たゆたえども沈まず
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たゆたえども沈まず

877円 (税込)
526円 (税込) 12月18日まで

2pt

19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画
商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で
浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの
前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホ
と、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇
跡の出会いが〝世界を変える一枚〟を生んだ。
読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜
持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。

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たゆたえども沈まず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゴッホ兄弟の物語は苦しい。苦しいのが分かっているのに、何でこんなにゴッホ兄弟に惹かれるのだろうか。ゴッホがテオの息子の誕生を祝って贈った「アーモンドの木」の絵画の下で、まるまると幸せそうな赤ん坊の寝顔を涙ぐみながら兄弟で眺めていた時間は、どうか物語ではなく真実でありますように。【再読】

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    芸術を新たな視点から楽しめた。印象派をより深く楽しめる気がする。
    わたしも、たゆたえども沈まず、弱さや葛藤に向き合っていきたい。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    この本を手に取ったとき分厚いなと少し引きましたが読み始めるとすぐに夢中になりました、見事なストーリーです、ありがとうございます
    読み終えた後の余韻が残る中で続けてリボルバーも読めた僕は運が良いです

    ⋯⋯⋯パリに行きたいなぁ〜

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    特別芸術に明るいわけでもないが、ゴッホ展を観に行った後、ふと星月夜の表紙のこの本が目に留まった。史実に沿ってなかなか忠実に描かれており、リアルとフィクションの境界が分からなくなるくらいであったが、当時のパリの情景やゴッホを囲む人々の様子がありありと思い浮かばれた。数々の名作が生まれたアルルの街にも是

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ展に行くことになったので前から気になっていたのもあり、書店で購入し読みました。
    初めからフィクションだという事は理解した上で読み進めていたのですが、フィクションとは思えない生々しさがありました。
    ファン・ゴッホ兄弟それぞれの心理描写も素晴らしく、登場人物の心情が痛いほど伝わってきて思わず息を飲

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    ゴッホの有名な作品を数点と、なんとなくの知識で生前苦労していて自殺したことと、死後有名になった人という程度の知識しかないし、パリで日本美術ってこんな風に扱われてたんだ〜程度のものすごくふんわりした知識しかない、芸術に疎い自分を激しく後悔しました。
    知識があったらもっともっと何倍も楽しめたはず…!

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    歴史上の事実に基づいたゴッホの知識しか知らなかったが、フィクションとして読むとあたかもそれが現実の出来事と思てしまうくらい没頭した!!

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    絵画美術に興味が湧く本だった。
    実際にもゴッホと林たちが繋がってたんじゃないかと想像するととてもワクワクした。
    1800年代に日本美術が海外で評価されていたことにも驚いた。

    タイトルがとても素晴らしい
    ゴッホや登場人物たちの苦悩と葛藤の中で生きた様がタイトルとリンクしていて素敵だった

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    強すぎる絆で結ばれた二人が、片方の死によってその結び目を解かれたとき、
    再び結び直す方法は、残された人の死によるしかないのでしょうか。

    『たゆたえども沈まず』を読み、終盤に流れた涙は、選択の後悔からくる悲しみの涙でした。

    ゴッホが黒い鞄を返しに来てくれたとき、テオは冷たくあしらってしまいます。

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ展に行く前に。フィンセントとテオのお互いを思いやっていてもすれ違う気持ち、孤独、苦悩、美術界で受け入れられないもどかしさと忠正、重吉との関係やパリの光景にリアリティがあって情景が浮かぶ。ますますゴッホ作品の実物が観たくなった。

    0
    2025年10月16日

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