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19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画 商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で 浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの 前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホ と、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇 跡の出会いが〝世界を変える一枚〟を生んだ。 読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜 持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。
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Posted by ブクログ
原田マハさんの作品は、私にとって感情移入させられる小説家の一人だ。 この作品は、登場人物の感情が、フィンセントの作品と相まって、キラキラとたゆたえども沈まないように描かれているように感じた。 本当に出会えてよかった作品。 今のところ、人生のベスト5に入る!! ありがとうございました。
どれだけゴッホに傾倒すればこんな話が書けるようになるんや... ムッシュ・アヤシが折り鶴開いて行き先示すところオシャレすぎて忘れられへん
面白かった〜。史実とフィクションを織りまぜ魅力的な小説になっています。ゴッホ兄弟の絆の深さゆえの苦しみが切なく胸に刺さってきました。
すごく感動した。 ゴッホ自身の絵は知っていたけど、兄弟のストーリーや林忠正、フィクションの人物、加納重吉のおしなす関係性がとてもよかった。 たゆたえずとも沈まずのタイトルも響きました。
2026/32 ──いちばん描きたいものを、私は、永遠に描くことができません。 「絵画」というものに本気で向き合ってる4人のお話 1つの絵画の作品で、こんなに情景が思い浮かびやすいお話をかける原田マハには本当に感銘を受けます……流石キュレーター! C’était très bien !
ゴッホ兄弟の深い繋がりを感じるストーリー。 お互いを思うがゆえに、悩み深くなってしまう兄弟。それをとりまく思いやり深い人たち。にもかかわらず、悲しい結末となってしまう。 後世ゴッホが世界的有名な画家になることは、わかって読んでいても、 なんだか、悲しいなぁと感じました。 実在する人物と架空の人物を...続きを読む巧みにおりまぜながら展開していき、物語に自然に引き込まれます。 当時の印象派の画家たちの様子やヨーロッパでの浮世絵への興味などを知ることができたのもよかった。
原田マハさんのゴッホのあしあと、を読んでいたのて楽しみにしてました。史実を元にしたフィクション。ゴッホ兄弟の生涯切ない。この時期にフランスで浮世絵を広げたい林忠政、逞しい。こういう堂々とした日本人でありたい。今まで見たゴッホの絵も、また違った感じ方で更に楽しめそうです。
フィンセント・フォン・ゴッホとゴッホを支え続けた弟のテオドール、そして日本から飛び出してフランスのパリで美術商をしていた林忠正、加納重吉の交流を描いた作品。 ゴッホとテオの関係は共依存しすぎていて、読んでいて胸が痛くなってしまう。テオは兄に疲れ、ゴーギャンを自分の代わりにあてがい、ゴッホの重みに耐...続きを読むえかねてゴーギャンが逃げてしまうと、テオも逃げるように妻を娶って家庭を持った。ゴッホは自分の重みに耐えかねて死んでしまう。 なんとか兄弟は死期を遅めていただけに過ぎなかったのだろうと思う。ゴッホが売れさえしていれば。しかしゴッホは早すぎた天才だったから全てが仕方ないのだ。
何年も前に買っていたけどずっと積読状態だった一冊。 福島で開催された大ゴッホ展に行ったのをきっかけにまた開いてみた。 そこからは一気読み。 この本を読んだ状態でゴッホ展を見たかったと思う。 生前は鳴かず飛ばずで何かと不安定なゴッホ(フィンセント)。 フィンセントを生涯支えたのは弟のテオ。 フィンセ...続きを読むントの絵を世に知らしめたのはテオの妻ヨー。 その程度の知識だったけど、人物と時代の関係のディティールが一気に更新できた。 強く結びつきつつもどこか不安定なゴッホ兄弟を、強烈なカリスマ性で導いた林忠正と、情緒的に支え続けた加納重吉。 綿密に取材された史実のほんの少しの行間をそっとフィクションで満たして、時代に翻弄され続けたゴッホ兄弟を支えたい、この二人の苦悩に手を差し伸べたい、少しでもあたたかな安らぎを感じてほしい。そんな願いがこもった作品だと思った。 大ゴッホ展は盛況で間もなく東京会場も幕開け。来年以降の開催も決まっている。 原田さんのゴッホ関連の他作品を読んで、また会場を訪れたいと思う。
初めてこういう作品を読んだ。この本はおばあちゃんの遺品から貰ったもの。 美しい描写と、ゴッホの生き様が不協和音を生み出してる感覚… 美術館とか行ったことなかったけど、絵をみる、感じることの素敵さをこの本で学んだ気がする。 それにしても、たゆたえども沈まずって素敵な言葉だな。 おばあちゃんはこの本を読...続きを読むんで何を思ったのかな〜。私ももう少し歳を重ねてからも読んでみたい。
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たゆたえども沈まず
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原田マハ
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