たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず

784円 (税込)

3pt

19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画
商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で
浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの
前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホ
と、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇
跡の出会いが〝世界を変える一枚〟を生んだ。
読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜
持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。

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たゆたえども沈まず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月06日

    ゴッホの生涯や林忠正について知ることができた。知らない絵が出てくると、ネットで調べたりしながら読んだ。
    美術の専門用語が出てくるので、予備知識があった方が読みやすいと思う。
    続きが気になり、どんどん読み進めれる面白さ。

    ゴッホ兄弟の関係が切なすぎた…
    最後うるうるしてしまった。

    ゴッホの最後の作...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    私にとって名前と作品の存在を知っているだけのゴッホが、とても人間味あふれ、作品に命を感じるようになりました。

    たとえ亡くなった後に認められたとてしても、生きている間に世間に認められなかったことは悲しい。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    原田マハさんの作品を読むのは初めてです。
    アート小説が有名な作家さん。こちらの作品はゴッホ兄弟と美術商人の林忠正にもしも交流があったら…をベースに物語が進みます。

    フィクションなんだけどゴッホ兄弟と林忠正にインタビュー?密着をして書いたんじゃないかと思うほど自然で引き込まれました。
    作中にゴッホの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月19日

    フィンセント・ファン・ゴッホがメインの話かと思って読み始めたが、彼を取り巻く人々、特にフィンセントの支援者であり半身であるテオドールと同時期にパリに進出していた日本人画商の物語だった。
    ゴッホについては、どうしても彼の絵を見たくて2度ほど美術館に行ったが、彼自身については生前は全く売れなかったこと、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月06日

    19世紀のパリ。
    日本人の画商、林忠正と助手の加納重吉は無名画家のゴッホと彼を支える弟のテオに出会う。
    重吉はテオと絆を深め、忠正は静かにこの兄弟を見守りつつも確かな影響を与えていく。

    生前には1枚しか売れなかったというゴッホの絵。
    いまのこの状況、彼はどう思うのだろう。。
    芸術家ならでは、なのか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    史実を元にした小説作品。ゴッホの生涯については予備知識がある状態で読みましたが…、めちゃくちゃに引き込まれました。予備知識があってもなくても楽しめる1冊だとは思いますが、展開の予想がつく分味わえたドキドキハラハラがあり、大変に満足です。

    もう小説として、作品としてめちゃくちゃに面白いんですが、それ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    本に対して、ここまで愛情を持ったことは初めて。
    言葉にならない思いで心がいっぱい。
    これからもずっと大切にしたい本。

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    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    美術の歴史など無知な私にとってゴッホの絵は、有名で、浮世絵が背景に出てくるから日本人として親しみやすくて、でも、何も感じなかった、そんな絵。

    「ゴッホはね、凄い画家なんだよ。」誰かが言ったそんな教養としてのゴッホしか知らなかったからだ。

    マハさんはそんな教養としてのゴッホを、1人の人間としてのフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月22日

    2024年一発目の本に。ゴッホの生涯についてとても深く知る一冊となり、この後すぐゴッホ展へ向かった。本を読んでから、すぐに展覧会行かなくてはと思えるような素晴らしい1冊だった。何度も思うが、原田マハさんには彼女の独自の世界観があり、引き込まれてしまう。飽きることがない。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    新しい扉が開いた。なんとなく手に取った作品。
    美術に関心があるわけでもないし、この手の本は読んだことがなかった。
    だけれども、間違いなく楽しめるし、美術に興味が湧くはず。
    キャラクターの心情がよく書かれていて、感情移入しながら読める作品。

    0

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