暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス!(解説・池上彰)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    暗幕のゲルニカ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    572472
  • 電子版発売日
    :
    2018年12月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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暗幕のゲルニカ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの作品3冊目でした。

    なんとなく見たことのあるゲルニカが、どんな状況で描かれた作品なのかを知ることができました。また、メッセージ性が強いことも知ることができました。

    フィクションとしても本当に面白かったです。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    難しくて苦しくて読むのがなかなか進まなかったけど、それぞれが自分のできることを一生懸命に平和に向かって進む姿が最後は眩しかった。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    世界史も絵画にも疎く、ピカソの絵にも感心のない私が、夢中になって読みました。原田マハさんの作品、好き過ぎます!ティム・ブラウン氏とも、再会しました。

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    瑤子とドラ。ナチスドイツとアメリカへのテロ攻撃そしてアメリカによる空爆。
    2つの時代を行き来しながら、そこにいる人物の想いが交わり繋がっていく様子は、単なるアートサスペンスではなく、時空を超えた人々の芸術や表現に対する情熱を感じる物語である。

    ゲルニカという絵は教科書などで見て、存在は知っていたが、そこに描かれたものや、描かれた背景については全然知らなかった。
    もちろん本書はフィクションであり、全てが真実ではないにせよ、ピカソやドラのようにゲルニカに関わった人たちの思いや情熱を知ることができてよかった。

    史実を元にしたフィクションということもあり、読んでいても不思議な感じがあった。

    戦争とはどんなものか、家族や愛する者を失う悲しさ、芸術が持つ底知れぬ力強さ、自由さ、だからこそ権力がそれを排除しようとする恐ろしさ、さまざまな感情が頭を巡り、物語の中に入り込んでいくようなそんな面白さがあった。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    ゲルニカ、「無論知識としては理解している」と友人Aにカッコつけて言ったこと以外は何も関係がなかった。
    だが、この本を読んで、ピカソという「創造主」のイメージが出来た。
    アーティストらしく頑固で、かつ感情の起伏が激しい。
    ゲルニカが出来るまでのピカソの話、万博に出す作品として、内戦なくばこの「ゲルニカ」は、出来なかった。
    「無論、知識としては理解していた」が「無論、知っている」に変わった。
    勧めてくれた友人Bに感謝。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    読み応えがあり、アートの偉大さに感銘を受けた作品だった。
    名画《ゲルニカ》の制作過程に触れることで、ピカソの反戦への強い思いと、芸術が持つ力の大きさを実感させられる。

    物語は、ピカソの展覧会を企画する主人公が《ゲルニカ》の展示実現に向けて奔走する現代パートと、ピカソ自身が《ゲルニカ》を描き上げるまでの過去パートが並行して進行する構成となっている。
    この二つの時間軸が交差することで、一枚の絵に込められた意味が立体的に浮かび上がる点が秀逸だった。

    著者はかつて美術館の学芸員として働いていた経歴を持つだけあり、美術に関する描写は非常に緻密でリアリティがある。
    単なる知識の披露にとどまらず、現場感のある描写として物語に深みを与えているのが印象的だった。

    一番印象的だったのは、《ゲルニカ》の前でピカソがドイツの武官に「この絵を描いたのは貴様か」と問われ、「いや、作者はあんたたちだ」と返す場面である。
    この一言に、戦争への痛烈な批判と芸術の持つ告発力が凝縮されており、本作を象徴する名シーンだと感じた。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    本書は「ゲルニカ」を巡り、二つの時間軸で同時並行で話が進んでいく。物語終盤でそれら二つの時間軸が交錯し、収束する展開は見事としか言い様がない。物語の随所に散りばめらている機知に富んだ表現、伏線に終始高揚感を覚えさせられた。
    他の原田マハ作品とは、多岐に渡って通ずるところもあり、ファンとしてはかなり満足度の高い作品であった。
    近年の世界情勢を鑑みて、ピカソが訴えた平和・アートの力を考えるきっかけを与えてくれる作品だった。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    ドラ.マールと瑤子、時を超えてピカソに心を奪われた二人の物語。
    続けて2回読みました。

    一私たちは断固戦う。戦争と。テロリズムと。負の連鎖と。私たちは、ピカソの遺志を継いで、アートを通して戦うのだ。

    今こそ指導者たち、私たちは〈ゲルニカ〉と向き合う時ではないかと感じます。

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    『楽園のカンヴァス』を読み終えた直後、その余韻に浸りながら手に取った一冊。
    ピカソを愛し、《ゲルニカ》の魅力に取り憑かれた二人の女性。時代を隔てて描かれるその物語は、どこまでが真実でどこからが虚構なのか分からなくなるほどリアルで、読み進めるほどに引き込まれていきました。

    私自身、小学生の頃に親に連れられて大塚国際美術館で《ゲルニカ》の陶板画を見たことがあります。上からは暖色の照明が当てられていたはずなのに、心に強烈に残ったのは物悲しく冷たい感情でした。困惑や恐怖。作中で描かれるゲルニカを前にした人たちの感情は自分の記憶と重なり、強く共感しました。

    人生で初めてピカソを意識したのがこの《ゲルニカ》だったため、主人公とは違い私はずっとピカソや彼の作品に苦手意識がありました。美術作品というより、もっと生々しい「何か」に触れてしまったような感覚。その正体がこの物語を読んで少し分かったような気がします。もう一度《ゲルニカ》を見に行きたくなりました。

    ※ 巻末に池上彰氏の解説がありますが、個人的には彼自身の思想や政治色が感じられました。物語の余韻を大切にしたい方にはおすすめしません。
    原田マハ氏や本書そのものに対する講評ではなく、あの解説で締めくくられるのは大変残念です。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    秋に大塚国際美術館に久しぶりに行く予定があり、その前に読んでおきたいと手に取った。実はピカソはあまり好みの画家でなく、どうも、うまく描こうとしているのが透けて見えると思ってしまうと長い間思っていたが、昨年再訪した大原美術館で、ピカソの「頭蓋骨のある静物」という作品に惹かれてピカソをもっと知ってみようと本作に触れた。本作では1937年のゲルニカ空爆〜1945年第二次世界大戦終戦までと、2001年9月11日同時多発テロとの2つの時代がパラレルで流れるように書かれていて、一貫して「暴力、戦争、憎悪」は何も生み出さず、それこそが我々が自由に生きる為に戦うべき対象であるとしている。言葉は剣よりも強しをアートの力、ゲルニカという、反戦の絵の力をと。原田マハさんの筆致で終始涙ながらに読み進めた。これまで、ピカソの絵同様、反戦とか思想の重たいのは、どうも苦手だったけれども、語らんとする事には激しく同意でき、この本のおかげで、気持ちが近づけたなぁと…文庫本末解説を池上彰さんが2018年に書いているが、せめてトランプ大統領には「ゲルニカ」の実物を見てほしいものです。とあるのも一興

    0
    2026年10月04日

暗幕のゲルニカ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    暗幕のゲルニカ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    572472
  • 電子版発売日
    :
    2018年12月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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