美しき愚かものたちのタブロー

美しき愚かものたちのタブロー

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

アートに青春と情熱をかけた男たちの物語
「日本に美術館を創りたい」。その夢を追いかけ、絵を一心に買い集めた男がいた。国立西洋美術館の礎“松方コレクション”誕生秘話。

※この電子書籍は2019年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    美しき愚かものたちのタブロー
  • タイトルID
    :
    1147418
  • ページ数
    :
    496ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年06月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

美しき愚かものたちのタブロー のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    愚かものたちよ…!ああ、「愛しき」愚かものたちよ…!
    「戦闘機じゃなくて、タブローを。戦争じゃなくて、平和を」…人間にアートがある限り!
    素晴らしいコレクション、文化の共有を、命をかけて日本にもたらしてくださった、ステキな先人の皆さま、本当にありがとうございます!

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    沢山の人達の情熱と想いを込めた絵を、人生で一度は見に行かないといけないと感じました。実際松方コレクションを目の前にすると涙が出るかもしれない、そのくらい感情移入してしまう素晴らしい作品です。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    これは、西洋美術館に足を運びたくなる!
    原田マハ=「アート小説」なんて軽い単語で結びつけていた自分が、なんだか恥ずかしい。戦争の裏側を覗いてしまったような、、松方コレクションを守り続けたという当時の一般人が到底知り得ない実話を知ることができて、感動( ・∇・)

    また、わたしは翻訳モノをあまり読まないので、世界大戦中の日本以外の国の様子が描かれた小説を読んだのは初めてだったかもしれない。
    自分の視野の狭さを痛感(>_<;)

    仕事で使っている中学生の美術の資料集を引っ張り出して、本著に登場するモネやゴッホ、ピカソ、ロダンといった作品を眺めながら、読み進めました。
    中高校生に読んでほしい本リストにもれなく加わる良書だと感じました。

    今後、原田マハ作品を制覇したい!

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    美しき愚かなものたちのタブローというタイトル、戦後を芸術で復興せよ、の帯、アルルの寝室の表紙、いずれも思わず手を取りたくなる要素満載のこの本は原田マハさんの本の中でも三本の指に入る好きな本だ。現在上野にある国立西洋美術館の創設にあたって、松方幸次郎とその周りの男たちがどれほど熱い想いで、日本の未来に向けてタブローを守り、遺し、平和への願いを抱いていたか、目頭が何度も熱くなった。芸術の力は本当に侮れない。私も頑張って生きないと。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    国立西洋美術館の礎となる「松方コレクション」をめぐる物語。

    どこまでが史実でどの辺までが創作なのかが分かりませんが、心熱くなりました。
    解説によると、作品を買い集めるのに協力し、さらにフランスからの返還交渉を進めた田代雄一が矢代幸雄さんの偽名で、ほかは実名とのこと。

    松方幸次郎の「美術館を作る、そのために美術品を買い集める」という想いは熱い。
    そして、その想いのもと、協力した人たち。

    ビジョンあるところに、人が集まり、それが行動となって、引き継がれ実現されていく。

    それを最も感じたのが、日置釭三郎の物語。
    戦時中、ナチに占領されたフランスで、命がけでコレクションを守り通した彼の生き様に熱いものがこみ上げてきます。
    さらに、パリへの脱出はハラハラドキドキでした。

    そんな想いを田代が引き継ぎ、返還交渉に。

    戦火の中、コレクションを守り通した男。
    敗戦後、コレクションを寄贈返還を実現した男たち。

    こういうの涙腺が弱いのよね。

    田代の振り返り言葉が熱いです

     戦闘機じゃなくて、タブローを
     戦争じゃなくて、平和を

    そして

     ほんものの絵を見たことがない日本の若者たちのために、ほんものの絵が見られる美術館を創る

    これは、とってもお勧め!

    国立西洋美術館に行かないと(笑)

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    最後の一ページ、泣きます
    ありがとうございます。松方さん。
    圧倒的な指導者がいて、それを導いた人がいて、それを支えた人がいて、その人達が日々葛藤と闘いながらどうしても成し遂げたい思いがあって今がある。
    史実に基づき小説に仕上げる原田マハさんの技術にハマります。

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの作品は、どれも素晴らしいが、これは迷うことなく私のベスト3に入る傑作。

    薩摩藩は明治新政府の重鎮を多数輩出したが、松方正義公は私にとって特に尊敬できる英傑!
    その息子幸次郎氏が収集したのが松方コレクション→国立西洋美術館の中核である。

    上野公園は子どもの頃からよく訪れていたが、正面入り口のロダンの彫刻
    考える人も、カレー市民も、教科書に載ってるけどまさか本物?どの作品も松方コレクション寄贈、って松方さん何者?とクエスチョンマークだらけだった。この本を読んで謎が解けました。先人たちの志の高さに、心が震えます。読後、ぜひ上野公園内の国立西洋美術館を訪ねてほしいです。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    国立西洋美術館に行く予定があるため読んだ。
    松方幸次郎の人柄描写が素敵。本当に大物だったんだな。日本の近代という時代への興味や、絵画の商業的、政治的側面への興味があるので、今まで読んだ原田マハ作品の中で1番面白い!
    松方幸次郎は、川崎造船所の社長であり実業家である時までは仕事だけに打ち込むような人物だった。特にこの時代では造船は戦争とも関連がある事業だった。
    ロンドンで若者を駆り立て兵士になるよう呼び掛ける一枚の絵(ポスター)を見て、その絵に感動し、絵の人を動かす力に感動した。
    そこからいろいろな人と関わっていく中で、日本人が日本に居ながらにして西洋美術を楽しめる美術館を作ることを決め、そのために大量の絵画を購入するようになってく。このように絵に突き動かされ、社会のために美術館を作ろうとするモチベーションが素晴らしいと思った。
    戦争や関税によって購入した美術品を日本に持ち帰ることが難しく、購入した美術品が散逸しないように戦時中に保持するところにもドラマがある。
    最終的にフランスに接収されてしまった美術品を、交渉によって取返し、国立西洋美術館に収容されたのだ!

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    原田マハさんのアート小説、また読んでしまったー。パリのなんて優雅なこと!若いときに何度か行ったけど、建造物を見ても「ほー!」「へー!」と一通り感激しておしまい。ルーブル美術館なんて時間なくて駆け足だった記憶が、、。なんてもったいないことをしてしまったんだろうと、マハさんの小説を読んではガッカリしてる自分がいる(笑)
    本作も期待どおりの素晴らしい作品だった。前半少し読みにくかったんだけど、松方氏の生い立ちに入ってからは一気読み。
    ーおれはもう飛行機を造るのはやめる。その代わり、タブローを守るんだ。
    ーなんて美しいの。
    ー戦闘機じゃなくて、タブローを。
    戦争じゃなくて、平和を。
    美しいわ。…すばらしいわ。
    日置とジェルメンヌの会話、美しい。

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    史実を基にしたフィクションの傑作だと思う。

    この本を読んで国立西洋美術館に足を運んだ人は多いのではないでしょうか。絵画や近代史に興味が無い人にとっては、恥ずかしい思いをするのではないか、これから美術館自体の歴史を知るきっかけになるのではないでしょうか。

    それにしても、この作者は経歴もあるかと思いますが、史実を調べて小説に仕立てるのが素晴らしい。
    大好きな作家です。

    0
    2026年01月25日

美しき愚かものたちのタブロー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    美しき愚かものたちのタブロー
  • タイトルID
    :
    1147418
  • ページ数
    :
    496ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年06月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

原田マハ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す