商品は「褐色ヤクザ恥辱のケジメ/視線部屋」「狐琉皇」「男にだけ咲くメスの花」「エリートサラリーマン枕営業メス堕ちマニュアル」「ある尻軽ビッチ営業マン」の内容が含まれています。重複購入にご注意ください。
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5.0芥川賞受賞“前夜”の知られざる姿を描いた遺作 連載中に著者が急逝、刊行時に話題を集めた遺作が、三回忌を前に早くも文庫で登場。 2004年の暮れ、北町貫多は、甚だ得意であった。同人雑誌に発表した小説「けがれなき酒のへど」が〈同人雑誌優秀作〉に選出され、純文学雑誌「文豪界」に転載されたのだ。次いで、「群青」誌の編集者から、貫多は小説を依頼される。純文学雑誌に小説を発表することは、私淑してきた不遇の私小説作家・藤澤清造の“歿後弟子”たる資格を得るために必要なことであった。しかし、年が明けても小説に手を付ける気にはなれなかった。恋人を得たいとの欲求が、それどころではない気持ちにさせるのだ。貫多は派遣型風俗で出会った川本那緒子の連絡先を首尾よく入手し、デートにこぎつける。 有頂天の貫多は子持ちの川本と所帯を持つ妄想をする。ところが貫多は、取材に来た若い新聞記者・葛山久子に一目ぼれをしてしまう。小説家志望の葛山に貫多は自作掲載誌を送るが、その返信はそっけないものだった。手の届く川本と脈のなさそうな葛山、両者への恋情を行きつ戻りつしながらも貫多は「群青」に短篇、匿名コラム、書評を発表していく。そして渾身の中篇「どうで死ぬ身の一踊り」が掲載されたが、その反響は全く感じられなかった。同じころ、葛山からは返信が途絶え、川本にはメールが通じなくなり、前途に俄かに暗雲が立ち込めるのだった。 完成直前で未完となった、著者、最後、最長にして最高の長篇1000枚。巻末にヒロイン”葛山久子”による特別原稿を収録。 ※この電子書籍は2022年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.8ファンタジーの金字塔「空色勾玉」のスピンオフ小説「潮もかなひぬ」、著者・荻原規子氏と宗教学者・中沢新一氏、ファンタジー作家・上橋菜穂子氏との対談を収録した、「空色勾玉」ファン待望の一冊! 佐竹美保の美麗イラスト原画も収録です。 【ご購入の前に】本電子書籍版には、紙版の「〈勾玉の世界〉荻原規子読本」に収録されていた〈上田ひろみシリーズ〉短篇、エッセイ、全著作リストは収録されておりません。あらかじめご了承ください。
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4.5つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。 シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。 ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。 草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。 「守り人」シリーズ10巻完結のあと、『流れ行くもの』(守り人短篇集)『炎路を行く者』(作品集)を番外編として発表。この『風と行く者』は外伝3作目にして大長編となる。
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3.8『闇金ウシジマくん』とともに歩んだ短篇集 『闇金ウシジマくん』と歩いた15年。 もうひとつの真鍋昌平がここにある。 ドルヲタとアイドルの愛のつながりを激しくぶつけた「アガペー」、地方都市の若者の鬱屈と衝動を切り取った「ショッピングモール」、震災以降、移住者と故郷の在り方を静かに綴る「おなじ風景」、さらに都会のカルマに埋もれていく女性を描く新作を含む4篇を収録。 取材を通じて筆者が感じ取った、まさに「魂を救う」傑作短篇集!!
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4.1最新の義手が道路と繫がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、並行世界のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりが解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。 奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、泳ぎ続ける。その果てに待つものは――。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。 アーシュラ・K・ル=グウィンや、ケリー・リンクの作風を受け継ぎながら、彼女自身の不屈の声が全面に響いている。 ――〈カーカス・レビュー〉 幻想的な要素を含みながら、同時に、現実にある身近な喪失と痛みに根ざしたほろ苦い物語だ。この物語には、美しい繊細さがある。思索的(スペキュレイティヴ)な要素で読者の頭を殴ることはなく、物語の多くの側面を行間に残している。ピンスカーはサブテキストを非常に巧みに扱い、ページ上ではひとつの物語しか描かれていないが、読者にはふたつの完全な物語が提示されている。 ――A・C・ワイズ(作家) 【短篇集として】 2020年度フィリップ・K・ディック賞受賞作 2020年度ローカス賞短篇集部門候補作 2020年度世界幻想文学大賞候補作 【収録作品一覧】 「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」(2015年度ネビュラ賞短篇部門候補作) 「そしてわれらは暗闇の中」 「記憶が戻る日(リメンバリー・デイ)」 「いずれすべては海の中に」(2017年度ネビュラ賞短篇部門候補作) 「彼女の低いハム音」 「死者との対話」 「時間流民のためのシュウェル・ホーム」 「深淵をあとに歓喜して」(2014年度シオドア・スタージョン賞短篇部門受賞作、ネビュラ賞中篇部門候補作) 「孤独な船乗りはだれ一人」 「風はさまよう」(2018年度ヒューゴー賞中篇部門候補作、ローカス賞中篇部門候補作、ネビュラ賞中篇部門候補作) 「オープン・ロードの聖母様」(2016年度ネビュラ賞中篇部門受賞作、ヒューゴー賞中篇部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作) 「イッカク」(2020年度ローカス賞中篇部門候補作) 「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」(2016年度ヒューゴー賞ノヴェラ部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作、ローカス賞ノヴェラ部門受賞作)
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3.8「演技なら俺とも寝れる?」 演技派俳優×国民的アイドルの芸能界ラブストーリー!! [私の少年]の高野ひと深が贈る圧倒的に美しいBL短篇集。5年前に国民的アイドルグループ“ADORE5(アドレス)”を脱退し、現在は演技派俳優としてスターダムを駆け上る三苫蒼馬(みとまあおば)。ADORE5のセンター・森高央司(もりたかおうじ)の超絶ファンなのは秘密の話だ。そこへ、ADORE5解散のニュースが流れ、央司がお忍びで蒼馬の家にやってきた。憧れの央司が自分を頼ってきたことに戸惑う蒼馬だが、央司は「蒼馬って俺の事好きだったろ? 俺を抱ける?」と蒼馬に迫り――?([つらなるステラ]) 大注目作家・高野ひと深の未収録BL読切りを5本すべて収録した極上短編集。表題作の描き下ろし後日談8Pも収録! 同時収録:[MILK][逃げなずむならよる][レユニオン・ドラマの場合][おとなりから笑い声]
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4.0黒い天使がセントラル星系を崩壊させかねない災厄を起こしていた一方で、彼らは平穏で地道な一般市民的(天使及びゾンビ主観において、ではあるが)学園生活を送っていた! 渾身の作の小論文に『不可』を出されヴァンツァーは落第の危機に。教授の特殊な趣味を知って行動を起こす彼らの活躍を描いた「一般市民のすすめ」など中・短篇4作を収録した外伝2。
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4.0猟奇殺人事件の犯人ではと疑われるレティーがリィに申し出た不思議な《頼み》とは? 中篇「ファロットの美意識」ほか「ジンジャーの復讐」「深紅の魔女」の短篇2本を収録。
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5.0アイドルとファンのふたりの関係を描いた『私のエトワール』を含む、 計11篇を収録した、かわいく、甘く、ふたりぼっちの百合短篇集。 【私のエトワール】 同じクラスで隣の席の星さんは、瞬く間に人気アイドルになりました。 流れ星のように現れた彼女に、皆が夢中になり、 彼女もまたそれに応えるかのようにどんどん綺麗になりました。 星さんがかわいいことなんて、ずっとずっと私は知っていたのに。 ……もう近づけません。 【3秒間】 最近入ったバイトの子。3コ下で喋るの遅い。 私はまだ、彼女のマスクの下を見たことがない。 【月へ行くつもりじゃなかった】 香穂という女は、男からはめちゃくちゃモテてたけど、女からはめちゃくちゃ嫌われるような奴で。 そんな香穂が“あのとき”からずっと、私の世界の一番になってしまった。 【ゆりごっこ】 べにとエーコ。百合っぷるのふたりの日常は、ゆるく、かわいく。甘くて。 まるで、砂糖菓子みたいだ。 【#ミカちゃんともなちゃん】 カリスマ店員のミカちゃんともなちゃん。 姉妹みたいにかわいいふたりは、恋人同士なのです。 他6篇に描き下ろし20P以上を収録。
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4.22020年本屋大賞〔翻訳小説部門〕第2位。 第10回Twitter文学賞〔海外編〕第1位。 「アメリカ文学界最後の秘密」と呼ばれたルシア・ベルリン、初の邦訳作品集! メディア、SNSで大反響! 朝日、日経、読売、毎日、東京、中日、北陸中日、北海道、河北新報、信濃毎日、京都、共同、週刊文春、週刊新潮、週刊朝日、文藝春秋、GINZA、MORE、FIGAR JAPON、VOGUE JAPAN、ELLE JAPON、クロワッサン、婦人公論、ミセス、本の雑誌、POPEYE、本の雑誌、mi-mollet、現代ビジネス、クーリエ・ジャポン、本の雑誌、図書新聞、週刊読書人、文藝、すばる、小説すばる、波、本、RKBラジオ、NHKラジオ深夜便、TOKYO FM。 J-WAVE……。「ダ・ヴィンチ」の「ひとめ惚れ大賞」受賞! 2013年にノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローや、短篇の名手レイモンド・カーヴァー、日本で近年人気が高まっているリディア・デイヴィスなどの名だたる作家たちに影響を与えながら、寡作ゆえに一部のディープな文学ファンにのみその名を知られてきた作家、ルシア・ベルリン。 2004年の逝去から10年を経て、2015年、短篇集A Manual for Cleaning Womenが出版されると同書はたちまちベストセラーとなり、The New York Times Book Reviewはじめ、その年の多くのメディアのベスト本リストに選ばれました。 本書は、同書から岸本佐知子がよりすぐった24篇を収録。 この一冊を読めば、世界が「再発見」した、この注目の作家の世界がわかります! このむきだしの言葉、魂から直接つかみとってきたような言葉を、 とにかく読んで、揺さぶられてください ――岸本佐知子「訳者あとがき」より 彼女の小説を読んでいると、自分がそれまで何をしていたかも、 どこにいるかも、自分が誰かさえ忘れてしまう。 ――リディア・デイヴィスによる原書序文「物語こそがすべて」(本書収録)より 毎日バスに揺られて他人の家に通いながら、ひたすら死ぬことを思う掃除婦(「掃除婦のための手引き書」)。 夜明けにふるえる足で酒を買いに行くアルコール依存症のシングルマザー(「どうにもならない」)。 刑務所で囚人たちに創作を教える女性教師(「さあ土曜日だ」)。…… 自身の人生に根ざして紡ぎ出された奇跡の文学。
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-十津川シリーズの秀作五作を収めた短編集。 十津川警部シリーズには、多くの長編とともに味わい深い短篇も多い。本作は、東北地方を舞台にした秀作5作を収録しています。 「ゆうづる5号殺人事件」は、東京駅に着いた東海道新幹線で忘れものが見つかった所から話が始まります。その所持人である男性が亡くなっていることがわかります。調べを進めると、その後、被害者の関係者である女性の死体が阿武隈川で発見されました。容疑者の存在が浮かんで来ますが、どちらも犯行時間にアリバイがありました。容疑者の企てをどう見破るのか!? 「急行べにばな殺人事件」は、十津川の部下である亀井が容疑者となってしまうという驚きの展開です。高校の同窓会に出席した亀井は、次の日に別れた同級生が急行べにばなで殺されたことを知ります。そして、犯人ではないかと疑われ、留置されてしまいます。ここにも、容疑者にはアリバイがあるのですが……。 既に廃止されてしまった「ゆうづる」「べにばな」「あいづ」が登場。鉄道ファンには懐かしく感じることと思います。 十津川警部の活躍を、お楽しみ下さい。
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4.3ベストセラー『教場』『傍聞き』の短篇の名手が贈る、心震える9つのミステリ短篇。 人を救うことはできるのか―― 和佐見消防署消防官たちの9つの物語。 雨の翌日、消防司令の今垣は川べりを歩く女性と出会う(「石を拾う女」)。 新米の土屋と大杉は「無敗コンビ」だった(「白雲の敗北」)。 女性レスキュー隊員の志賀野が休暇中に火事を発見(「反省室」)。 西部分署副所長の吉国は殉職した息子のお別れ会で思い出を語るが……(「逆縁の午後」)ほか5篇 巧みな手法と豊かな蘊蓄とが、複雑な人間関係と心理の綾をより鮮やかに浮かび上がらせ、 ミステリを超えた味わいを生み出す。 ※この電子書籍は2019年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.3生物も住めぬ死の海に浮かぶ十八諸島。〈語り部〉たちが島々を巡り集めた物語を語り明かすため、年に一度、冬至の晩に開かれる煌夜祭(こうやさい)。今年もまた、〈語り部〉が語り始める。人を喰らう恐ろしくも美しい魔物の物語を。夜が更けるにつれ、物語は秘められた闇へ……。第2回C★NOVELS大賞受賞作に書き下ろし短篇「遍歴(ピルグリム)」を収録。
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3.9村上春樹翻訳・至高の女性作家の第一作品集。アメリカ文学の伝説はここから始まった! 村上春樹と、アメリカ文学の生きた伝説、グレイス・ペイリーのコラボレーション。 「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏は語る。キッチン・テーブルでこつことと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな短篇集。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。世紀を超えて輝く傑作10篇収録。 ※この電子書籍は2005年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.6人生で1度だけ思い切ったことをしたからには――。現代女性の奥底に潜む毒を描く、刺激的で挑戦的な桐野文学の方向性を示す短篇集。 不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。 表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。 「直木賞受賞後に発表された七つの短編を収める本書は、桐野さんの新旧二つの作品世界に架けられた吊り橋のようなものといえようか」 (本書解説より) 解説・杉本章子 ※この電子書籍は2005年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.0これは闇夜の本。でも、闇夜とはいっても、ちっとも怖くなんかない。なぜってここには、夢と優しさがあるから。閉じた目蓋の裏を思い出の場面がよぎっていくように、夜の闇を銀幕にして、懐かしい景色や心暖まる物語が浮かびあがってくるから――ファンタジー・コミックの短篇ばかりを全3巻に結集。キラキラ輝く“愛と不思議”をいっぱいにつめこんで、坂田ワールドの魅力をあますところなく伝える、傑作集の第1弾。
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4.0大戦末期。東京から宮城の田舎へ集団疎開した浜野清子は、そこで那須野リツと出会った。対立する「海」と「山」の呪縛か、無意識に忌み嫌い合うふたりの少女。だが、戦争という巨大で最悪の対立世界は、彼女たちから、大切な存在を奪ってゆく……。宿命に抗いはじめた少女たちが願う、美しき未来とは――。 特別書き下ろし短篇収録。〈解説〉瀧井朝世 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作) 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
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3.62012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。 ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。 表題作に短篇「シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ」を加えた、目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場!
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