ジヴェルニーの食卓

ジヴェルニーの食卓

616円 (税込)

3pt

ジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘、ブランシュがいた。身を持ち崩したパトロン一家を引き取り、制作を続けた彼の目には何が映っていたのか。(「ジヴェルニーの食卓」)新しい美を求め、時代を切り拓いた芸術家の人生が色鮮やかに蘇る。マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌら印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語。

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ジヴェルニーの食卓 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    こうだったんだろうな、
    こうだったらいいな、
    が、たくさん詰まっていた

    史料から画家たちの大枠はわかるけど
    当時彼らが、彼らの周りの人々が
    何を想い、感じ、考えていたかまではわからない
    だからこそ受け手側の我々がそこを自由に想像できるのだと思う
    余白にこそまた美がある

    最近西洋美術史にハマった身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    1人間の個人的感想ですが
    美術やファンタジーが好きな自分にとってはとてもわくわくするような物語でした。
    実際の絵から構築された物語(フィクション)が4.5編ほど入っていたかと思います。
    美術作品と言うよりかは、絵の作者やその周りの雇われ人に焦点が当てられ、また微細な日々の変化の表現がとても素敵でした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    読み終わったと同時に、美術館の展示を調べていた。

    文章がとにかく優しくて美しい
    偉大な芸術家のすぐそばにいる気持ちになれてしまう

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    原田マハさんの書く文章が本当に大好き。
    どうしてこんなに美しい表現が思いつくのか......
    情景を思い浮かべながら丁寧に読み進めていくと、心が温まり、澄んでいくのがわかります。すっかりお気に入りの一冊になりました。絶対に再読します!

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    とにかく美しい本だと思った。
    実在の画家にちなんだフィクションの物語だけどまるで本当に作中に書かれている出来事が起こったかのように感じたのはそれぞれの物語の語り手の女性たちの感情の描写が巧みだからかなと。
    本当に自分好みの美しい絵や映画、本などを観たり読んだりした後の恍惚としたあの感覚や畏敬の念を抱...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    展覧会の解説や資料、参考書籍で画家の情報に触れるのとは違い、何百年も前に絵筆をふるっていた彼らの姿を実際に垣間見ているような感覚に陥る。それほど、原田女史の深い知識と尊敬による脚色が史実と混ざり合って、リアル以上の物語に昇華されているのだと感じた。

    後世に残る程の大きな才能を支える立場にあった人達...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    マハさんの文章で自分を満たす時間が幸せだと感じた一冊。
    本当だったかもしれないと心が踊るお話、うっとりしてしまう言葉と表現の数々、本を読んでいてこんなにも幸せを感じられるものかと困惑して笑っちゃうくらいに素敵な時間を過ごさせてもらった。
    読み終えてしばらく興奮が収まらなかったのが「うつくしい墓」。好...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月09日

    ふゆイチで紹介されていたのをきっかけに読んだ。美術館にはたまに行くし、原田マハさんのことは知っていたけど、作品を読んだのは初めて。ああそうか、絵画を理解するのにこういう方法があったかと衝撃だった。
    どの話も厳しい現実の中に優しさやあたたかさがあって、また美術館に行くのが楽しみになる。マティス展、これ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    美術には特に関心があるわけでもない、知識皆無の私でも楽しめました。原田さんの読みやすい文章と美しい世界観に酔いしれながら・・・特に、表題となっている「ジヴェルニーの食卓」は、心地いい陽だまりの中にいるような感覚にすらなりました。
    一方で、その時代まだ世間では受け入れられない「印象派」の作品に心を奪わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    マティス、ドガ、セザンヌ、モネの短編集
    世間に認められなかった時代を超え、今がある。
    今までの常識とは違う新しいものは受け入れられにくく、それでも貫いて価値観を変えていける信念。
    芸術家ってすごいな。

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