〈あの絵〉のまえで

〈あの絵〉のまえで

564円 (税込)

2pt

「絶対、あきらめないで。待ってるからね。ずっと、ずっと」。美術館で受け取ったのは、亡き祖母からのメッセージ――。作家志望でライターの亜衣は、忙しさを言い訳に遠ざけていた祖母を突然喪ってしまう。後悔と孤独に苛まれる亜衣を救ったのは、お節介な年上の隣人だった(「豊饒」)。傷ついても再び立ち上がる勇気を得る極上の美術小説集。

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〈あの絵〉のまえで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    絵画の歴史や背景とともに、「色々あるけど前向きに生きていこう」と読者の背中を優しく押してくれるような、ほっこりする物語が心を温めてくれました。

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    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    色んな名画を絡ませた短編集。1つずつ、どれも素敵で就寝前に1日1話読み進めるつもりが一気読み。
    全て日本国内に所蔵されている絵のようで、巡ってみたいと思った。
    絵を好きじゃなくても、詳しくなくても、心に残る絵があってストーリーがある素敵な物語。

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    あの絵の前で
    小さな奇跡が起こっている。

    実際に存在する美術館にある絵の前で起こっている、心がなんだかあったまるストーリーが集まった短編小説集。
    クリムトの表紙に惹かれて買ったけど、まさかその絵が豊川美術館にあるとは、運命めいたものを感じてしまう^^

    いつか行かなきゃな。

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    『<あの絵>の前で』原田マハ
    美術館にでかけたくなる ☆☆☆☆☆
    ほっとできる ☆☆☆☆☆
    絵の楽しみ方 ☆☆☆☆☆

    【原田マハさんの小説を選ぶ理由】
    絵画を知らない、距離が遠いわたくしにとって、原田マハさんとの出会いは、「絵画」と距離を縮めたくなる機会となりました。
    長編、短編あわせて10以上の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    やはり大好きです、原田マハさんの文章。
    やわらかくて、なめらかに自分に入ってくるような感覚で読み進められます。

    この本は短編集で、登場人物が美術館へ絵に会いに行くお話が集められています。
    悲しさ、悔しさ、整理しきれない気持ちがありつつ、絵に会う様子が書かれています。

    その先にどうなるのか、人物が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月28日

    「本日は、お日柄もよく」を読んで以来の原田マハさん。

    短編集と言うこともあり、どれも非常に読みやすい。

    その中でハッとさせられたり、ウルッとさせられたり。
    読んだ後の爽やかな感じは何とも言えません。
    オススメです。

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    Posted by ブクログ 2023年11月10日

    どの作品も前へ進んで行こうと思わせてくれる作品でした。聖夜は涙しました。何事も始める事に遅いなんて事はないんだ。今からでも一歩踏み出そう。
    しかし原田マハさんの作品を読んだ後の心が暖まる感じ大好きです。すぐに次の小説は読まずにこの余韻を楽しみます。それぞれの解説も良いですね。

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    Posted by ブクログ 2023年08月23日

    美術館の専門的な話なのかなあーと身構えていた自分がいる。いきなり広島カープの話で、いつのまにか物語に引き込まれている、進む進むめっちゃ面白いし絵が物語に添える、もちろん後で調べた。ハッピーバースデーに聖夜の亡くなった息子と10年の歳月が印象深いです。さざなみの地中美術館を知らない事に行ってみたい場所...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    マハさんの絵画にまつわる短篇集。

    やっぱり原田マハさんの物語は、心が温まるし、希望が持てるし、何よりもこの絵が見たい!と強く思う不思議な力があります。
    6作品とも日本国内の美術館所蔵のものなので、ぜひ訪れたいなと思います。

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    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    絵の鑑賞&優しい気持ちで読める本。主人公が異なる6話の短編小説。「ハッピーバースデー」では就職活動に失敗続きの作者が母の働く姿が眩しく感じられたこと、主人公か広島原爆投下日に生まれたこと、本に登場した絵をヒントに生命の営みを感じた。「窓辺の小鳥たち」ではおれらはかごの中にいるわけじゃない、自...続きを読む

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