たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず

小説・文芸
877円 (税込)

4pt

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19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画
商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で
浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの
前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホ
と、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇
跡の出会いが〝世界を変える一枚〟を生んだ。
読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜
持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    たゆたえども沈まず
  • タイトルID
    :
    743894
  • 電子版発売日
    :
    2020年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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たゆたえども沈まず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フィクションなのに、フィクションと思わせない。マハ先生の力量に敬服します。ゴッホ兄弟が、さらによく理解できました。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの力強く美しい文章がテオとゴッホの絆を描かれていて最後は涙が止まらなかった。ゴッホが日本画を愛し、いつか世界で、日本で認められたいと思っていてくれたことが本当なら凄く嬉しい。今後開かられるゴッホ展で星月夜を見たら泣くかもしれない、でも彼の絵が今も見れることが嬉しい。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    個人的にとても好きな作家さん。
    ゴッホの『もしこの人とこの人が出会っていたら』の世界線が描かれた物語。
    と同時に、ゴッホの絵がどのタイミングで描かれてそのときどんな精神状態だったのかがわかるようになっていて、ゴッホ絵画の解説本でもあると個人的には思っている。
    パリのセーヌ川。
    タイトル『たゆたえども沈まず』が回収されるラストシーンがよかった。
    著者の本は表紙がすべて素敵だから全部欲しくなる。ずるいなぁ笑。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    ゴッホはこの世に空虚さや残酷さを感じると同時に、美しさも、誰よりも感じ取ってた、
    だからあんなにも儚く美しい絵を描けるんだと思った。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    美術が大好きなので、それにフィクションを混ぜて面白いのか…?と思っていたけど、澄んでいて美しくて力強い瑞々しい文章が詰まっていて本当におもしろかった。手にとって良かった。

    ゴッホとそれを世界に広めた一助を担ったとされる林忠正の物語。フィクションだけど、歴史を学んでいるような気分にさせてくれるリアリティがあって、解説まで読んで林忠正がゴッホと接触した事実は確認できていないこと、主人公の加納重吉は架空の人物であることに驚かされた。原田マハさんの凄さに感嘆すると共に、大好きな作家さんになった。解説で『歴史的検証をした上で、架空の人物や出来事を巧みに挿入し、物語としての「真実らしさ」を作り出している』とあって、なるほどと思った。それが原田マハの凄さなんだろうな。

    実在する人と作品と時間軸に、架空の人物を織り交ぜながら人生を作り上げるって本当にすごい。不思議な本だった。歴史としてはわからない箇所も多いだろうけど、こうだったら良いのにと思わせられる美しくて切なくて力強い人生が詰まっていた。(とはいえ、テオの妻ヨーによってゴッホの作品が世界への一歩を踏み出したんだとしたらヨーが逞しすぎるけど。調べた感じヨーと息子フィンセントの功績は大きいみたいで義兄のためにそこまでやれるのすごいな)
    たゆたえども沈まず。いいな。私もまたフランスに行きたい。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    星が5では足りません!!!!!!!!
    100個つけたい!!!!!!!

    テオとゴッホの美しい物語。
    サン=レミ時代からアルル時代まで この1冊に収まっていて、こんな大作を 生きているうちに読めてよかった〜という気持ちです。
    やっぱり私はゴッホと同じぐらいテオが好き!

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    リボルバーの次に読んだ本。
    ゴッホに関わる本を読むごとに彼らの解像度は上がっていき、今回またそれは増していった。
    フィンセントとテオの関係性はなんとなくでしか知らなかったが、どの時期にどんなやり取りをしたか、フィクションではあるが知ることができた。
    パリ時代、アルル時代、サン=レミ時代、オーヴェール時代という大きく分けて4つの時代の定着も自分の中でできてきた。
    今作に出てきた林と重吉。浮世絵がどうフィンセントと結びついたのか疑問だったが、本当にこの本のやり取りがあったとするならば、スマートかつ面白い出会いだったと思う。実際にフィンセント達との関わりについてどんなものがあったかは史実にはないそうだが、本当にこの本に沿った出来事があったと疑わないできだった。
    原田マハさんの、続きが気になるワードが出てきてすぐに場面転換という流れは、またかー。と思うが先が気になるページをめくる手が止まらない。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    歴史的事実にフィクションを巧みに織り交ぜている構成。ゴッホについては、弟テオとの間で交わされた大量の書簡が残っており、多くのことがわかっています。しかし、一方で、人生の転換点となったいくつかの出来事については今も謎が残っています。そこでその謎を埋める存在として、実在の人物である日本人画商林忠正にその役割を担わせています。この林忠正がゴッホの人生の重要な局面に関わったという設定になっており、その辺りをマハさんが丁寧に美しく描いている点を興味深く読み進めました。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    誰からおすすめをされ、いつ購入したのかもわからず積読していた一冊。

    つい先日、上野の国立西洋美術館にて、写実主義の西洋画や印象派のモネ等の作品に触れ、東京都美術館開館100周年記念の大英博物館日本美術コレクションでは、葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵にも触れていたところだったので、ジャポニズムが語られる本作はタイムリーに楽しめた。
    ちょうどその頃、上野の森美術館で夜のカフェテラスの大ゴッホ展が開催されていたが、あまりにも人気で行列ができていたので、入館しなかったことが悔やまれる。
    とにかく日本人はゴッホのことが大好きなのだ。

    日本で独自の発展を遂げた浮世絵が海を渡り、西洋の画家たちに衝撃を与え、やがてゴッホの作品のような、それまでになかった芸術へと姿を変えていく。その過程には、どこか感慨深いものがある。

    自分とは異なるものを取り込み、混ざり合い、そこから以前には存在しなかったものを生み出していく。それは芸術に限った話ではなく、人が生きていくうえでも大切な営みなのかもしれない。

    人の感情、心の機微を言葉によって捉えようする試みの一つが純文学だとすれば、ゴッホはそれを絵によっ試みた人なのではないかと思った。
    人間は精神的に追い詰められた時に、普段気づかないようなどうでもいいことに気づいたり、固執したり、見えない景色が見えたりするものなのかもしれない。
    苦しみながら生きる過程に人間の本質が見出されるのかもしれない。
    そういう苦しみを芸術に昇華させていたのがゴッホで、苦悩によって精神的に追い詰められた者にしか描けない芸術というものがあるのだと思う。
    有名な明治の文豪たちもみんな苦しみながら、人間の本質を描くような芸術を生み出していたことを思い出した。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    美術史に興味があるので、それをもとに書かれたお話し、知的好奇心と物語を読みたい欲が同時に満たされてとても面白かった。原田マハさんは美術史を学んだ作家さんらしい。だからこんなに詳細に書けるんだ。情景がわかりやすく浮かぶし人物関係も複雑なのにすいすい読める。文体が好き。タイトル回収したところはグッと来た。文中に出てくる絵を調べながら読むのが楽しかった。ゴッホという人物により興味が湧いた。この本+今世間でされている評価を合わせて完成するものだと思う。

    0
    2026年08月28日

たゆたえども沈まず の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    たゆたえども沈まず
  • タイトルID
    :
    743894
  • 電子版発売日
    :
    2020年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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