【感想・ネタバレ】ジヴェルニーの食卓のレビュー

あらすじ

ジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘、ブランシュがいた。身を持ち崩したパトロン一家を引き取り、制作を続けた彼の目には何が映っていたのか。(「ジヴェルニーの食卓」)新しい美を求め、時代を切り拓いた芸術家の人生が色鮮やかに蘇る。マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌら印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語。

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恩田陸の作品を読んだ後だったこともあり、ドビュッシーやラヴェルといった19世紀末から20世紀初頭の音楽家に触れたことを思い起した。彼らがパリで印象主義を音で表現する際の源泉となったのが、ドガやモネが描いた滲み出る色彩であった。その描写を通じて、当時のフランスの空気をうかがい知ることができた。

モネらが印象派へと移行できた背景には、写真・蓄音機・印刷機といった技術革新がある。芸術が記録や複写の役割から解放され、より自由な表現が可能になった。また、その芸術が広く民衆に行き渡り、華やかな時代を築いていたことが伝わってくる。

さらに、本書では多くの女性が評価される立場を求めながらも、不条理な社会に翻弄されていく姿が描かれている。女性の自由というテーマは、当時に限らず、現代を生きる私たちにとっても向き合うべき課題であると感じた。

知識欲を大いに満たしてくれる一冊であり、まるでベテランの学芸員の解説に耳を傾けているような、深い学びを得られた。

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2025年09月07日

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淡々と過ごす毎日、しかし、積み重なった長い階段を登るように、確信に満ちた一歩 一段を踏み締め続ける。
苦しい日々も、小さな幸せに向けた、序章に過ぎない。

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2025年12月09日

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美術好きな友達が入院した時、短編で薄い文庫なら、とお見舞いで渡した。以来、彼女もマハさんファンになり何冊も読んで美術館にも行って、トークショーにも参加したな!そんな思い出深い一冊。

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2025年11月19日

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画家と、その人生に触れた女性との短編集。
表現が色鮮やかで、おいしい匂いがして、暖かくて、愛で溢れてる。

3つ目の « Le père Tanguy »が1番好き!タンギーの娘がセザンヌへ宛てた手紙のみで構成されていて、ほろり。表題もかなりいい。

史実には忠実、でも間をこんなに鮮やかに埋めるなんて、すごすぎる。モネのこと好きになっちゃうよ

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2025年08月30日

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「うつくしい墓」
マティスの暖かい人柄が滲むお話だった。
マティスのお邸に仕えた経験のある一人の修道女が、新聞記者にマティスとの思い出を語っている構成でできている。
芸術を愛し、マティスを敬愛する人達が作り出す世界が美しくて暖かくて、読み終わるのが惜しいお話だった。
明るいマティスの絵画に惹かれて、マティス展に行けたら良いなぁと思ってたんだけど、こんな素敵なお話を読んだらこれはもう行かなくてはいけないという強い意志に変わった。

「エトワール」
エドガー・ドガが踊り子に惹かれて作品を残した理由は、こんな理由だったのかも。
ドガが生前に発表した唯一の彫刻作品、一四歳の小さな踊り子。
発表当時は批判を浴びせられて売れることがなかった作品。
もし、モデルとなった少女と本当にこんな約束をしていたならとても切ないな…。
芸術作品って、時代によってこうも評価が変わる。
絶対的な評価や価値なんてないんだなと考えさせられた。

「タンギー爺さん」
ゴッホの絵で有名なおじさん。
タンギー爺さんの娘さんがセザンヌに宛てた手紙で構成され、その手紙内容からタンギーさんとセザンヌ、そして若き芸術家達の当時の交流が伺える。
こういう支援者がいるからこそ、芸術は花開くことができるのだと感じた。
当時は画期的であった印象派と、その先に新たな潮流ができていくのを感じることができた。
芸術家を支援するために利益除外で画材屋を行うタンギーさんを、陰ながら支えていた妻の存在も見逃さないのが良い。

「ジヴェルニーの朝食」
モネがどんな家族と共に過ごしてきたのか初めて知った。
一言で言えば不倫なのかもしれない。
女性として、少し複雑な心境にもなってしまった。
ただこれは外野の意見で、本人達は納得して、愛を持って家族として暮らしてきたということがよくわかってじーんとした。
美術に興味を持ったブランシュとモネの長い間に築いてきた絆が素敵だった。
あんなに明るい絵を描き続けたモネも、たくさんの困難や苦労、悲しみを乗り越えてきたのだなと思った。
モネの友人でもある元首相の手紙が心に残った。
朝起きる度にワクワクした気持ちで天気を確認するなんて、どんなに幸せなことだろう。
世界をこんな風に見る目があることって素敵だし、その一刻一刻の輝きを絵画に描き写したモネはやはり天才だ。

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2026年01月24日

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ネタバレ

〇マティス
この夏上野で開催されたマティス展に行くことができた。
作中に登場したマグノリアの絵もそこで見ることができた。
体の自由が利かなくなってもベッドに居ながら、車椅子にのりながら、マティスの視線の先にモネの世界が作り出されるのを思い描くとわくわくした。

〇ドガ
ドガの描いたバレリーナの絵はいくつも見たことがあったが、そのリアルな絵の裏にたくさんの蠟で作られた彫刻があったとは。バレリーナたちはお金を持つパトロンの目に留まるために練習を重ね、その中の一握りだけが舞台で喝采を手に入れる。その中でドガの目に留まり彼によって永遠のエトワールの座を手にしたことはモデルになった彼女にとっては喜ばしいことだったのだろうか。

〇セザンヌ
タンギー爺さんと聞けばゴッホの描いた肖像画を思い出す。当時アカデミックに認められず苦しい生活をしていた印象派の画家たちに、画材を提供するなどその憩いの場となっていたのが彼の店だ。セザンヌの静物画は遠近法の観点からいえば奇妙であるらしいが、「リンゴの籠のある静物」を見たとき違和感はなく、むしろ今にも絵の中からリンゴが転がってきそうな臨場感を感じた。タンギー爺さんもそのように感じていたのか。

〇モネ
モネの絵を現実にした夢の庭をもつ「ジヴェルニー」そこで彼とその家族がどのように生きていたのかが描かれる。目に見えたものを写し取り描いたものを、素晴らしい絵と評するのであれば、モネの描く絵はその現実を心によって補填し美化したものだといえよう。その幻想的な庭から漂う香りを胸いっぱいに吸いながら目覚める朝はとても魅力的だろう。ブランシュはモネの描く世界の一部であることが生きがいだったのだろう。

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2026年01月29日

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表題の「ジヴェルニーの食卓」を目当てに読み始めたのですが、「タンギー爺さん」が予想外によかった。
「たゆたえども沈まず」でも登場して、あまりにもお人好しすぎて印象に残っていたので、またマハさんの作品で見られて嬉しい。
世間から注目される前の印象派の画家を辿ると、タンギー爺さんに行き当たるのね。
タンギー爺さんの娘がセザンヌへ宛てて書いた手紙だけで物語が構成されていて、実際にはセザンヌもタンギー爺さんも登場しないし、セザンヌに至っては台詞すらないんだけど、だからこそ余白を楽しめる感じになっていて、他も全部よかったけど個人的には1番好きな章です。
全編通して画家の近くにいた女性視点で語られていて、天才的な、特別な画家としてだけではなく、普通の人間としての一面が見えて、今まで高尚な存在な気がしていた画家や絵画が親しみやすくなったように思います。

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2026年01月27日

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原田マハさんの表現が芸術的だと思ってたら行き着いた本でした。
著名な画家は、一般の人とは違った風変わりな人生と偏見を持たれがちです。そこには、誰の人生でもくる荒波に対峙する人としての日常を垣間見る事が出来ました。短編小説のような構成になっていますが、印象派時代の画家の背景を画家同士が同時代に変革というものに、右往左往していたんだなと感じさせられました。

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2026年01月20日

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数年前、一話読んだところで挫折。今回あらためて一話から。読み進めるほどに味わい深く、次回の絵画鑑賞ではマティスやモネの声が聞こえてきそうです。

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2026年01月18日

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マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、モネ
という現代では偉大な芸術家の
身近で支えた女性からの視点の物語。
全編を通してフランスの自然、街、建物、庭、
部屋、食事が美しい光であふれていて
まぶしく感じた。
モネの庭もマティスの礼拝堂も見てみたい。

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2026年01月15日

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絵画が好きでなくても、美しい言葉に触れたいと思うなら是非読んで欲しい。特にモネの章は本当に良かった。

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2026年01月10日

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まるで印象派の絵のように心がグッと引き込まれ、しばし見つめていたくなるような作品だった。
日本でも絵が来日してはその人気が話題になる印象派の画家。そんな画家たちがかつては作風が認められず日々苦労に苛まれ、それでも絵に対する純粋な思いを失わずにいられたのはどうしてか、を作品を読んで知れた気がした。
また、周囲の一般的には知られていない、画家を支えた人々にスポットライトを当てることで画家に人間味が与えられていて読んでいて楽しかった。
読んでいると画家の絵を見たくなり、画家自身や周囲の人々についてもっと知りたくなって、アートが前より好きになった。
印象派の優しい光を感じられる素晴らしい作品でした。

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2025年12月03日

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マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。あまりにも有名な印象派の画家たち。その人生について、こんなふうに深く思いを巡らせたことがありませんでした。

美術に造詣の深いマハさんは、そんな彼らがどんなふうに当時を生きていたのかを、物語を通して想像する楽しさを教えてくれました。
そしてアートをより身近なものとして感じさせてくれた。

「画家」と周りから呼ばれる人のことや保守的な美術界のことなど、過去に何があったか、そばで見守ってきた人の記憶をのぞいているような気持ちになる。いつの間にか物語の世界に没入。
彼女たちの目を通して、作品の中ではあのピカソが、マティスが、ドガが、セザンヌが、モネが、生きている。
当たり前だけど、彼らも私たちと同じように毎日を生きて、話したり食べたり、悩んだりもしていたんですよね。

花々が咲き誇る美しいジヴェルニーの庭やきらめく太陽の光、美味しそうな食卓が目の前に広がり、五感を刺激される素敵な時間(ひととき)を過ごしました。
読みながら、まるでパリにいるような気分!
マハさんの作品はやっぱりすごいなぁ。
久しぶりのアート小説を堪能しました。

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2025年10月16日

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画家たちにも生活があって、家族で食卓を囲む幸せもあれば、大切な人との別れもある。きっとその時の感情の移ろいは、作品にも繊細に現れてるんだろうなと。絵画をみるときに、どんな想いで描いたんやろう、って考えるのも深いなと思った。

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2025年10月18日

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面白かった。襟を正して作品と向き合いたいそんな読書時間 登場する作品を調べ人物たちと同じように引き込まれ、まるでそこに作品があるかのように感じてしまう
4つの短編
アンリ マティス
エドガー ドガ
ポール セザンヌ
クロード モネ
一章二章と聞いたことない画家だったがすごさを引き立たせるワクワクさせる内容で、次が書簡体、読んでて初めは入ってこずも内容を理解してからはかなり面白かったと思う。そしてブランシュ視点のモネ、最初から良かった、ガトーヴェールヴェールが食べたくなった

好きなフレーズ引用
一分後には世界はかわってしまっているのですから
これがアンリマティスの目線 美のひらめき ひと目ぼれの瞬間なのだ と
たったいま
この目が この世界のありふれた風景を あれほどまでに鮮やかに見てとるのだ
太陽がこの世界を照らし続ける限り
けれどこの先は 疾馬の手綱を緩めて 転がるままにいけばいい

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2025年09月17日

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友人に勧められて読みました。
芸術やアートの知識は全くなく、今まで美術館などに行ってもなんとなーく絵を観てるだけでしたが、こういった背景を知ることで以前よりずっと絵を観た時に楽しめそう!と思ってワクワクしています。

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2025年09月12日

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以前何かのインタビューで、マハさんが「自分のアート小説では、史実1に対して創作が9の割合になることが多い」と語っていたのを思い出しました。

本作では、史実をもとにしたマハさんの創作によって、唯一無二のアーティストたちの人生が実に鮮やかに描き出されていました。

そして特筆すべきは、各ストーリーがアーチスト当人ではなく、彼らと関わりの深い第三者にスポットを当てて語られていることでしょう。

マティス〜家政婦マリアの語りから…
ドガ  〜メアリーカサットの追想から…
セザンヌ〜タンギー親父の娘の手紙から…
モネ  〜ともに暮らす義娘ブランシュの日常から…

読者は、マリアやブランシュらの眼差しから、アーティストたちの生き様とその作品に想いを馳せることができるのでした。

しかしこの4人。誰もが巨匠であるが故に、小説にしがいのあるアーティストたちなのでしょうね。どのストーリーも読み応えがあって、ますますアート作品への興味が深まりました。

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2025年09月09日

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楽園のカンヴァスを読んだ勢いで買ったものの、時間がなく、やっと読んだ原田マハ。もちろん、作品自体は素晴らしいが、こちらの気の持ちようというか、いまのシチュエーションというか、読書にはそういうのも影響するよね。その物語世界にスッと入っていける時と、なかなか時間がかかるときと。
ヨーロッパからの帰りの機内で読んだダヴィンチ・コードとか大学病院に入院中に読んだ白い巨塔とか、、あんな臨場感は滅多にないけどね。

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2025年08月30日

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この夏ニースに旅行に行くことになり、事前に読んでいた。
いつもフィクションとノンフィクションを織り交ぜて書かれているのでどこまでが本当のことかは分からないけど、
マティスの人柄や、こんなことを話していたのかなを想像できて、会ったこともないけどなんとなく人間性をイメージすることができた。

主人公がマグノリアをどう花瓶にいけるかを考えてマティスにそのいけた花を持って見せたら
「いい目を持ってる」みたいなことを言われ舞い上がる、みたいなエピソードがあったけど、
実際にマティス美術館でそのマグノリアの花の絵が見られたのは嬉しかったな。

自分が差し出したものを画家が絵にして永遠にとどめてくれるってなかなかない宝もののようなことなんだろうな。

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2025年08月25日

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本書に出てくる画家の名前や代表作を多少は知っていても、作品と結びついていなかったり背景を知らなかった中で、本の帯に書かれていたように「読む美術館」として、作品をネット画像で調べながら、美術館で絵画を目の前にしているかのように想像して楽しむことが出来た。

例えばモネにしてもネットで生涯を調べて見ると、本書に書かれている内容と大方一致しておりフィクションばかりではないのだなと新たな発見が多くあった。

やはり絵画を題材にしたものは著者の真骨頂であり、絵画の表現1つにしても、そんな見方や言葉で表すことが出来るのだなと感心してしまった。

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2025年08月06日

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たまたまモネ展に行った時にこちらの本の存在を知って後日購入。
モネのお話が目的だったけど4編ともとても良かったし好きだった。

タンギー爺さんに関しては最初「ゴッホのあの絵の…?」と思ったのにセザンヌのお話で「えっ」ってなったのですが、あのタンギー爺さんに違いなくて、こういった歴史の重なりなんかも調べつつ、もちろん作中に出てくる絵画も調べつつ読んだので学びにもなりました。

実在する人物が主人公だったりするけれど、細かいストーリーの部分はもちろん原田マハさんの創作に違いありません。
だけど実際こんな風に画家達の思いが紡がれていたのだとしたら素敵だなと思いました。

モネ展に行った直後に読んだこともあって、白内障になってしまってから晩年のモネの描写はとても興味深いものがありました。
これももちろん創作のお話ではあるけれど、モネがなんだか前より好きになれた気がします。
白内障の時期に描かれたモネの作品を思い出しつつ読んだので、心が痛くなるところもあったり…。
読んで良かったなと心から思えた一冊でした。

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2025年07月17日

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マティス、ドガ、セザンヌ、モネ、巨匠と関わったパトロンや助手の4つの物語。

表題作のジヴェルニーの食卓は、モネとそれにかかわるパトロン一家および、
パトロン一家の娘がモネの助手としてかかわってくる物語。
パトロン=画家から絵を買ったり、書いてもらったりを頻繁に行う、
いわば、スポンサーのような人達
モネに起こることやパトロン一家に起こる出来事に
助手としてかかわる若き娘のブランシュがどのようになっていくか・・・。

モネの代表作と言っても良い作品を書くために掛かった期間に
起きた出来事がメイン内容となって、パトロン一家とモネ一家の交流が
色濃く描かれ、最終的に・・・。

4つの物語に登場する助手となった女性たちの巨匠に対する思いが、
感動につながります。

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2025年07月09日

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2015年発表のこの作品よりも先に、2021年発表の「リボルバー」を読み、台詞や描写に青臭さを感じ、少女マンガ的と辛口のコメントを書いた。
しかし、この作品は別物。上品なデザートをいただくかのごとく、丁寧に読み進んだ。
この違いは、どこから来たのだろう?短編と長編の違い?
まあ、それはともかくとして、収録されている4篇ともに印象派にふさわしい光溢れる風景描写で作者のキュレーターとしての目が活かされていて、人物描写では画家一人ひとりの画業に相応しい表現で描き上げられている。
どれくらい文献を参考にしたのか分からないが、特にマティスとピカソなど対比が上手く、彼らの作品を改めて眺めたくなった。
主軸となる脇役(マグノリアのマリアやメアリー・カサッドなど)も、つつましく、素晴らしい「目」の役割を果たしている。
ただ、どの話も似たり寄ったりの女性のひとり語りという気もする。また、作品をまたがると、マティスもモネも老画家として“同じ”に感じられる。
一番好きなのは、「美しい墓」なのだが、この1作だけを読んだ方が高く評価したかも。

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2025年08月09日

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初めて原田マハさんの作品を読みました。
ただただ美しくて尊い文章が並ぶのですが、私の知識教養の無さのせいでついて行けず…泣
文章自体はとても好きな感じなのでもっと読みたいのですが、もう少しお手柔らかな作品を次は読みたいと思います。(あるのか?)

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2026年01月26日

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ある程度の知識がないとついていけない!!!
ちゃんと深く読むには少し勉強してからで!
出直してきます。笑

『薄氷のような夜を溶かして、まもなく夜明けが訪れる』もう表現が天才すぎる

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

本を読み始めたら読み切るのをモットーにしてたけど、この本は今の私には合わなくて、どうしても最後まで読めなかった。
原田マハさんは大好きだから、きっとまたこの本を楽しめるタイミングが来るだろうと思って、一度寝かせることにした。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

フランスに旅行に行ったあとだったので、
より鮮明にイメージが湧いてきた。

ただ、あまりハマらなかったかな〜

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

モネ、マティス、ドガ、セザンヌにフォーカスした短編集。
殆ど原田マハさんの小説で西洋美術史を学べてるので、また新たな巨匠ストーリーを読めて嬉しかったです。
多彩な美しい文章表現が多く見られて、上品な印象の一冊でした。
特に本のタイトルにもなっている『ジヴェルニーの食卓』は、モネが過ごした自然に囲まれた庭やお料理の描写が豊かで、温かい気持ちで読めました。
国立西洋美術館のモネ展に行ったので、よりリアルに情景が浮かんでモネのお庭にいるような気分でした。
ストーリーには強烈なインパクトはなく淡々としているので、初めて原田マハさんのアート小説を読む方はこれからじゃない方がいいと思います。

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2025年08月20日

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絵画の奥深さを感じられる作品
うつくしい墓 △
エトワール ◯
タンギー爺さん ◎
ジヴェルニーの食卓 ◯
食卓の匂いが紙面上からふわっと香る
メニュー名を見ただけでお腹が空いた

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モネ展に行くので読んだ。マティスの召使・マリア視点の話である『うつくしい墓』、ドガの友人であり女性画家メアリー・カサット視点の話である『エトワール』、セザンヌなどを支えたタンギー爺さんと言われた画材屋の娘視点の話である『タンギー爺さん』、モネの義理の娘・ブランシュ視点の話である『ジヴェルニーの食卓』の4作を収録。
以前、『たゆたえども沈まず』を読んだときは思わなかったんだけど、原田マハの創作ってどこまで許されるんだろうってこれを読んで思ってしまった。どこまでが史実に忠実で、どこからがフィクションなのかがわからなくなる。全てフィクションだと思って楽しむのが一番いいんだろうけど。いいのかなあと思うのと同時に、でも日本の時代小説とかも過去の実在の人物を使って書かれた史実とフィクションが織り混ざった話だろうから別にいいのかなとも思う。

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2025年07月31日

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