楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    楽園のカンヴァス
  • タイトルID
    :
    311886
  • 電子版発売日
    :
    2015年05月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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楽園のカンヴァス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美術館に行ったり絵画を観たりするのが好きなので、作中に漂うアートの空気感や作品をめぐる情熱に引き込まれて面白く読めました。
    ルソーの絵画『夢』をめぐる真贋鑑定の緊迫感や、アートの世界の裏側を覗き見るようなワクワク感は、間違いなく本作の大きな魅力です。

    ただ、読み進めながらふと思ったのは「絵画や美術館に普段あまり興味がない人が読んだら、このミステリーはどう感じるんだろう?」ということ。
    知識があればあるほど美術うんちくや作品の背景描写がごちそうに感じられますが、純粋なサスペンスやミステリーのスピード感だけを求めて読むと、少し好みが分かれる部分もあるのかもしれません。
    とはいえ、一つの絵画をめぐって人生を狂わせる人々の熱量や、絵に秘められたストーリーの魅せ方は見事でした。

    絵画が好きな人は絶対に読んで損はないですし、普段アートに馴染みがない人にとっても、新しい扉を開くきっかけになるかもしれない一冊です。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    美術の知識は乏しい私でも、非常に興味深く読み進められました。

    この小説家がキュレーターの経験を活かして、アンリ・ルソーの魅力をドラマチックに表現し作り込まれた作品です。話しの構成のアイデアは読み手をひきずり込んでしまいます。

    日本人のルソー研究者とMoMaのキュレーターが、鑑定をする中で、人の欲とルソーへの思いの狭間で翻弄されてしまう。最後にはルソーへの想いが。。。

    この作家の美術史小説を読むと、美術館に足を運びたくなります。
    またまた素晴らしい作品に出会えた。ありがとう。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    すごいものを読んでしまった。

    アートのことなんて全くわからないし、アートに詳しい人がこの本を読んだら、どんな感想を持つのかもわからない。
    そもそも、これはファンタジーなのか、史実なのか、それすら私にはよくわからない。

    でも、ただただ胸が熱くなった。

    ただただ、ルソーが愛おしくなった。
    そして、ルソーを愛する人たちまで愛おしく感じた。

    絵画の知識がなくても、こんなにも心を動かされるんだ、と驚いた一冊。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    きっと このページの先に何かとんでもない 大どんでん返しがあるにちがいない、とワクワクしながら読み進めると その期待を裏切らない 大どんでん返しが、その先にもまた大どんでん返し、さらにその先にまたまた大どんでん返し、爽快な ミステリー。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    ◎あらすじ
    ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーターであるティム・ブラウンは、ルソー研究者の早川織絵とともにバーゼル美術館に招かれる。
    そこで目にしたのは、アンリ・ルソーの「夢」と酷似する「夢をみた」。
    7日間という期間で、作品に関連する物語を読みつつ、「夢をみた」の真贋について、講評する。
    ティム、織絵のうち、優れた講評をしたものに、「夢をみた」の取り扱い権利(ハンドリングライト)が得られる…

    ◎感想
    展開、「夢」をもとにしたフィクションの構成、登場人物たちの絵画への愛情や尊敬、何をとってもよかった。
    「夢」に描かれているとされる女性(ヤドヴィガ)が登場する作中の物語も好き!

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    アメリカにもニューヨークにも興味がなかったのに、わざわざルソーの絵を観るためだけに、行きたくなりました。
    最高に面白かった!

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    物語は多数の入れ子構造でありながらスピーディーな展開で読みやすい。史実なのか創作なのかわからないようなギリギリを攻める描写も素晴らしい。
    そして最終章は問答無用で心に刺さること多数。傑作。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    あんな有名な大作や画家を使って、よくぞこんなすごいミステリー、書けるなぁ!!!って思っちゃいますよね。
    特に、動物園のシーンがよかったなぁ。
    ルソーが見つめた世界を、共に体感し、かけがえのないひとときを分かち合えた二人。
    そこからもう一山も、二山もあって、「どうなっちゃうのー?」となったところに最後、見事な謎解き。ルソーを真に愛する人への作品の継承。別れと再会。見事だー!
    原田マハさん、さすがです。

    0
    2026年09月10日

    Posted by ブクログ

    珍しくミステリーを読んだ
    登場人物も絵も魅力的で、ストーリー展開もワクワクするほど楽しかった
    絵に興味のない私が美術館に行きたくなった
    絵を愛する人たちの画家への思いが新鮮だった
    芸術だけでなく今までなかった新しいものが、なかなか世間に評価されなくて、本人が亡くなってから認められるって残念だなと思った

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    なんか、美術館行きたくなってきたな。ストーリーが面白いだけでなく、ルソーの絵を生で見てみたくなるなあ。なんか、とても引き込まれる本。原田マハさんつて、キュレーターやってたんだ、知らなかった。どうりで。

    0
    2026年08月29日

楽園のカンヴァス の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    楽園のカンヴァス
  • タイトルID
    :
    311886
  • 電子版発売日
    :
    2015年05月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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