あらすじ
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された! 20万部突破の、目頭が熱くなるお仕事小説。
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Posted by ブクログ
二ノ宮こと葉は幼馴染である厚志の結婚式最中、長いスピーチを聞いて眠くなりスープに顔を突っ込んでしまう。会場を出た矢先、スピーチライター久遠久美に出会い、そして彼女のスピーチに感動する。
スピーチライターという職を初めて知った。
言葉が持つ強さや時に人に寄り添う優しさに心が温かくなった。
選挙という堅いイメージもあるけど、恋愛や家族も絡めてて読んでて楽しい物語だった。
Posted by ブクログ
一気に読んでしまった。登場人物に感情移入してしまい最後の一ページでは涙が溢れてきそうになった。スピーチライターとしての仕事について、政治家のスピーチについて、恋愛について、など様々なテーマが一本の物語としてまとまっていて美しい。
主人公こと葉の視点で描かれており、物事への価値観が庶民的で共感しやすい。こと葉がスピーチライターとしての腕前を向上させていくところはもう少しストーリーが欲しいような気もしたが全体のバランスからするとこれがちょうどよさそう。
文庫版 241 ページ 「胸のずっと奥のほうに、小さくてあたたかい何かがぷつんと芽生えるのを感じた。それは急速に成長し、私の心をすっぽりと覆う、みずみずしくて大きな木になる予感がした。」という表現が好き。ワダカマへの好意が芽生えているものの自覚はしていない様子が伝わる。
Posted by ブクログ
前から読みたくて、ようやく読めた〜〜〜!!
やっぱり小説は、読んでる数日間自分もその世界の一員(モブ)として生きている気がしてめちゃくちゃいい!
最初からわけわからないくらい号泣しながら読んだ!
こと葉も厚志も恵里ちゃんも、久美さんもワダカマも、すごい。人間がよくできている。
こと葉のいい未来になるなら挑戦してみてもいいと思うと言われて本当に挑戦する行動力と決断力、人のために泣ける優しさ、あっくんの強さとさわやかさ、恵里ちゃんのお茶目で強かな感じ、久美さんの芯の強さ、ワダカマの善良な優しさ、、、、すごいな〜〜〜心があったかくなった。
おばあちゃんから学ぶことたくさんあった。
言葉の持つ力、聴く力、話させる力、どれも大切だし、語彙力や話し方って本当に大事なんだなと思った
私の脳内でワダカマは最初から勝手に濱尾ノリタカにしている
あっくんはすごい好青年だろうから、SixTONESの森本慎太郎から野生児感を抜いた感じ(?)
恵里ちゃんは、今田美桜かな〜〜〜
今川のおじさんは石黒賢さん、、かなあ、、、、、、、、他にもいそう、、、、
Posted by ブクログ
結婚式という人生の大きな節目に登場するスピーチライター・久遠の言葉がとにかくかっこよくて、心を鷲掴みにされた。人の想いを代弁し、場を一瞬で変えるスピーチの力に圧倒され、「スピーチライターってこんなにも人を感動させられる仕事なんだ」と強く感じた。
また、千華の結婚式でこと葉が披露したスピーチが最も印象的だった。後半は政治の話が中心になり少し難しさもあったが、それでも冒頭の2つのスピーチによる感動だけでこの本を読んで良かったと思えた。
この小説を通して改めて「言葉には人の心を動かし、人生を変える力がある」ということを実感した。読後には、自分も人を勇気づけたり感動させたりできるような言葉を紡ぎたいと思った。
想像通りなのに想像以上に美しい
友人から、結婚式のスピーチの話だよ、と言われて読み始めたが、家族、恋愛、友情、キャリア、全部が描かれた美しいお話だった。スピーチで始まりスピーチで終わる構成も美しく、一気に読んでしまった。
当時の政権の話がかなりリアルに描かれていることと、作者の政治思想がちょっと強め?なのでそこは注意。かも。
Posted by ブクログ
本日は、お日柄もよく
スピーチライター
キング牧師、ケネディ、ガンジー、スティーブ・ジョブズ
スピーチの構成、言葉選び、コツを意識しながら
話すのは難しいけど
10年来の友達の結婚式で本日はお日柄もよく〜で
始またスピーチはお祝いの気持ち+場を盛り上げられ
感無量でした
Posted by ブクログ
読後感が心地良い。
物語は主人公の二ノ宮こと葉の最悪のスタートから始める。
ところが、運命のスピーチライターとの出会いから彼女の周りには素敵な縁がそして感動のラストへと。
物語はスピーチライターという影の主役にスポットを当てたものである。私はあらためて「言葉のチカラ」を再確認し、そんな言葉を自然と口に出来る人になりたいと思った。特に感涙の言葉は322ページに…
また、こと葉の師匠のように1人のシンガーソングライターのLIVEでのMCで人生を救われた私はこれからも言葉のチカラを信じていきたい。
Posted by ブクログ
「自分もこんな人になりたい」と人としての在り方について今一度考えさせられる本だった。
「お嬢様で天然だとばかり思っていたこと葉の友人千華は、聡明で、思いやりの深い、気が利く女性だったり、
地方から陳情に来る人々の話を決して秘書任せにはせず、できる限り自分の耳で聞いたり、一度会った人の顔と名前は忘れずに、次に会ったときには「〇〇さん、お元気ですか」と声をかけたり、掃除のおばさん、食堂のおばさん、警備のおじさん、自分の周辺で働く人々を等しく尊敬し、大切にしたり、高齢者、障害者、母子家庭など、いつも社会的弱者の存在を気にかけていたり、豪快で、くったくなくて、人情が深くて、彼がいるだけでその場が明るくなる厚志君のお父さんがいたり、
誰かの身の上とその未来を思う素直な言葉や、強く美しい姿勢、言葉に優しさ、強さが宿る恵里ちゃんや、
大変なことがあってもすぐに顔を上げ、歩き始める厚志君、そしてやっぱりその背中を送り出す恵里ちゃん、
賢くて、強い。優しくて、潔い。そして、うんと大きい和田日間足。
自分の体験を勇気をもって告白し、自分に非があったり、不利な状況だったりすればそれを素直に認め、受け入れる。そこから、次にどうするべきか、理想、そして具体案を語った厚志君。」
わたしもこんな人たちのようになりたいな、と思った。
「言葉っていうのは、魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。本やネットを目で追うよりも、話せばなおのこと、生きた力をみなぎらせる。この魔物をどう操るか。それは話す人次第なのだ。」
「どんなに一生懸命書いても読んでも、広く一般に受け入れられない限り、言葉の効力って限定的なもんだろ。言葉っていうのは、操れなくちゃだめなんだ、って、おれも最近ようやくわかってきた。」
「そうだ。苦しいとき、人は変わることを望むものなのだ。進歩することを、新しく始めることを。」
「本日は、お日柄もよく、心温かな人々に見守られ、ふたつの人生をひとつに重ねて、いまからふたりで歩んでいってください。」
Posted by ブクログ
話すこと、聞くこと
この本を読んでから他人のプレゼンの癖とか分かりやすさにすごく敏感になった
当たり前だけど棒読みだとやっぱ伝わってこないなと改めて実感
政治色が強すぎたのが少しきになったのと
最後綺麗にまとまりすぎなのと
思い切って会社辞めてきたのに事務所の社長がいきなり海外行っちゃったらビビるなと思った