あらすじ
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された! 20万部突破の、目頭が熱くなるお仕事小説。
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Posted by ブクログ
とても楽しかった。面白いかもしれないが、感想としては「楽しい」だ。情景が色つきで鮮やかに浮かぶような場面がたくさんあった。北原正子さんとお母さんとのやりとりは本当にグッとくる。真っ直ぐな主人公や周囲の人たちの姿も印象的。とてもオススメしたい一冊です。
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小説はほぼ読まないですが、いろんなところでオススメされているので読みました。
読んで良かったです。
時間を忘れて読み進めてしまいました。
スピーチって素敵ですね。
Posted by ブクログ
読みやすく、心に残るフレーズが多かった。
そして大人になったからこそ分かる、あたたかい言葉が多かった。
2009年頃の民主党政権交代やオバマ大統領の就任などは、この物語から直接的に思い出せる出来事。
自分はまだ中学生でその意味合いがわからなかったが、先生や親などの近くの大人たちが耳に残るフレーズを口に出してたのは記憶にある。
この本を読んであの時代のあのフレーズの意味合いってこういうことだったのか、と。
困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出してい
る。
この言葉は、泣いた。
Posted by ブクログ
言葉が人生を変える
そんなことがあると思える作品
「本当に弱っている人には誰かがただそばにいて抱きしめるだけで幾千の言葉の代わりになる。そして本当に歩き出そうとしている人には誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになる」
「3時間後のきみ、涙が止まっている。24時間後の君涙は乾いている。2日後の君、顔を上げている。3日後の君、歩き出している」
前を向いて頑張れる言葉をありがとう。
Posted by ブクログ
とってもよかった。
完璧な物語では?と思った
スピーチの作法?も学べて
スピーチで、言葉で
時には世界を変えることができるかもしれない
と、考えが変わった。目から鱗だった。
スピーチ内容は圧巻で、フレーズ登録の嵐でした
久美さんの結婚式スピーチ、由比ヶ浜の厚志くんスピーチ、最後のシーンは胸がいっぱいになって泣きました
Posted by ブクログ
言葉の美しさ・言葉の力強さを感じる一冊だった。
主人公が友人の結婚式で贈ったスピーチは何度読んでも涙が出る。
主人公がスピーチライターとして成長する物語ではありますが、周囲の人の温かさやほんのり恋愛要素もあって手元に置いておきたい一冊でした。
Posted by ブクログ
フィクションなのに、本当の選挙かと思うくらいスピーチがささり、涙しながら読んだ。
悲しいでも感動でもない…共感の涙。
中盤から一気に読み込んだ。
もっと早く読むべき本だったなぁ。
Posted by ブクログ
原田さんの作品を初めて読みましたが、素敵な言葉が散りばめられていて、とても感動しました。
人の話を聴くことの大切さ、話をする際の心構えなど、多くの気づきを得ました。
笑いあり、涙ありのとても嬉しい作品でした。
Posted by ブクログ
ついつい文章作成をAIに頼ってしまう。綺麗な文章にはなるが、なんだか味気ない。AI時代の今だからこそ響く内容。
やはり人の心を動かせるのは、人の言葉。言葉の持つ力を感じられた素晴らしい本でした。
途中、スピーチと現実が交互に進むちょっと珍しい構成で話が進む場面があったが、なぜかすっと受け入れられた。
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」→もうだめだと思っていても、3日後の自分は少し立ち直ってるかも?と考えると、なんだか今の自分も頑張れそうな気がする。
「いまは誰に惚れてるのかな」からのクライマックスへ向けた展開は、何回読んでもほろっと泣いてしまう。人生の転換期を迎え、スピーチライターとして成長したこと葉を、この小説の中で見守ってきたからこそ、じーんとくるものがあった。
Posted by ブクログ
親友に結婚式のスピーチを任されたが、前日に高熱が出てしまいフラフラだった。
汗だくで早口でなんとかやり遂げたが、あまり思い出したくない思い出になり、酷く落ち込んだ。
親友からは感謝の言葉をもらったが、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そんな中、この本に出会った。
そして、作中の序盤に披露される、言葉のプロフェッショナル、久遠久美のスピーチに鳥肌が立った。
その一方で、自分のスピーチとの比較にならないほどのギャップに辟易もし、そっと本を閉じてしまった。
そこから1年半が経ち、別の結婚式の乾杯を任された。
気がつくとこの本にまた手を伸ばしていた。
スピーチのノウハウを少しでも吸収しよう。
小説にもかかわらず、そんな想いで読み進めていくと、同じく久遠久美のスピーチをきっかけに目まぐるしく変わっていく主人公こと葉の日常に夢中になり、1年半寝かしてたのが嘘のように、3日で読み終えていた。
誰しもがこれからの人生で思い出したくなるような名言に、きっと出会うことのできる作品です。
Posted by ブクログ
仕事に打ち込むことってこんなにかっこいいんだ〜!責任をもつこと、やり遂げること。勇気を出して変わること。大人になってから、現状維持に必死で何かを変えてみようと思うことは本当に減ったと思う。でも、いくつになっても変化を求めていいんだ!とエネルギーが湧いてくる。
言葉の力、そばにいる優しさ、誰しもが持っているかもしれない誰かを救う人との関わり方の可能性に視界が明るくなった気がする。
そしてなにより、結婚式のスピーチでも政治家のスピーチでも根本は同じノウハウで聴衆の心を掴むスピーチライターのかっこよさ。読み始めは「こんな職業あるんだ、ふーん」くらいだったけれど、読み終わってみるとこの職業への好奇心が止まらない。名スピーチ集とか読みたくなった。読んでいる時間が本当に楽しくて、あっという間に私の読書熱が再燃した。
Posted by ブクログ
「困難に向かい合った時、もうだめだ、と思った時想像してみるといい。3時間後の君、涙が止まっている。24時間後の君、涙は乾いている。2日後の君、顔をあげている。3日後の君、歩き出している。人間はそんなふうにできている。」
厚志くんも恵理ちゃんもワダカマもみんな優しくて強くてまっすぐなひとたちで心が洗われた!
Posted by ブクログ
困難に向かい合ったとき、‥
3時間後には涙は止まり、24時間後には涙がかわいている、3日後には前に進んでいる。っ的な文章が響いた。
あと、ワダカマとこと葉の恋愛もっとみたい。と思った。
政治にもスピーチにも馴染みはなかったけど、
短い期間で読み終われるほど、引き込まれた。
こと葉の成長に勇気がもらえる一冊!
Posted by ブクログ
日本語って素敵だなと思ったし、美しい日本語を使える人でいたいなと思いました。書き留めておきたい言葉がたくさん溢れていて、辛くなった時に思い出したいなと思います。初原田マハさん作品でしたが、これをきっかけに他の作品も読みたくなりました。
想像通りなのに想像以上に美しい
友人から、結婚式のスピーチの話だよ、と言われて読み始めたが、家族、恋愛、友情、キャリア、全部が描かれた美しいお話だった。スピーチで始まりスピーチで終わる構成も美しく、一気に読んでしまった。
当時の政権の話がかなりリアルに描かれていることと、作者の政治思想がちょっと強め?なのでそこは注意。かも。
よかった!
原田マハは学園のカンヴァスを見て面白いと思ったので、美術とは関係ない内容でも面白いのかという思いで読み始めた。けれど、読み始めてすぐに、これは面白いと思った。その後はスラスラと読み終えた。主人公の成長と家族、友人との関係もよく表されていて感動できる内容だった。スピーチライターという職業も全く知らなかったけど、とても重要な仕事だと感じたし、やりがいを持って仕事をしていること葉を羨ましく感じたとともに、言葉の力を改めてすごい!と感じた。素直に面白かった!
わくわく
人様の質問に答える仕事をしています。質問者に分かりやすく説明書し、納得していただくことは、相手によってとても大変です。読み始めは仕事にも役立つ内容だなという思い出でしたが、言葉を操ることの素晴らしさも感じ、言葉で感動する事実も感じ、実生活にも役立つ、かつ、家族以上の家族愛に心暖まる幸せな一冊でした。
この本に出会えて良かったです。
Posted by ブクログ
本日はお日柄もよく、って昔は聞いたことあるけど最近はあまり聞かないなと思いながら手に取った本。
この本を読めばスピーチがしたくなる!とか、このMBTIの人には刺さります!とか、SNSで見ていて、どんな本なのかなとワクワクしながらページを捲りました。
スピーチライターという日本では馴染みのない職業や、選挙や政治といった小難しそうな話題を取り扱っているのにとても読みやすく、そして何より「言葉の力の大きさ」を感じる文章でした。
Posted by ブクログ
久しぶりに小説を読んで、本を読むとシーンを想像しながら読むから、Netflixとか見てるより頭にとっては健康的な気がした笑
内容は、くおんくみ、かっこいい。
Posted by ブクログ
困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。
この一節がとても心に残りました。
ことばの持つ力を強く感じる作品でした。
Posted by ブクログ
いままでに忘れられないスピーチを聞いたこと、ありますか?
これはナマモノの言葉、スピーチのお話
幼なじみの結婚式で最低と最高、ふたつのスピーチを聞いたこと葉
どうして退屈なものと引き込まれてしまうものにこうも開きがあるのか??
大企業の事務として安穏と暮らしていたのに、すっかり言葉のチカラ、スピーチライターの仕事に魅了されてしまう
タイトルから、結婚式のスピーチに焦点を当てているのかと思いきや、事態はもっと大きな渦に巻き込まれていく
言葉の力で大切な人の役に立ちたい!
こと葉の言葉は聴衆に届くのか??
『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』
印象的なこの一節
人は前を向いて歩ける強さを持っている
それを気づかせてくれる言葉の力
改めて言葉を操れるのは幸せなことだなぁって思う
Posted by ブクログ
主人公の結婚式のスピーチ。うるうるした。言葉を巧みに使うと人の心を動かせる、言葉の力ってすごいな。
マハさんのお話に出てくる人たちは、まっすぐで、その人たちのまっすぐさに、読んでいて心から安心する。
心情の描写とセリフの至る所に、その人の性格が表れていて、あっという間に素直でまっすぐで、ちょっと抜けてること葉のことが好きになってた。
たまにはこんな素敵なハッピーエンドも、良い!
読みながらにやけるハッピーエンド。
「変わるほうがいい。いいほうに変わるなら。」
「こころのなかでこっそり決めた。」
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、 顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」
Posted by ブクログ
2026.2.9
★3.7
ただのOLだったこと葉が、思いを寄せていた幼なじみの厚志の結婚式でスピーチライター久遠久美と出会ったことをきっかけに、スピーチライターを仕事にする物語。
締めくくりの言葉、終わり方が美しかった。内容自体はすごく面白いのに、中々進まなくて半年くらいかかった笑政治関連だったからかな?
現実世界でも、今後役立たせたい。仕事小説を読む度に、なにかに熱中したい欲がでてくる。今後の人生で、そういう出会いがあるのかな。あって欲しいな。
結婚式のつまらないスピーチで、スープに顔を突っ込むシーンが面白かった。けど、恋愛描写はあんまりハマらなかった。けど、なかったら最後の締めにはならないもんなあ。
#さとの本棚
Posted by ブクログ
兄から、「変わった本が読みたかったら、これ!」
と、渡された。
確かに、こと葉と久遠久美とのスピーチライターとしてのやり取りはたのしい。
政治家あつしの頼もしさもいい。
だけど、言葉の凄さ素晴らしらをこの本からは感じた。
地味に、石原慎太郎の国会質問って言うのか、聞き入ってしまったのを思い出した。
言葉を操り人や心を動かせる仕事も魅力的だが、
言葉の力ってすごいパワーと魅力があるなと感じた。
自分が口は全く回らないが故に、より羨ましい。
まー、3日経てば歩き出すのでいいけどねー
Posted by ブクログ
最初の28ページで泣きそうになった。
スピーチの持つ力の強さは最初の1章目で実感することになる。
その後、主人公こと葉のスピーチライターという仕事との出会いから、主人公と一緒に言葉との向き合い方、扱い方を学んでいく自分がいる。
スピーチには人生を変える、世界を変える力がある。
響いた言葉、スピーチはたくさんあるが、今後も覚えておきたいフレーズを書き留めておく。
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」
「愛せよ。人生において、よきものはそれだけである。」
スピーチの極意
1. スピーチの目指すところを明確にすること。
2. エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文暗記すること。
3. 力を抜き、心静かに平常心で臨むこと。
4. タイムキーパーを立てること
5. トップバッターとして登場するのは極力避けること。
6. 徴収が静かになるのを待って始めること。
7. しっかりと前を向き、右左を向いて、会場全体を見渡しながら語りかけること。
8. 言葉はゆっくり、声は腹から出すこと。
9. 導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的にしめくくること。
10. 最後まで決して泣かないこと。
Posted by ブクログ
政治に興味がない私にとって途中離脱しそうだなと思ったけど、それとは逆に一気に読み終わった。
主人公がスピーチーライターとして悩みながらも生き生きと頑張っていく姿は励まされる。
『困難に向かい合ったとき、もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙が乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。』
これからの人生きっと私のことを支えてくれる素敵な言葉と出会えてよかった。
Posted by ブクログ
初原田マハ。端々にキュレーターとしての教養を感じる。主人公の視点に同一化させられる文体。若い女性のキュンキュンした感じがとても良く書けてる。
デール・カーネギーのパブリックスピーキングの本を読んだときも思ったのだが,スピーチが世界を変えるのは,欧米というか主にアメリカの話な気がしてるのと,現代ではその役割は減少していて,もっと直接的に民衆の情動を煽る認知戦に戦線が移動しているのだろう。この時代にスピーチライターの価値とは何か。同じく言葉を仕事としている身としては考えさせられる。
原田宗典の妹らしいが,兄については名前しか知らない。
大変面白かった
原田マハの作品は以前に小説新潮で連載していた題名は忘れたが、なんとかのキャンバスを読んで面白かった記憶があった。最近入院したのをきっかけに娘の推薦でジベルニィーの食卓で読んでこれも面白かったので何か他はないかと
Posted by ブクログ
生前の今川さんが久美さんにかけた言葉が好きだった。でも物事が都合良く運びすぎだし皆調子が良すぎて、少年ジャンプみたいだった。この作品にまっすぐ感動する純粋さが私にはないみたい。
Posted by ブクログ
政治に関する知識が十分でなかったため、用語を調べながら読む必要があり、読み終わるのに時間を要した。
p.348では、同義語の重複や助詞の使い方に違和感を覚えたが、意図的な表現かどうか気になった。
一方で、これまで知らなかった言い回しを学ぶことができた。ただ、全体的には内容がやや抽象的で、捉えどころのない印象を受けた。