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「絶対、あきらめないで。待ってるからね。ずっと、ずっと」。美術館で受け取ったのは、亡き祖母からのメッセージ――。作家志望でライターの亜衣は、忙しさを言い訳に遠ざけていた祖母を突然喪ってしまう。後悔と孤独に苛まれる亜衣を救ったのは、お節介な年上の隣人だった(「豊饒」)。傷ついても再び立ち上がる勇気を得る極上の美術小説集。
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Posted by ブクログ
絵画との出会いのエピソードを集めた短編集。 実際に展示されている美術館の学芸員の方が、解説 しているのも高ポイント。47都道府県にある美術館 で今日も誰かが絵画と出会っていると思うと胸が 高なる。早く美術館に行きたい。
日本の美術館に所蔵されている絵画にまつわる6篇の短編集。登場人物は皆それぞれが人生の壁にぶつかり、悩み、もがき、疲弊してしまった者たち。そんな彼らが絵画を通して、人との繋がりや希望を見出し、新たな道を切り開いていく。 この作品のタイトルでもある、「〈あの絵〉のまえで……」という表現が色んなシチュエー...続きを読むションで多用されている。その表現と絵画の描写を通して、人との出会いへの感謝、奇跡の再開への願いや、清々しいまでの爽やかな惜別など、それぞれが抱く様々な感情が自分の中に流れ込んできたように思う。 どのエピソードも生き生きとした感情描写があり、読むごとに心が軽くなるような、豊饒な気持ちになれる。
原田マハさんのアートをモチーフにした短編集。 女性たちの挫折と成長がテーマの物語なので、美術に興味がなくても楽しめます。 傷ついたり、落ち込んだりしている人に読んでほしい物語です。 8月6日生まれの広島の女性のお話『ハッピー・バースデー』は、母子の絆をひろしま美術館のゴッホの絵が繋いでくれます。 ...続きを読むすごく心が掴まれる物語です。 他にも、肉親を亡くしたり、ハラスメントで心を削られた女性たちが、偶然出会ったアートによって生きる力を取り戻す姿が描かれています。 作者も略歴も知らなくていい。ただ〈 あの絵〉のまえで純粋に絵をみつめること。きっと、それが大事なんだと思います。
有名な絵画とそれにまつわる6つのショートストーリー。 最後に作品ごとに学芸員さんによる解説もあるので、実際に作品を見るように堪能できる。 主人公たちはそれぞれの“あの絵のまえで”作品と対話する。ある人は愛する人との約束を果たすために、ある人は相談するために。 私も実際に美術館に行ってみて、絵のまえ...続きを読むに立ってみたら作品とどんな対話ができるだろう、是非いつか足を運んで体験してみたい。
窓辺の小鳥たち 必ず餌がある鳥籠の中で安心して暮らしたい主人公。鳥籠にいる訳ではなく、窓辺にとまって外へと羽ばたきたい恋人のなっしー。この2人の会話は、いつも自分の中でもおこること。挑戦するか安定を選ぶか。それが絵を介して2人の挑戦へと導いた。私も絵が大好きだからこそ、その絵を見て、なにかに挑戦して...続きを読むみたいと思った。いつか実際のその絵を見に行きたい。
実在する美術館とそこに所蔵される「あの絵」にまつわる物語。 幼き日の思い出、悩み立ち止まるとき、進み始めるとき。さまざまな人生の場面で美術館という身近な非日常の場に訪れ、絵と向き合うことでそれぞれの内面に向き合う姿が温かく、力強く描かれていた。
国内で見られるある絵画と、その絵にまつわる小さな物語。まだ訪れたことがない美術館の作品が多く、観てみたいな、と思った。ピカソの鳥籠、のエピソードが特に好き。
美術館に展示されてる絵への思いを綴った物語の短編集。 6作品のなかで、一番は「聖夜」かな。 登山をしていた両親の間にクリスマスに生まれた息子は、心臓が弱く、 手術に成功し、両親と登山をしてたくましく成長し成人を迎えるのだが・・・。 息子の願いでもありるが、何ともちょっとした苛立ちと悲しい感情の 2...続きを読むつが同時に生まれる感情揺さぶられる作品でした。 どれもそんなに長くなく、読みやすい。 絵画好きなら、気になってしまう作品の数々にも魅了される。 今の時代は、検索で観れちゃうけど、可能なら本物を見に行くのも良いかも。
実在する絵にまつわる短編集。 原田マハのアートに対する愛情は並々ならぬものがあるな。 友人がプレゼントとしてこの小説を贈ってくれたことがとても嬉しい!
いくつもの短編小説が、一つの絵に紐づいていき、物語にも絵にもどんどん引き込まれていきました。 美術館にそれほどの興味も無かった私が行ってみたい見てみたいと心踊る作品でした。 マハさんの本もう沢山読みましたが、次も次もと心がはやります。
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