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25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
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Posted by ブクログ
読み終わった後、とても気持ちの良い爽快な気分になりました。だから人は旅に出る。そこで出会う人には意味がある。私も旅に出てみようと思います。
◯旅に出たくなる至極の一冊 これ以上、旅に出たくなるような小説を知らない。バイクにも乗ってないのに、登場人物の凪がハーレーに乗ってる姿を想像するだけで、ワクワクした気分になる。爽快な気分になる。 でも、それだけでなく、主人公の考え方が変わっていく様も好き。例えば、「さいはての彼女」の主人公の女社...続きを読む長は、辞めていく秘書に沖縄行きと渡された航空券で北海道の女満別へ飛ばされるような疎まれる人だったが、凪との出会いや旅で気持ちを入れ替えていく。また、「冬空のクレーン」では、仕事に精を出してきたが、部下へのパワハラ疑惑で何もかもどうでも良くなった女性が旅へ出て、そこでたまたま出会った人やタンチョウに魅了されて、心を入れ替える姿。これらを読んでて思うのが、自分の行ったことがない場所や出会ったことのない人と触れ合うことで人はポジティブに変化していくんだろうなということ。何かの本で、「人、本、旅が人を成長させる」と書いてあったが、まさにそうだと思う。旅は、人を変える。そんなことを実感させてくれる一冊。 ◯好きな言葉 ・そんな「線」はどこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。 ・一緒に行こう。旅に出よう。人生を、もっと足掻こう。 ・すぐれた物語は、読書にギフトを与えてくれる。
原田マハさんの小説の中の登場人物には、いつも心掴まれる。 まるで現実世界で会ってるみたいに、その人の容姿、オーラ、匂い、目の輝きまでも浮かび上がってくる。 この小説で言うと、わたしにとっては、もしくは多くの人にとって、「ナギ」がそれにあたる。 ナギが素敵すぎる。現れた瞬間からもう、一瞬で心奪われ...続きを読むた。 ハーレーに刻まれた文字も粋すぎる。 ナギの言葉、ナギの家族の言葉には、自然と涙が流れた。 四つの短編集となっているこの小説は、最初と最後でお話がつながっているところがとても良い。 加えて、最後はナギの母目線というところがまたとても味がある。 様々な人の視点でナギを見て、わたしも旅のどこかで彼女に出会いたいと思った。 旅に出なくちゃ。
「自分を変えたくて旅に出る」という話を聞いた事があるが、正直旅なんかで自分が変えられるのかなと思っていたが、旅に出る前の女性の描写が秀逸で、まさにこういう人間2時分がなってないか不安になるくらいだった。 ある程度年齢と経験があると、職位が上がることは多いが、全ての人がそうではないが、どうしても肩書き...続きを読むに引っ張られて自分を変えないとというプレッシャーに陥ることは自分にもあった。 きっと旅が「変える」のではなく「戻す」んだなと、思った。 ツルの話が心に残った。
旅行に行きたくなってくる。物語のなかで忠実に描かれている描写が風景を想像させてくれるから素晴らしく、素敵な風景が想像できる。ハーレー乗ったことないけど乗ってみたくもなる。いつかこの物語に出てくる聖地巡りしてみたいな。 もし、いま辛い思いをしてる人とか、仕事が上手くいってなくて悩んでる人がいたら是非勧...続きを読むめたい一冊。
楽しくてあっという間に読み終わった! なぎちゃんみたいに芯の強い女性になりたい。 ハンデキャップを感じさせない強さ。 楽しんで生きてる感じがたまらなくかっこいい。 バイク乗りたくなった。
4つの短編小説からなる。 1つ目のハーレー乗りの少女の話が1番好きだった。 ちょうど、自分が北海道旅行に行くときに読もうと思って持って行ったけど、小説も北海道旅行がテーマになっているものが多くて、ちょっとした奇跡みたいな感覚になった。いい旅の始まりの予感は、最後まで楽しい旅行に。
本を読んで手が震えたのは初めてだった。 バイク乗りとして、耳が聞こえない幼馴染が2人いる身として、この本は一生忘れられない自分にとって衝撃の本。 耳が聞こえないハーレー乗りのパワフルな女の子を軸にした話。 バイク乗りなら誰もがわかってくれるようなツーリング表現だったり、バイクに寒くて乗ってなかったけ...続きを読むど少しまた乗ってみようかなという気が湧いた。 仕事で忙しい女性が遠くに旅に出たりするストーリー間に入ってるから仕事で忙しい人にも是非読んで欲しい。 きっと絶対もう一回読む。
学生時代からあまり本を読んで来なかった人生でしたが、この本を皮切りにたくさん読めそうです。 初心者にも優しい、話の展開や明るい雰囲気。 オススメです
自由や生き様、エール、癒しとさすが原田作品 表現や登場人物、題材と良かった 短編集なのはもったいないと思ってたら最終で違う形だが再登場とこれまたいい どの話も続編ありそうなくらい素敵でした
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原田マハ
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