さいはての彼女

さいはての彼女

550円 (税込)

2pt

25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。

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さいはての彼女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代社会で懸命に生きてきた女性たちが、それぞれの旅先で新しい景色を見たり、人と出会ったりすることで、ゆっくり息をしながら自分を見つめ直して、新たな一歩を踏み出していくようなそんな短編集。
    一生懸命ぎりぎりと生きていると、知らない間に視野がギュッと狭くなっていることがある。私にもそんな時期があった。そ

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    ハーレーっていいなあ、旅っていいなあと思った。行き当たりばったりの出会いや予期せぬ発見は、新たな価値観と出会わせてくれたり、自分を客観的に見つめ直すきっかけになったりするのだと思った。読んでいて「旅したい」と思えたし、綺麗な景色を実際に見ているような気持ちにさせてくれる文章がとても素敵で好きだった。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    最近、肩の力入りすぎてませんか?

    そう言われてる気がした。
    日々の仕事をこなすのに一生懸命になってしまいがちだし、休みの日にも仕事のことを心配しちゃうのもあるあるだけど、時には息抜きもいいんじゃない?って優しく教えてくれる素敵な本でした✨

    なんだか旅行に行きたくなったし、ハーレーのことも知りたく

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    実はまだ読み終わってなくて途中なんですが、私の心にグッと響いて、この気持ちを文章にしたくて感想を書くことにしました。

    登場人物は、仕事や恋、家族の問題で、自分の人生にちょっと躓いた女性達です。
    旅先で、自分と向き合う時間や人との出会い、美しい自然や美味しいご飯を通して、これまでの人生を振り返り自分

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    中間管理職の女性必読

    忙しく働いている時なら読むと、
    お話ごとの主人公をみて、自分の心も荒んでいるのかもと気がつく。そして、心がじんわりと温まる。

    旅に出て、自然に圧倒されたくなるし
    疲れた人を癒せるような旅先にいる温かい人になりたくなる。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    ナギちゃんとともに風になると、きっと虜になる。
    日常に疲れて、迷ってる人もきっと風になることで、明日が見えてくる。

    帰る場所があるって素敵なこと。
    「一分一生」のハーレー仲間。そんなハーレーを通じたカッコいい人たちのつながりがうらやましくなった。

    原田マハさんならではの風景の描写がステキで、タン

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    なんなんだ!この読後の爽快感は,乗ったことはありませんが,ハーレーに乗るとこんな風を味わえるのでしょうね。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    仕事で落ち込んでいた時に、元気が出る本として探してましたら、原田マハさんのこちらが。
    大手企業という肩書きに知らずのうちに調子に乗っていた自分、後ろの看板が凄いのであって自分が凄いのではない、と時々落ち込む場面があるのですが、この本を読めば、それは恥じる事でなく、当然の事だと分かる。
    それでも一個人

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    どこにも行けないと思ってたそんな気持ちがスッと抜けていく風が吹くようなお話。
    4人のヒロインは私よりも少し歳上だったけど、最近仕事で気が張っていた自分には今出会えて良かったと思えた。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    『さいはての彼女』
    『旅をあきらめた友と、その母への手紙』
    『冬空のクレーン』
    『風を止めないで』

    短編集なのに、軸となる部分は変わらない。
    「生きてきて、よかった。」「人生を、もっと足掻こう。」

    この短編に出てくる女性4人は仕事を逃げ出したり、家族のことを想ったりと振り返りしている。嫌悪感に近

    0
    2025年08月11日

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