ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生(あそうじんせい)。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科(たてしな)へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた──。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
令和でもこれからロボットの世界になっても 色褪せない、人間にしかわからない、味わえない共感と感動がこの本にはある。 マハさんがいるこの時代に「生きるぼくら」にこそ読んでほしい一冊。 想像力はもちろん、嗅覚や聴覚などいろんな表現で五感も刺激してくれます。 素敵な体験でした。
人生、強く立派に成長したね 梅干しおにぎりを遠ざける理由も、自分も、無くなったもんね おばあちゃんに、つぼみに、周りの人たちに、何よりお母さんに、あたたかさと強さと優しさをいっばいもらったね そして、その人たちをちゃんと大切な人だと言えるのは本当にかっこいいと思う 生きる勇気をもらいたいときに、も...続きを読むう一度読みたい本でした
元々、好きな作家さんですが、これまた、なんて素敵なお話。中学で不登校になってもがいていた息子。本当に本当に優しかったおばあちゃん、おばあちゃんが入れてくれたお風呂、ごはん。そして、最後まで素直に優しく接せられなかったお母さん。自分のこれまでの大切な人達と優しさに詰まった思い出。とてもとても幸せな時間...続きを読むをありがとうございます。
引きこもりの青年・人生が田舎での稲作や認知症に蝕まれた祖母の言葉を受け止めながらもう一度生きる術を取り戻していく物語。いじめ・引きこもり・認知症・農業の担い手不足など、現代の問題が詰め込まれているけれど何故か息苦しさを感じずに読める。ページを捲るたびに彼らと朝を迎え、田んぼの泥に膝を沈め、同じ風に打...続きを読むたれているような温かい没入感に浸れた。梅おにぎり食べたい。
引きこもりの青年が、祖母の昔ながらの米作などを通して更正していく物語。その更正の過程での人との関わりと繋がり、あえての面倒な作業からの気付きとか、大切な人への思い、相互の思いやり思いやられ関係とか、心暖まる素敵な物語でした。引きこもりもそうだけど、父の死、祖母の認知症、介護とか、身近な社会問題にもな...続きを読むっているような題材もあり、切なくもありいろいろと考えさせられたけども、やっぱり人の一生は、人の繋がりでできてるんだなと思いました。 父を癌で亡くした経験も相まって、初めの年賀状のエピソードは、目が熱くなっちゃいました。電車では読めませんね(笑)
家族との死別・離別、引きこもり、認知症、就職難、介護… 生きていると誰にでも起こりうる色んなテーマが、稲作の過程と共にハートフルに描かれています。 季節ともにさまざまな景色を見せてくれる田園風景と共に、色濃い人間模様が目に浮かぶように描かれており心が揺さぶられました。 現実はこのお話のように上手くは...続きを読むいかない事ばかりですが、作中に登場する田端さんの「具体的で現実的な希望を持つ」という言葉は、明日の自分をより良いものにできる魔法の言葉だと思いました。 読みやすく綺麗で、ちょっとの元気が欲しい時に読んでいただきたいです。
原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』がすごく好きだったのでこちらも読んでみました。 お米づくりを中心にして認知症や引きこもりの描写がありページをめくる手が止まりませんでした。 読後に登場人物みんなが愛おしくなり、あたたかい気持ちになり最高の読書体験でした。 原田マハさんの作品をもっと読んでみたいと...続きを読む思います。
文体が柔らかくて優しい。 そして、読んでいると、炊き立ての温かい白飯が食べたくて仕方がなくなる。 昆布の佃煮が入った、塩加減の良いおにぎりなんかもいい。 そして、梅干しを添えて。ノスタルジックってこういうことなのだろうか。 寒い季節に暖かくなれる本。
この話は、ズルい。 引きこもりの青年が意を決してばあちゃんの家に行き、米作りを通じ人生を学ぶのだが、出会う人々が全員「カッコイイ大人」だから、ズルい。 私が捻くれた人間で、農業も少し経験があるからだからか、こんなに上手くいかないだろうと思う事が多々あったけど、小説としては満点です。
いじめから引きこもりとなり、やることは携帯ゲームしかなかった青年。ある日突然母親が居なくなり、途方に暮れた主人公は一枚の年賀状を見つけ、幼い頃大好きだったマーサおばあちゃんに会いに行くことに。 引きこもり、離婚、認知症、就職活動の難しさ等、色んな悩みを抱える登場人物たちが自身の弱さと向き合い、成長し...続きを読むていく過程が良く、元気を貰いました。 マハさんの優しさの雰囲気と、心を奮い立たせるかのような文章が素敵です。 この物語の大事なテーマとして米作りがあり、 私たちの生活に欠かせない米が出来るまでどれだけ労力や、繊細さが必要なのか…知っていたものの、読んでみると衝撃を受けました。 全ては支え合って生きているという大切なキーワードを教えてもらったように感じます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
生きるぼくら
新刊情報をお知らせします。
原田マハ
フォロー機能について
「徳間文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
晴れの日の木馬たち
たゆたえども沈まず
板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh
リボルバー
本日は、お日柄もよく
新装版 翼をください【毎日文庫】
美しき愚かものたちのタブロー
永遠をさがしに
「原田マハ」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲生きるぼくら ページトップヘ