【感想・ネタバレ】暗幕のゲルニカ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス!(解説・池上彰)

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Posted by ブクログ

ピカソの傑作「ゲルニカ」をめぐり、制作当時の1940年代と、現代の2001年からとの二つの時間軸が並行して展開される物語です。主人公は二人の女性。ゲルニカ制作当時のピカソのパートナー目線と、現代のピカソの展覧会を企画したキュレーター目線の話しが交互に展開されて、徐々に繋がりが紐解かれながら話しは進みます。
史実に即した部分の、登場人物のキャラクター感や、街の雰囲気の描写、内戦下の人々の心情の表現などは見事に文章にしていて入り込めます。
そして、物語中盤のハイライトはなんと言っても、ドイツの武官とピカソの会話
「この絵を描いたのは、貴様か」
「いいや。この絵の作者はーあんたたちだ」
ここで、見事に鳥肌が立った。
ここから怒涛の展開が進んで、読むのを途中で止められなくなります。
最後の一行まで。

芸術の史実を基にして、創作部分を見事にマッチさせたこの物語は、この作家のキュレーター経験と調査への熱意や興味がなせる技。
素晴らしい小説です。
この小説家をますます好きになりました。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ピカソの作品できちんと認識しているものはアヴィニョンの娘たちぐらいしかなく、ゲルニカはなんとなく見たことがある、程度であった。
本作を読み終えた今では、それが生み出された背景や絵から発信されるメッセージを理解し、"ピカソのゲルニカ"として強く印象づけられた。
またストーリーについても、70年近く離れた2つの時代が交互に描かれている訳だが、物語の後半になるにつれて伏線が回収されていく気持ち良さがある。
そして余韻を持たせた終わり方がおしゃれだ。

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2026年01月31日

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どこまでがノンフィクションかは良く分かりませんがピカソという人物をいささかでも知る事が出来た。原田マハさんの筆力には恐れ入りますね!

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2026年01月21日

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原田マハさんの作品はどこまで史実で、どこから創造か分からなくなるけど、美術はいつも3だった感性に乏しい私を芸術の世界に近づけてくれる。



そして、読んでいる途中に、アメリカがベネズエラを攻撃。何だか2026年初めから印象深い1冊の始まりなったな

小学生の頃、教科書でゲルニカを目にして、感受性乏しい私は「なにこれ」って思ってた、
でも今はどうにか、2つの時代の人々の平和への願いがどうか届きますようにと...願わずにはいられない。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

どこまでがフィクションでどこからがノンフィクションか判別出来ないが、作品に纏わる背景を知ることが出来てよかった。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

スペイン旅行で、ゲルニカをみるので読んでみた。
ゲルニカの背景やピカソの人生が垣間見れてよかった。戦争と平和のピカソからのメッセージを、肌で体験してきたいと思う。

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2026年01月05日

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ピカソの《ゲルニカ》を実際に目にした翌日、原田マハの『暗幕のゲルニカ』を読んだ。教科書で知っていた一枚の絵は、実物では想像以上に巨大で、名作が並ぶ美術館の中でも圧倒的な存在感を放っていた。その迫力と、言葉にできない物悲しさが強く心に残ったまま、この小説を読み始めた。

物語は、《ゲルニカ》に魅了された二人の女性の視点から交互に描かれる。ひとりは、ピカソが《ゲルニカ》を制作する過程を最も近くで見つめたドラ・マール。もうひとりは、現代のニューヨークでMoMAのキュレーターとして働き、9.11で夫を失った瑤子である。時代も立場も異なる二人だが、彼女たちの人生は《ゲルニカ》を軸に静かに呼応していく。

物語の大きな転機となるのは、平和への祈りを込めて描かれた《ゲルニカ》が、戦争を正当化する発言の場で「暗幕に覆われた」出来事だ。瑤子はその事実に強い違和感を覚え、《ゲルニカ》を再び人々の前に取り戻すために奔走する。一方でドラ・マールの視点からは、ピカソが怒りや絶望、そして平和への強い願いを絵に叩きつけていく過程が描かれ、芸術が生まれる瞬間の痛みと覚悟が伝わってくる。

二つの物語が交互に進み、やがて交差していく構成は終始スリリングで、ページをめくる手が止まらなかった。そして読み終えたとき、美術館で感じた《ゲルニカ》の壮大さと深い悲しみが、ピカソの揺るぎない平和への思いから生まれたものだったのだと、腑に落ちるように理解できた。

『暗幕のゲルニカ』は、芸術が時代や国境を越えて人の心に問いを投げかけ続ける存在であることを、静かに、しかし力強く教えてくれる一冊だった。実際に《ゲルニカ》を見た記憶と重なり合い、忘れがたい読書体験となった。

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2026年01月03日

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『楽園のカンヴァス』を読み終えた直後、その余韻に浸りながら手に取った一冊。
ピカソを愛し、《ゲルニカ》の魅力に取り憑かれた二人の女性。時代を隔てて描かれるその物語は、どこまでが真実でどこからが虚構なのか分からなくなるほどリアルで、読み進めるほどに引き込まれていきました。

私自身、小学生の頃に親に連れられて大塚国際美術館で《ゲルニカ》の陶板画を見たことがあります。上からは暖色の照明が当てられていたはずなのに、心に強烈に残ったのは物悲しく冷たい感情でした。困惑や恐怖。作中で描かれるゲルニカを前にした人たちの感情は、当時の自分の記憶と重なり、強く共感しました。

人生で初めてピカソを意識したのがこの《ゲルニカ》だったため主人公とは違い、私はこれまでピカソや彼の作品に苦手意識がありました。美術作品というより、もっと生々しい「何か」に触れてしまったような感覚。その正体がこの物語を読んで少し分かったような気がします。もう一度《ゲルニカ》を見に行きたくなりました。

※ 巻末に池上彰氏の解説がありますが、個人的には彼自身の思想や政治色が感じられました。物語の余韻を大切にしたい方にはあまりおすすめしません。この作品を読み終えたあとに、原田マハ氏や本書そのものに対する講評ではなく、あの解説で締めくくられるのは残念です。

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2025年12月27日

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心揺さぶられる一冊。
ピカソのゲルニカは10年ほど前に実際に鑑賞することができた。中学校の教科書にも載るほどの傑作は、そこにあることが当たり前のように力強く存在していた。

あの時、必死にこの絵からメッセージを読み解こうとしていたことを思い出しながら読んだこの小説は、ピカソに心を揺さぶられた人達の物語だと思う。

そして、戦争という誰のものでもないが、僕たちの物語として、避けることのできない出来事に振り回された人々の物語でもあると感じた。

ゲルニカの作者はピカソではなく、攻撃を行ったナチスのもの。そして、ゲルニカは人類皆のもの。
ゲルニカは作者や国境を越えて今もなお、戦争に対してのメッセージを発し続ける。
ただ存在し続けることで、多くの人々に問いを与える存在。
原田マハ作品の中でも屈指の作品。

個人的に、ドラとピカソの別れの表現。
自尊心というナイフで二人の関係という糸を切ったのだ。
一節に美しさを感じた。ドラのプライドと悲しさが内包されている。

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2025年12月18日

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ゲルニカを見に行きたくなった。人類はいつまで戦争続けるのか。原田マハの作品面白い、こういう本を読んでからマドリッド行きたかった。マドリット旅行で行って確かゲルニカ見たんだけど、なんも感動しなかった気がするわ。歴史的背景を知るって大事よね。

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2025年09月30日

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とても綺麗な話だった。
ピカソは奇を衒った芸術家のイメージがあったけど、感性豊かでそれでいて強い信念や深い思考を持った人だったのかな。
原田マハらしく、事実とフィクション、過去と現在の交錯の瞬間が気持ちよかった。
あの人たちがまた登場してちょっとほっこり。

最後の方のドラが鳩の絵の写真を撮る描写が綺麗で美しい。
自由、開放感、平和で穏やかな空間を感じた。

マドリードでゲルニカを観て圧倒された記憶が蘇ってきた。
また行きたいな

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

壮大で洋画のようなシーンもあり、読み応えがしっかりありました。どこまでが事実なのかは分かりませんでしたが、ペンは剣よりも強しと信じて生きる姿勢はどの時代も必要だなと…。

ピカソはもちろん、多くの芸術家が残したもののうえに現代が成り立っていることをヒシヒシ感じました。

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2026年01月24日

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読み終わった達成感がすごい。
話が壮大でどこからがフィクションか正直わからないけどずーっと楽しめる。
原田マハさんの作品はいろんな観点を知れるから楽しい

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

とにかく壮大だった。
「ゲルニカ」というかの有名な作品を真ん中に、過去と現在の女性とその周りの人々が守り抜き、戦ってきた苦しくも目を逸らすべきではない物語。

文体の相性は正直それほど良くない。
しかし、残り200ページくらいから、ドラと瑤子と同化するくらいのめり込んでしまった。

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2026年01月12日

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楽しみながら知識も得られる。アートが好きで本も好きだけど、無知な私にはうってつけの本だった。どこまでが事実でどこまでがフィクションなのかも分からないけれど、ピカソの絵を美術館で見たいと思わせてくれる本だった。

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2026年01月07日

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ピカソのゲルニカ
有名だけどこんなに歴史と紐づいているものだとは知らなかった
画家自身の人生というよりも、その画家と作品を愛した人のストーリーはとても面白かった

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2025年12月31日

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はじめて原田マハの小説を、楽園のカンヴァスを読んでとっても爽やかな余韻を感じれたので、同じアートにまつわる小説である暗幕のゲルニカも読んでみたが、暗幕のゲルニカは楽園のカンヴァスとは全く違い、戦争に対するとても強いメッセージが込められていた。爽やかとは程遠い、地に足着いてしっかり訴えてくる。これはこれで面白いしとても胸をうたれた。楽園のカンヴァスと同じなのは描かれた背景を知ると実物がとてつもなく見てみたいところ。アートは元々好きなほうだが、もっと知りたいと思う。原田マハ小説、他にも読んでみよう。

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2025年12月27日

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「剣より鋭い絵筆の力」

戦争や暴力ではなく、言葉やアートが持つ力の大きさを全ての登場人物のゲルニカへの想いを通じて痛感した。
時代や社会情勢が変化しながらも、その中でメッセージ性が失われることなく受け継がれていく――そんなゲルニカの存在に強く魅力を感じた。

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2025年12月10日

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同書を読むのは2度目。殆ど筋書きを忘れていて、読んだ記憶が所々あるも初見に近い感じで読み進めました。
主人公の八神瑤子とビカソの恋人ドラが生き生きと描かれ、何故か二人をオーバーラップしてしまいました。
ビカソの守護者であったスペインの大富豪バルド·イグナシオ、ビカソの最高傑作?「ゲルニカ」をナチスから避難先としてスペイン民主化まで保管していたMOMA理事長ルース·ロックフェラー、小説上の創作人物であるビカソの落し子マイテと9.11後にイラクに対する武力行使に走るアメリカに反戦反テロのシンボルとして「ゲルニカ」をMOMAビカソ展である「ビカソの戦争」の中心作品として何とかスペインから借り出そうとする主人公瑤子、その実現に向けての主人公の葛藤をビカソがゲルニカを描き、ナチスとの戦いの物語りと絡ませ、ラストまで描く構想力さらに小説の題名「暗幕のゲルニカ」に繋がるラストシーンの終わり方にも脱帽しました。
本書にはビカソの言葉として「芸術は飾りではなく、戦争やテロリズム、暴力と闘う武器なのだ」とありますが、その真偽は別にして「ゲルニカ」の成り立ちからして、この作品の意図そのものであり、芸術が持つ偉大な力を痛感しました。
でもキュビズムの絵はやはり自分には理解不能です。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

アートといえば原田マハ。私の遍歴では、リボルバーに続き2作目だったが、さすがの内容だった。
膨大な参考文献に基づいたピカソ、ドラたちの人物像と第二次世界大戦のアート史。
当時の時間軸と並行したアメリカ同時多発テロを契機としたアメリカ瑤子の物語。
瑤子を通して語る言葉が、最後、ピカソの伝文と重なり合ったところには感銘を受けた。
アート文学として至極の一冊。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

スペイン旅行の際に実物の『ゲルニカ』を鑑賞したが、あまりの衝撃に言葉を失い、立ち尽くしたのを思い出した。私だけでなく、周りに様々な国と人種の観光客もいたが、彼らもまた同様の反応だった。それほどまでに『ゲルニカ』が持つ力、芸術が持つ力というのは大きい。
本著も芸術が持つ恒久的な力を信じ、奮闘する姿が力強く描かれている。

長期連載ということもあってか、章が変わるごとに同じような説明やあらましが延々と繰り返されるため、テンポが非常に悪くなっている点がマイナス。

また、終盤の真実は完全に蛇足で、ヨウコも一人ではほとんど何も成し遂げてないのが残念。

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2025年11月12日

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原田マハさんの美術作品フィクションにハマり購読。
史実に限りなく近いようで、当時の情景や登場人物の心境に惹き込まれた。ゲルニカはスペインのゲルニカ地方が由来で、空襲があった悲惨な現状を、絵画を通して反戦を伝えるメッセージ性に心をうたれた。実際にスペインに見に行ったことがあるし、中学の美術の時間に模写をしたことのある思い出の作品であったため、改めて作品のメッセージ性や、テロリストに破壊されずに残されていることに感謝する。
物語もピカソの時代と、9.11のあった時代との往復で展開していくのが、歴史が繋がっていて面白かった。

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2025年11月12日

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美術館のキュレーターの仕事ってかっこいいですね。

ドイツ空軍による無差別攻撃を受けたゲルニカ。それを描いたピカソと、『ゲルニカ』の周りの過去と現代の話。
やはり原田マハさんの小説は面白い。
そして絵画も面白い。

反戦を絵画で訴えるピカソ。
芸術は銃よりも強い。

ピカソのアトリエ行きたいなー!

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

スペイン内線禍、恋人・ドラの目線でピカソを描く過去パートと、MoMAで働くヨーコがゲルニカの展示に奔走する現在パートが、交互に進む。

過去ではあるものの現実を基にしたピカソと、
現在だが架空の存在であるヨーコに起こる出来事たちのアンバランスさがクセになった。

大塚国際美術館でいつか見た陶板のゲルニカには大きさも含め圧倒されたけど、今度は本物を。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スペイン内戦〜終戦までのピカソパートと9.11〜2003年までの現代のパートを虚実織り交ぜながら描いたもの。国連安保理のロビーにゲルニカがあったことも知らないし、イラク空爆の会見時にゲルニカに暗幕が張られた話など全く知らなかった。美術については全く知識も興味もないが惹き込まれた。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

忙しい毎日に
なかなか本を開くことすらできない日々
だったけど、3ヶ月かけて読み終えた。

読めない日が続いても
開けた時にはその瞬間から
ちゃんと没入させてくれる。
ゆっくり読書も悪くない。

美術作品の意味やメッセージ性を
物語を通じて伝える。
作品を知るだけでなく、作者の意図や背景まで知ると、見方も変わる。

原田マハさんのアート作品は、
本当に美術館に行きたくなる。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

前〜に読んて登録もしていた原田マハさん。
星付けてなかったので改めました。

過去と現在が行き来して話が進む中、実在した(するであろう)人物もいるので、これ、どこまでが事実なんだろう?と美術関係全く無知な私には引っかかる事も多かったです。

原田マハさんを読み始めて最初の絵画中心の物語。重厚で、その熱意と知識量に圧倒されっぱなしで読み終えました。
これからも絵画中心の作品は手にとりますが、(実際に積読書有り)ついていけるかな、と少し不安になるくらい圧倒された作品でした。





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2025年09月23日

Posted by ブクログ

おもしろかった!!!!
ドラの気持ちに共感できた。泣く女、ドラ。
みんな言ってるけど、ゲルニカを鑑賞したい。
沖縄行く前にカフーを読みたかったんだけど、なくてたまたま手にとったこちら。パリに旅行に行くので結果タイムリーだった。パリの街に、ピカソのアトリエに、当時の彼らに想いを馳せたい。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

アート好きの入門編として読むにはもってこいの小説。この小説を読むことでピカソさんの作品を好きになる人が増えるのは嬉しい。
ただ自分には合わなかった。読みながら小説の世界を純粋に楽しもうと努力はしたが、やはりダメだった。ピカソさんの作品は良いと思うが、著者の女性的な観察・感情・言語運用が前面に出る文章様式が自分には合わないと再認識した。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

壮大なストーリー

〈ゲルニカ〉は、反戦のシンボルであり、「ピカソの戦争」の象徴なんだ。そしてそれは、「私たちの戦争」の象徴でもある。
わかるかい?
ピカソが、私たちが戦っている敵は「戦争」そのものなんだ。

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2025年12月31日

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