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OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された! 20万部突破の、目頭が熱くなるお仕事小説。
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Posted by ブクログ
『本日は、お日柄もよく』を読んでまず感じたのは、これはスピーチライターという仕事を描いた物語ではなく、言葉には人の人生を変える力があることを描いた作品だということだった。 主人公の二ノ宮こと葉は、友人の結婚式で耳にした一つの祝辞に心を奪われる。その感動をきっかけに、伝説的なスピーチライターのもとで...続きを読む言葉を学び、新たな世界へ足を踏み入れていく。やがて舞台は結婚式の祝辞だけでなく、企業や政治の演説へと広がり、「人に伝わる言葉とは何か」という問いを軸に物語は進んでいく。華やかな成功譚というより、一つひとつの言葉と真摯に向き合い続ける人々の姿を描いた作品である。 この作品が描いているのは、話し方の技術ではない。本当に人の心を動かす言葉とは何かという普遍的なテーマである。美しい表現や巧みな言い回しだけでは、人の心は動かない。その人が何を伝えたいのか、誰のために語るのか、その思いが言葉に宿って初めて、人は耳を傾ける。この作品では、言葉は情報を伝える道具ではなく、人と人を結びつける存在として描かれている。その視点が一貫しているからこそ、登場するスピーチの一つひとつに重みが生まれている。 印象的だったのは、こと葉自身が言葉を磨くほど、自分自身とも向き合うようになっていくことだった。相手を動かす言葉を書くためには、まず相手を理解しなければならない。そして、自分は何を信じ、何を伝えたいのかを問い続けなければならない。読んでいて何度も考えたのは、私たちは普段あまりにも多くの言葉を交わしている一方で、本当に誰かのためを思って言葉を選ぶ機会は意外と少ないのではないかということだった。だからこそ、この作品を読むと、何気ない一言や感謝の言葉さえ軽く扱えなくなる。 終盤になるにつれ、言葉が社会を動かし、人の決断を後押ししていく姿が描かれる。しかし、それは特別な才能を持つ人だけの話ではない。家族への一言、友人への励まし、仕事で交わす何気ない会話。そのすべてが誰かの人生に影響を与える可能性を持っていることを、この作品は静かに教えてくれる。だから読後には、「上手に話したい」という気持ちよりも、「誠実に伝えたい」という気持ちのほうが強く残る。 『本日は、お日柄もよく』は、言葉を操る技術を学ぶ物語ではない。人の心を動かすのは、技巧ではなく、その言葉の奥にある誠実さなのだと教えてくれる作品である。読み終えたあとに残るのは、次に誰かへ言葉を届けるとき、自分は相手の心を見つめた言葉を選べているだろうかという静かな問いだった。
自分自身転職を決意したタイミングだったこともあり、非常に心に響いた。新しいことに挑戦することの怖さやワクワクがよく描かれている。 【個人的におすすめしたい人】 変化があった人、変化を起こしたい人
お仕事小説って読みにくいかな〜と思っていたが、物語性も程よくてとても面白かった。 これから読む人には、ラストスパートは一気に読んだ方がいいと伝えたいです(ラスト1/5くらいの所でやむを得ず時間を空けて読んでしまい、一気に読めばよかった〜と後悔しました)
ことばの力ってすごい。 私たちはことばにどれだけ影響されてるんだろう。 読み終えると、心が熱くほぐれる気分でした。
感動。そしてめちゃくちゃ良かった! 学びと、常に心に留めておきたい素敵な名言に溢れた本でした! 最初、結婚式で祝辞を述べるスピーチライターの話かと思いきや、結構政治にまつわる話を深く描写された本でした。 選挙に行った方がいいのは分かるけど、全然政治絡みの事が無知すぎて選挙にも全然行けてなかった...続きを読む自分ですが、凄く関心が持てたし色々調べながらこれからは積極的に投票を行いたいなと思えました! あくまでもスピーチライターの視点でありながら、選挙に出馬する人にフォーカスをした描写がリアルで分かりやすく、選挙に関心はあるけど政治は全然分からないという人は導入として読むのに非常に良い本だと思いました。 また、政治関係なく、新しい変化を嫌い、従来のやり方をやり続けるなど保守的だった自分があえて新しい事にチャレンジした方がいい理由や答えが垣の名言でわかりました。 ChangeとChance。 常に心に留めておきたい言葉だと思います!
ごく普通のOLだった主人公こと葉が、一人のスピーチライターとそのスピーチに出会い、そこから何かを感じ取りChanceとし、スピーチライターとして目指すべきことにまっすぐに向き合い自分をChangeさせながら人生を切り拓き、成長していく姿が清々しい。 言葉が人を幸せにする・世界を変える、言葉の持つ力・...続きを読む可能性をこれでもかと見せつけられ、心をゆさぶる言葉が散りばめられている。 読み終わると、とっても心が温かくなる
ちょうど衆議院解散から総選挙が行われる時期に読んでいました。高市さんの30分スピーチを聴きながら、これももしかしてスピーチライターが書いたのかなと思っちゃいました。 心を動かすワード選び、話し方、間など、たかが手段だろうとなんとなく軽く見ていましたが、伝えたいことを最大限伝えるために必要だなと実感...続きを読むしました。 私は伝えるのが下手な方で、伝えたいことが整理できていない場合は事前に整理するように心掛けています。でも、この本を読んで、それだけじゃないのかもと気付きも得ました。
おもしろくて、あっという間に読み終わった。 スピーチの力、言葉の底力はすごい。すごいしかでてこない自分の語彙のなさにうんざりする。 確かに、政治家のスピーチ、壇上に立つ人のスピーチって、聴衆の心をとらえて、一緒に感動して完成するんだと知った。 随所のエピソードが笑えて泣ける。 私もこれまで出会った本...続きを読むの言葉に人生支えてもらってきたことを、この本を読んで改めて思い出した。
スピーチに感動し、言葉の威力を感じました。 途中から、スピーチのスケールが大きくなり、だんだん理解するのが難しくなってきましたが、それほど、スピーチが重要なのだと実感しました。
政治の話はちょっと読むのに時間かかったけど、お話自体は大好き。小説の中のスピーチでほんとに感情が動かされるっていうか泣ける。
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本日は、お日柄もよく
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原田マハ
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