種村季弘の一覧

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作品一覧

2018/09/21更新

ユーザーレビュー

  • 美食倶楽部 ――谷崎潤一郎 大正作品集
    谷崎が大正時代に発表した作品集。「細雪」などの作品と比べると此処に収録された作品達は「雅」「耽美」というよりはどろっとした陰鬱さのある悪魔的な美しさだ。変態的と言ってもいいかもしれない(褒めてます)。「美食倶楽部」は「食魔人」との名がぴったりな、食に貪欲な谷崎らしい作風。「白昼鬼語」「友田と松永の話...続きを読む
  • チリの地震 クライスト短篇集
    どの短篇も、読みながら映画にしたくなった。
    エッセイも収録されているが、「マリオネット芝居」に関する対話式論考も秀逸。機械的なものにこそ優美が宿る、というくだりに舌を巻く。
  • チリの地震 クライスト短篇集
    「チリの地震」息が止まる衝撃。
    今まで読んだ短編の中で、一番の傑作。
    救われた喜び、再会の喜び、困難な中での一体感、待ち受けていたかのような人間の醜悪さ、夫婦に託された微かな希望。
  • 魔術的リアリズム ──メランコリーの芸術
    魔術的リアリズム、新即物主義。日本ではそれ自体がマイナーな派閥ではある。しかしそんなマイナーな派閥の中でも筆頭格として名を挙げたベックマン、カーノルト、ディクス、グロス、ショルツらではなく、本国でもマイナーな気味(らしい?)な画家たちにスポットライトを当てている。
    シュリンプフやグロスベルク、ヴァッ...続きを読む
  • 雨の日はソファで散歩
    名前は前から知っていて、なんとなく知った気になってた種村季弘さん。
    衒学的な感じかと思ってたけど全然気取りがないのに、めちゃくちゃ知識多いおじいさんという感じでとても面白く読めた。
    酒の話が多いのもなんか良い。
    岡本綺堂の話も出てきてタイムリーでうれしい。